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検索結果 13,175 件

  • エコフィード配合割合が異なる飼養条件下で生産された「紀州和華牛」の肉質特性

    松橋 珠子, 長堀 百花, 後藤田 実咲, 後藤 洋人, 宮本 泰成, 白木 琢磨 近畿大学先端技術総合研究所紀要 (29) 35-42, 2024-03-31

    紀州和華牛は赤身肉ニーズの高まりを背景に開発された脂肪交雑を抑えた黒毛和種の牛肉である。紀州和華牛の生産には和歌山県産の食品加工副産物を利用して製造されたエコフィードを1割以上与えて肥育することや、積極的なビタミンA制限を行わないことなどの条件が定められている。さらに近年の飼料価格高騰によりエコフィードの混合割合を増やした肥育管理の経済的効果がさらに高まっている。しかし、このような条件下で生産さ…

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  • 欧州におけるエコデザイン規制の展開

    戸田 裕美子 マーケティング史研究 3 (1), 50-67, 2024-03-31

    <p> 本論文は,ファストファッションが登場してからおよそ30年の間に,ファストファッション企業の成長の副産物として生み出された環境負荷に目を向け,欧州において近年展開しているエコデザイン規制の展開を整理することを目的としている。ファストファッション企業のいくつかが欧州を起源にするということに加え,衣料品の消費市場として最大規模であるのがEUであるという事情も相まって,2010年代ごろからファス…

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  • クリンカー原料に生コンスラッジを用いた低温焼成型セメントの物性評価

    茶林 敬司, 大田 将巳, 加藤 弘義, 新 大軌 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 105-111, 2024-03-29

    <p>鉱物組成を調整した低温焼成型クリンカーはセメント製造における焼成工程の省エネルギー化が期待されるが、同時に石灰石の脱炭酸によって発生する原料起源のCO<sub>2</sub>排出量削減も課題となっている。本研究では、産業廃棄物である生コンスラッジをカルシウム源としてクリンカー原料の一部に使用し、低温焼成型組成のクリンカー鉱物およびセメントの物性に及ぼす影響を検討した。その結果、本検討の系で…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • カルシウムアルミノフェライトの水和反応に及ぼすアルカノールアミンの影響

    茶林 敬司, 安達 丈, 加藤 弘義, 新 大軌 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 26-34, 2024-03-29

    <p>本研究では、組成の異なるカルシウムアルミノフェライトの水和反応に及ぼすアルカノールアミンの影響について、水酸化カルシウムや炭酸カルシウムなどが共存する各種条件下で検討した。その結果、アルカノールアミンはカルシウムアルミノフェライトの水和反応を促進し、特にFe<sub>2</sub>O<sub>3</sub>比率の高いフェライトで反応促進効果が顕著であった。また、アルカノールアミンの中でもF…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • ラテックスワイドフォーマットプリンターの最新技術―ラテックスプリンターWF1-L640―

    勝倉 禎治 日本画像学会誌 63 (1), 105-108, 2024-02-10

    <p>ブラザーは,2030年度に向けたブラザーグループビジョン「At your side 2030」で,産業用領域の拡大を掲げている.そして,このビジョン達成に向けた2024年度までの中期戦略「CS B2024」では,「未来の事業ポートフォリオ」の創出に向けて,「インクジェットを核としたプリンティング技術の進化,応用範囲の拡大」を目指して活動を推進.</p><p>このたびブラザーが初めてサイン・…

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  • フィリピンにおける災害廃棄物管理の動向

    東 信太郎 Material Cycles and Waste Management Research 35 (1), 36-43, 2024-01-31

    <p>災害廃棄物管理に関する各国の政策をみていくと,その準備は必ずしも十分であるとはいえない。一方,東南アジアにおいては,いくつかの国において,災害廃棄物管理のガイドライン類の策定が進められている。具体的な動きの中で,フィリピンにおける動向を整理する。近年,フィリピンにおいては災害廃棄物管理への関心が高まり,いくつかの取り組みが開始されている。そうした動きを包括的に整理した事例はなく,本稿では中…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 現地資源利用を想定した火星定住候補地の検討

    新井 真由美, 宮嶋 宏行, 広崎 朋史, 諸島 玲治, 森山 枝里子, 安濃 由紀, 村川 恭介 Eco-Engineering 36 (1), 9-15, 2024-01-31

    <p>In recent years, space agencies including NASA, academia, non-profit organizations, and private companies have been considering potential human settlement sites on Mars. The First Landing …

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  • 災害廃棄物に関する日本の国際的取り組みの総括

    鳥居 ほのか, 小野 雄基, 岸野 泰治, 鈴木 慎也, 石垣 智基, 東 信太郎 Material Cycles and Waste Management Research 35 (1), 5-17, 2024-01-31

    <p>近年,気候変動に伴う災害の激甚化により,全国各地で甚大な災害が発生し,それぞれの被災地では災害廃棄物対策が進められてきた。災害廃棄物の迅速かつ適切な処理がその後の復興に向けた重要なポイントであり,このため平時から災害廃棄物対策に対する準備を行なっておくことの重要性が認識されている。</p> <p> …

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  • Existing Practices for Land Use Planning Practices in Hill Cities of India

    Sharma Swasti, Saini Ashutosh, Shrivastava Bhavna, Kumar Ashwani International Review for Spatial Planning and Sustainable Development 12 (1), 196-221, 2024-01-15

    ...Many scholars and researchers have expressed their views related to inappropriate development in the hills due to the lack of land use planning in these eco-sensitive areas but there are no in-depth studies...

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  • Waterfront Developments and Public Space

    Amrousi Mohamed El, Paleologos Evan K., Elhakeem Mohamed International Review for Spatial Planning and Sustainable Development 12 (1), 44-58, 2024-01-15

    <p>Abu Dhabi’s recent coastal development in the Eastern Mangroves area involves the construction of a new bridge that will connect the main archipelago to newly urbanized islands. This bridge …

    DOI Web Site 参考文献27件

  • 干潟浅場造成材としての固化しないカルシア改質土の有効性―メソコスム水槽による比較実験―

    小杉 知佳, 吉村 航, 加藤 敏朗, 小松 伸行, 古賀 あかね, 今尾 和正, 中村 航, 佐々木 淳, 中村 由行 水環境学会誌 47 (1), 15-25, 2024

    <p>底質材料としての固化しないカルシア改質土の有効性について, メソコスム水槽を用いて浚渫土砂単独を底質材料とした場合との比較実験を行い, それぞれに形成された干潟浅場生態系を比較して調べた。固化しないカルシア改質土は, 港湾浚渫で発生する土砂と製鉄副産物である転炉系製鋼スラグで構成し, その粒度分布や配合割合により, 製鋼スラグによるセメント固化を低減し, …

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 環境にやさしい家庭紙薬品の紹介

    津田 貴智, 土田 人史 紙パ技協誌 78 (2), 121-126, 2024

    近年,地球に優しい環境,働きやすい環境を作るため,PRTR法(化管法),安衛法,消防法などの各種法改正が行われている。<br>PRTR法では,令和5年より,多くの化学物質が対象物質として追加されることとなった。環境に配慮するためには,PRTR法該当物質を極力使用しないことが好ましく,弊社では,環境に優しい家庭紙薬品として,PRTR該当物質を全く含まないコーティング剤および剥離剤の開発に成功した。…

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  • 高精細地理情報と絵図を用いたEco-DRR施設の可視化

    小倉 拓郎, 島本 多敬, 水野 敏明, 山内 啓之, 片山 大輔, 八反地 剛 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 40-, 2024

    ...<p>湿潤変動帯に位置する日本では,集中豪雨に伴う土砂災害・洪水が頻発しており,気候変動に伴う災害の激甚化が懸念されている.水害から身を守るために,人々は伝統的に霞堤や水害防備林などの生態系を利用した災害リスク低減に資するEco-DRR施設を設けてきた.これらは,地域住民らが災害から身を守るための伝統知の賜物であり,昨今注目されている流域治水の考え方にならったものである.Eco-DRR施設の分布については...

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  • 「ファイナルファンタジー」ゲームシリーズにおける連載要素の分析

    バグバンモシリ ホメイラ 日本デジタルゲーム学会 年次大会 予稿集 14 (0), 20-24, 2024

    現在では、連載化はあらゆるメディア、特にデジタルフォーマットに存在するため、連載されたマスメディアの中で繰り返されるパターンが、その消費にどのような影響を与えるかを理解することは重要です。『ファイナルファンタジー(FF)』は、大規模な連載された数多くのロールプレイングゲームの一つであり、そのため、本研究では、『FF』ゲームシリーズにおける連載要素を理解することを目的とする。研究者は、Denso…

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  • 生態系サービスから考える海岸マツ林の利活用

    近藤 祐磨 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 17-, 2024

    ...</p><p></p><p>Ⅲ 利活用の意義・影響</p><p> 海岸マツ林の活発な利活用の現状を,生態系サービスという観点から考える.高度経済成長期以降,住民・市民から見放されてきた海岸マツ林に再び注目が集まることで,生態系減災(Eco-DRR)を中心とする②調整サービスや,より広く③生息地・基盤サービスのみならず,保健・休養を含む④文化的サービスもより広く理解される好機となることが期待される....

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  • エコセメントおよび海水を併用した高炉スラグ高含有コンクリートの初期強度増進について

    XU JIALE, 福永 隆之, 濵田 秀則 土木構造・材料論文集 39 (0), 133-139, 2023-12-29

    高炉スラグ微粉末(BFS)は混和材としてセメントの一部を置換することにより,コンクリートの性能を改善できる.また,BFSで置換し,セメントの使用量を減少させることによりCO<sub>2</sub>排出量を低減できるため,積極的な利用が期待されている.しかし,置換率が大きいほど,初期強度は低くなるという特徴がある.本研究では,初期強度の増進を目標として,エコセメントおよびBFSを結合材,海水を練混…

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  • 脱炭素配慮への意識変容を目指した住民対話の場のデザインに関する実践報告

    重 浩一郎, 坂巻 隆史, 西村 修 環境情報科学論文集 ceis37 (0), 287-293, 2023-12-08

    <p><tt>地域における脱炭素の実現に向けては行政だけでなく地域住民の参画・協力が重要である。本研究では,これまで政策提案などに活用されてきたフューチャー・デザインの考え方を取り入れた住民対話の場をデザインし,参加者の脱炭素に向けた意識についての調査分析を岩手県久慈市において行った。その結果,フューチャー・デザインを取り入れることで参加者から未来志向的なアイデアが出た一方で,家庭ですぐに取り組…

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  • 食品の残留農薬分析における現状と課題

    坂 真智子 FFIジャーナル 228 (4), 313-320, 2023-10-01

    Pesticide residues refer to residues of pesticides used in the production process of agricultural products for the purpose of weed and pest control in crops. Even when used as a pesticide, residues …

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  • 配合飼料へのアロエベラの混合が嗜好性とヤギの栄養および内臓器官の代謝機能に及ぼす影響

    長嶺 樹, 渡谷 真月, 砂川 勇人, 酒井 宏 日本暖地畜産学会報 66 (2), 53-59, 2023-09-30

    <p>輸入飼料依存による飼料費増大の抑制は畜産農家の課題であり,その解決策の1つがエコフィードで あるが,開発には嗜好性と有用性の解明が必須である.本研究では廃棄されているアロエベラに着目し,アロエベ ラ配合飼料の嗜好性と有用性の解明を試みた.ヤギ8頭(雄雌各4頭,2群に無作為配置)を供試し,対照区(市販飼料)と試験区(アロエベラ飼料)を設定した.嗜好性試験では採食量と採食時間を調査した.給与試…

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  • 水産エコラベルの普及と団体認証

    山尾 政博, 天野 通子 地域漁業研究 63 (3), 133-144, 2023-09-20

    ...<p>The Marine Eco-label Japan Council, MEL, which certifies fishery and aquaculture producers responsible for the sustainable use of fisheries resources and their management, as well as processing and...

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  • 宿泊行事と関連付けた総合学習「自然環境を守る/活かす」の取組

    お茶の水女子大学附属中学校研究紀要 52 (0), 161-, 2023-09-20

    本校では、第 2 学年における宿泊行事として、ユネスコエコパークである志賀高原への林間学校が位 置付けられている。総合的な学習の時間の取組として、 (1)人間と自然の共生を目指すデザインを考え提言すること (2)目的に沿ったプレゼンテーション資料を工夫をして作り発信すること をねらいとした一連の活動を行った。この学習は、前年度(第 1 学年)3 学期の学習が基礎になってい る。 …

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  • 伊勢自動車道 エコロード30年の評価

    夏目 壽一, 川西 良宜 日本緑化工学会誌 49 (1), 107-110, 2023-08-31

    <p>伊勢自動車道(玉城IC~伊勢西IC)は,伊勢神宮の内宮と外宮の中間を通過すること,また,伊勢志摩国立公園の一部を通過することから,計画当初より神宮司廳,環境庁(現環境省)との協議が行われた。神宮司廳との協議で,森林を中心とする生態系の破壊の防止に留意すること,特に大型動物の行動圏の維持のため横断路の確保に取り組むことの2 …

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  • 日本全国での樹木による炭素固定量算出手法の開発

    平林 聡 日本緑化工学会誌 49 (1), 149-152, 2023-08-31

    ...そこで本研究では,i-Tree Ecoの炭素固定量算出に用いられている地域ごとの樹木成長期間,樹勢,露光環境に基づく調整手法を適用することで,これら関東圏でのアロメトリー式を日本全国に適用可能とした。</p>...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 画像機器業界におけるブルーエンジェル環境ラベルの現状

    川口 博文, 大平 忠 日本画像学会誌 62 (4), 290-294, 2023-08-10

    <p>我々画像機器業界各社は,提供する製品の環境性能を顧客価値として提供するために各国の環境ラベルを取得し,販売を行っている.環境ラベルは販売する各国で制定されているが,その中で最も代表的な環境ラベルとして認識されているものにドイツの環境ラベルである「ブルーエンジェル」がある.そのため,このブルーエンジェルを参考にして各国は環境ラベルを制定している.本稿ではブルーエンジェルの概要と画像機器に関す…

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  • マルチサイズ対応の環境に優しい靴用脱臭グッズのデザイン

    鶴野 幸子, 秋月 勝久, 生島 あみ デザイン学研究作品集 28 (1), 1_100-1_103, 2023-07-31

    <p>本作品は、高性能で環境にやさしい靴用の脱臭グッズで、株式会社博有が開発した新素材の脱臭フィルターを使用し、近畿大学(福岡キャンパス)鶴野研究室が依頼を受け、デザインしたものである。両者が所在する旧炭鉱地帯への地域貢献を念頭に、地域内の障害者施設、就労継続支援施設で生産が可能になるように製造工程に配慮している。特徴として、本品は1形状1サイズのみであるが、簡単に形状(巻き方)を変えることで、…

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  • アゾベンゼン基を有する重合性モノマーの 液晶中での重合による水平配向技術

    水﨑 真伸 ネットワークポリマー論文集 44 (4), 160-166, 2023-07-10

    <p>液晶材料中にアゾベンゼン基を有する二官能重合性モノマーを溶解させた混合物を基板間に注入し,液晶材料のネマティック相―等方相転移点(Tni)以上の温度で偏光UV を照射することで,水平配向を発現させることができた。偏光UV 照射によって液晶を一軸方位に配向させるため,重合性モノマー中に,アゾベンゼン基を導入した。さらに光フリース転移によりラジカルを発生,重合することのできる官能基も導入した。…

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  • 生態系を活用した防災・減災の推進に向けた水災保険制度の貢献可能性

    西田 貴明, 吉田 丈人 環境情報科学 52 (2), 78-87, 2023-06-30

    ...将来の水災に対して,他国で実施されているように自治体による土地利用規制や防災・減災対策を保険制度と連携させることがリスクコントロールに重要であり,適切なリスク回避とリスク低減を介してEco-DRR の実現に保険制度が貢献することが期待される。 キーワード:</tt></p>...

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  • Tribological Performance Evaluation of Blended Lubricants Incorporated with Organic Polymer

    Opia Anthony Chukwunonso, Abdollah Mohd Fadzli Bin, Mamah Stanley Chinedu, Hamid Mohd Kameil Abdul, Audu Ibrahim Ali, Johnson Charles N., Veza Ibham, Ahmed Sule Tribology Online 18 (2), 64-77, 2023-06-15

    ...<p>Eco-friendly lubricants have drawn a lot of interest in the lubrication industry as a way of promoting global sustainability in response to the growing environmental pollution danger posed by the use...

    DOI Web Site 参考文献37件

  • 繊維循環に関する国際動向

    粟生木 千佳 Material Cycles and Waste Management Research 34 (3), 189-197, 2023-05-31

    <p>本稿では,EUエコデザイン規則案,テキスタイル戦略やフランス,オランダ等のテキスタイル資源循環に関連する取り組み,民間セクターのテキスタイルの環境配慮に関する各種イニチアチブの概要を取りまとめ,最近のテキスタイルと循環経済にまつわる関連国際動向について議論した。</p><p> 政策の大きな方向性としては,デジタル製品パスポートや消費者への情報開示の動きに加えて,製品製造におけるリサイクル可…

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  • ファッションと環境に関する日本の現状と課題

    岡野 隆宏 Material Cycles and Waste Management Research 34 (3), 158-167, 2023-05-31

    <p>国際的な課題となっているファッションの環境への影響について明らかにするとともに,衣類の再利用の現状と課題を整理し,サステナブルファッションの実現に向けた生活者と企業のアクションを提示した。日本においては,供給量の9 割に相当する衣類が1 年間に手放され,その7割近くが再利用されずに廃棄されている。従来からさらなる衣類の再利用は行われてきたが,中古衣料・ウエス・再生資材(反毛材料) …

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  • 日本のエコツーリズム研究におけるガイドの役割に関する試論

    藍場 将司, 原田 一宏 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 100-, 2023-05-30

    <p>日本のエコツーリズムにおいてガイドに期待される役割と、エコツアーガイドの現状と課題の明示を目的として、先行研究のレビューを実施した。また研究・社会におけるエコツーリズムの議論に関しても概観するため、「Cinii」に掲載された論文本文の文章解析、および新聞記事の傾向の明示と記事タイトルの文章解析を実施した。</p><p>先行研究・新聞記事ともに環境の保護や保全よりも利用に焦点が当てられており…

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  • 民間主体の生態系保全に資する組織連携の分析:南アルプスエコパークの事例

    鈴木 裕也, 内山 愉太, 香坂 玲 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 30-, 2023-05-30

    <p>近年、生物多様性分野の保全の実践では、公的機関による保護地域以外の保全地域(OECM)への期待が高まっている。国内でも登録が増加しているエコパークを例にすると、緩衝・移行地域は、経済・観光と保全を架橋する場であり、民間団体による生態系の保全と持続可能な利活用が調和した国際的なモデルとなる取組が行われており、OECMへの示唆に富む。一方、OECMでは、保全効果や保全地域の連続性の確保が求めら…

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  • i-Tree Ecoを用いたヒノキ人工林の貨幣価値の評価:炭素固定機能に着目して

    江口 則和, 小宅 由似 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 115-, 2023-05-30

    ...そこでEco値の精度を高めるため、Eco値を変換させる関数を構築してEco値に組み込んだ。その結果、Eco値を従来値に近づけることができた。今後多地点での検証が必要であるが、地域特有の変換式を構築し組み込むことで,人工林おいてもi-Tree Ecoを活用できる可能性が考えられた。</p>...

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  • Psychological Variability and Environmental Behavior

    KUME Suzuka, SATO Masayuki 環境情報科学 2022 (2), 13-22, 2023-05-22

    ...We focused on two points: (1) self-pluralism inhibits consistent environmental behavior, and (2) ego depletion reduces motivation for environmental behavior, even among eco-conscious individuals....

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  • 「かわさきエコ暮らし未来館」を訪ねて

    渡邉 力夫 電気学会誌 143 (5), 252-255, 2023-05-01

    <p>1.はじめに</p><p>神奈川県川崎市は京浜工業地帯の主要な一角を占め,埋め立て地を中心とした臨海部から多摩川右岸に沿った上流部まで鉄鋼・電機・食料品・石油・化学・輸送機などあらゆる産業の代表</p>

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  • 自然の賢明な活用を目指して:グリーンインフラ・NbS の推進における生態学的視点

    生態系管理専門委員会 調査提言部会, 西田 貴明, 岩崎 雄一, 大澤 隆文, 小笠原 奨悟, 鎌田 磨人, 佐々木 章晴, 高川 晋一, 高村 典子, 中村 太士, 中静 透, 西廣 淳, 古田 尚也, 松田 裕之, 吉田 丈人 保全生態学研究 28 (1), n/a-, 2023-04-30

    <p>近年、日本では、急速な人口減少が進む中、自然災害の頻発化、地域経済の停滞、新型コロナウィルス感染症の流行等、様々な社会課題が顕在化している。一方で、SDGs や生物多様性保全に対する社会的関心が高まり、企業経営や事業活動と自然資本の関わりに注目が集まっている。このような状況を受けて、グリーンインフラ、NbS(自然を活用した解決策)、Eco-DRR(生態系を活用した防災減災)、EbA(生態系…

    DOI Web Site

  • Computational capability of ecological dynamics

    潮, 雅之, 渡邉, 一史, 福田, 康弘, 徳留, 勇志, 中嶋, 浩平 Royal Society Open Science 10 (4), 2023-04

    Ecological dynamics is driven by complex ecological networks. Computational capabilities of artificial networks have been exploited for machine learning purposes, yet whether an ecological network …

    DOI HANDLE Web Site ほか1件 参考文献33件

  • エコバッグを用いた万引きの現状と対策の検討—パート・アルバイト店員を対象とした調査から—

    大久保, 智生, 皿谷, 陽子 香川大学教育学部研究報告 8 69-76, 2023-03-31

    本研究ではパート・アルバイト店員を対象として、レジ袋有料化以降のエコバッグを用いた万引きの現状と対策について検討することを目的とした。パート・アルバイト店員248名に対して、レジ袋有料化以降の万引きの現状と対策、防犯意識、ホスピタリティ、防犯対策を尋ねた。分析の結果、パート・アルバイト店員はレジ袋有料化以降、エコバッグの使用が増加したと考えており、エコバッグ不正使用への声かけを実施しておらず、声…

    機関リポジトリ Web Site

  • 仙台海岸深沼地区における東日本大震災後の環境モニタリングの取組

    佐藤 高広, 土井 康義, 鈴木 雅人, 樋村 正雄, 沖津 二朗, 三宅 孝明, 塩澤 直人, 川崎 敦, 竹門 玄地, 町田 禎之, 萱場 祐一 応用生態工学 25 (2), 189-206, 2023-03-31

    <p>仙台湾南部海岸の深沼地区では,東日本大震災後の海岸堤防の復旧工事において,海岸堤防の法線を堤内地側へ移動する(セットバック)を含む環境保全対策が行われた.応用生態工学会仙台では,砂浜生態系および生物群集に対する環境保全対策の効果を評価するために,2018 年度(平成 30 年度)に「仙台海岸環境モニタリングプロジェクト」を立ち上げ,2019 …

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献5件

  • トンネルコンポスト方式による一般廃棄物の固体回収物燃料化

    鎌倉 秀行 Material Cycles and Waste Management Research 34 (2), 129-134, 2023-03-31

    <p>香川県三豊市にあるバイオマス資源化センターみとよでは,日本初となるトンネルコンポスト方式によるごみ処理を行なっており,一般家庭等から排出される燃やせるごみを微生物を用いて発酵乾燥し,選別することで固体回収物燃料原料にリサイクルしている。この原料を固形回収物燃料製造工場で製品化し石炭代替燃料として最終的に販売している。</p><p> …

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  • 生態的・空間的関係をとらえるための地図の活用 : 高等学校におけるアムール川流域-親潮域の地理学習の例

    中村, 洋介, ナカムラ, ヨウスケ, Nakamura, Yosuke 駒澤地理 59 49-60, 2023-03

    地理の技能として中村和郎は二つのアプローチがあることを指摘した。それは,自然と人間活動の諸要素が複雑に関係し合うシステムを統合的にとらえるアプローチと,場所や地域の特性から他の場所や地域との関係をとらえるアプローチである。地理教育では,地域の生態系についての空間秩序を示す手法を学習に取り入れることが課題として挙げられる。そこで,高校地理の授業において,アムール川流域と親潮海域を生態学的に関係づけ…

    機関リポジトリ

  • 超高塗着エアレス塗装機開発による新塗装プロセスへの挑戦

    大竹 伸弥 色材協会誌 96 (2), 75-81, 2023-02-20

    <p>トヨタは環境チャレンジ2050を掲げ,工場から排出されるCO<sub>2</sub>削減に取り組んでいるが,その約22%は塗装工程からの排出である。</p><p>塗装工程からのCO<sub>2</sub>排出量削減のためには,塗着効率の大幅な向上が必須である。今回,従来のエアを使用した微粒化機構を廃止し,静電気の力を最大限に利用して塗装することで,塗着効率を圧倒的に向上させた超高塗着エアレ…

    DOI Web Site

  • Boundary exchange completes the marine Pb cycle jigsaw

    Mengli Chen, Gonzalo Carrasco, Ning Zhao, Xianfeng Wang, Jen Nie Lee, Jani T. I. Tanzil, Kogila Vani Annammala, Seng Chee Poh, Federico M. Lauro, Alan D. Ziegler, Decha Duangnamon, Edward A. Boyle Proceedings of the National Academy of Sciences 120 (6), 2023-01-30

    <jats:p>Material fluxes at the land–ocean interface impact seawater composition and global cycling of elements. However, most attention has been focused on the fluvial dissolved fluxes. For elements …

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • Carbon uptake in Eurasian boreal forests dominates the high‐latitude net ecosystem carbon budget

    Jennifer D. Watts, Mary Farina, John S. Kimball, Luke D. Schiferl, Zhihua Liu, Kyle A. Arndt, Donatella Zona, Ashley Ballantyne, Eugénie S. Euskirchen, Frans‐Jan W. Parmentier, Manuel Helbig, Oliver Sonnentag, Torbern Tagesson, Janne Rinne, Hiroki Ikawa, Masahito Ueyama, Hideki Kobayashi, Torsten Sachs, Daniel F. Nadeau, John Kochendorfer, Marcin Jackowicz‐Korczynski, Anna Virkkala, Mika Aurela, Roisin Commane, Brendan Byrne, Leah Birch, Matthew S. Johnson, Nima Madani, Brendan Rogers, Jinyang Du, Arthur Endsley, Kathleen Savage, Ben Poulter, Zhen Zhang, Lori M. Bruhwiler, Charles E. Miller, Scott Goetz, Walter C. Oechel Global Change Biology 29 (7), 1870-1889, 2023-01-17

    ...Here, we provide new estimates of recent (2003–2015) vegetation gross primary productivity (GPP), ecosystem respiration (<jats:italic>R</jats:italic><jats:sub>eco</jats:sub>), net ecosystem CO<jats:sub...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件

  • 食品加工副産物を利用したクロアワビ(<i>Haliotis discus discu</i>s Reeve) 養殖飼料の開発

    伊藤 智広, 山本 大, 瀧田(森) 優子, 阿閉 耕平, 横山 一樹, 中島 綾香, 鈴木 健吾 日本食品科学工学会誌 70 (1), 13-24, 2023-01-15

    <p>アワビは商業的価値の高い水産物であるが, その漁獲量は年々減少の傾向にある. 水産資源管理や商業的目的から世界各地で養殖が行われているが, 効率の良い成長促進が期待できる飼料の開発が求められている. 本研究ではクロアワビ養殖のためのエコフィード (食品循環資源利用飼料) を食品加工時の副産物であるおからや酒粕, 米糠を主原料として作製した. 9ヶ月の給餌試験の結果, …

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  • <論文>芦生研究林のきのこ相: 過去の文献調査と2019-2021の現地調査から

    赤石, 大輔 森林研究 82 1-15, 2023

    京都大学芦生研究林(以下,研究林)は60年ほど前からきのこの発生状況等に関する調査が断片的に実施されてきたが,それら調査結果が整理されておらず,研究林のきのこ相の把握ができていなかった.そのため,本研究では研究林のきのこ目録を作成するため,過去の文献調査と新たな現地調査を実施し,現在までに研究林で確認されたきのこ種数を明らかにした.文献調査を行った結果,芦生研究林では研究林内で確認されたきのこの…

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  • Sub-4 nm mapping of donor–acceptor organic semiconductor nanoparticle composition

    Ingemar Persson, Hugo Laval, Sylvain Chambon, Gwenael Bonfante, Kazuhiko Hirakawa, Guillaume Wantz, Benjamin Watts, Matthew A. Marcus, Xiaoxue Xu, Lei Ying, Girish Lakhwani, Mats R. Andersson, Julie M. Cairney, Natalie P. Holmes Nanoscale 15 (13), 6126-6142, 2023

    ...<jats:p>The first report of sub-4 nm mapping of donor : acceptor nanoparticle composition in eco-friendly colloidal dispersions for organic electronics.</jats:p>...

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  • 災害廃棄物処理の観点からみた廃棄物関連業務の実態と平時における対策に関する研究

    鈴木 慎也, 多島 良, 立藤 綾子 廃棄物資源循環学会論文誌 34 (0), 93-105, 2023

    本報告では,全国市区町村アンケート調査に対する 747 件の回答結果をもとに,平時の廃棄物関連業務の実態を災害廃棄物処理の観点から整理し,自治体規模別の特徴を明らかにするとともに,平時における災害廃棄物対策のあり方について検討を行なった。その結果によれば,人口規模が小さくなるほど担当職員の不足を感じながら業務をこなしており,住民からの問い合わせ対応,収集運搬の実務等を優先的に行う一方,処理計画策…

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  • 高速炭酸化処理による木質バイオマス灰へのCO<sub>2</sub>固定化・資材化の実証

    後藤 幸宏, 藤原 大, 前田 有貴, 福富 裕太, 瀧本 絢子, 小倉 正裕, 島倉 久範, Gunning Peter 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 431-, 2023

    <p>木質バイオマス発電は脱炭素電源で注目される一方、発生する木質バイオマス灰の多くは産廃処分されており、再資源化および有効利用化が求められている。そこで本研究では、木質バイオマス灰の重金属溶出抑制およびリサイクルを目的に、CO<sub>2</sub>固定化・資材化プロセスについて実証プラントでの評価を行った。木質バイオマス灰を炭酸化した粉体、およびその粉体にバインダー等を加えて造粒した造粒物を…

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  • 視覚障害患者の服薬支援を考慮した点眼薬の製品開発状況に関する医薬品製造販売業者への意識調査

    秋山 滋男, 宮本 悦子, 毎田 千恵子, 堀 祐輔, 土井 信幸 アプライド・セラピューティクス 18 (0), 1-8, 2023

    視覚障害者が点眼薬の適正な使用方法を理解し、アドヒアランスを維持するためには、 医薬品製造販売業者が提供する販促品の視認性への工夫や点字情報などの提供が推奨される。本研究では特に医療用点眼薬の医薬品製造販売業者を対象に、視覚障害者が適正に点眼薬を使用するための服薬支援に関する市場調査の実施や販促品などの商品開発状況について医薬品製造販売業者(44社;回答29社)へ意識調査を行った。 …

    DOI 医中誌

  • 非飲料向け紙パック「SPOPS(スポップス)」の用途開発と今後の展開

    野田 貴治 紙パ技協誌 77 (5), 432-435, 2023

    日本製紙は,飲料用紙パック事業において「原紙製造~加工~充填機~使用済み紙パックの回収・リサイクル」までのトータルシステムサプライヤーとしての機能を確立し,多様な製品の開発・生産を行ってきた。人口減少や牛乳離れなどの背景から,飲料用紙パック需要の低減が見込まれる一方で,化粧品・日用品分野における容器包装の環境対応ニーズに応えるべく,飲料用紙パックの製造・開発で培ってきた技術を応用し,化粧品・日用…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 家庭調理での省エネの工夫によるエネルギー使用量及びCO<sub>2</sub>排出量削減効果

    三神 彩子, 赤石 記子, 笹岡 恵梨, 木村 康代, 長尾 慶子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 151-, 2023

    <p>【目的】日本は2050年カーボンニュートラル実現に向け,家庭部門において2030年までに約66%のCO<sub>2</sub>削減(2013年度比)を目指している。家庭においてCO<sub>2</sub>削減に向けた行動変容を促すためには,分かりやすい情報を提供することに加え,節約や時短などのメリットを示すことが重要である。本研究では,家庭調理に焦点を当て,よく家庭で作られているカレーとパ…

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  • 最終処分場浸出水原水モニタリングにおけるバイオアッセイの実用化

    豊久 志朗, 藤原 尚美, 中嶋 友希子, 宮後 靖浩, 森岡 あゆみ, 石橋 弘志, 樋口 壯太郎, 佐藤 研一 廃棄物資源循環学会論文誌 34 (0), 59-69, 2023

    最終処分場では早期安定化が重要な課題であり,放流水,地下水,埋立ガス,埋立地内部温度等,さまざまなモニタリングが行われている。中でも,浸出水原水の水質は埋立地全体を評価できるモニタリング項目として重要である。浸出水には多種多様な化学物質が含まれることから,従来から実施されている化学分析を補完できるバイオアッセイの活用が求められている。一般的に化学分析と比較し,バイオアッセイは試験に長時間を要する…

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  • 機械学習を用いた予測制御技術による廃棄物処理施設の主蒸気流量安定化

    柴崎 絢史, 福川 宙季, 渡邉 圭, 谷田 克義, 奥住 宣裕 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 351-, 2023

    <p>廃棄物処理施設では、廃熱によって発生させた蒸気を作動流体として蒸気タービンで電力を発生させており、主蒸気流量の変動を抑制することは電力供給の安定化に繋がる。主蒸気流量の制御に主蒸気流量の現在値に基づいたフィードバック制御を用いる場合には、制御の影響が現れるまでには遅れが生じる。そのため、制御量を決定したときと制御の影響が出るときの主蒸気流量の状況が異なり、制御が正しく機能せずに蒸気量が安定…

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