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検索結果 690 件

  • 携帯電話周波数帯電波ばく露時の医療用埋込金属プレートに起因した温度上昇と局所SAR空間平均寸法の相関検討

    脇 修平, 日景 隆, 長岡 智明 J107-C (4), 89-97, 2024-04-01

    ...医療用金属プレートを埋め込んだ人体に電波をばく露したときの生体組織内の温度上昇を評価した.FDTDに基づく数値解析を行い,携帯電話周波数帯の電波を照射したときの,埋込金属プレートによる共振現象に起因した局所的なSAR上昇を計算し,それを熱源とする生体熱輸送方程式を解くことで,定常状態における生体組織内の温度分布を推定した.均質媒質を及び数値人体モデルを用いて推定したSAR分布及び温度分布から,特定...

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  • 実験と計算で探るクサカゲロウの翅の反射防止性能

    吉田 一也 色材協会誌 97 (3), 73-76, 2024-03-20

    ...とくに,透過率測定の結果と時間領域差分(FDTDの結果を中心に紹介する。本稿で紹介する研究成果はおもに基礎的な動機により行われ,得られたものであるが,広く色材研究に貢献することを期待したい。</p>...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • Java3DとFDTDを用いたオフセットパラボラアンテナからの放射シミュレーション

    矢尻 凜太郎, 工藤 孝人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 75-75, 2023-08-31

    ...<p>本研究では,電磁波の挙動を擬似的に可視化し,教育・研究の現場で役立てる目的のもと,Java3DとFDTDを用いて電磁波の伝搬を可視化する電磁波シミュレータの開発・改良を行っている.本稿では,クロスダイポールアンテナを波源として用いた疑似的なオフセットパラボラアンテナにおいて電磁波のパラボラ面での挙動を動画シミュレーションにより表現したので報告する.本研究でのシミュレーション結果を通して,パラボラ...

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  • 3次元人体モデルを用いた電磁波散乱に関する研究

    奥川 拓海, 横田 光広 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 187-187, 2023-08-31

    ...本研究では、四角柱を基本とした人体が立った場合及び座った場合の3次元人体モデルを作成し、アンテナから放射される電波の電波散乱特性に関して、FDTDを用いて数値的に検討している。屋内を想定した環境の中で、電波の周波数を無線LANで用いられる5GHzに設定し、3次元人体モデルの体勢や体の向き及び大きさを変え、人体後方への散乱特性や人体への吸収特性について計算を行う。</p>...

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  • 交差型誘電体周期構造と正方環型FSSを組み合わせた2周波帯域の電磁波遮へい

    柳井 友徳, 工藤 孝人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 76-76, 2023-08-31

    ...<p>近年,様々な通信手段の普及により,医療機関で無線通信の導入が進んでいる.より高度な医療が可能になる一方で,医療機関に無線通信機能を持った電子機器が持ち込まれ,医療機器との電磁波干渉を起こす危険性がある.本稿では,交差型誘電体周期構造と正方環型FSSに着目し,これらを組み合わせた構造体により,無線LANの使用周波数帯である2.4GHz帯と5GHz帯の2つの帯域遮へいを目的とし,FDTDに基づく...

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  • 人工ニューラルネットワークを用いた均質媒質中に含まれる空隙の厚さ・位置の推定

    上水流 直紀, 圓谷 友紀, 孟 志奇 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 73-73, 2023-08-31

    ...この解析法はこれまで用いてきたFDTDでの解析と比較して計算が速いなどの利点があることを確認した。先行研究を踏まえて本報告では、まず、コンクリート壁を無損失の均質媒質と仮定して、周波数領域解析法で求めた電磁散乱波のデータから、ANNを用いて媒質内部に含まれる空隙の厚さ、及び位置の推定を試みる。...

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  • 楕円体反射板と遮蔽板を用いた音源位置探査に関する研究

    宮崎 京介, 天利 友哉, 辺見 信彦, 上原 宏史 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 207-208, 2023-08-31

    ...<p>楕円体形状の反射板を用いた新しい音源位置探査法を考案し,反射板の形状や音源からマイクロホンへの直接波の影響を低減させる遮蔽板の形状や位置などをFDTDによる2次元シミュレーションにより調査し,実際の反射板と遮蔽板を設計・製作した。音源の周波数や位置に対する提案法の応答特性について実験により調査した結果を報告する。</p>...

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  • 電波ばく露と青少年の健康影響に関する疫学研究にむけた携帯型ばく露計の人体遮蔽影響推定

    杉村 海渡, 山本 康平, 日景 隆, 山﨑 圭子, 田村 菜穂美, 宮下 ちひろ, 岸 玲子 電子情報通信学会論文誌B 通信 J106-B (8), 562-569, 2023-08-01

    電波ばく露が青少年の神経発達に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした疫学研究が実施されている.同研究でばく露量推定に用いられる携帯型個人ばく露計は,被験者に近接配置されるため被験者自身の人体による反射及び遮蔽影響を受信特性に含むことになるが,これら影響をこれまで定量的に評価した例はない.本論文では,携帯型個人ばく露計について人体が受信特性に与える影響を定量的に評価し,全身平均SARによるばく露…

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  • 非接触PIM測定における高強度IM源の物理的構造の影響評価

    肖 琨, 室伏 竜之介, 久我 宣裕 電子情報通信学会論文誌B 通信 J106-B (7), 398-399, 2023-07-01

    ...アンテナの非接触PIM評価において,調和平衡法とFDTDを組み合わせたシミュレーションを用いて,非接触PIM測定で用いる高強度IM源の物理的構造が結合量及び,PIMに与える影響を示している....

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  • NGnetを用いたマイクロ波融雪システム用モルタルブロックのトポロジー最適化

    伊藤 桂一, 丸山 珠美, 中津川 征士, 中村 尚彦, 村本 充, 奈須野 裕, 大島 功三, 山本 綱之, 大宮 学, 玉山 泰宏 J106-C (5), 164-171, 2023-05-01

    ...近年,マイクロ波によってモルタルブロックを加熱する新しい融雪方式が注目されている.本研究では1スロットの導波管スロットアンテナに装荷されたモルタルブロックの構造設計にトポロジー最適化を導入した.トポロジー最適化には関数近似器として正規化ガウス関数ネットワーク(Normalized Gaussian Network:NGnet)を用い,電磁界-熱のマルチフィジックス解析にはFDTD(時間領域差分法)...

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  • NGnetを用いたトポロジー最適化によるFSS電波吸収体の設計

    佐藤 裕汰, 萓野 良樹, 上 芳夫, 肖 鳳超, 伊藤 桂一 J106-C (5), 187-196, 2023-05-01

    ...FSS電波吸収体は,設計段階や調整段階に試行錯誤を繰り返す必要があるために,最適解を探索する時間とコストを要することが懸念される.本論文では,既存の形状にとらわれない新たな金属パターン形状を自動で生成することでFSS電波吸収体の設計を行うことを目的として,FDTDによる電磁界解析と,NGnet(Normalized Gaussian Network)を用いたトポロジー最適化を組み合わせて,FSS電波吸収体...

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  • Newmark-Beta法により一般化された単一場FDTDスキームの精度評価

    藤田 和広 J106-C (5), 204-206, 2023-05-01

    ...本論文では,Newmark-Beta法に基づく新たな単一場FDTDスキームを提案する.提案手法は,Sadrpourらによって提案された電界の波動方程式とCrank-Nicolson法に基づく単一場FDTDの一般化とみなすことができる.Sadrpourらの手法との比較を行い,提案手法は従来法よりも大域的相対誤差のレベルが低いことを見出す....

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  • データ同化を用いたコンクリート内部の比誘電率分布推定に関する基礎的検討

    山本 佳士, 久保 洸太, 藤森 竣平, 園田 潤 土木学会論文集 79 (15), n/a-, 2023

    ...<p>コンクリート内部の非均質な比誘電率分布を推定する手法として,有限時間領域差分法(FDTD )にデータ同化手法の一つであるアンサンブルカルマンフィルタを適用した手法を提案した.既往の研究において,電磁波伝播問題を対象とした FDTD シミュレーションに対してデータ同化を適用した例はないため,本研究では単純なモデルを用いた数値実験により提案手法の適用性の検討を行った.具体的には,モルタルおよび骨材相...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • pix2pixを用いた地中レーダ画像のデータかさ増しとその効果

    木本 智幸, 松井 翔太, 園田 潤 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 4F3GS1005-4F3GS1005, 2023

    ...この問題に対処するために我々は、FDTDによる物理シミュレーションでレーダ画像を大量に生成する手法を試みてきたが、FDTDは大きな計算機パワーを要するため数万枚の生成に数ケ月の時間を要する問題にぶつかっていた。そこで本研究では、FDTDによる少量のシミュレーション画像と条件付きGANの一種であるpix2pixを用いることで、高速に大量のレーダ画像を生成する手法を提案する。...

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  • アンサンブルカルマンフィルタを用いた地中レーダのアンテナモデルの逆推定

    光永 宏希, 山本 佳士, 園田 潤 AI・データサイエンス論文集 4 (3), 823-831, 2023

    ...<p>レーダ試験を対象とした電磁波伝播シミュレーションにおける,アンテナモデルの未知パラメータを推定することを目的として,有限時間領域差分法(FDTD)にデータ同化手法の一つであるアンサンブルカルマンフィルタを導入した手法の適用を試みた.同手法の適用の基礎的な検討として,単純な媒質に対するレーダ試験のシミュレーションを対象とした双子実験を行い,アンテナモデルのパラメータの推定精度を検証した.検証の...

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  • Whispering Gallery Modeレーザの放射指向性制御に関する検討

    三島 拓馬, 上村 凌平, 岸本 誠也, 大貫 進一郎 J105-C (10), 270-277, 2022-10-01

    ...円柱状微小共振器の円周上を周回するWhispering Gallery Mode(WGM)を利用したレーザの放射指向性は特有の回転対称となる.本文では,共振器の形状変化を伴わない放射指向性の可変制御を検討し,ビームステアリングデバイスやスイッチング素子等への応用に向けた基本原理を確立する.WGMレーザの放射指向性は,電磁界解析に広く用いられるADE-FDTDによりシミュレーション検証し,共振器に励起...

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  • 腫瘍を想定とした人体頭部の電波影響に関する数値的評価

    大野 楓真, 横田 光広 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2022 (0), 202-202, 2022-09-15

    ...本研究では、高周波からの腫瘍を想定した人体頭部への影響を、FDTDならびに生体熱輸送方程式を活用して数値的に評価する。数値解析に採用した周波数はISM(Industry Science and Medical)周波数の1つである2.45GHzである。モバイル端末使用前より体温が上昇し、主要部分でも温度変化を確認することができた。...

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  • プリズムを用いた光入力素子の結合特性に関する研究

    若杉 郁斗, 横田 光広, 中 良弘 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2022 (0), 92-92, 2022-09-15

    ...本論文では、FDTDを用いて光波をプリズムカプラを通して3層非対称スラブ導波路に結合させる場合の結合特性を調べている。</p>...

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  • 周波数領域解析法を用いた層状媒質の時間領域散乱シミュレーションに関する基礎検討

    上水流 直紀, 圓谷 友紀, 孟 志奇 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2022 (0), 94-94, 2022-09-15

    ...散乱波の時系列データを求める際に、筆者らはFDTDを用いてきた。FDTDは解析領域が広い場合、長時間シミュレーションが必要な場合、または入射波の波長が短い場合で、計算時間が長くなる。また媒質のパラメータが大きく変化する場合、境界の処理が難しい問題もある。本報告では層状媒質からの散乱問題に対して、周波数領域解析法を用いたシミュレータを作成し、FDTDと比較してその優劣を考察する。</p>...

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  • 二次元媒質に含まれる空隙検出のためのAI利用に関する基礎検討

    鈴木 健文, 圓谷 友紀, 孟 志奇 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2022 (0), 93-93, 2022-09-15

    ...教師データおよび推定精度確認⽤の試験データは共にFDTDを⽤いた⼆次元シミュレータにより⽣成し、ニューラルネットワークを⽤いた媒質内部の空隙検出の可能性を明らかにする。</p>...

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  • EOポリマーを利用したプラズモニック光フェーズドアレーの提案

    桑村 有司, 日端 恭佑 J105-C (6), 207-217, 2022-06-01

    ...本論文では,電気光学ポリマーを利用したプラズモニック位相変調器をアレー状に並べた新型のプラズモニック光フェーズドアレーを提案する.提案素子では,波長1.55 μmにおいて,素子からの光出力ピークは1本のみでかつ,電圧制御で出力光が100度以上の範囲で偏向走査可能な素子を設計できることを2次元FDTDによる数値計算で確認したので報告する.ポッケルス係数r33=200 pm/Vの電気光学ポリマーを利用...

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  • Drude-Lorentzモデルに対する複数の周波数分散性FDTDスキームにおける反射係数の数値精度の比較

    杉本 陸, 鈴木 敬久, 柴山 純, チャカロタイ ジェドヴィスノプ J105-C (5), 167-175, 2022-05-01

    ...周波数分散性媒質に対するFDTDとして提案されている,帰納的畳込み(Recursive convolution: RC)法,補助微分方程式(Auxiliary differential equation: ADE)法,Z変換法を1次元のFDTDに組み込み,Drude-Lorentzモデルに基づく金における反射をシミュレーションした.これまでに,これらの手法において,反射係数の精度を定量的に示し,...

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  • 陰的及び半陰的FDTDによるTM透過/TE除去THz導波路偏光子の解析

    柴山 純, 五味 頌子, 山内 潤治, 中野 久松 J105-C (5), 185-192, 2022-05-01

    ...陰的及び半陰的有限差分時間領域(FDTDを用いてTM透過/TE除去THz導波路偏光子を効率良く解析する.はじめに,局所的一次元法に基づく陰的FDTDを用いて導波路偏光子を透過するTMモードを解析し,従来の陽的FDTDの結果と比較する.時間刻み幅を陽的FDTDの55倍に選んだ場合,導波モードパワーの最大誤差率が10%程度となることを許容すれば,計算時間を陽的FDTDの10%に短縮できることを...

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  • 球電極間の衝突ESDに伴う過渡磁界の影像ダイポール法による距離減衰の計算と球サイズの増強効果

    王 建青, 石田 武志, 戸澤 幸大, 藤原 修 電子情報通信学会論文誌B 通信 J105-B (4), 414-422, 2022-04-01

    ...帯電金属体の静電気放電(ESD)に伴う過渡的な電磁界は電子機器に強い電磁障害を引き起こす.発生レベルは金属体のサイズが大きいほど増大するが,効果の物理機構には不明の部分が多い.静止ギャップの金属球間ESDの放射電磁界は,先行研究の火花抵抗則を組み合わせた影像ダイポール法で解析でき,パルス放電実験とFDTD(時間領域差分法)の数値計算で解析の妥当性が検証され,球サイズのレベル増強効果が既に示されている...

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  • MEMDを用いたフォトニック結晶内の電磁波周波数解析

    重田, 大祐, 董, 然, 生野, 壮一郎 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 147-148, 2022-02-17

    ...を用いて電磁波電波シミュレーションを行い,得られた結果に対して電磁波周波数を多変量経験的モード分解(Multivariate Empirical Mode Decomposition: MEMD)を用いることにより,フォロニック結晶内の電磁波伝播周波数解析を行う....

    情報処理学会

  • 周波数分散をもつメタマテリアルのFDTD解析について

    有馬 卓司, 宇野 亨 J105-C (2), 65-73, 2022-02-01

    ...FDTDのアルゴリズムは極めて単純であるにもかかわらず実用的な計算精度が容易に得られることから,多くの複雑な問題に適用されている.一方,メタマテリアルはマイクロ波やアンテナの分野で広く開発が進む新しい技術として最近注目を集めている.そこで本論文はメタマテリアルを構成する周期構造体による電磁波散乱特性をFDTDによって解析する方法を述べる.更にアンテナの問題のように,周期構造の中に非周期構造が混在...

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  • 深層学習を用いた地中レーダ画像の識別精度向上法

    木本 智幸, 新野 稜, 園田 潤 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 2P5GS1004-2P5GS1004, 2022

    ...これまで、FDTDにより大量のレーダー画像を生成し、AIシステムを訓練する手法を開発してきました。 しかしながら、FDTDを実行するための正しい物理定数が不明であるため、正しい画像を生成することは困難です。 本研究では、FDTDによる大量の不正確なレーダー画像とわずか1枚の現場で撮った高精度レーダー画像を使用して、大量の高精度レーダー画像を生成する方法を提案します。</p>...

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  • NGnetを用いたトポロジー最適化によるミリ波導波管スロットアレーアンテナの誘電体カバー設計

    滝田 和真, 伊藤 桂一, 田中 将樹, 松田 英昭, 五十嵐 一 J105-C (1), 55-56, 2022-01-01

    ミリ波センサのアンテナ開口面を保護しながら放射特性も改善できる誘電体カバーを開発するために,NGnetを用いたトポロジー最適化を提案する.76 GHz帯導波管スロットアレーアンテナを対象として各スロット上にトポロジー最適化の設計領域を設け,その周囲を板状の誘電体層で満たした条件下で誘電体カバーの形状設計を行い,ミリ波帯においても良好な再現性が得られることを確認した.

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  • 三次元畳込みニューラルネットワークとFDTDによるレーダー信号からの空洞検知

    山口 貴浩, 水谷 司 生産研究 73 (5), 327-331, 2021-11-01

    ...<p>本論文では,三次元畳込みニューラルネットワーク(3D-CNN)により地中レーダ(GPR)計測データから路面下空洞を高精度に検知する新たな深層学習アルゴリズムを提案する.学習データ生成のため,三次元の空洞反射パターンを得る必要があるが,一般的な電磁界解析手法である3D-FDTDは多大な計算コストを要する.そこで,2D-FDTDにより近似的に三次元の反射パターンを得る手法を提案した.提案手法を...

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  • 導電性繊維で形成された電磁結合給電型マイクロストリップパッチアンテナの刺繍密度による放射特性への影響

    市川 大暉, 藤山 大輝, 前田 忠彦 電子情報通信学会論文誌B 通信 J104-B (11), 852-860, 2021-11-01

    導電性繊維で刺繍形成されたウェアラブルアンテナは軽量であり柔軟性をもち,コンピュータミシンを用いることで容易に衣類上に形成することが可能である.一方で,従来のエッチング加工と比較してコンピュータミシンを用いた刺繍加工の精度は低いため,刺繍形成されたアンテナの放射特性について刺繍加工による不安定性の影響評価が重要である.導電性繊維で形成された電磁結合給電型マイクロストリップパッチアンテナは高い再現…

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  • 平面境界付近の電磁界問題

    宇野 亨 電子情報通信学会論文誌B 通信 J104-B (11), 821-829, 2021-11-01

    電磁波は異なる媒質の境界で反射・透過をするだけではなく表面波となって境界面を伝搬する.身近にある媒質に対する表面波は古くから研究されてその性質はよく知られているが,誘電率も透磁率も任意の値を取り得るメタマテリアルの登場によって改めて見直す必要がでてきた.一方,測定装置の感度とダイナミックレンジが格段に向上したことや高速・高性能信号処理法が開発されたことなどによって従来は無視できるほど小さいとされ…

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  • FDTDとJava3Dを用いた電磁放射シミュレーション

    工藤 孝人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2021 (0), 241-241, 2021-09-17

    ...API(Application Program Interface)である.本稿ではまず,方形ホーンアンテナ及びクロスダイポールアンテナからの放射電磁界を3次元FDTDにより求めている.次に,この計算結果を,Java3Dを適用したJavaプログラムに取り込み,擬似3次元空間における動画で表現している....

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  • 2.4GHz帯ウェアラブル二次元通信シートのヌル点簡易位置推定

    宇田 伊吹, 藤井 勝之, 奥村 康行 電子情報通信学会論文誌B 通信 J104-B (9), 727-740, 2021-09-01

    ...を用いたシミュレーションを行い,着用時に想定される「人体近傍」及び「シート変形時」のヌル点の分布を視覚的に評価する.更に,受信機の電界強度が安定して得られるように,ウェアラブル二次元通信シートの端部及び導電性刺繍を円形化したモデルを提案し,簡易にヌル点の領域が推定可能であることを主張する.そのうえで,円形メッシュモデルにおける適切な刺繍密度を検討する....

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  • 3層基板に置かれた有限長のグラウンドスロットを介した線路間の電磁結合

    戸花 照雄, 礒田 陽次, 秋元 浩平 電子情報通信学会論文誌B 通信 J104-B (6), 503-506, 2021-06-01

    ...本報告では,3層基板の上下面に配置された2本のマイクロストリップ線路が,有限長のグラウンドスロットに平行に近接して配置された場合の電磁結合を多導体伝送線路理論を用いて解析し,FDTDと測定との比較により,解析値と測定値がおおむね一致する結果を得ることができた....

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  • 近接場光を応用した工具刃先計測の数値シミュレーションによる散乱光特性の評価

    甲斐 雅貴, カチョーンルンルアン パナート, 鈴木 恵友 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 635-636, 2021-03-03

    <p>本稿では、近接場光を応用した工具刃先計測手法の確立のための援用シミュレーションの高精度化を目的とし、Drude-Lorentzモデルの導入を試みた.これにより従来のDrudeモデルのみを用いたものと比較し,波長により変化する反射率を考慮した解析が可能となった.また,更なる改善のために解析時のセルサイズによる影響を調査した.最後に工具刃先計測の散乱光シミュレーションを行い,得られた光散乱光特…

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  • 定在波照明における微細開口の近接場光応答解析(第2報)

    管 ⼀兆, 久⽶ 大将, 門屋 祥太郎, 道畑 正岐, ⾼橋 哲 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 577-578, 2021-03-03

    <p>Microstructures are widely used in the manufacture of functional surfaces. An optical-based super-resolution, non-invasive method is preferred for the inspection of surfaces with massive …

    DOI

  • FDTDによる誘導雷サージ解析

    馬場 吉弘 電気学会論文誌B(電力・エネルギー部門誌) 141 (2), 217-228, 2021-02-01

    <p>The finite-difference time-domain (FDTD) method has been frequently applied to simulations of lightning-induced surges in overhead power distribution and telecommunication conductors. The …

    DOI Web Site Web Site 参考文献2件

  • TEM-delayモデルによる鉄塔-送電線系雷サージ応答の検証

    山中 章文, 長岡 直人, 馬場 吉弘, 本山 英器, 植田 俊明 電気学会論文誌B(電力・エネルギー部門誌) 141 (2), 145-153, 2021-02-01

    <p>A back-flashover due to a lightning strike to the top of a transmission tower or its ground wires can result in the power outage. The occurrence rate and seriousness of the back-flashover should …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献2件

  • レーダ画像およびGANを用いたコンクリート内部欠陥の位置・寸法情報の可視化に関する基礎的検討

    光谷 和剛, 山本 佳士, 園田 潤, 木本 智幸 日本計算工学会論文集 2021 (1), 20211001-20211001, 2021-01-15

    ...によって実験を再現し,シミュレーションにより生成した学習データセットの利用の可能性についても検証した.検証の結果,提案手法は,人工欠陥の位置・寸法を概ね推定することができることが分かった.また,FDTDを用いたシミュレーションは,有意な学習データを大量に生成できる可能性があるものの,現状ではアンテナのモデル化および非均質性のモデル化に課題があることが分かった....

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  • GANおよびFDTDを用いたレーダ画像からの内部欠陥推定手法の高度化に関する検討

    山本 佳士, 光谷 和剛, 園田 潤, 木本 智幸 AI・データサイエンス論文集 2 (J2), 700-711, 2021

    <p>本研究は,著者らが提案している,敵対的生成ネットワーク(GAN)を利用したレーダ画像からのコンクリート内部ひび割れの推定・可視化手法において,効率的にデータを取得可能なシミュレーションの有効利用に向けた基礎的な検討を行ったものである.具体的には,GANの応用技術の一種であるpix2pixを用いて,実験レーダ画像から疑似シミュレーションレーダ画像に変換するモデルを追加することで,実験結果とシ…

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  • 生体組織を伝搬するずり弾性波による疑似境界波の発生について

    佐藤 雅弘 電子電子情報通信学会論文誌A 基礎・境界 J103-A (11), 270-273, 2020-11-01

    生体組織を伝搬する,ずり弾性波(SW)を解析した.解析モデルの縦波速度は1600 m/s,SW速度は1 m/sである.SW速度の異なる(2 m/s)媒質と無限平面で接しているときに,その面にSW平面波が入射したときの反射・屈折特性を解析的に求めた.その結果,臨界角付近で屈折SWが大きくなり,一種の境界波が存在すると推定された.そこで,同じモデルで,2次元数値シミュレーションを行った.すなわち,円…

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  • Java3Dと3次元FDTDに基づく電磁波シミュレータ

    田中 滉人, 工藤 孝人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2020 (0), 236-236, 2020-09-18

    ...<p>本研究では,Java3DとFDTD(Finite Difference Time Domain)法に基づく電磁波シミュレータの開発を行っている.Java3DはJavaの拡張子としてSunMicroSystemsによって開発された,3Dグラフィックス用のAPIである.したがって,Java3Dプログラムはさまざまなタイプのコンピュータ上で実行可能である.また,FDTDはマクスウェルの微分方程式を...

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  • 3次元空間における屋内の電波伝搬特性に関する数値的研究

    鈴木 蒼史, 横田 光広 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2020 (0), 246-246, 2020-09-18

    ...本研究では、宮崎大学6階の研究室を3次元モデル化し、窓、扉、什器、人体の有無により電波伝搬の状態がどのように影響を受けるかについて、FDTDにより数値的に検討している。</p>...

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  • デバイ分散性を持つデバイスにおける電波伝搬に関する数値的研究

    上原 昂大, 横田 光広 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2020 (0), 247-247, 2020-09-18

    ...<p>近年、FDTDによる数値解析法で電磁界のシミュレーションが幅広く利用されている。しかし、FDTDによるシミュレーションは入力した条件下で数値解析を行う。したがって、実際に起こりうるシミュレーションに近づけるために条件を入力する必要がある。本研究では、デバイ分散性を持つデバイスにおける電波伝搬について数値的に検討している。...

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  • グレーティングを装荷した3次元方向性結合器の光波結合特性に関する数値的研究

    野田 怜於, 横田 光広 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2020 (0), 245-245, 2020-09-18

    ...本研究では、3次元方向性結合器にグレーティングを装加したデバイスにおける結合長や結合効率を、FDTDを用いて数値的に検討を行っている。断面が矩形の導波路が隣接して配置された3次元グレーティング型方向性結合器を作成し、TE波、TM波の2つの偏波に対して光波結合状態を観測し、結合長や結合効率を定量的に評価している。</p>...

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  • 交差点を想定した2次元道路モデルにおける電波伝搬シミュレーション

    西田 昌也, 横田 光広 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2020 (0), 249-249, 2020-09-18

    ...本研究では、2次元構造の見通しの悪い交差点において車両が交差点に進入してきた場合,電波がどのように伝搬するかについて、FDTD を用いて数値的に検討を行っている。また,Mur とPML の2つ吸収境界条件でどのような違いがあるか比較,検討を行っている。</p>...

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  • ファイバグレーティングからの光波放射に関する数値的研究

    土持 智哉, 横田 光広 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2020 (0), 248-248, 2020-09-18

    ...本研究では、FDTD を用いて光ファイバにグレーティング構造を付加したデバイスからの光波の放射について数値的検討を行い、グレーティング周期と放射角について考察する</p>...

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  • 定在波照明における微細開口の近接場光応答解析

    管 一兆, 久米 大将, 道畑 正岐, 高橋 哲 精密工学会学術講演会講演論文集 2020A (0), 316-317, 2020-08-20

    <p>The Structured Illumination Microscopy (SIM) with standing-wave illumination has been demonstrated to be applied as a lateral super-resolution method suitable for microstructure observation. The …

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  • FDTDによる液晶回折素子の回折光評価

    前田 憲佐, 池村 充史 日本液晶学会討論会講演予稿集 2020 (0), 2OC06-, 2020

    <p>We simulated optical properties of liquid crystal (LC) phase gratings through combining finite difference time domain (FDTD) method and plane wave expansion technique. The LC grating element has …

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  • 地中レーダによる埋設物識別においてラベルの無いレーダ画像を有効利用した識別性能の改善

    木本 智幸, 園田 潤 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2020 (0), 2O5GS1304-2O5GS1304, 2020

    ...<p>地中レーダは,地中に入射した電波の誘電率差で生じる反射波により地中物体を検出する技術であり,社会インフラの劣化状況を非破壊でセンシングするのに有効な技術である.これまで我々は,FDTDによる物理シミュレーションで大量のレーダ画像を生成し,畳み込みニューラルネットワーク(CNN)を用いて複数の不均質土壌における地中レーダ画像から物体の誘電率や大きさの識別が可能なことを明らかにしてきた.しかしながら...

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  • 低消費電力のための同一ユーザにおける人体通信の機器接触条件と装着位置の検討

    桑 森恋, 佐々木 健, 山本 健太郎 エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集 34 (0), 3C3-03-, 2020

    ...本研究では、同一ユーザが装着する機器間の人体通信についてFDTDによる電磁界解析を行い、電力損失を小さくする機器条件について検討した。その結果、手首に二電極送信機を装着した場合、足首など人体の末端部への通信では一電極受信機、上腕や胸部への通信では二電極受信機を用いたとき良好な伝送特性が得られることが分かった。...

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  • 二者間における人体通信の省電力化に向けた電極接触条件と伝送特性

    夏木 晨洋, 佐々木 健, 山本 健太郎 エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集 34 (0), 3C3-02-, 2020

    ...本研究では、人体通信の応用形態のうち握手をしている二者の手首に装着された機器間での通信を対象とし、四種類の電極接触条件についてFDTDによる電磁界解析を行った。解析結果から、人体に接触させる電極数により信号伝送経路が変化し、送信機二電極、受信機一電極を人体に接触させると最も伝送効率が高くなり、省電力で通信が行えることが分かった。...

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  • 3次元方向性結合器における光波結合特性に関する数値的検討

    野田 怜於, 横田 光広 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2019 (0), 366-366, 2019-09-19

    ...本研究では、断面が矩形の3次元構造の光方向性結合器における光波の結合特性について、3次元FDTD を用いて数値的に検討を行っている。異なる2つの偏光に対して、矩形導波路間の距離を変化させた場合の結合状態を数値計算し、2つの偏光の結合長の違いを利用した偏光分離素子の検討を行っている。</p>...

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  • 壁を考慮した3次元空間における電波伝搬に関する数値的検討

    鈴木 蒼史, 横田 光広 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2019 (0), 367-367, 2019-09-19

    ...本研究では、宮崎大学内の1階分を3次元モデル化し、FDTDを用いて伝搬状態の検討を行う。窓、扉、人体の有無を考慮して作成し、電波伝搬の状態を数値的に検討している。</p>...

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  • FDTDを用いた2次元フォトニック結晶導波路中の光共振器特性の数値解析

    東中 直樹, 前田 洋 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2019 (0), 569-569, 2019-09-19

    ...本論文では、FDTDを用いたシミュレーションを行った。3つのポートを有する正方格子2次元フォトニック結晶導波路を作成し、その中に非線形性を有する媒質を用いた共振器を設置した。信号の入力後、各ポートに出力される信号の光強度の分配率を求めた。その結果、入力信号の波長に応じて信号が出力されるポートが変化することが確認できた。</p>...

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  • フォトニックナノジェットを利用した微細加工に関する研究(第8報)

    上野原 努, 水谷 康弘, 高谷 裕浩 精密工学会学術講演会講演論文集 2019A (0), 540-541, 2019-08-20

    <p>フォトニックナノジェット(PNJ)は直径数ミクロンの誘電体球にレーザ光を照射することで発生するビームである.そのビーム径は数百ナノメートルで,ほとんど発散せずに数ミクロンの距離を伝搬する. マイクロ球に入射する集光ビームのパラメータを制御することで,PNJの強度分布が制御可能である.特に,開口数と球に対するデフォーカス距離に着目して,PNJによる加工を制御した.</p>

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  • 近接場光を応用した工具刃先計測の数値シミュレーションによる散乱光特性の評価

    荒牧 弘親, カチョーンルンルアン パナート, 鈴木 恵友, 平 佳那子 精密工学会学術講演会講演論文集 2019S (0), 904-905, 2019-03-01

    <p>工具の小径化に伴い工具長の高い検出精度を持った非接触式ツールセッタが求められている.現在,一般的なものは幾何光学に基づくため精度は数μmまでである.そこで本研究では,数百nmの精度を持つ近接場光を応用した工具刃先測定手法を提案している.その際,様々な刃先形状や材質の散乱光特性を把握するために数値シミュレーションを用いている.本稿では,数値シミュレーションを用いて工具刃先からの散乱光特性を評…

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  • フォトニックナノジェットを利用した微細加工に関する研究(第7報)

    上野原 努, 水谷 康弘, 高谷 裕浩 精密工学会学術講演会講演論文集 2019S (0), 802-803, 2019-03-01

    ...FDTDによるPNJ強度分布解析に加えて,加工しきい値の判定を導入することでPNJによる加工シミュレーションを行った.PNJの強度分布を制御することで加工幅や深さを制御可能であることを,実験的および解析的に明らかにした.</p>...

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  • 畳み込みニューラルネットワークと敵対的生成ネットワークによる地中レーダ画像の物体識別

    園田 潤, 木本 智幸 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2019 (0), 4K2J1301-4K2J1301, 2019

    ...<p>地中レーダは地中に入射した電波の誘電率差で生じる反射波により地中物体を検出する技術であり,近年劣化が深刻な社会インフラのセンシングに有効な技術である.しかしながら,地中レーダ画像から物体の材質や大きさを識別することが課題であった.我々は,多層のニューラルネットワークを用いた機械学習であるディープラーニングによるレーダ画像からの地中物体識別を目的に,GPUクラスタを用いたFDTDによる地中レーダシミュレーション...

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  • 人体頭部モデルにおける電界及びSAR分布の検討

    佐竹 勇亮, 横田 光広 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2018 (0), 130-130, 2018-09-19

    ...本論文では人体頭部を同心円多層膜構造と平面多層構造でモデル化し、FDTD を用いてSAR 評価している。周波数は第4、第5 世代通信システムを考慮する。電界分布及びSAR分布の比較検討を行っている。</p>...

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  • 簡易部屋モデルに人体が存在する場合の電波遮蔽特性の数値的検討

    日高 翔太, 横田 光広 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2018 (0), 131-131, 2018-09-19

    ...本稿では壁がない自由空間を想定し、部屋内部に人体や机・イスなどが設定されたモデルに平面波が入射する場合の影響について、FDTD を用いて数値的に検討する。周波数は第5 世代移動通信システムで想定されている周波数帯を利用する。数値計算結果から、周波数が高くなるほど人体の影響が大きくなることが分かった。</p>...

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  • 左手系媒質と右手系媒質の混合スラブにおける電磁波伝搬の動画シミュレーション

    副島 康生, 工藤 孝人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2018 (0), 126-126, 2018-09-19

    ...<p>本研究では,FDTDとJavaを用いて電磁波の伝搬・散乱を可視化する2次元電磁波シミュレータの開発・改良を行っている.本報告では,電磁波デバイスの開発・設計へのシミュレータの活用例として,電磁波に対して自然界にはない振る舞いをする人工媒質である左手系メタマテリアルを用いたデバイスにおける電磁波伝搬のシミュレーションを行う.左手系メタマテリアルと電磁波との相互作用を可視化するため,Drude型...

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  • ナノ散乱体と光位相共役を用いたサブ波長集光についてのFDTDによる検討

    奈田 晃, 臼杵 深, 三浦 憲二郎 精密工学会学術講演会講演論文集 2018A (0), 535-536, 2018-08-20

    ...<p>ナノスケールの加工・計測・操作技術を向上させるためには,波長より小さい集光(サブ波長集光)スポットを実現させることが挙げられる.我々は,プリズムでの内部全反射により,プリズム表面に生じるエバネッセント光(非伝搬光)をサブ波長径の粒子で取り出し,ナノ散乱体中を伝搬させ,光位相共役によりサブ波長集光スポットを形成する手法を提案する.提案手法に対して2次元FDTDにより検討を行った結果について報告...

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  • 局在光制御によるセルインマイクロファクトリに関する基礎的研究(第三報)

    古谷 成康, 増井 周造, 道畑 正岐, 高増 潔, 高橋 哲 精密工学会学術講演会講演論文集 2018A (0), 533-534, 2018-08-20

    ...<p>著者らは,光放射圧を主体とした制御系を介して数mm<sup>3</sup> の領域内で任意のマイクロビーズを取り扱い,組み合わせることで複合的な機能を備えた多機能マイクロビーズデバイスを生産する「セルインマイクロファクトリ」の実現を目指している.その要素技術として,本研究では界面近接光波の制御によるマイクロ粒子の整理・搬送システムを提案している.本報では,FDTDを用いてそのハンドリング特性...

    DOI

  • 生体情報モニタリング用5.2 GHz帯布アンテナ

    山中 大輔, 高橋 応明 J101-B (7), 584-591, 2018-07-01

    生体情報モニタリングシステムは患者の状態を逐次把握し,容態の急変等に対応するために不可欠なシステムであるが,送信機と患者間のケーブルによる身体の動作制限や,送信機の装着により生じる不快感などの問題がある.そこで,送信用布アンテナとして5.2 GHz帯布アンテナを用いることで装着時の患者のストレス軽減と安定した通信を見込むことができる.本論文では,水平・垂直の両偏波に対応する5.2 …

    DOI 被引用文献2件

  • ファブリ・ペロー方式微細形状測定用光ファイバプローブの開発(第1報)

    村上 洋, 甲木 昭雄, 佐島 隆生, 横山 力也, 内山 晃介 精密工学会学術講演会講演論文集 2018S (0), 165-166, 2018-03-01

    ...<p>微細金型や半導体,超精密機器,光通信機器,MEMSなどの微細加工技術の進歩に伴い,微細形状を測定する重要性は増加している.そこで,ファブリ・ペロー方式の光ファイバプローブを用いることによる低測定力で高精度な測定システムの開発を目的とする.本報では,有限要素法およびFDTDを用いたシミュレーションによる測定原理の確認およびスタイラス構造の検討結果について述べる.</p>...

    DOI

  • フォトニックナノジェットを利用した微細加工に関する研究(第5報)

    上野原 努, 水谷 康弘, 高谷 裕浩 精密工学会学術講演会講演論文集 2018S (0), 389-390, 2018-03-01

    ...<p>フォトニックナノジェットは直径数ミクロンの誘電体球にレーザ光を照射することで発生するビームであり,そのビーム径は数百ナノメートルで,ほとんど発散せずに数マイクロメートルの距離を伝搬する.高い横分解能を保ったまま,深い加工が可能になる.3次元FDTDによって,入射光を変化させた際のフォトニックナノジェットの強度分布を解析することで,強度分布制御による加工幅や加工深さの制御性について明らかにした...

    DOI

  • 音波伝搬シミュレーション

    土屋 隆生 超音波医学 45 (1), 15-23, 2018

    ...計算機環境の発達やFDTD(Finite Difference-Time Domain)法などの簡便なアルゴリズムの普及により,音波伝搬シミュレーションが身近になってきた.本稿では,音場を解析するときの基礎理論を解説し,FDTD による離散化手法や境界条件の取り扱いについて解説する.特に,FDTD の高精度版であるCE-FDTD について詳述する.また,音波伝搬シミュレーションの可聴化への応用...

    DOI Web Site 参考文献11件

  • レベルセット法とFDTDに基づく時間領域トポロジー最適化手法の構築とナノフォトニクスへの適用

    安田 英紀, 山田 崇恭, 西脇 眞二 最適化シンポジウム講演論文集 2018.13 (0), 120-, 2018

    <p>近年、ナノ構造に超短パルスを照射した際の時空間ダイナミクスが注目を集めている。本研究では、所望の超短パルスの時空間プロファイルを得るための設計手法として、時間領域のトポロジー最適化手法を提案する。超短パルスを直接取り扱うため、時間領域のマクスウェル方程式を用いて最適化問題の定式化を行った。目的関数は超短パルスの包絡線を用いて定義した。最適構造の境界を明確に表現可能なレベルセット法に基づいて…

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  • ディープラーニングによる地中レーダの物体識別におけるシミュレーション画像と転移学習による実験画像の識別

    園田 潤, 木本 智幸 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2018 (0), 3Z203-3Z203, 2018

    ...<p>本研究では,地中レーダ画像の物体識別をディープラーニングを用いて自動化するために,学習用の地中レーダ画像をGPUクラスタを用いたFDTDにより生成し,5層のCNNやImageNetで学習済みのVGG16を用いた転移学習による実験画像の識別率を検討する.FDTDシミュレーションで生成した地中レーダ画像を学習させ,モデル実験で得られた地中レーダ画像から地中物体の材質4種類を識別させた結果,CNN5...

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  • 電磁界シミュレーションのコツ(実用編)

    柴山 純 応用物理 86 (5), 408-411, 2017-05-10

    ...<p>基礎編では光導波路デバイスの解析・設計に広く用いられている有限差分時間領域(FDTDとビーム伝搬法(BPM)の特徴と定式化を述べました.実用編ではFDTDとBPMの導波路型デバイスへの適用例を紹介します.また,実際の計算における注意点にも触れます.</p>...

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  • 電磁界シミュレーションのコツ(基礎編)

    柴山 純 応用物理 86 (4), 327-330, 2017-04-10

    ...<p>マイクロ波・ミリ波領域に加え,光波領域においても市販の電磁界シミュレータが普及してきています.特に,光導波路デバイスの解析・設計には,有限差分時間領域(FDTDとビーム伝搬法(BPM)が多用されます.基礎編ではFDTDとBPMの特徴を述べ,それらの定式化を解説します.</p>...

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  • フルベクトル有限差分ビーム伝搬法を利用した光導波路素⼦のトポロジー最適設計

    井⼝, 亜希⼈, 辻, 寧英, 安井, 崇, 平⼭, 浩⼀ 電子情報通信学会総合大会講演論文集 2017 (エレクトロニクス講演論文集(1)), 220-220, 2017-03-07

    ...これまでに筆者らは,有限要素法やFDTDよりも効率的に光波の伝搬解析が実⾏できるビーム伝搬法(BPM)を利用した光導波路デバイスのトポロジー最適設計⼿法について検討を⾏ってきた. これまでに,有限差分BPM(FD-BPM) を利用したトポロジー最適設計を2 次元設計問題やセミベクトル3 次元設計問題に対して応用し,各種設計例を報告してきた....

    機関リポジトリ HANDLE

  • サブ回折限界微小開口の非破壊光学式深さ計測法(第4報)

    佐久間 涼子, 叶 世蔚, 道畑 正岐, 高増 潔, 高橋 哲 精密工学会学術講演会講演論文集 2017A (0), 179-180, 2017

    半導体ディバイスやMEMSに代表される微小構造においては,光の回折限界以下の開口サイズを有する微小穴の深さを非破壊で計測する技術が求められている.本研究では,穴付近の特徴的な光学応答に着目した新たな光学式計測法の提案をしている.前報では,複素振幅解析による微小開口深さ算出報を提案し,原理検証実験よりその妥当性が示された.本報では,散乱光成分を付加した新しい光学式計測法を考案し,微小ノイズの改善を…

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  • 「電力・電気機器関連の電磁界数値解析」特集号によせて

    五十嵐 一 電気学会論文誌B(電力・エネルギー部門誌) 137 (3), 156-156, 2017

    ...<p>計算機を用いた電磁界解析手法には,有限要素法,境界要素法,時間領域差分法(FDTD ),モーメント法,部分要素等価回路法(PEEC)などがあるが,電力・電気機器の電磁界解析には非線形解析に適し,柔軟な形状表現が可能な有限要素法が広く用いられている。有限要素法は1960 年</p>...

    DOI Web Site

  • VHF帯トランシーバ使用時の人体電磁波エネルギー吸収量評価

    秋山 良太, 齊藤 一幸 映像情報メディア学会誌 71 (2), J87-J92, 2017

    近年,移動通信端末の使用形態の多様化により,それらの端末から放射される電磁波による人体への影響評価が多数行われている.通信端末で用いられる無線周波数帯では熱的作用が支配的であり,SAR(Specific Absorption Rate)を指標として評価がされている.特に,中継・番組制作現場などさまざまな場面での使用が想定されるトランシーバは,他の周波数帯と比較して人体での電力吸収が大きく,人体深…

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 音場シミュレーションと音空間レンダリング

    土屋 隆生 IEICE FUNDAMENTALS REVIEW 10 (3), 206-218, 2017

    ...計算機環境の発達やFDTD (Finite Difference Time Domain) 法などの簡便なアルゴリズムの普及により,音場シミュレーションが身近になってきた.本稿では,FDTDにより音場を解析するときの理論を解説し,GPU (Graphics Processing Unit) などの高速並列演算デバイスへの実装法についても簡単に触れる.また,音場シミュレーションの可聴化への応用として...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献12件

  • サブ回折限界微小開口の非破壊光学式深さ計測法(第三報)

    金 成碩, 道畑 正岐, 高増 潔, 高橋 哲 精密工学会学術講演会講演論文集 2017S (0), 303-304, 2017

    半導体デバイスやMEMSに代表される微小構造においては,光の回折限界以下の開口サイズを有する微小穴の深さを非破壊で計測する技術が求められている.本研究では,平面波を照射した穴付近の特徴的な光学応答に着目した新たな光学式計測法の提案をしている. 前報は,微小開口における光学応答の理論解析により,実験手法を提案し,装置を設計した.本報では,提案手法の検証を行い,構築した実験装置を用いて,基礎実験を行…

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  • 量子井戸型THz検出器CSIPの量子効率改善に向けた基礎検証

    山中 和之, 金 鮮美, 木村 文信, 松田 慎平, 梶原 優介 精密工学会学術講演会講演論文集 2017S (0), 489-490, 2017

    ...量子井戸利用型THz検出器CSIPは世界最高感度のTHz検出能力を持つ.しかし、1枚の量子井戸のサブバンド間遷移を検出に利用しているため、量子効率が低く限定されてしまう.本研究ではCSIPの量子効率向上へ向けて,裏面入射の適用およびGeドームレンズの導入を検討している.その第一段階として,裏面入射の優位性についてFDTDを用いたシミュレーションおよび実験により評価を行ったので報告する....

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  • FDTDによる金型内の超音波伝播の可視化

    萩野 直人, 小宮 聖司, 遠藤 順一, 石濱 正男 塑性と加工 58 (681), 929-935, 2017

    <p>In our previous studies, the experimental and numerical analysis results for flat and V-shaped stamping dies show that the contact state can be monitored using ultrasonic waves. However, machine …

    DOI Web Site Web Site 参考文献6件

  • 屋内伝搬特性推定精度とオフィス環境数値モデルの関係

    鈴木 裕子, 大宮 学 映像情報メディア学会技術報告 41.1 (0), 5-8, 2017

    ...屋内環境において無線 LANネットワークを設計および構築するためには,高精度な屋内伝搬特性推定が必須である.このような目的に対して,計算機シミュレーションは有効かつ簡便な手法である.特に,時間領域差分 (FDTD)は屋内環境のモデル化能力が高く,高精度な特性評価が可能である.これまでに,オフィスビルの単一フロアおよび複数フロア内の屋内伝搬特性推定を目的として, FDTDに基づく計算機シミュレーション...

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  • スマートフォンによる音声通話とデータ通信を想定した人体内SAR 評価

    竹位 亮太, 西野 宏佑, 長岡 智明, 齊藤 一幸, 渡辺 聡一, 高橋 応明 映像情報メディア学会技術報告 41.06 (0), 17-20, 2017

    近年,スマートフォンやタブレット端末など次世代型の携帯無線端末が急速に普及しており,人体が電磁波にさらされる機会が増大している.従来型の携帯無線端末の電磁波による生体影響については,これまでに世界中の様々な研究機関によって評価されている.しかしながらスマートフォンなど新たな携帯無線端末の電磁波ばく露による生体影響を評価した例はほとんど報告されておらず,WHO (World Health …

    DOI Web Site

  • データフローアーキテクチャFDTD/FIT専用計算機における領域分割法の実装に関する研究

    川口, 秀樹 電子情報通信学会技術研究報告 116 (309), 173-176, 2016-11-10

    ...マイクロ波シミュレーションにターゲットを絞ることにより,汎用アーキテクチャ故にPC等で生じていた無駄な処理をなくし,低コスト,小型,かつ低消費電力な高性能計算を実現すべく,著者らはデータフローアーキテクチャ方式に基づいたFDTD/FIT専用計算機の開発を行ってきた.専用計算機の開発に際しては,とりわけ,計算性能を重視した検討が中心となり,実際,FDTD専用計算機でも,ハイエンドPCやGPUを越える...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか1件

  • 物体認識センサーを用いた境界要素法モデラーの開発

    髙橋, 秀平, 石田, 将典, 川口, 秀樹 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 2016 (エレクトロニクス講演論文集(1)), S-6-S-6, 2016-09-12

    ...この作業を効率的、安価に、またとりわけオーダーメイドで行うべく、我々はこれまで、物体認識センサー(Microsoft Kinect Sensor)を用いたモデラーの検討を行い、実際、そのFDTD シミュレーションへの応用を行ってきた。このとき、FDTD では数値モデルをグリッド状に表現するため、物体認識センサーから得た3次元モデル情報のうち表面ノード分布のみを用いてグリッドを生成した。...

    機関リポジトリ HANDLE

  • FDTD/FITデータフローマシンにおける分散媒質計算に関する研究

    川口, 秀樹 電子情報通信学会技術研究報告 116 (75), 13-16, 2016-05-27

    ...をデータフローアーキテクチャの概念をベースにハードウェア化した専用計算機の開発を行い,とりわけ,さまざまな散乱体系状,媒質分布,入射波源に対しても,ハードウェアの変更なしに対応できる方式を提案してきた.本稿では,さらに,領域内に分散媒質が存在する場合の計算機能を実装する検討を行ったので報告する....

    機関リポジトリ HANDLE Web Site

  • 超高速および高電圧イメージセンサのデバイス・シミュレーション(固体撮像技術および一般)

    武藤 秀樹 映像情報メディア学会技術報告 40.12 (0), 45-48, 2016

    ...超高速および高電圧イメージセンサのデバイス・シミュレーションのための物理モデルおよびアルゴリズムについて報告する.超高速イメージセンサの解析においては,ゲート電極によって発生する電磁場の伝播遅延が無視できない.電磁場の伝播と電荷の生成を同時に考慮するために,量子電磁力学で導入された中西-ロートラップ場と等価な電荷生成消滅場を導入し,FDTDを用いて電磁場の伝播を計算する.また,35Vを超える電圧を...

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  • CIP法による雷電磁界・サージ解析

    田中 洋平, 馬場 吉弘 電気学会論文誌B(電力・エネルギー部門誌) 136 (2), 211-219, 2016

    The constrained interpolation profile (CIP) method, which is one sort of the finite-difference methods, has been recently applied to transient electromagnetic field simulations. Differently from the …

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  • 自律的欠陥探索・分裂型マルチプローブによるナノ異物検出に関する研究(第2報)

    橘 一輝, 浅井 祥平, 道畑 正岐, 高増 潔, 高橋 哲 精密工学会学術講演会講演論文集 2016S (0), 1-2, 2016

    ...基板上微細加工技術の進歩に伴い,製造プロセス中で応用可能な特性を持った基板上ナノスケール異物の検出法が求められている.そこで我々は,高感度性,高速計測性,非破壊性,広い計測レンジといった特性を備えた,揮発性液体をプローブとして用いる全く新しい原理に基づいた光学的ナノ異物検出手法を提案している.本報では,異物周辺に収束する液相薄膜における光学応答をFDTDにより解析し,理論的な異物検出特性を検証した...

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  • サブ回折限界微小開口の非破壊光学式深さ計測法(第2報)

    金 成碩, 道畑 正岐, 高増 潔, 高橋 哲 精密工学会学術講演会講演論文集 2016A (0), 427-428, 2016

    ...半導体デバイスやMEMSに代表される微小構造においては,光の回折限界以下の開口サイズを有する微小穴の深さを非破壊で計測する技術が求められている.本研究では,平面波を照射した穴付近の特徴的な光学応答に着目した新たな光学式計測法の提案をしている.前報は,FDTDを用いて,微小開口における光学応答の理論解析を述べた.本報では,提案した手法を検証するために,光学系の設計と基礎実験装置の構築について述べる....

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  • 人体が配置された2次元部屋モデルにおける電波伝搬の数値的検討

    長川 裕耶, 横田 光広 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2016 (0), 431-431, 2016

    ...本報告では、人体が配置された2次元部屋モデルにおいて、壁の材質や厚さ、人体サイズなどをパラメータとした電波伝搬の特性について、FDTD を用いて検討を行う。各部屋での電界分布を検討し、パラメータに対してどのような変化が生じているかを考察している。...

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  • 3次元モデルに対する建物侵入損失に関する基礎的検討

    川畑 侑生, 横田 光広 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2016 (0), 428-428, 2016

    ...本報告では、自由空間に3次元建物モデルを構築し, 建物に侵入する電波が隣の建物の影響をどれだけ受けるかFDTDを用いて数値的に検討している。また、地面を自由空間から土に材質を変えた場合についてもシミュレーションを行い、その影響について検討している。...

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  • 3次元人体モデルによる電波遮蔽特性

    榊原 昌太, 横田 光広, 田添 寛崇 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2016 (0), 429-429, 2016

    ...本報告では、3次元人体モデルによる電波遮蔽特性について、FDTDを用いて数値的に検討する。3次元人体モデルとして、円柱、円柱+球が自由空間にある場合の2種類とこの2種類に床をモデル化した場合の合計4種類を取り扱う。それぞれのモデルに対して、送信アンテナと受信面の高さを変えた場合の受信電力を比較し検討している。...

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  • サブ回折限界微小開口の非破壊光学式深さ計測法

    金 成碩, 道畑 正岐, 高増 潔, 高橋 哲 精密工学会学術講演会講演論文集 2016S (0), 17-18, 2016

    ...半導体デバイスやMEMSに代表される微細構造においては,回折限界以下のサイズの構造の評価が求められる.回折限界以下の開口を平面波で照射した場合,開口付近では特異な光学応答が生じる.本研究では,この現象を利用して,回折限界以下の微小開口を有する穴の深さを非破壊で計測する新しい手法の開発を目指す.本報ではFDTDを用いて,サブ回折限界微小開口における光学応答の理論解析を行った....

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  • ピラミッド型電波吸収体における形状及び入射角の吸収体内温度分布に対する影響

    今井, 卓, 田口, 健治, 柏, 達也, 田畑, 隆司, 久保, 賢児, 佐藤, 永一 電子情報通信学会論文誌C J98-C (5), 124-126, 2015-05

    ...ピラミッド型電波吸収体における形状及び入射角の吸収体内温度分布に対する影響をFDTDを用いた熱伝導解析により調べた.その結果,本解析で検討した周波数及びピラミッド形状の組み合わせにおいては,いずれの入射角に対しても吸収体の単位体積当りの表面積が増加するに従って吸収体内の最大温度が低下する事が示された....

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  • 水中への雷電流拡散様相

    開川 信一郎, 池田 陽紀, 長岡 直人 同志社大学理工学研究報告 55 (4), 349-354, 2015-01-31

    ...数値電磁界解析手法の一つである時間領域差分法(FDTD)を用いて水中における電流分布を明らかにした。雷電流は表皮効果により海面付近の浅い部分に集中し、その傾向は海水の塩分濃度が大となるほど顕著となる。一方、塩分濃度が小であるほど、雷電流は海底方向へと侵入する。海上を航行する船舶は耐雷対策のため、雷電流は海面付近の浅い部分にて海中へと放出し、機器の接地は可能な限り深い部分で取る必要がある。...

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  • 雷サージ解析技術の最新動向

    馬場 吉弘 電気学会誌 135 (4), 203-205, 2015

    1.はじめに 数値電磁界計算法が,雷サージ解析に最近では広く用いられている<sup>(1)</sup>。数値電磁界計算法は,電磁界分布を仮定することなく対象とする導体系の電磁界応答を求められるという利点をもっており,立体構造を有する導体系のサージ特性評価に力を発揮している。雷サージ解析に用いられた

    DOI Web Site Web Site 参考文献9件

  • メタマテリアル設計解析のための電磁界解析法

    宇野 亨 電子情報通信学会 通信ソサイエティマガジン 9 (1), 12-19, 2015

    ...将来展望を含めたメタマテリアル研究開発の現状と応用事例については本小特集で詳しく述べられているから,本稿ではメタマテリアル及びそれを利用したマイクロ波や光デバイス及びアンテナの設計解析に不可欠な電磁界解析法の基本概念とメタマテリアル特有の取扱いを紹介する.計算機に適合した電磁界解析手法の研究分野を総称して計算電磁気学といい,周波数領域ではモーメント法と有限要素法,時間領域ではFDTDがその中心的役割...

    DOI Web Site Web Site 参考文献21件

  • 屋内モデルにおける電波伝搬の数値的検討

    今井 拓弥, 長川 裕耶, 横田 光広 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2015 (0), 134-134, 2015

    ...本報告では、簡易な屋内2次元モデルを構成し、壁の材質や窓の有無などの条件を変化させた場合の電波伝搬の様子について、FDTDを用いて数値的に検討を行う。各部屋での電界分布を検討し、条件に対してどのように変化を受けているかを考察している。...

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  • FDTDによる電磁界・サージ解析

    馬場 吉弘 電気学会論文誌B(電力・エネルギー部門誌) 135 (2), 125-136, 2015

    In this technical note, fundamental concepts of six numerical electromagnetic computation methods, which have been used as of today in in the field of high voltage engineering, are explained with …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献45件

  • 枝管付きダブルループ管型熱音響冷凍機における 音場特性と冷却性能

    経田 僚昭, 多田 幸生, 飯田 祐也 日本冷凍空調学会論文集 32 (4), 441-451, 2015

    ...構造の簡単さや有害冷媒を使用しないことから環境調和型冷凍機として注目されている熱音響冷凍機を対象に,流路形状の観点からの高性能化について検討した.枝管付きループ管型熱音響冷凍機を基礎形状(シングル型)として,新規にループ管とスタックを追加したダブルループ管形状を提案し, FDTDを用いた管内音場の数値計算と実験装置を用いた冷却性能の測定を行った.ループ管を付設すると共鳴周波数が低下すると共に,管内...

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  • 高周波領域における導体波形伝搬モードの一検討

    麻田 敬, 宮本 義子, 雨谷 昭弘, 長岡 直人, 馬場 吉弘 同志社大学理工学研究報告 55 (3), 225-235, 2014-10-31

    ...本論文では、数値電磁界解析手法であるFDTDに基づき、パルス状の電圧波を始端に印加した際の高周波領域における導体波形伝搬モードについて検討した。その結果、TEM及びTMモードの波形伝搬モードの変化は、空気とは異なる比誘電率を有する絶縁体で覆われた被覆導体の始端及び終端で発生し、導体の中心ではTEMモードのみ現れることが明らかとなった。その変化は導体中心からの離隔距離に依存する。...

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  • FPGAに適した浮動小数点演算器の構成法

    李寧, 富岡洋一, 宮崎昭彦, 北澤仁志 第76回全国大会講演論文集 2014 (1), 117-118, 2014-03-11

    ...近年FPGAの大規模化により,FPGAを用いた並列数値計算においても浮動小数点演算が用いられるようになってきた.本研究ではFDTDを対象とした浮動小数点演算器の構成法を提案し,Altera社が提供しているメガファンクションやfreeの浮動小数点演算器合成ツールFloPoCoに比較して,チップ内により多くのPEを実装可能であることを示す....

    情報処理学会

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