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検索結果 10,046 件

  • 保育所に通う幼児における家庭の経済状況と食品群別摂取量の関連

    酒井 亜月, 由田 克士, 高橋 孝子, 岡部 哲子, 佐々木 ルリ子, 石田 裕美, 緒方 裕光, 原 光彦, 吉岡 有紀子, 野末 みほ, 坂本 達昭, 伊藤 早苗, 村山 伸子 日本公衆衛生雑誌 71 (4), 220-230, 2024-04-15

    <p><b>目的</b> 近年,世帯収入と食事摂取状況との関連について研究が進んでいるが,成人や児童を対象としたものが多く,幼児をターゲットとした研究はほとんど認められない。収入による食生活への影響に起因した健康格差を是正するためには,学童期や成人期以降のみならず,幼児期からの対策が講じられる必要があると考える。本研究では,児童福祉施設(以下保育所)に通う3~6歳の幼児を対象に,等価所得と食品群…

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  • 若年女性における隠れ肥満と身体機能との関係

    花村 衣咲, 吉田 恵理子, 永峯 卓哉, 飛奈 卓郎, 世羅 至子 保健医療学雑誌 15 (1), 53-61, 2024-04-01

    <p>【緒言】隠れ肥満(Normal weight obesity: NWO)は,BMIが正常範囲(18.5‐25.0kg/m2)であるが高体脂肪率(≥30%)を呈する状態であり,特に若年女性ではNWOの該当者が多い.しかし,どのような生活習慣因子が若年女性のNWOに関連しているのか,NWOが運動機能にもたらす影響についても明らかでない.本研究では,若年女性におけるNWOの生活習慣および運動機能…

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  • 生涯学習関係資料の目録作成と活用

    大澤 康太郎, 辻 智子, 郡 伸子, 三上 直之 高等教育ジャーナル : 高等教育と生涯学習 31 15-24, 2024-04

    This paper documents the authors' project, which aimed to catalog and provide access to a collection of 3,339 items of lifelong learning materials stored at Hokkaido University's Research Division …

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  • 子どもの表現理解に関する親へのアプローチ—新たな作品展の提案から—

    吉川, 暢子 香川大学教育実践総合研究 48 61-68, 2024-03-31

    子どもたちの製作物や描画作品を単に鑑賞するといった従来型の展示方法や作品展では、親が作品を撮影することなどに集中してしまい、子どもの学びや過程を伝えることが難しい。そこで、親が子どもの表現や作品を理解できるような作品展のあり方を再考した。親子で一緒に活動するといった新しいスタイルの作品展の実施によって、親の子どもの表現への捉え方や親の意識の変容が明らかになり、今後の可能性が示唆された。

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  • 1930年代の北陸三県(富山県・石川県・福井県)における生活綴方をめぐる状況調査

    松本 圭朗 Memoirs of the Faculty of Biology-Oriented Science and Technology of Kindai University (51) 13-28, 2024-03-31

    生活綴方は1930年代に隆盛した日本固有の教育方法である。また、生活綴方は、①作品に地域の生活が反映されている点、②地域に根ざして独自に展開している点において、地域教育史の解明に欠くことのできない研究対象である。しかし、1930年代の北陸三県――富山県・石川県・福井県――における生活綴方の解明は遅々としている。まずは、1930年代の北陸三県において生活綴方に関心を寄せていたであろう教師の同定をお…

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  • 大学院修士課程に在籍する学生が研究指導の良否を決定づける基準

    山下 暢子, 舟島 なをみ, 松田 安弘, 中山 登志子 看護教育学研究 33 (1), 23-37, 2024-03-31

    <p>本研究の目的は、修士課程に在籍する学生が研究指導の良否を決定づける基準を解明し、その特徴の考察を通して、学生の知覚を把握し、修士論文完成に向けてより良い研究指導を実現するための示唆を得ることである。修士課程修了後5年未満の修了者656名を対象とし、大学院生が「良い」「良くない」と知覚する研究指導を問う自由回答式質問を含む質問紙を用いて調査した。質問紙の内容的妥当性は、教員による検討会とパイ…

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  • 養護教諭の職務における学校看護技術の必要度と研修ニーズ:学校種別,経験年数別比較

    籠谷 恵, 遠藤 伸子, 佐久間 浩美, 齊藤 理砂子, 城生 弘美, 森 祥子, 森屋 宏美, 矢口 菜穂, 朝倉 隆司 東海大学看護研究 1 (1), 62-75, 2024-03-31

    <p><b>目的:</b>本研究の目的は,養護教諭の職務における学校看護技術の必要度と研修ニーズについて,学校種別,経験年数別の特徴を明らかにすることである.<b>方法:</b>2018年,養護教諭1,240名に郵送による質問紙調査を行った.学校看護技術38項目の職務における必要度と研修ニーズを調査した.データを統計的に分析した.<b>結果:</b>353名のデータを分析した.学校種別では,高等…

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  • 保健室への来室情報の記録システムの開発と来室情報の活用可能性

    日下 大輔, 板垣 翔大, 川田 拓, 大沼 久美子, 遠藤 伸子, 久保田 美穂, 松﨑 美枝, 堀田 龍也 日本教育工学会論文誌 47 (Suppl.), 137-140, 2024-03-20

    <p>本研究では,児童生徒が入力可能な保健室への来室情報の記録システムを開発した.本システムの主な機能は,来室者が主訴に応じてその詳細や程度などを入力・蓄積する機能と,蓄積された情報を養護教諭が一覧できる機能である.本システムの評価の結果,養護教諭の職務の効率化への期待や,蓄積された来室記録から指導上の参考になる情報が得られる可能性が示唆された.</p>

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  • 初任保育者の職務の理解と習得に関する一考察 ―年度後半期を中心に―

    矢野 光恵, 橋本 信子 安田学術研究論集 (53) 71-80, 2024-03-01

    本研究は、早期離職を防ぐために、初任保育者の支援方法に示唆を得ようとするもので、初任保育者が理解・習得する職務の実情を明らかにし、その間の心境を把握することを目的としている。  前半期を対象とする調査はすでに発表しており、本研究は後半期を研究対象期間として、後半期で理解・習得する職務内容にはどんなことがあるのか、いつ、どのように理解・習得しているのかを明らかにし、後半期の月毎の心境を捉えた。9月…

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  • 自己主権型・分散型モデルによる新たなデジタルアイデンティティと研究者識別子への応用可能性

    宮入 暢子 情報の科学と技術 74 (3), 92-98, 2024-03-01

    <p>社会のデジタルトランスフォーメーションが進む現在,デジタルアイデンティティの必要性が国際的に重要な議論となっている。自己主権型や分散型といった新しいアプローチによるデジタルアイデンティティのフレームワークは,社会経済基盤だけでなく,学術コミュニケーションのエコシステムにも影響を与えようとしている。本稿では,新しいデジタルアイデンティティの基本概念について先行モデルとの比較とともに概観し,研…

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  • ダイヤモンドの光物性研究

    中 暢子 応用物理 93 (2), 68-74, 2024-02-01

    <p>超ワイドバンドギャップ物質であるダイヤモンドは,パワー半導体ならびに欠陥中心を利用する量子センサや量子光源の材料として精力的な応用研究がなされている一方,電荷キャリヤや励起子,それらの複合体が共存する量子多体系の舞台として多くの物性研究者の興味を引きつけてきた.本稿では,さまざまな分光学的アプローチから評価されるダイヤモンドの興味深い光物性の一端を実験家の立場から紹介する.</p>

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  • 我が国農業縮小と食料生産のシチズンシップ

    稲垣 伸子 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202311 (0), 339-342, 2024-01-31

    <p>令和2年(2020)初より世界的な新型コロナ感染症流行による移動制限と農産需給変動をみた。令和3年夏頃から国内物価上昇が目立ち、令和4年2月から大陸内軍事侵攻により貿易環境悪化をきたして令和5年に至る。前回報告(令和元年値)の後、令和2年の自給率と令和3年の農業産出額のデータが更新された。この環境変動下で産出額低減の苦慮がありながら、この自給率は相当に維持されて、上位順位はほぼ変化しない。…

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  • Non-Operative Managementを選択した離島での闘牛の角による鋭的気管損傷1例

    松岡 信子, 村尾 佳則, 服部 彬, 大田 修平, 垣本 佳士, 豊田 亮, 遠藤 幸丈, 村上 修, 藤田 安彦, 木村 拓也 日本外傷学会雑誌 38 (1), 8-13, 2024-01-20

    <p> 外傷性気管損傷は気道緊急を来し得る重篤な病態で, 診断・治療の遅れや判断の誤りは致命的結果を招く. 症例は31歳, 男性. 医療過疎地である離島で経験した闘牛による気管損傷症例で, 気管正中に刺創孔と皮下気腫の増大を認めた. 手術適応とされる皮下気腫が増大傾向にある気管損傷症例でも, 鎮静・鎮痛剤と適切な抗菌薬の使用によって慎重に管理することで, …

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  • SDGsの観点を導入した研究リソースの利活用による探求・学科横断型授業の設計

    間田 潤, 朝本 紘充, 今滝 暢子, 秋田 紘長, 新井 健一, 大熊 康典, 大坂 直樹, 菊地 俊紀, 北島 雄一郎, 小林 奈央樹, 柴山 均, 高橋 智輝, 髙寄 正樹, 三浦 慎一郎, 南澤 宏明, 森 健太郎, 松本 真和 工学教育 72 (2), 2_19-2_28, 2024

    We planned lessons incorporating Team-Based Learning (TBL) to foster students’ thorough critical thinking skills. To effectively implement TBL, we adopted the ARCS model as a motivational …

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  • 二つの映画「黒蜥蜴」

    有元 伸子 近代文学試論 61 97-106, 2023-12-25

    本稿は、第五回三島由紀夫とアダプテーション研究会/福岡市文学館常設展示関連講座「三島由紀夫と映画」(二〇二三年三月二五日、福岡SRPセンタービルSOIL/オンラインのハイブリッド開催)における口頭発表の一部を補筆したものである。

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  • 留学生のキャリア形成支援のための組織横断的な支援システムの構築

    寅丸 真澄, 齊藤 千鶴, 中島 智, 中本 寧, 松野 芳夫, 佐藤 正則, 松本 明香, 家根橋 伸子 言語文化教育研究 21 (0), 278-296, 2023-12-23

    <p>本稿は,言語文化教育研究学会第9回年次大会(2023年3月)において開催されたパネルセッション「留学生のキャリア形成支援に関わる人・組織の連携を考える―日本語学校・大学・大学院の事例から」の開催報告と考察である。本パネルセッションでは,日本語学校,大学,大学院,NPO法人における外国人留学生,及び海外大学生に対するキャリア形成支援の実態を報告し,フロアの参加者とともにその問題点や課題につい…

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  • 科学技術の社会問題としてのゲノム編集を題材とした小学生向け教育プログラムの評価

    口羽 駿平, 山口 悦司, 坂本 美紀, 山本 智一, 原愛 佳, 近江戸 伸子, 村山 留美子, 俣野 源晃, 澁野 哲 日本科学教育学会研究会研究報告 38 (2), 219-222, 2023-12-09

    <p>筆者らは,科学技術の社会問題としてのゲノム編集を題材に,ゲノム編集魚の開発・販売に対して,それらのリスクとベネフィットのトレードオフを考慮した意思決定を目指す小学生向け教育プログラムの開発と評価を行っている.本研究においては,リスク対策を考案する学習活動を経験した後でも意思決定時にリスクを重視する傾向があったことの要因を探索するために,意思決定におけるリスク重視傾向の変化過程を検討した.具…

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  • 不安症・うつ病に対するマインドフルネス―外来心療内科における実践報告―

    本田 由美, 小松 智賀, 野田 昇太, 長谷川 洋介, 長谷川 明日香, 三塚 志歩子, 川副 暢子, 貝谷 久宣 不安症研究 15 (1), 58-66, 2023-11-30

    <p>不安・うつ専門の外来心療内科である当クリニックにおけるマインドフルネスの実践を紹介した。参加自由の単発クラスに加え,マインドフルネスストレス低減法やマインドフルネス認知療法といったコースなど様々な形態で提供しており,心理検査の結果からはいずれもマインドフルネス状態および特性が上昇し,不安やうつの指標の改善が見られた。さらに,患者自身の感想や,講師が受ける印象からは,反応しない態度や観察,落…

    DOI Web Site Web Site 参考文献11件

  • 果汁を用いて加水分解した大豆タンパク質の乳化性

    江木 伸子, 廣瀬 理恵子, 平尾 和子, 野田 誠司, 齋尾 恭子 日本食品科学工学会誌 70 (10), 505-511, 2023-10-15

    <p>大豆分離タンパク質 (SPI) の部分的酵素加水分解が乳化安定性に影響することは既に報告されている. 著者らは市販の部分的加水分解された大豆タンパク質素材を用いて, 乳化安定性の高いエマルションの調製について報告した. 本報の目的は, 数種の熱帯果実の果汁をSPIに直接反応させることにより, SPIから保形性および安定性の高いエマルションを調製することである. その結果, パイナップル, …

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 保育内容「領域」に求められる授業内容の検討

    児嶋 輝美, 石井 信子, 下内 新吾, 船本 孝子, 森 万里子, 金子 紗枝子, 古本 奈奈代 徳島文理大学研究紀要 106 (0), 39-49, 2023-09-30

    <p>教育職員免許法及び同法施行規則の改正に伴い,2019年度から幼稚園教諭の教職課程に「領域及び保育内容の指導法に関する科目」が創設された。この科目は「領域に関する専門的事項」と「保育内容の指導法(情報機器及び教材の活用を含む)」の12単位から成る。本学では2023年度入学生より新課程が導入され,「領域に関する専門的事項」として「幼児と健康」,「幼児と人間関係」,「幼児と環境」,「幼児と言葉」…

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  • ガドリニウムMRI造影剤によるアナフィラキシーから心肺停止と急激なDICをきたした1症例

    森島 陽, 笹野 信子 日本集中治療医学会雑誌 30 (5), 405-409, 2023-09-01

    <p>MRI造影剤であるガドリニウムは,ヨード造影剤と比較して重篤な急性副作用が少ないが,ガドリニウム造影剤の一種であるガドブトロールによるアナフィラキシー反応から心肺停止となり,その後急激な線溶亢進型DICを発症した症例を報告する。70歳代の女性に対して,転移性脳腫瘍の精査のため,造影MRI検査を施行した。ガドブトロール投与後5分でショック,投与後10分で心肺停止となり,心肺蘇生法を施行し,そ…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献12件

  • 倉橋惣三保育論の成立過程に関する史的考察 ―誘導保育の実践記録を手掛かりとして―

    橋本 信子 安田学術研究論集 (52) 85-92, 2023-09-01

    倉橋惣三の「誘導保育論」は、『幼児教育の新目標』『保育入門』で構築されたと言われているが、本稿では、『保育入門』において「誘導保育論」の萌芽を確認し、『保育入門』『幼児教育の特色』において誘導保育の概要と保育者の役割が明確になったことを明らかにした。倉橋が研究拠点とした幼稚園の実践記録の内、成立過程の実践6例(明治後期から昭和初期)を選定し、誘導保育の特徴を抽出した。「誘導保育論」の具現化に際し…

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 医学部学生の発達・療育に関する理解度調査

    杉浦 信子, 藤枝 幹也, 松尾 宗明, 北 洋輔, 小沢 浩 小児の精神と神経 63 (2), 145-153, 2023-07-01

    障害児者を社会が正しく理解することがノーマライゼーション推進のためには大切であるが,障害に関わる知識は医療従事者を志す学生の間でも不十分である.本調査では医学部生を対象に発達や障害に関する知識の実態調査を行った.医学部生1年生209名を対象にアンケート調査を行った.発達や障害に関する用語について既知・未知を問い,用語の説明を求めた.説明の記述をもとに得点化し,既報のコメディカル学生との比較および…

    DOI Web Site 医中誌

  • インスリン使用中の糖尿病患者に対する遠隔モニタリングを用いた看護支援の実態調査

    日本糖尿病教育・看護学会 政策委員会(2020年9月~2022年9月), 永渕 美樹, 餘目 千史, 湯浅 直子, 太田 美帆, 菊永 恭子, 菊原 伸子, グライナー 智恵子, 水野 美華, 村田 中 日本糖尿病教育・看護学会誌 27 (1), 11-18, 2023-06-30

    <p>【目的】ICT機器を活用した遠隔モニタリングを用いた看護支援の実態を明らかにし,インスリン使用中の糖尿病患者に対する遠隔モニタリングの課題を明確にする.</p><p>【方法】日本糖尿病教育・看護学会正会員および非学会員の慢性疾患看護専門看護師,糖尿病看護認定看護師を対象に,WEBアンケートによる実態調査を実施した.</p><p>【結果】有効回答205名,遠隔モニタリングを実施している者は1…

    DOI 医中誌

  • 原発性進行性失語 (PPA) と聴覚障害─自験例をふまえて─

    川上 暢子, 菅野 重範 高次脳機能研究 (旧 失語症研究) 43 (2), 161-165, 2023-06-30

    <p>  原発性進行性失語 (以下, PPA) は現在の診断基準では非流暢性 / 失文法型PPA (以下, nfvPPA) , 意味障害型PPA (以下, svPPA) , ロゴペニック型PPA (以下, lvPPA) に分類されるが, これに当てはまらない症例があり, その 1 つが進行性語聾 (または聴覚失認) の 1 群である。語聾では言語音の音韻認知が障害されており, …

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 科学技術の社会問題としてのゲノム編集を題材とした小学生向け教育プログラムの評価

    口羽 駿平, 山口 悦司, 坂本 美紀, 山本 智一, 原 愛佳, 近江戸 伸子, 俣野 源晃, 澁野 哲 日本科学教育学会研究会研究報告 37 (6), 59-62, 2023-06-24

    <p>筆者らは,科学技術の社会問題(Socio-Scientific Issues)としてのゲノム編集を題材とした小学生向け教育プログラムを開発している.そのなかで,複数のステイクホルダーの意見を通してゲノム編集のベネフィットやリスクに関する学習を支援するためのダイヤローグ型ビデオ教材を作成している.本研究では,本プログラムを経験した小学生に対して質問紙調査を実施し,ビデオ教材の学習支援としての…

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  • 新卒看護師の職業性ストレスと就職先選定因子との関連

    大鳥 和子, 北原 信子 バイオメディカル・ファジィ・システム学会誌 25 (1), 1-8, 2023-06-10

    本研究は, 病院に勤務する新卒看護師の職業性ストレスと就職先選定因子との関連を明らかにすることを目的とした. 日本国内の 33 病院(180~680 床)に勤務する新卒看護師 380 人を対象に郵送法による質問紙調査を行い, 年齢, 勤務期間, 勤務病院の病床数, 職業性ストレス, 就職先選定因子を調査した. 110 人の回答を回収(回収率 28.8%)し, そのうち 30 歳代以上の 10 …

    DOI Web Site 医中誌

  • ドライアイが併存した片頭痛に対する鍼治療

    村山 圭祐, 福島 正也, 白岩 伸子, 石山 すみれ, 鮎澤 聡 全日本鍼灸学会雑誌 73 (2), 136-142, 2023-05-01

    <p>【目的】片頭痛の改善を目的とした鍼治療に、 併存したドライアイへの治療を併用したことで、 良好な経過が得られた症例を報告する。 【症例】59歳女性、 身長156cm、 体重49kg、 BMI20.1、 血圧122/69mmHg、 脈拍70回/分 (整脈)。 職業は事務職。 主訴は頭痛。 【現病歴】X-10年頃、 片頭痛と診断。 X年10月から頭痛が増悪。 …

    DOI Web Site 参考文献12件

  • リストカット瘢痕に対する回転戻し植皮術

    田村 聡, 村松 英之, 末貞 伸子, 島内 香江, 野村 美佐子, 伊藤 智之 日本形成外科学会会誌 43 (4), 177-182, 2023-04-20

    <p> 背景:リストカット瘢痕に悩む患者は非常に多く,近年,リストカット瘢痕に対する戻し植皮術の治療報告が散見される。われわれは多数のリストカット瘢痕患者に対し回転戻し植皮術を行った。<br> 方法:リストカット瘢痕に対し,低濃度大量浸潤麻酔として局所麻酔を行い,電動デルマトームを用いて8/1,000 …

    DOI 医中誌

  • 顔面に発生した血管平滑筋腫の1例

    酒井 梨穂, 松下 友樹, 東堂 暢子, 太田 悠介, 山田 萌絵, 鈴木 伸哉, 岡崎 孝朱, 中川 雅裕 日本形成外科学会会誌 43 (4), 202-207, 2023-04-20

    <p> Angioleiomyoma is a rare benign but painful tumor that usually affects the lower extremities in women. Angioleiomyoma of the face is extremely rare and is usually painless. We report a rare case …

    DOI 医中誌

  • 体位変換時の接触圧力推移の評価と計測システムの有効性

    能登 裕子, 藤田 香奈恵, 橋口 暢子, 戸上 英憲, 佐藤 幸志郎, 野呂 影勇 人間工学 59 (2), 78-84, 2023-04-15

    <p>臥床での生活や治療時の快適性の向上,褥瘡発生リスクの低減において,体表面が支持面から受ける圧力の管理や管理方法が重要となる.本研究では,マルチチャンネルA/D変換器と圧力センサーで構成した計測システムを用いて,ベッド上での体位変換中に被介助者が受ける接触圧力の推移と体位変換技術の快適性を評価するとともに,計測システムの有効性を検証することを目的とする.介助者として熟練看護師13名,被介助者…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • 保育所等における栄養士・管理栄養士の雇用の有無別による栄養管理の状況

    野末 みほ, 石田 裕美, 由田 克士, 原 光彦, 阿部 彩, 緒方 裕光, 岡部 哲子, 吉岡 有紀子, 高橋 孝子, 坂本 達昭, 佐々木 ルリ子, 伊藤 早苗, 村山 伸子 日本公衆衛生雑誌 70 (4), 261-274, 2023-04-15

    <p><b>目的</b> 本研究は保育所等を対象に,栄養士・管理栄養士の雇用の有無別による栄養管理の実態を把握することを目的とした。</p><p><b>方法</b> 2019年に国内8市の1,538の保育所等を対象に質問紙を郵送し,回答が得られた979施設のうち950施設を解析対象とした。栄養管理については食事提供のPDCAサイクル12項目,保護者への栄養・食生活に関する情報提供8項目を尋ねた。…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 人生の最終段階に向けた医療・ケアの話し合い経験の関連要因 —埼玉県A市における横断的調査の結果から—

    山口 乃生子, 會田 みゆき, 山岸 直子, 畔上 光代, 河村 ちひろ, 星野 純子, 浅川 泰宏, 佐瀬 恵理子, 島田 千穂 日本エンドオブライフケア学会誌 7 (1), 35-46, 2023-03-31

    <p>【 <b>目的</b>】 人生の最終段階の医療・ケアにおける話し合い経験に関連する要因を明らかにする.</p><p>【 <b>方法</b>】 埼玉県A市の地域住民5,600名に質問紙を配布した.調査内容は基本属性,家族等と意見が異なる時の対処,健康に関する状態,死を考えた経験,話し合いの必要性の認識,話し合った経験,代理意思決定者選定および書面への記載に…

    DOI Web Site 医中誌

  • 『教育学のパトス論的転回』を読む(2) : 教育哲学研究のさらなる展開へ

    岡部 美香, 平石 晃樹, 生澤 繁樹, 森田 伸子, 小野 文生, 古波蔵 香 大阪大学教育学年報 28 11-22, 2023-03-31

    本稿は, 日本教育学会・近畿地区理事会企画シンポジウム(2021 年5 月30 日開催)「『教育学のパトス論的転回』を読む」第二部の報告論文である. このシンポジウムの趣旨は, 岡部美香・小野文生編著『教育学のパトス論的転回』(東京大学出版会,2021 年5 月)の公開合評会を実施することにあった.今日, 教育学あるいは教育哲学に求められているのは, 教育を批判的に問うその問い方自体について, …

    DOI HANDLE

  • Precise characterization of a corridor-shaped structure in Khufu’s Pyramid by observation of cosmic-ray muons

    Sébastien Procureur, Kunihiro Morishima, Mitsuaki Kuno, Yuta Manabe, Nobuko Kitagawa, Akira Nishio, Hector Gomez, David Attié, Ami Sakakibara, Kotaro Hikata, Masaki Moto, Irakli Mandjavidze, Patrick Magnier, Marion Lehuraux, Théophile Benoit, Denis Calvet, Xavier Coppolani, Mariam Kebbiri, Philippe Mas, Hany Helal, Mehdi Tayoubi, Benoit Marini, Nicolas Serikoff, Hamada Anwar, Vincent Steiger, Fumihiko Takasaki, Hirofumi Fujii, Kotaro Satoh, Hideyo Kodama, Kohei Hayashi, Pierre Gable, Emmanuel Guerriero, Jean-Baptiste Mouret, Tamer Elnady, Yasser Elshayeb, Mohamed Elkarmoty Nature Communications 14 (1), 2023-03-02

    <jats:title>Abstract</jats:title><jats:p>Khufu’s Pyramid is one of the largest archaeological monument all over the world, which still holds many mysteries. In 2016 and 2017, the ScanPyramids team …

    DOI PDF Web Site 参考文献22件

  • 産後ケア事業に関する文献検討

    牛越, 幸子, 東森, 優子, 石岡, 伸子, Ushigoe, Yukiko, Toumori, Yuko, Ishioka, Nobuko 神戸女子大学看護学部紀要 8 23-31, 2023-03-01

    産後ケア事業の全国展開を図る目的として母子保健法の一部を改正する法律が施行された.そこで,文献を用いて国内における産後ケア事業の利用状況や利用に向けた提供者側からの課題,利用者側からの課題を明らかにした.医学中央雑誌Web 版(Ver.5),CiNii,学術機関リポジトリのデータベースから検索を行った.文献23 件から,本研究の目的と一致した13 …

    機関リポジトリ 医中誌

  • 北海道日本語センターによる地域日本語教育の取り組み

    二通, 信子, 阿部, 仁美, 大井, 裕子 日本語・国際教育研究紀要 26 3-16, 2023-03

    本稿では、筆者らの所属する一般社団法人北海道日本A語センター(以下、センター)が2020年4月から2022年12月までに行った北海道における地域日本語教育の取り組みについて報告する。北海道においては、地域の日本語教室は札幌圏や、函館、釧路、旭川などの一部の地域に限定されており、道内市区町村の9割は、日本語教室がない空白地域となっている。そのような状況のなかで、センターは地方公共団体などの委託事業…

    HANDLE

  • 幼児期のいじめに関する一考察~『幼稚園教育要領』領域「人間関係」の役割に着目して~

    橋本 信子 児童教育研究 (31) 57-49, 2023-02-28

    本研究の目的は,幼児期から「いじめ」防止対策をどのように進めていけばよいかの示唆を得ることにある。領域 「人間関係」では自己発揮のぶつかり合いからトラブルや葛藤が生じるのは日常のことと受け止め,「友達と積極的にかかわりながら喜びや悲しみを共感し合う」姿,「自分の思ったことを相手に伝え,相手の思っていることに気付く」姿,「良いことや悪いことがあることに気付き,考えながら行動する」姿,「友達との関わ…

    DOI 機関リポジトリ

  • A predictive model for acute exacerbation of idiopathic interstitial pneumonias

    Masato Karayama, Yoichiro Aoshima, Takahito Suzuki, Kazutaka Mori, Nobuko Yoshizawa, Shintaro Ichikawa, Shinpei Kato, Koshi Yokomura, Masato Kono, Dai Hashimoto, Yusuke Inoue, Hideki Yasui, Hironao Hozumi, Yuzo Suzuki, Kazuki Furuhashi, Tomoyuki Fujisawa, Noriyuki Enomoto, Satoshi Goshima, Naoki Inui, Takafumi Suda European Respiratory Journal 61 (5), 2201634-, 2023-02-23

    <jats:sec><jats:title>Background</jats:title><jats:p>Acute exacerbation of idiopathic interstitial pneumonias (AE-IIPs) induces permanent pulmonary dysfunction and is potentially lethal. The …

    DOI Web Site 参考文献41件

  • 科学技術の社会問題としてのゲノム編集を題材とした小学生向け教育プログラムの開発

    口羽 駿平, 山口 悦司, 坂本 美紀, 山本 智一, 原 愛佳, 近江戸 伸子, 俣野 源晃, 澁野 哲 日本科学教育学会研究会研究報告 37 (5), 75-78, 2023-02-23

    <p>科学技術の社会問題(Socio-Scientific Issues)とは,科学と技術的・手続的・概念的に関連し,論争を呼び起こす社会問題のことである.これまでに,国内外において,科学技術の社会問題を取り上げた教育プログラムが開発・評価されている.筆者らはこれまで,小学生を対象とし,スギ花粉米を題材とした教育プログラムの開発と評価を行ってきたが,新たなトピックを題材とした教育プログラムの開発…

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  • 保育所等における栄養管理加算の認定の有無別による栄養管理の状況

    野末 みほ, 石田 裕美, 由田 克士, 原 光彦, 緒方 裕光, 岡部 哲子, 吉岡 有紀子, 高橋 孝子, 坂本 達昭, 佐々木 ルリ子, 伊藤 早苗, 村山 伸子 栄養学雑誌 81 (1), 30-39, 2023-02-01

    <p>【目的】本研究では保育所等を対象に,栄養管理加算の認定の有無別による栄養管理の実態を把握することを目的とした。</p><p>【方法】2019年8月~10月に,国内8市の1,538の保育所等を対象に,郵送法により質問紙を配布し,979施設より回答を得た。このうち,運営形態に私立と回答し,栄養管理加算の認定の有無に回答があった684施設を本研究の解析対象とした。栄養管理については食事提供のPD…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • 小学生の1食の食事パタンにおける栄養素等摂取量の実態と適正さの評価

    塩原 由香, 村山 伸子, 山本 妙子, 石田 裕美, 中西 明美, 駿藤 晶子, 硲野 佐也香, 野末 みほ, 吉岡 有紀子 栄養学雑誌 81 (1), 3-19, 2023-02-01

    <p>【目的】小学生の食事パタン別に栄養素等摂取量の実態を明らかにし,栄養素等摂取量が適正な食事パタンを検討した。</p><p>【方法】対象者はK県の小学5年生235人のうち,4日間の食事記録がある185人。調査時期及び内容は,2013年10~11月のうち,4日間の食事記録を,写真法を併用した秤量法または目安量記録法で行った。食事記録と写真から,主食・主菜・副菜・主食と主菜等を合わせた料理・汁物…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 透析今昔物語 ~やっぱ好きやねん透析看護~

    今西 伸子 日本サイコネフロロジー学会雑誌 1 (1), 15-20, 2023-01-31

    透析看護師のストレスの要因として、ワンフロアという独特の環境、機械操作、穿刺、エンドレスケア、単調な繰り返しなどがある。 40年前、私は新卒で透析室に配属された。当時は、看護師が透析液を作り、手作業が多く、回路内のエア混入、器械の故障、患者の血圧低下などの対応に追われ、患者さんと向き合う時間が少なかった。また、透析医療が次々進歩し変化していく時代であり、知識や情報が追い付かないという不安もあった…

    DOI 医中誌

  • 我が国農業縮小における産地県のローカリティ

    稲垣 伸子 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202211 (0), 89-92, 2023-01-31

    <p>我が国全般の農業生産量は生産基盤とともに減少している。卸売市場統計において、本州4ブロック野菜の域内率は低下し、主産地県の出荷は広域ブロック内率が上昇している。伝統果実の卸売市場流通は二分化し価格上昇している。他方、果実の統計外ローカル流通は産地至近に維持、地方卸売市場や直売システムは産地地域の消費を充足している。食料自給率は都道府県別の計算と公表をされているが、令和元年度概算値でカロリー…

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  • 保育所に通う幼児における習慣的なエネルギー及び栄養素摂取量の評価

    酒井 亜月, 由田 克士, 高橋 孝子, 岡部 哲子, 佐々木 ルリ子, 石田 裕美, 緒方 裕光, 阿部 彩, 原 光彦, 吉岡 有紀子, 野末 みほ, 坂本 達昭, 伊藤 早苗, 村山 伸子 日本栄養・食糧学会誌 76 (1), 33-41, 2023

    <p>2019年あるいは2020年の秋期に全国7都市の保育所に在籍する3‐6歳児の幼児798名を対象に, 連続しない平日2日と休日2日の計4日間, 秤量記録法による食事調査を実施した。平日と休日それぞれの習慣的な栄養素等摂取量を算出し, 日本人の食事摂取基準 (2020年版) の各指標の基準と比較し評価した。習慣的な栄養素摂取量が推定平均必要量 (EAR) …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • 新人看護師が看護実践の質向上に効果的と知覚する実地指導者の指導

    伊藤 優峻, 松田 安弘, 服部 美香, 山下 暢子, 金谷 悦子 日本看護学教育学会誌 33 (2-2), 55-68, 2023

    <p>〔目的〕新人看護師が看護実践の質向上に効果的と知覚する実地指導者の指導を明らかにし、実地指導者の指導に対する新人看護師の知覚の特徴を考察する。</p><p>〔方法〕新人看護師として病院に就職後2年未満の看護師838名を対象に郵送法を用いて質問紙を配布した。分析には、Berelson, B.の方法論を参考にした看護教育学における内容分析を用いた。</p><p>〔結果〕207名より返送があり、…

    DOI Web Site 医中誌

  • 大学体育授業後の運動・身体活動に対する意識の変容(保)

    池田 悠真, 上地 勝, 大津 展子, 吉野 聡, 加藤 敏弘 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 93-, 2023

    <p>【目的】令和元年国民健康・栄養調査報告によると,運動習慣がある者の割合は低い割合に留まっている。運動習慣の形成には,身体を動かすことの楽しさとその意義に気づくことが必要であると考えられる。A大学の一般体育実技「ボディワーク」の授業は,「心身の課題に気づき,課題解決のための知識及び技能,思考力・判断力を養う」ことを目的としており,運動に苦手意識を持つ学生の多くが履修する。本研究では,「ボディ…

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  • メンタル不調を自覚している日本語教師(非常勤)のストレス要因

    濱川 祐紀代 水谷信子記念日本語教育論集 6 (0), 1-10, 2023

    本研究では,非常勤の日本語教師2名を対象にカウンセリングを3回行い,そこで語られた内容からどのようなメンタル不調があるのかを探った。メンタル不調の症状として,不安,焦り,怒り,意欲低下,睡眠障害などがあがった。要因としては,コミュニケーション不足が発端となり,怒りや焦り,意欲低下につながったことが示唆された。不安定な雇用による将来への不透明感も意欲低下に影響しており,多様なキャリアプランからどれ…

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  • 日本国外の日本語学習環境の実態

    久保田 美子 水谷信子記念日本語教育論集 6 (0), 23-28, 2023

    本研究は,日本国外の日本語学習環境の実態について,海外で日本語を教える非母語話者日本語教師4名へのインタビュー調査を通して得られた観点について報告するものである。インタビュー調査の結果,①教室外のリソースへのアクセスのしやすさが,国によって異なること,②同じ国にいても,教室外のリソースに接触する頻度や内容には個人差があり,この個人差は,そのまま教室内に持ち込まれること,③教室外のリソースが習得上…

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  • Out-of-Plane Thermal Deformation of CFRP Laminated Curved Plates

    SHIBATA Takahiko, ISHIMURA Kosei, FUJIGAKI Motoharu, NAKAMURA Kazuyuki, NAKAMURA Nobuko, MIYAZAKI Kennichi Journal of Evolving Space Activities 1 (0), n/a-, 2023

    <p>Carbon Fiber Reinforced Plastic (CFRP) is often used for space telescopes because of its high specific stiffness and low coefficient of thermal expansion. CFRP structures with complex 3D shapes …

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  • ヘモグロビン円柱による尿細管障害性急性腎障害を併発した自己免疫性溶血性貧血

    力武 隼平, 垣内 誠司, 高樹 郁真, 影林 真理, 冨田 弘道, 吉田 俊子, 原 重雄, 岩田 暢子, 亀崎 豊実 臨床血液 64 (2), 91-96, 2023

    <p>62歳男性。貧血(Hb 8.2 g/d<i>l</i>)で精査入院。溶血性貧血を認め,試験管法直接クームス試験を施行し陰性であった。しかし依然として自己免疫性溶血性貧血(AIHA)が疑われたため,カラム法直接クームス検査,赤血球結合IgGの高感度法定量を施行し温式AIHAの確定診断を得た。また,来院時より急性腎障害(AKI)を併発しており,補液のみでは改善に乏しかったため腎生検を施行した。…

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  • 「もしも」のときの医療・ケアにおける話し合い行動意図尺度:Web調査による信頼性と妥当性の検討

    山口 乃生子, 山岸 直子, 會田 みゆき, 畔上 光代, 河村 ちひろ, 星野 純子, 浅川 泰宏, 佐瀬 恵理子, 島田 千穂 Palliative Care Research 18 (4), 213-223, 2023

    <p>【目的】「もしも」のときの医療・ケアにおける話し合い行動意図尺度の信頼性と妥当性を検討した.【方法】計画的行動理論を参考に項目を作成した.Item-Level Content Validity Index(I-CVI)による内容的妥当性の検討,予備テストを経て原案とした.関東地方の20~79歳の一般人(n=860)を対象に横断的調査および1週間後の再テスト(n=665)をWebにて実施した…

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 看護職の経験学習を促進するリフレクションマッププログラム(Reflection-Map Program: RMP)の開発と効果の検証

    飯岡 由紀子, 渡邉 直美, 田代 真理, 髙山 裕子, 榎本 英子, 廣田 千穂, 木原 円子, 遠藤 まりえ 日本看護科学会誌 43 (0), 676-688, 2023

    <p><b>目的:</b>看護職の経験学習を促進するリフレクションマッププログラム(RMP)を開発し,その効果を検証する.</p><p><b>方法:</b>RMPはALACTモデルを基盤とし,ブレインストーミングから抽出したテーマや問いを配置した5段階プログラムとして開発した.RMPに参加した看護職を対象に単群前後比較の準実験研究を行った.RMP開始前と直後に看護師レジリエンス尺度や心理的ストレ…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • コロンビアにおける初の左派政権誕生

    柴田 修子 ラテンアメリカ・レポート 39 (2), 17-29, 2023

    <p>2022年に行われたコロンビア大統領選挙で、グスタボ・ペトロ候補が当選した。コロンビア初の左派政権誕生であることや副大統領候補がアフロ系女性であること、従来の伝統的政党の潮流を汲んでいないことなどから、今回の選挙は歴史的転換ととらえられている。そこで本稿では、歴史的転換がなぜ起こったのかを分析する。まず選挙制度改革によって左派勢力が参加する余地が生まれたことを概観し、選挙プロセスをたどりな…

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  • 成人女性における下肢のむくみと月経周期の関連

    中島 紀江, 楢木 ゆうか, 立石 礼望, 藤田 香奈恵, 松本 美晴, 松尾 和枝, 小崎 智照, 橋口 暢子 女性心身医学 27 (3), 295-304, 2023

    <p>本研究は,成人女性を対象に,月経周期の各期(卵胞期・黄体期・月経期)の違いにおける下肢のむくみの発生について明らかにすることを目的とした.8名の成人女性を対象に,座位姿勢負荷を行い,その前後に下腿体積,下腿周囲径,下肢・下腿インピーダンス値を測定し,下腿のむくみ感などの主観申告を評価した.座位姿勢負荷にかかわらず,下腿体積は卵胞期より月経期が有意に大きく(<i>p</i><0.05),下腿…

    DOI 医中誌

  • 科学技術の社会問題としてのゲノム編集を題材とした小学生向け教育プログラムの評価

    口羽 駿平, 山口 悦司, 坂本 美紀, 山本 智一, 原 愛佳, 近江戸 伸子, 村山 留美子, 俣野 源晃, 澁野 哲 日本科学教育学会年会論文集 47 (0), 601-602, 2023

    <p>本研究では,科学技術の社会問題としてのゲノム編集を題材とした小学生向け教育プログラムについて,意思決定の観点からその教育効果を評価した.本研究における意思決定とは,ゲノム編集を利用した魚の開発・販売に対して,それらのベネフィットとリスクを考慮しながら,賛否の立場を決定することである.プログラム中に複数回実施した意思決定課題の回答を,賛否の立場とリスク重視傾向に着目して分析した.その結果,ゲ…

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  • 高齢者ケアにおけるセンサーとIoT機器の使用に関する文献検討

    段 暁楠, 河井 伸子, 山﨑 由利亜, 小野 年弘, 正木 治恵 日本看護科学会誌 43 (0), 28-37, 2023

    <p><b>目的:</b>文献検討を通して,高齢者ケアで活用しているセンサーとIoT機器の使用上の詳細を明らかにする.</p><p><b>方法:</b>医中誌Web,CiNii,MEDLINE,CINAHL,CNKIを用いて2021年までに発表された文献を検索し,既に開発されたセンサーとIoT機器の高齢者ケアでの使用目的,使用上のポジティブな面とネガティブな面等の内容を抽出した.使用目的によって…

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 看護小規模多機能型居宅介護におけるCOVID-19感染対策下のサービス提供の工夫

    片平 伸子, 杉本 知子 日本在宅ケア学会誌 27 (1), 102-108, 2023

    <p>目的:本研究の目的は看護小規模多機能型居宅介護(以下,看多機)におけるCOVID-19感染対策下のサービス提供の工夫を明らかにすることである. </p><p>方法:全国での緊急事態宣言解除後にA県内の11事業所を訪問し,半構造化面接調査を行い,質的記述的に分析した. </p><p>結果:《状況に合わせた制限下でのサービスの変更》,《早期発見・予防対策と利用者・職員への指導》,《外部者の出入…

    DOI Web Site 医中誌

  • Stroop test実施中の中高年線維筋痛症患者における前頭前野の活動について

    藤田 信子, 池田 耕二, 松野 悟之, 三木 健司, 仙波 恵美子 理学療法科学 38 (5), 338-344, 2023

    <p>〔目的〕中高年線維筋痛症患者と中高年健常者のStroop test時における前頭前野の活動を近赤外分光法で測定し,結果を比較・検討した.〔対象と方法〕対象を中高年線維筋痛症患者と中高年健常者の2群に分けてStroop testを行い,前頭前野の活動を近赤外分光法で測定した.酸素化ヘモグロビン(oxy-Hb値),およびtask-induced …

    DOI Web Site 参考文献17件

  • 日本語版経済的脅威尺度(FTS-J)の作成

    渡辺 伸子, 沼田 真美 心理学研究 94 (4), 319-328, 2023

    <p>This study aimed to create a Japanese version of the Financial Threat Scale (FTS-J). In Study 1, the FTS was translated into Japanese, and then a survey was conducted. In Study 1, data from 414 …

    DOI Web Site 参考文献11件

  • ジェンダー平等社会における学校体育の在り方に関する研究

    佐野 信子 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 578-, 2023

    <p>「ジェンダー最後の砦」と言われたスポーツ・体育領域でも、オリンピックなどの高度な競技会における、一定基準をクリアしたトランスジェンダー女性(MtF)の参加の容認や、また、学校体育における男女共修・共習といった変化がみられる。本研究者は、長らく「体育・スポーツとジェンダー」に関する研究に従事しており、特に学校体育については、中学校期と高等学校期の在り方に焦点を絞り、質的また量的データを検討し…

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  • 新潟県におけるCOVID-19オミクロン株流行時(第6波)の感染者の集団発生状況

    皆川 璃子, 波塚 飛鳥, 濱野 礼奈, 富山 順子, 木下 直彦, 瀧口 徹, 石上 和男 新潟医療福祉学会誌 23 (2), 17-29, 2023

    <p>2022年1月18日から4月17日まで、新潟県内で発生した各日ごとのCOVID-19オミクロン株流行時(第6波)の感染者数を9施設別、県立12保健所と政令市の新潟市別に区分し、集団発生の状況について分析した。施設は幼保、学校、高齢者施設、福祉施設、企業、医療施設、スポーツ施設、官公庁、飲食である。総感染者数、継続日数、1日当たりの最大人数も大きく異なっており、施設規模や構成集団の特徴を踏ま…

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  • 日本語教師セミナーにおける一考察

    木下 謙朗, 丸山 真貴子 水谷信子記念日本語教育論集 6 (0), 11-21, 2023

    本稿は,日本語教師の資質・能力の全体的な向上だけではなく,内化と外化の往還を多く取り入れることにより参加者の気づきを促すための仕掛けを組み込んだ日本語教師セミナーについて報告する。セミナーは担当講師による模範授業を提示し,そのうえで参加者が模擬授業を設計・実施することで,参加者が「自分事」として取り組めるように計画した。参加者の振り返りから,セミナーの成果と課題について述べる。

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  • Qualitative Study on Important Elements of Life for Japanese and Thai Older Adults

    Nobuko Shimizu, Takako Yamada, Nobuyuki Honda, Miyako Mochizuki, Mayumi Kato, Noboru Hasegawa, Hunsa Sethabouppha, Nattaya Suwankruhasn, Chalinee Suvanayos Journal of Ageing and Longevity 3 (1), 11-32, 2022-12-30

    <jats:p>Previous studies have demonstrated relationships between religiosity, physical and mental health-related outcomes, and healthy collective longevity. This qualitative study investigated the …

    DOI Web Site 参考文献31件

  • Incidence of Kawasaki Disease Before and After the COVID-19 Pandemic in Japan

    Ryusuke Ae, Nobuko Makino, Masanari Kuwabara, Yuri Matsubara, Koki Kosami, Teppei Sasahara, Yosikazu Nakamura JAMA Pediatrics 176 (12), 1217-, 2022-12-01

    <jats:sec id="ab-poi220059-4"><jats:title>Importance</jats:title><jats:p>Global studies have reported that the incidence of Kawasaki disease (KD) declined during the COVID-19 pandemic. These studies …

    DOI PDF 被引用文献1件

  • Effects of Socioeconomic Status on Nutrition and Nutrition Policy Studies in Asia

    MURAYAMA Nobuko Journal of Nutritional Science and Vitaminology 68 (Supplement), S92-S94, 2022-11-30

    <p>Many studies in Western countries have reported that people with low socioeconomic status (SES) have a greater risk of obesity and non-communicable diseases. However, the relationship between SES …

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献36件

  • 都市近郊の里山地域における地域協働型デザイン教育モデルの実践的構築

    SOWA Tomoyuki, SAIKI Takahito, HATA Tomohiro, NOGUCHI Ryo, SCHWABE Caspar, YOON Chiba, TAKAHATA Tadashi, YOSHIDA Nobuko, SAKURAGI Chie, 曽和 具之, 齊木 崇人, 畑 友洋, 野口 僚, シュワーベ カシュパー, 尹 智博, 高畑 正, 吉田 信子, 櫻木 千恵 芸術工学2022 2022-11-25

    本研究は、都市近郊に活用されないまま偏在する緩衝緑地、圃場、里山をフィールドとして、環境デザイン、プロダクト・インテリアデザイン、ソーシャルアートの見地から、持続可能な地域協働型のデザイン教育モデルを構築することを目的としている。  具体的には、研究学園都市周辺地域の荒廃した保安林や緑地、共生ゾーン集落の里山、国営明石海峡公園神戸地区、キーナの森公園、神出里づくり地域などの活用されないまま残る緑…

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  • Three-year results from phase I of ZUMA-4: KTE-X19 in pediatric relapsed/refractory acute lymphoblastic leukemia

    Alan S. Wayne, Van Huynh, Nobuko Hijiya, Rayne H. Rouce, Patrick A. Brown, Joerg Krueger, Carrie L. Kitko, Edward Dela Ziga, Michelle L. Hermiston, Michael K. Richards, Andre Baruchel, Petra C. Schuberth, John Rossi, Lang Zhou, Lovely Goyal, Rajul Jain, Remus Vezan, Behzad Kharabi Masouleh, Daniel W. Lee Haematologica 108 (3), 747-760, 2022-10-20

    <jats:p>Here we present the 3-year results of ZUMA-4, a phase I/II multicenter study evaluating the safety and efficacy of KTEX19, an autologous anti-CD19 chimeric antigen receptor (CAR) T-cell …

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  • 丹沢山地でシカの採食圧を 20年以上受けた後に設置された植生保護柵の内外における絶滅危惧種の多年草の回復

    田村 淳, 中西 のりこ, 赤谷 美穂, 石川 信吾, 伊藤 一誠, 町田 直樹, 永井 広野, 野辺 陽子, 長澤 展子 保全生態学研究 27 (2), 263-, 2022-10-20

    <p>シカの累積的な採食圧により絶滅が危惧される多年草の回復を評価するには、設置年の異なる植生保護柵を用いて長期にわたり継続調査することが有効である。本研究では、 1980年代後半からシカの強い採食圧を受けてきた丹沢山地のブナ林に 1997年に設置された 3基の柵( 1997年柵)と 2003年に設置された 4基の柵( 2003年柵)、2010年に設置された 3基の柵( …

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