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検索結果 50,794 件

  • ICUに入室した患者の家族における退院後の精神症状発生に関連する要因:事後解析

    大野 美香, 本荘 弥生, 永登 諒, 平敷 好史, 池口 修平, 神津 玲, 嶋田 正子, 渡辺 伸一 日本集中治療医学会雑誌 31 (3), 203-208, 2024-05-01

    <p>【目的】ICUに入室した患者の家族における退院後の精神症状発生に関連する要因を探索する。【方法】本研究は本解析に対して事後に実施された症例対照研究である。対象は,ICU に48時間以上滞在し退院した患者と,その患者がICU滞在中に1回以上面会した家族である。 患者データを,家族に精神症状あり〔Hospital Anxiety and Depression …

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  • P2Mを用いた看護基礎教育における指導法開発

    岡本 華枝, 徳永 基与子, 鈴木 克明, 小笠原 秀人 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 193-211, 2024-04-20

    新人看護師は、就職すると複数の患者を同時に受け持ち、患者の状態観察や患者の訴えに対応しながら優先順位を判断し、多重課題を解決するための能力が求められる。しかし、看護基礎教育においては、複数の患者を受け持つ実習は最高学年での統合実習のみである。統合実習を効果的に取り組むための実習前演習(事前指導)や実習後の効果的な振り返り(事後指導)は各教育機関ならびに各担当看護教員の裁量に委ねられている場合が多…

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  • Molecular Aggregation Strategy for Inhibiting DNases

    森田, 健太, Moriwaki, Tomoko, Habe, Shunsuke, Taniguchi-Ikeda, Mariko, Hasegawa, Tadao, Minato, Yusuke, 青井, 貴之, 丸山, 達生 JACS Au 2024-04-16

    ...Once Mn007 molecules formed aggregates, they exhibited inhibitory effects specific to DNases that require divalent metal ions....

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  • Exploring the Application of Ecosystems Approach to Urban Planning:

    Saraswat Anjali, Pipralia Satish, Kumar Ashwani International Review for Spatial Planning and Sustainable Development 12 (2), 28-42, 2024-04-15

    ...The ecosystem's approach to urban planning was once such a concept, creating cities with high-quality urban life by managing the dynamics between social, economic, and environmental systems....

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  • Multi-Style Shape Matching GAN for Text Images

    YUAN Honghui, YANAI Keiji IEICE Transactions on Information and Systems E107.D (4), 505-514, 2024-04-01

    ...The proposed method generates multiple styles of text images using a single model by training the model only once, and allows users to control the text style according to style images....

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  • 要介護認定者の5 年生存率上昇後の人口構造に関する確率シミュレーション・モデルを用いた検討

    鈴木 真, 本多 伸行, 木村 大介 保健医療学雑誌 15 (1), 43-52, 2024-04-01

    <p><b>要旨 </b></p><p>本研究では,介護保険分野における要介護認定者の健康寿命の延伸という観点から5 年生存率を上昇させるための要介護度の推移について,確率シミュレーション・モデルを用いて検討した.方法は,まず先行研究を参考に仮想の1 万人分の5 年間の要介護度の確率的に作成した基準群とするデータセットを作成した.これに対し,各年の死亡率を調整し5 …

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  • 視覚障がい学生の実習施設への情報提供とその効果

    渡邊 昌宏, 松井 康, 松嶋 美正 理学療法教育 4 (1), 1_67-1_73, 2024-04-01

    <p>視覚障害のある理学療法学生の視覚情報を,臨床実習施設に提供する目的で個別の視覚情報シートを作成した。シートを作成する過程で学生は視覚障害を見つめ直すことができた。また,シートは実習施設で実習指導者によく活用され,満足度の高いものとなっていた。このことから,学生がシートを作成し実習指導者に提示したことは,実習指導者と学生との間で学生の視覚に関する情報が共有されやすくなり,実習中での実習指導者…

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  • 新型コロナウイルス感染症影響下における理学介護学生の主観的幸福度の関連要因

    川原 洋一, 富田 義人, 水上 諭, 金ヶ江 光生 理学療法教育 4 (1), 1_31-1_37, 2024-04-01

    <p>目的:本研究は,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)影響下における理学介護学生の主観的幸福度と各質問との関連を調査した。方法:学生95名を対象とした。調査時期は2020年9月から11月であった。自記式質問紙にて性別,年齢,身長,体重,主観的幸福度,友達と遊ぶ回数,恋人・配偶者の有無,趣味の有無,家族との食事の有無,相談相手の有無,夢・目標の有無,小遣いの金額,自由時間の有無,褒めら…

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  • 「荷重安全ガイド」の導入 : 発災時の備蓄物資の荷役に関する腰痛予防策の検討

    佐伯, 潤, 渡邊, 祐介 減災復興学研究 1 13-23, 2024-03-31

    災害備蓄物資の運び出しは,災害対応の基本的な作業の1 つである.荷役には急性腰痛症などを発症するリスクがある.ひとたび腰痛を発症すれば,当該傷病者は諸々の事務遂行が困難となり,災害対応の人員不足の一因となり,用便等の介助に仲間の作業負担を増やすおそれがある.本研究では,備蓄物資搬送での腰痛防止を目的とし,①備蓄物資の,内容物,数量,賞味期限を示す情報ラベルに,物資の総重量および,重量物の危険度を…

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  • 介護老人保健施設の屋外施設における散歩が認知症の入所者に与える影響とデザイン要素に関する事例研究

    河西 大介, 山本 早里 デザイン学研究 70 (4), 4_65-4_74, 2024-03-31

    <p> 本研究は,介護老人保健施設の屋外施設において認知症の入所者を対象に散歩が与える影響とデザイン要素の関係を明らかにすることを目的とした。そのため,事例調査として特定の介護老人保健施設における認知症の入所者を対象に週1回実施されている散歩について1 年を通して屋外施設の現地調査,散歩の実施方法と観察調査及び散歩を担当している介護スタッフを対象にインタビュー調査を実施した。その結果,認知症の入…

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  • マレー人とは誰か

    中島 咲寧 アジア・アフリカ地域研究 23 (2), 260-276, 2024-03-31

    ...Nevertheless, when postwar political changes shifted Malay nationalism toward “the establishment of Malay superiority,” they were once again included in the Malay category as they supported this position...

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  • 腰椎術後3ヵ月の高齢者における生活空間の実態及び低活動群の特徴

    石塚 大悟, 峯﨑 洋, 浅川 康吉 地域理学療法学 3 (0), 35-42, 2024-03-31

    <p>【目的】腰椎術後3ヵ月の高齢者における外出の実態について調査をするとともに,低活動となる対象の特徴を明らかにすることを目的とする.【方法】脊椎専門病棟に入院した高齢腰椎手術患者(65歳以上)に,術前と術後3ヵ月の生活空間,健康関連QOL,疼痛,痺れ,退院時に心身機能,日常生活自立度及び基本情報を調査した.術前と術後3ヵ月の生活空間の比較を行うとともに,生活空間のスコア56点以下を低活動群と…

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  • Study Group活動へのアジャイルの活用

    最上 千佳子 プロジェクトマネジメント研究報告 4 (1), 52-56, 2024-03-31

    <p>人材育成Study Groupでは,活動成果として1~2年に一度,アウトプットを作成している.2023年は,その活動方法にアジャイルの考え方と手法を一部取り入れてみた.その活動結果をふりかえり,共有することにより,他のStudy Groupの活動や本業以外の活動の推進力としてアジャイルが使えるかどうかについて吟味した.その結果,アジャイルの考え方や手法は有用であり,将来的には,本業で複数の…

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  • β-C<sub>2</sub>Sの炭酸化によって固定されたCO<sub>2</sub>に関する研究

    扇 嘉史, 細川 佳史 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 53-61, 2024-03-29

    <p>β-C<sub>2</sub>Sの炭酸化によるCO<sub>2</sub>の固定化機構を検討した。本研究で対象とした炭酸化したβ-C<sub>2</sub>S(炭酸化β-C<sub>2</sub>S)の構成相は、各種分析から、カルサイト、アラゴナイト、CaOを少量含んだシリカゲルであった。TG-MSによって、通常の炭酸カルシウムの脱炭酸温度よりも低温である400℃付近から脱炭酸が生じたこと…

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 政務活動費の適正運用と第三者機関の役割 : ある中核市の取り組みに着目して

    堀, 裕彦 政策創造研究 18 103-117, 2024-03-28

    「事実は小説より奇なり」と言うが、平成26年7月に全国中継された兵庫県議会議員による「政務活動費」の不正使用に関する「号泣会見」は、期せずして制度の存在を広く国民に知らしめるところとなった。その後、この一県議により開かれたパンドラの箱は、全国の地方議会に波及することとなり、その制度自体が「諸悪の根源」であるかのような誤解と錯覚を与える結果になった。筆者は、奇しくも「号泣会見」の直後から、大阪府下…

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  • 現代の心理療法における「コミットメント」をめぐる諸相─オリジナルとテンプレート─

    北原知典 放送大学研究年報 41 83-89, 2024-03-25

    高度情報化社会では、心の投影の引き受け手であった聖地や未知なる場所は、世界規模で共有かつ消費され、その結果、個人の内的な世界を投影可能なリアルな場は世界から失われつつある。個人の生きる物語は、本来、この感情や情動によって心の深い部分が揺り動かされる体験を通して育まれるが、その体験を得ることが困難となっている。そして、それは個人を定位させる他者の不在とも言い換えられる。他者不在の世界は人に不安を喚…

    機関リポジトリ

  • スタンディングマシーンの 新しい使用法による生産性向上効果 A介護老人福祉施設の取組事例から

    森田 裕之, 大野 倫由 日本社会福祉マネジメント学会誌 4 (0), 32-40, 2024-03-25

    日本の介護産業の労働力不足は, 今後ますます深刻化することが予想されており, 介護分野における生産性の向上が最重要課題となっている. この課題に対しスタンディングマシーンを使用した研究において, 複数台を同時に使用することで, 量的な効率化を行えることが明らかとなっている. しかし, 先行研究では前述の研究以外に, スタンディングマシーンの使用が生産性向上につながるという研究は見られない. …

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  • COVID-19が小児気管支喘息に与えた影響

    是松 聖悟 日本小児アレルギー学会誌 38 (1), 81-85, 2024-03-20

    <p>小児の気管支喘息は呼吸器感染症によって急性増悪することが知られているため,COVID-19のパンデミック当初は,気管支喘息の悪化が懸念されていた.しかし,系統的レビューでもCOVID-19が気管支喘息を悪化させる証拠は得られておらず,小児気管支喘息発作入院サーベイランスでも急性増悪による入院が減少していること,入院例のうちSARS-CoV-2陽性例は少なく,人工呼吸管理例も報告されなかった…

    DOI Web Site 参考文献22件

  • SAP療法により糖尿病コントロールが著明に改善した1型糖尿病の1例

    安谷屋, 文, 村井, 雄紀, 佐野, 伸一朗 浜松医科大学小児科学雑誌 4 (1), 37-40, 2024-03-15

    1型糖尿病(Type1 Diabetes Mellitus:T1DM)は,膵β細胞破壊によるインスリン欠乏を来たす疾患である.本邦でのT1DMの発症頻度は,1.4–2.2/10万人/年と比較的少ない.T1DM患者は,生涯に渡ってインスリン投与と血糖管理が必要となる.近年,糖尿病治療に関するデバイスが次々と登場し,インスリン治療方法の選択枝が広がり,新たな血糖コントロールの指標も登場してきている…

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  • 精神科病院におけるCOVID-19クラスターの特性と対応

    菊池 綾, 野田 龍也, 今村 知明 日本健康開発雑誌 advpub (0), 2024-03-15

    <p><b>抄録背景・目的</b> 患者の特性という点で一般科病院と異なる精神科病院においても、COVID-19のクラスター事案の発生が観測されている。本研究では、精神科病院のCOVID-19感染制御のための対策の手がかりを示すことを目的とした。</p><p><b>方法</b> 奈良県内の精神科病院の同一病棟内(急性期症状に対応する閉鎖精神病棟)で2020年12月と2023年9月にCOVID-1…

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  • 「レゴ®シリアスプレイ®ワークショップ」の活用による交通まちづくり政策立案手法の報告

    尾藤 文人 都市計画報告集 22 (4), 584-585, 2024-03-11

    <p>現在、政府では「デジタル田園都市国家構想実現会議」が開催され、「デジタル実装を通じて地方が抱える課題を解決し、誰一人取り残されずすべての人がデジタル化のメリットを享受できる心豊かな暮らしを実現する」という構想である。これを受けて、国土交通省において「地域の公共交通リ・デザイン実現会議」が開催されており、共創モデル実証プロジェクトが立ち上がっている。『北九州魅力探究プログラム『アオハルし放題…

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  • 大学における地域密着型教育の受講経験が卒業後に与える影響に関する予備的検討

    中里, 陽子, 津曲, 達也, 津曲, 隆 鹿児島大学総合教育機構紀要 7 21-36, 2024-03

    現在、多くの大学でフィールドワークを取り入れた地域に密着した教育が行われている。地域密着型教育の効果について授業の前後での評価はこれまでも行われてきた。しかし、卒業後までを視野に収めた効果についてはほとんど研究されていない。地域密着型教育の効果を深く理解するには長期的な視点での調査研究も必要であろう。 …

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  • Urban Streetscape Changes in Portland, Oregon: A Longitudinal Virtual Audit

    埴淵, 知哉, Nagata, Shohei, Banis, David, Shobe, Hunter, Nakaya, Tomoki The Professional Geographer 76 (2), 180-193, 2024-03

    Streetscape imagery has considerable potential for observing urban change. The literature lacks sufficient longitudinal studies, however, on urban change considering human perception and activities. …

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  • トーンビルダー(音=画)――ドイツ語圏における初期「無声」映画の一形態

    常石 史子 映像学 111 (0), 47-71, 2024-02-25

    <p>音声の再生装置である蓄音機と映像の再生装置である映写機とを組み合わせ、音つきの映画を実現しようとするディスク式トーキーには、映画史上数多くのシステムが存在した。本論文はそうした中でも1903年から1910年代初頭にかけてドイツ語圏で隆盛を誇ったトーンビルダーTonbilder(音=画)と呼ばれる作品群を考察の対象とする。</p><p>まず、蓄音機と映写機が結びつき、新しいメディウムが生まれ…

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  • 土器型式非在論 : 土器群構成分析法のすすめ(2)

    小杉, 康 北海道大学考古学研究室研究紀要 3 1-35, 2024-02-22

    二枚橋式土器は本州島最北端の弥生文化の最初期の土器型式の一つとして設定された。類似した土器群の存在は津軽海峡を挟んで隣接する北海道島南西部地方でも知られている。 それらを二枚橋式土器であると評価することは、弥生文化の空間的な広がりを北海道島にまで広げることにもなりかねないために、多くの研究者は躊躇した態度をとってきた。 …

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  • 妊娠中に競技復帰目的のトレーニングを行った選手の 体組成変化の記録

    松田 貴雄, 清永 康平, 宮崎 奈美 デサントスポーツ科学 45 (0), 182-190, 2024-02-22

    <p>目的:日常の体調管理に体重が用いられるが,アスリートの場合,骨格筋量と相関する体水分量が日常的に測定できることが望ましい.今回,産後の競技復帰を目指して妊娠中にトレーニングを継続したパラアスリートの妊娠中の体組成変化を記録した.方法:前腕にて簡便に測定できるように開発した体水分量計を用いて体水分量を日常的に測定して,1か月に1回外来受診時に測定した体組成値と比較を行った.結果:体水分量は妊…

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  • SDGsの中間年を迎えて

    長島 美紀 THINK Lobbyジャーナル 2 (0), 17-30, 2024-02-22

    ...The report once again emphasizes the significance of the role played by civil society.</p>...

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  • 自律分散的に輻輳リンクを回避するNDNにおけるコンテンツ配送パス切替方式

    大光 菜月, 重安 哲也 情報処理学会論文誌 65 (2), 457-464, 2024-02-15

    NDN(Named Data Networking)では配送経路上のCR(Content Router)にコンテンツをキャッシュし,将来の配信要求に使用することで効率的なコンテンツ配送を実現する.しかし,FIB(Forwarding Information Base)のみに従った従来型のNDNにおける静的なコンテンツ転送では,1度輻輳が発生するとコンテンツ取得率,RTT(Round Trip …

    DOI 情報処理学会

  • ITMA2023報告 デジタルテキスタイルの未来

    松井 康祐 日本画像学会誌 63 (1), 62-71, 2024-02-10

    <p>ヨーロッパで4年に一度 (アジアでは2年に一度) 開催されている,繊維関連機械展示会ITMA (International Textile Machinery Association) がミラノで予定通り開催された.この展示会は,糸を作る機械から,布を織ったり編んだりする機械,プリントする機械など,ありとあらゆる繊維機械の展示会である.コロナ禍でアジアでのITMAは2019年以降行われてお…

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  • 竈神の神像からみるベトナム・フエ地域の特徴 -神像生産者への聞き取りを中心に-

    鍋田 尚子 常民文化研究 2 (2023) 35-63,ii, 2024-02-09

    ベトナム・フエ地域の竈神の祭壇で祀られる小型の土製の神像は、陰暦一二月二三日に家で竈神の儀礼をしたあと木の根本などに置かれ、再度見送り儀礼が行われる。この竈神の神像はフエ地域で創造されたものである。  本稿では、現在ディアリン村で神像の手工業生産を続ける六家族と伝統的窯業の村フォックティック村での二〇一二年から二〇二一年までの聞き取りを中心に「モノ」の視点から神像の生産の実態とその変遷を明らかに…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE

  • 冷戦時代のプロパガンダの内情

    塩﨑 隆敏 放送研究と調査 74 (2), 2-32, 2024-02-01

    ウクライナへの軍事侵攻、イスラエルとパレスチナの衝突で改めて偽情報やプロパガンダに注目が集まる。現状を分析する上で、歴史を振り返ることは欠かせない。冷戦時代、東西両陣営はどのように有利な情報を流していたのか?ベルリンの壁によって分断されていた旧東ドイツ(ドイツ民主共和国)でも、西側を含めた世界に向けてプロパガンダが行われていた。 …

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  • NICU児に侵襲となりうるアラーム音の発生状況の分析

    小西 澄代, 新小田 春美 北関東医学 74 (1), 71-77, 2024-02-01

    <p><b>背 景:</b>NICUの環境,特に騒音や光環境は,低出生体重児にとって侵襲とされ,将来の発達や成長への影響が懸念され,環境基準が設定され静かな環境での養育が求められてきた.</p><p><b>目 的:</b>NICUのよりよい音環境の為に,騒音の音源とその発生時間を調査する.</p><p><b>対象と方法:</b>A施設のNICU,GCUで24時間の音圧と周波数を7日間継続測定し,…

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  • ネットワークカメラによる人流データを活用した建物間の OD 交通量更新手法の構築

    山中 惇矢, 山本 俊行, 小林 栄介, 伴 和徳 交通工学論文集 10 (1), A_250-A_258, 2024-02-01

    <p>近年では、携帯電話の GPS データや基地局データに加え、画像認識技術の向上により画像から人を検出し、人流を把握することが可能となっている。一方で全国道路・街路交通情勢調査の調査頻度は 5 年に 1 度であり、OD 交通量が次の調査まで更新されない。そのため、上記のような人流データを活用し OD 交通量を逆推定する手法などが実践されている。そこで、本研究は学内で過去に Web …

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  • 高齢2型糖尿病患者におけるスマートフォンを活用した遠隔運動指導の短期的及び長期的効果

    小野 恭伸, 米田 真康, 佐藤 光絵, 佐々木 美希, 小武家 和博, 大野 晴也 糖尿病 67 (1), 13-20, 2024-01-30

    <p>運動指導は,コミュニケーション形態から「対面型」と「遠隔型」に大別することができる.本研究では,スマートフォンによる遠隔運動指導が高齢2型糖尿病患者のHbA1c値やbody mass index(BMI),身体機能,身体活動量に与える影響を短期的(介入期間中)及び長期的(介入終了から12か月経過時点)に検討した.広島県の中山間地域の医療機関に通院中の高齢2型糖尿病患者20人を対象とした.身…

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  • 長時間作用型成長ホルモン製剤 エヌジェンラ<sup>Ⓡ</sup>皮下注の開発

    星野 優子, 谷口 靖人, 瀧 憲二, 阿部 貞浩 Drug Delivery System 39 (1), 64-68, 2024-01-25

    エヌジェンラ<sup>Ⓡ</sup>は、「骨端線閉鎖を伴わない成長ホルモン分泌不全性低身長症」の効能・効果を有するはじめての長時間作用型成長ホルモン製剤であり、国内では2022年1月に承認を取得した。本剤は、ヒト成長ホルモンにヒト絨毛性性腺刺激ホルモンβサブユニットのC末端ペプチドを融合させることによって半減期を延長し、従来、連日投与が必要であった成長ホルモン分泌不全性低身長症の治療において、週…

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  • 高度肥満患者のRamsay Hunt症候群による末梢性顔面神経麻痺の後遺症への鍼治療が有用であった1症例

    石幡 絵美子, 玉井 秀明, 篠原 貴子, 堀田 訓久, 中野 朋儀 日本ペインクリニック学会誌 31 (1), 19-22, 2024-01-25

    <p>Ramsay Hunt症候群(以下,Hunt症候群)に伴う末梢性顔面神経麻痺は,治療に難渋する場合がある.今回,鍼治療が後遺症の軽減とQOLの向上に寄与した高度肥満の1症例を経験したので報告する.症例は53歳女性.当院にてHunt症候群と診断され,麻痺スコアは柳原40点法で4点であった.ステロイドと抗ウイルス薬が投与されたが著変せず,発症17日後に麻酔科を紹介受診した.高度肥満のリスクによ…

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  • StyleMapを用いた事前学習済みStyleGANによる画像編集

    本田 爽, 折原 良平, 清 雄一, 田原 康之, 大須賀 昭彦 情報処理学会論文誌 65 (1), 97-111, 2024-01-15

    近年,所望の画像を再現するようにGANの潜在変数を推定するGAN Inversionという分野が注目されている.入力画像を再現する潜在変数が得られると,この潜在変数を編集することにより画像を編集することができる.しかし,入力画像と再構成画像の差分である再構成品質と,編集画像のもっともらしさである編集品質の間にはトレードオフがあることが知られている.本研究では画像全体の性質を表す潜在変数を空間方向…

    DOI 機関リポジトリ 情報処理学会

  • 砂・ベントナイト混合土の遮水性能評価における締固め密度の測定頻度の影響

    山田 淳夫, 千々松 正和, 鈴木 誠, 小峯 秀雄 土木学会論文集 80 (1), n/a-, 2024

    <p> ベントナイトを用いた放射性廃棄物処分施設の人工バリアの施工時の品質管理において,一般的な盛土工事等における品質管理手法を適用した場合,現場密度試験などの頻度は数百~数千m<sup>3</sup>につき1回程度となり,数が限られたデータから遮水性能を評価する必要がある.そこで本研究では,地盤統計学的手法を用いて透水係数の3次元空間分布モデルを作成する方法を適用し,土構造物の全体での遮水性能…

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 漂白剤のエネルギー需要とカーボンフットプリント

    アレクシス メテース, 蘇 涛, 坂本 沙織, 疋田 清光 紙パ技協誌 78 (1), 40-44, 2024

    2022年にエネルギー価格が大幅に上昇し,不安定な状態が続いている。これにより,競争力のあるパルプの漂白コストと温室効果ガス(GHG)排出削減の両方の目標を一度に満たすことがより難しくなった。本稿では,まず,化学パルプの漂白に関与する主要な化学薬品の製造におけるエネルギー需要(酸素,オゾン,二酸化塩素,過酸化水素)と必要な化学物質の前駆体について検討する。その後,異なる国の電力グリッドの影響を考…

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  • 同粒径で比重の異なる二種類の粒子を用いた流砂の運動特性に関する実験的検討

    関根 正人, 稗田 明哲, 帆足 拓海 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 本論文では流砂がすべて河床を起源とすることを考慮して,掃流砂と浮遊砂の濃度分布と流速分布に着目してその連続性を確認することを目的とする.また,解析技術の向上により精緻に粒子の追跡・カウントが可能となり,鉛直分級を可視化するだけでなく流砂量を濃度分布から直接算出することができた.その結果,浮遊砂と掃流砂が下降流に乗って大きな速度で移動するという同様の運動特性が確認され,改めて浮遊砂と掃流砂…

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  • 最上川流域の水環境に関する研究(3)

    山形 えり奈, 小寺 浩二 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 207-, 2024

    <p><b>Ⅰ はじめに</b></p><p> 最上川は,山形県を流下する,幹川流路長約229 km(全国第7位),流域面積約7,040 km2(同9位)の一級河川である.当流域について,河川水質を明らかにする目的で行った調査の結果を報告する.</p><p><b>Ⅱ 研究方法</b></p><p> 2022年3月から2023年7月まで約月1回の現地調査を行った.調査地点は本流(m01~06, …

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  • クリップと特殊なデバイスを用いた内視鏡的切除後の欠損閉鎖法

    野村 達磨, 杉本 真也, 天満 大志, 大山田 純, 伊藤 圭一, 亀井 昭 日本消化器内視鏡学会雑誌 66 (2), 191-206, 2024

    <p>ESDは早期の消化管腫瘍に対する一括切除術として確立されている.一方でESDを含む内視鏡的切除術(Endoscopic resection:ER)後の出血,穿孔,その他の有害事象の予防法は未だ確立されていない.ER後粘膜欠損部の閉鎖には汎用クリップを用いることが多い.近年では開閉可能なクリップや,よりサイズの大きいクリップも開発されている.またOver-The-Scope …

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  • 再利用ポリ乳酸(PLA)にバージンPLAを添加して造形した歯科模型の再利用性

    永田 紘大, 木本 克彦, 河奈 裕正 日本デジタル歯科学会誌 13 (3), 98-104, 2024

    <p> 本研究は歯科医療の産業廃棄物軽減のため,熱溶解積層型3Dプリンター(FFF)とポリ乳酸(PLA)から模型を造形し,粉砕し,再利用PLAフィラメントに異なる割合のバージンPLAを添加することで,再利用の回数を増加させることが可能か検討した.再利用PLAに対してバージンPLAの割合を25%,50%,75%に区別し添加させ,3サイクル再利用を行い精度の検証を行った.同一のプロビジョナルクラウン…

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  • 道具の把握に選択的な失行

    大森 智裕, 船山 道隆, 穴水 幸子, 石川 芽衣 認知リハビリテーション 29 (0), 20-36, 2024

    <p>失行の検査では手の把握型や道具操作を分けた評価が重視されているが、道具の把握に選択的な失行を呈する患者の報告は、世界中でこれまでに4例のみにとどまっている。本報告の目的は、我々の症例を含め、これまで報告された道具の把握が選択的に障害された4症例をレビューし、責任病巣や神経学的症状、神経心理学的症状のほか、失行症状の詳細を比較することにより、道具の把握に選択的な失行を体系的に明らかにすること…

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  • 抗血栓療法中に頭部外傷を呈し開頭手術後に急性肺血栓塞栓症を呈した1例

    箕輪 啓太, 今 明秀, 今野 慎吾, 野田頭 達也, 十倉 知久, 吉村 有矢 日本外傷学会雑誌 advpub (0), 2024

    <p> 抗血栓薬内服している50歳代の男性. 駐車場で滑って転倒し頭部を強打し, 後頭部痛を主訴に来院した. CTで急性硬膜下血腫, 脳挫傷を認め, 保存加療目的に入院した. 意識障害が出現し, 失語と麻痺も出現し, CTで血腫増大を認めたので第3病日に開頭手術を施行した. 術後出血性合併症のリスクが低くなった段階で抗血栓薬投与を予定していたなかで, …

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  • 災害地理学の発展をめざして

    鈴木 康弘, 田中 靖, 八反地 剛, 石黒 聡士 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 29-, 2024

    <p><b>シンポジウムの趣旨:</b>日本地理学会は2001年に災害対応委員会を立ち上げ、四半世紀が経過する。この間、東日本大震災など多くの災害に学会として対応し、ハザードマップや地形分類図の普及、地理教育における防災教育について、地理学的視点から検討してきた。日本社会の持続可能性が改めて問われ、地理学にも貢献が求められている今日、これまでの取り組みを振り返ると共に災害地理学の発展をめざした今…

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  • Resistance indexおよびPulsatility indexと,脳灌流圧との関連について:在胎32週以上の早産児と正期産児での比較

    野木森 智和, 瑞木 匡, 太田 幹人, 藤田 尚江, 宇田 大祐, 上杉 まどか, 山野 暁生, 一瀬 栄佑, 森元 英周, 橋口 加名栄, 木下 大介, 長谷川 龍志, 家原 知子 日本周産期・新生児医学会雑誌 60 (1), 72-77, 2024

    <p> 目的:本研究の目的は,新生児における頭部超音波検査を用いて簡便に計測できるresistance index(RI)やpulsatility index(PI)と,同じく頭部超音波検査結果から算出される脳灌流圧(estimated cerebral perfusion pressure:CPPe)との相関を明らかにすることである.</p><p> …

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  • 中大脳動脈M2急性閉塞に対する脳血栓回収療法の治療成績の検討

    前山 元, 井戸 啓介, 原田 亜由美, 横溝 明史, 上床 武史, 溝上 泰一朗, 髙島 洋, 松本 健一 脳卒中 46 (1), 13-17, 2024

    <p>【背景および目的】中大脳動脈M2閉塞に対する脳血栓回収療法(MT)の有効性や安全性は確立されていない.M2急性閉塞におけるMTの治療成績を検討し,有効性と安全性を明らかにすることを目的とした.【方法】2014年3月から2022年1月の間に当院でM1あるいはM2閉塞と診断し,MTを行った症例を抽出した(M1:93例,M2:68例).M2閉塞におけるMTの有効性や安全性を検討した.【結果】M1…

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 実務家教員と病院実習を行っている病院の立場から

    尾上 雅英 薬学教育 advpub (0), 2024

    <p>実務実習を発展させていくためには,受入先の薬剤師と実務家教員が連携をとることが望まれる.医学研究所北野病院(以下,当院)では,2015年より実務家教員が週1回,薬剤部業務に携わり,実務実習生の指導にも関与している.実務実習生は,代表的な8疾患を経験することが促されており,当院では病棟担当薬剤師が,実務実習前半に処方せんと電子カルテを見ながら処方解析演習として実習を行っている.実務実習生から…

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  • 看護師の身体的負担の低減を目指した高齢者のポータブルトイレ排泄における下衣の脱着介助方法

    木村 恵美子, 城丸 瑞恵, 中島 そのみ 看護理工学会誌 11 (0), 135-146, 2024

    目的:研究目的は看護師の身体的負担の低減を目指した高齢者のポータブルトイレでの排泄における下衣の脱着介助方法を明らかにすることである.方法:修正デルファイ法を活用し,ポータブルトイレ排泄時の下衣の脱着介助方法に対する専門家の意見集約を行った.専門家は臨床経験が10年以上でポータブルトイレ排泄介助の指導が可能な看護師5 …

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  • 砂防堰堤の点検写真管理への携帯端末を用いた3次元再構成アプリおよびGIS活用に関する研究

    山野 亨, 荒木 義則, 河村 圭 土木学会論文集 80 (22), n/a-, 2024

    <p> 高度経済成長期に集中的に整備された社会資本は一斉に老朽化が進むため,今後は施設の維持管理が課題であり,点検結果の適切な可視化による現地状況把握は重要である.著者らは砂防堰堤の変状部位に接近して撮影する点検写真を砂防堰堤3次元モデルに貼り付けることで,施設全体に対する変状の位置・方向・大きさを把握する手法を開発したが,点検写真をSfM/MVS処理(以下,SfM処理と呼ぶ)で後処理する必要が…

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 特別支援学校、特別支援学級の教員における好みの把握と活用に関する実態調査

    青木 康彦, 野呂 文行 特殊教育学研究 advpub (0), 2024

    知的障害、発達障害のある児童生徒においては、好みを把握し、活用した支援が望まれる。本研究では、わが国の特別支援学校小学部・中学部(知的障害)、小・中学校の特別支援学級(知的障害、自閉症・情緒障害)の児童生徒を担当する教員を対象として質問紙調査を実施し、児童生徒の好みの把握と活用法について実態調査することを目的とした。調査対象者は、特別支援学校小学部・中学部、小・中学校の特別支援学級の教員173名…

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  • 病院における放射線防護教育の実態調査

    堀田 昇吾, 作田 裕美, 五十嵐 隆元, 岩永 秀幸, 市田 隆雄, 奥田 保男, 白石 順二, 上野 寿子, 太田 勝正, 草間 朋子 日本放射線技術学会雑誌 advpub (0), 2024

    <p>【目的】放射線業務従事者に対する放射線防護教育のあり方・やり方を検討するために病院における防護教育の実態に関する情報を収集する.【方法】全国の200床以上の精神科単科病院を除く1,883病院(全数)を対象にWebによるアンケート調査を実施した.【結果】回答が得られた186病院を分析対象とした.放射線業務従事者に対する定期的な防護教育は141病院(75.8%)において実施されていたが,防護教…

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  • 口腔顔面痛を4年間訴え続けていた帯状疱疹後神経痛の1例

    伊藤 幹子, 佐藤 曾士, 徳倉 達也 日本口腔顔面痛学会雑誌 16 (1), 59-63, 2024

    <b>症例の概要</b>:70歳代前半女性が当リエゾン外来初診約4年前,下顎左側臼歯部に夜も眠れない激痛を自覚し,かかりつけ歯科医院で下顎左側第二小臼歯5根尖性歯周炎と診断された.疼痛は1週間程で消失したが,1か月後,同部に鈍痛としびれ感を自覚した.20年前に治療を受けた5の根管充填剤除去と根管治療を受けたが疼痛は軽減しなかった.患者は4年間で10か所の歯科医療機関を転々とした後,当外来を紹介受…

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  • トレーシングレポート(服薬情報提供書)の作成頻度に関する意識調査と作成頻度を向上させるための考察

    小山 裕之, 河部 由生奈, 小西 麗子, 向井 啓, 眞島 崇, 河田 興, 小森 浩二 薬局薬学 16 (1), 76-84, 2024

    <p>トレーシングレポートは保険薬局において,医薬品の適正使用を推進する上で重要なツールである.しかし,その導入や運用の歴史は比較的浅く,薬剤師を対象とした実態調査は十分でない.そこで今回,作成頻度の向上を目指して,薬剤師個人に対してトレーシングレポートの作成実態を調査した.2020年11月の一カ月間,保険薬局に勤務する薬剤師を対象に,回答者の属性とともに,トレーシングレポートの作成頻度や疑義照…

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  • 大腸憩室炎によるS状結腸膀胱瘻に対する当科手術治療成績の検討

    小菅 誠, 武田 泰裕, 岡本 敦子, 小山 能徹, 中野 貴文, 下山 雄也, 吉岡 聡, 菅野 宏, 大熊 誠尚, 衛藤 謙 日本大腸肛門病学会雑誌 77 (2), 63-69, 2024

    <p>【目的】</p><p>食事の欧米化などにより,比較的まれな疾患であったS状結腸膀胱瘻を診療する機会が増えてきている.従来は開腹での結腸・膀胱部分切除が施行されていたが,近年腹腔鏡での手術も報告されている.当科におけるS状結腸膀胱瘻に対する腹腔鏡下手術の安全性を明らかにする.</p><p>【方法】</p><p>2011年から2021年までに当科で施行した大腸憩室によるS状結腸膀胱瘻手術16例…

    DOI Web Site 参考文献13件

  • バイオテロに対する保健師の研修経験および知識・認識の現状

    鈴木 良美, 石田 千絵, 澤井 美奈子, 山口 拓允 日本公衆衛生雑誌 advpub (0), 2024

    <p><b>目的</b> Bioterrorism(以下,バイオテロ)は攻撃が秘匿的で潜伏期もあり顕在化するまでに時間がかかり,発見された時には大規模なアウトブレイクとなる場合がある。そのため被害軽減のための早期の検知と対処には,準備態勢の構築が重要である。保健所保健師は,バイオテロの探知と対処の責務を担うものの,準備の状況は明らかになっていない。そこで本研究の目的を,首都圏で保健所の感染症対策…

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  • 化学療法完全奏効後に左鎖骨上窩リンパ節転移を認めた膀胱尿路上皮癌の1例

    上斗米 愛実, 岡 愛子, 金井 健吾, 渡部 佳弘, 北村 寛志, 岡野 光博, 野口 佳弘, 松岡 亮介, 河合 弘二, 今西 順久 頭頸部外科 33 (3), 379-385, 2024

    頸部領域のリンパ節に遠隔臓器の癌が転移することは稀であるが,泌尿器領域の癌はその中で一定の割合を占めている。しかしながら膀胱尿路上皮癌の頸部リンパ節への転移は非常に稀である。今回われわれは,stage Ⅳ膀胱尿路上皮癌に対し化学療法により一旦完全奏効となったが,その5年後にPET-CTにて左鎖骨上窩リンパ節への単発の転移が示唆された症例を経験した。選択的頸部郭清術を行い,CK7,CK20およびG…

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  • 長期的に聴力再増悪をきたした術後耳に対する鼓室形成術再手術症例の検討

    柴田 敏章 頭頸部外科 33 (3), 325-329, 2024

    中耳手術において一旦は改善した聴力が再増悪する症例は時折発生する。特に小児においては幼少期に手術を行い,以後成長と共に聴力悪化をきたしてしまうケースを散見する。今回当施設で初回手術を行い,2013年〜2022年の間に再手術を行った12例を検討した。年齢は11〜70歳,術式は9例をTEESで行った。聴力悪化が起こった際には耳小骨の固着や転位,鼓室肉芽など様々な原因を考えるが,実際に再手術を行った際…

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  • 利尻山における表層土壌温度特性

    土佐岡 遼, 田村 憲司, 深野 基嗣, 佐藤 雅彦 利尻研究 43 (0), 81-88, 2024

    ...Data logger type thermometers were buried at the depth of 5 cm in the soils in 6 sites, and soil temperature was measured once every hour....

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  • 全身への疣腫塞栓を合併した非典型的疣腫を有する大動脈弁位感染性心内膜炎の1症例

    宇野 矢紀, 成田 晃貴, 加藤 早苗, 吉野 裕美, 竹中 恵美, 舩田 朋子, 永田 純子, 井内 幹人, 田中 仁, 那須 通寛 超音波医学 51 (2), 97-101, 2024

    <p>症例は70代男性.変形性腰椎症に対し硬膜外ブロック注射を4年前から月に1回定期施行していた.入院2日前から多発性関節痛と38.0℃の発熱を認め受診,高度な炎症反応と全身CTで右肩・右腸腰筋に膿瘍像,頭部MRIで左前頭葉に梗塞像を認め感染性心内膜炎を疑い入院となった.入院当日と入院2日目の血液培養からメチシリン耐性黄色ブドウ球菌が検出,その後の経胸壁心臓超音波検査で大動脈弁左室側に紐状の疣腫…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • Essence of Diagnosis and Management of Sleep Bruxism

    SUZUKI Yoshitaka, OKURA Kazuo, TAJIMA Toyoko, DALANON Junhel, OSHIMA Masamitsu, HOSOKI Maki, INOUE Miho, MIYAGI Mayu, IKUTAME Daisuke, MATSUKA Yoshizo Journal of Oral Health and Biosciences 36 (2), 22-29, 2024

    ...However, once symptoms have improved, the patient should proceed to discontinue the occlusal appliance....

    DOI 機関リポジトリ

  • Rhythmical Skeletal Muscle Tension(RSMT)変法の検討―ベーチェット病により上肢機能障害を呈した事例―

    髙橋 佑弥, 及川 欧 バイオフィードバック研究 51 (1), 3-10, 2024

    <p> 著者らは,5秒間の手指集団屈曲を伴う手関節背屈運動後,脱力による5秒間の弛緩を持続させる1サイクルを5分間実施するRSMT変法について実践報告し,幅広い症例に対応できる可能性を示唆してきた.今回,ベーチェット病により鎖骨下動脈と腋窩動脈の閉塞を来たし,左上肢の挙上が困難(肩関節屈曲60度)となった症例に対して実践した結果,上肢機能の改善が得られた経過について考察を加えて報告する.</p>…

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  • Survey of Online Medication Instruction

    Ishimura Atsushi, Suzuki Kentaro, Watanabe Tsuyoshi 薬局薬学 16 (1), 64-67, 2024

    ...However, the utilization rate was not high, with 201 cases in 3 months, and approximately 30% of the total number of users used the service more than once....

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  • 歯科心身症と器質的な口腔疾患に関連した4症例

    梅﨑 陽二朗, 金光 芳郎, 澤本 良子, 内藤 徹 日本歯科心身医学会雑誌 38 (1-2), 20-25, 2024

    ...Once a diagnosis of oral psychosomatic symptoms is made, various complaints tend to be treated as mentally related, and the discovery of organic diseases could be delayed....

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  • Synchronizing an AR Robot Simulator with a Real Industrial Robot

    Naoya Ryoke, Nazmun Nahid, Sozo Inoue International Journal of Activity and Behavior Computing 2024 (1), n/a-, 2024

    ...hand when it detects it.In this experiment, three patterns are evaluated.The first pattern is a human hand never enters the robot during a motion.The second pattern is a human hand enters the robot only once...

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  • 太陽活動はダルトン極小期以降4回衰退した

    杉谷 康雄 Stars and Galaxies 6 (0), 5-, 2023-12-31

    太陽活動には、約11年の周期が存在しているが、その強さは周期によって大きく変動する。この周期 の強さを、周期の始まりが分かった時点で予測する式を、旧バージョンの黒点相対数を使い、重回帰分析 の手法を使って探してきた。そして二つの重回帰式を見つけたが、少なくともどちらかの式が、過去の全 周期の強さをピンポイントで言い当てている。二つの式が存在する事から導かれる結論は、周期の強さを …

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  • 補助治具を用いたSEM観察用準超薄連続切片の作製手法

    若崎 眞由美, 武田-神谷 紀子, 佐藤 繭子, 太田 啓介, 豊岡 公徳 顕微鏡 58 (3), 123-127, 2023-12-30

    <p>準超薄連続切片は,超薄切片ではカバーしきれない大きな試料の解析に有用であるが,スライドガラス等の基板に貼り付ける時に頻繁にシワができる問題があった.我々は,伸展に必要な量の水を残したまま準超薄連続切片をナイフボートから引き上げて加熱伸展し,シワのない大量の切片群を安定して採取する方法を開発した.アレイトモグラフィー法やCLEM観察に有効な,シワのない大規模連続組織像を得ることが可能になった…

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  • トホグリフロジンとエンパグリフロジンの無作為化クロスオーバーによる薬剤間差の研究

    山田 佳彦, 岡元 燈紀子, 江藤 瑠麻, 横山 太一, 穴井 元暢 糖尿病 66 (12), 820-827, 2023-12-30

    <p>2型糖尿病患者の心血管疾患リスク因子に対してSGLT2阻害薬の薬剤間差を直接比較した前向き試験はこれまで実施されていない.今回,2型糖尿病患者にトホグリフロジンとエンパグリフロジンをそれぞれ12週間投与する前向きランダム化クロスオーバー試験を実施した.主要評価項目は試験薬投与後の血中NT-proBNPの薬剤間差とした.副次評価項目は試験薬投与後の心血管疾患リスク因子(血糖関連指標,体重,血…

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  • 地域医療連携における紹介元への逆紹介の 現状と課題について

    梶原, 浩太郎, 福西, 宥希, 八木, 貴寛, 村上, 果住, 牧野, 英記, 兼松, 貴則 松山赤十字病院医学雑誌 48 (1), 23-28, 2023-12-28

    当院は地域医療支援病院であり,かかりつけ医から専門的な治療について紹介を受け,専門的な治療が終わればかかりつけ医に逆紹介を行うことが求められており,逆紹介の現状と課題について調査した.地域医療支援定義の逆紹介は速やかに行われていた.紹介元への再受診が必要な診療報酬定義の逆紹介は,疾患の性質や重症度によるものではなく医師 …

    機関リポジトリ

  • 当科における血管内焼灼術後二期的硬化療法の現状

    洞井 和彦, 長門 久雄, 古根川 靖, 吉良 浩勝, 植山 浩二 静脈学 34 (3), 401-405, 2023-12-28

    <p>当科では下肢静脈瘤本幹病変の加療後,逆流残存本幹や周辺病変に対しては硬化療法単独で加療して,低侵襲化を図ってきたので報告する.対象は2018年4月から2021年12月までの高周波焼灼術(RFA)治療患者298例とした.治療は本幹病変にはRFA, 周辺病変には側枝静脈瘤切除併施の代わりにフォーム硬化療法のみを行った.患者内訳はRFA治療患者298例(女性191例,平均年齢は67.3±0.7歳…

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 抑肝散加陳皮半夏および加味逍遙散はニコチン依存モデルマウスにおけるニコチン離脱時の攻撃性の誘発を抑制する

    長谷川 景太, 川島 孝則, 原井 健司, 千葉 殖幹, 高橋 隆二 日本禁煙学会雑誌 18 (5), 110-118, 2023-12-28

    <p>【目 的】 古くからさまざまな精神症状に使用されてきた抑肝散加陳皮半夏および加味逍遙散が、禁煙治療中に頻発する離脱症状である易怒性・暴力性の改善にも有効であるのか、動物実験による検討を行った。<br>【方 法】 C57BL/6Jマウスに対し、水およびニコチン含水を自由摂取させ、経時的なニコチン嗜好性の上昇およびニコチン離脱時に攻撃性を呈する依存症モデルを作製した。その後、本モデルに対し標準…

    DOI 医中誌

  • 多層構造の人工バリア概念設計のための核種移行遅延機能の簡易評価

    大江 俊昭, 稲井 隆将, 矢込 吉則, 若杉 圭一郎 原子力バックエンド研究 30 (2), 32-42, 2023-12-15

    <p> 設計プロセスに核種移行解析の結果をフィードバックしやすくすることを目的に,多層構造の人工バリアが持つ核種移行遅延機能を簡易に評価するために,各層からの定常放出フラックスを導出する手順を整備した.本手順は,人工バリアを構成する個々の領域に対して両端のフラックスを未知数として形式的に与えて定常解を導出し,連立一次方程式を解いて各領域界面における未定フラックスを直接かつ同時に決定するものであり…

    DOI Web Site 参考文献19件

  • Synthesis and applications of helical polymers with dynamic and static memories of helicity

    YASHIMA Eiji Proceedings of the Japan Academy. Ser. B: Physical and Biological Sciences 99 (10), 438-459, 2023-12-11

    ...Apart from the previous approaches, an excess one-handed helical conformation, once induced by nonracemic molecules, is immediately retained (“memorized”) after the complete removal of the nonracemic molecules...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献121件

  • 甲状軟骨形成術2型のチタンブリッジ破断3例の検討

    山本 浩之, 中村 一博, 黄田 忠義, 三浦 怜央, 原 將太, 見澤 大輔, 馬場 剛士, 安田 大成, 西山 秀徳, 大島 猛史 日本気管食道科学会会報 74 (6), 393-402, 2023-12-10

    <p>症例は2010年~2021年に当院と関連病院でTP2の再手術を施行した際にチタンブリッジ(titanium bridge:以下TBと記す)の破断が判明した3例である。症例1と症例2ではTP2再手術術中所見で頭側TBの羽部の内側孔が破断していた。両症例ともにTB中心部の構造に問題なく,開大幅は維持されており,破断による音声の悪化はなかった。症例3では再手術の際に初回手術のTBを取り外そうと力…

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 地域在住高齢女性における位相角低下者の特徴と摂取食品群との関連性の検討

    百木 和, 辻 多重子, 羽生 大記 栄養学雑誌 81 (6), 279-287, 2023-12-01

    <p>【目的】地域在住高齢女性を対象に,サルコペニア等に関連する位相角低下者の特徴を明らかにするとともに,食品摂取多様性評価票を用いた摂取食品群との関連を検討した。</p><p>【方法】本研究は横断研究である。2014年7月から2021年9月の期間,月1回程度開催される通いの場に参加し,同意を得た232名の初回測定値を解析に用いた。調査項目は,身体計測値(身長,体重,握力,下腿周囲長),Mini…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献20件

  • Study of Mechanical Properties of Silicate Minerals by Molecular Dynamics Simulation

    Fujimura Takayoshi, Hakozaki Yuji, Sakuragi Shunsuke, Nakajima Yuu, Murakami Kenta, Suzuki Kiyoteru, Maruyama Ippei, Ohkubo Takahiro Journal of Advanced Concrete Technology 21 (11), 920-933, 2023-11-22

    ...The maximum stress was highest for α-quartz, but once a fracture started, the development of large fractures progressed at once and the stress relaxed rapidly....

    DOI Web Site 参考文献74件

  • 秋田県における側弯症検診の現状と課題

    三澤 晶子, 本郷 道生, 工藤 大輔, 若林 玲奈, 木村 竜太, 島田 洋一, 宮腰 尚久 Journal of Spine Research 14 (11), 1366-1371, 2023-11-20

    <p><b>はじめに:</b>本県では1984年からモアレ法による学校検診を行っており,運動器検診開始後も継続している.今回,秋田市教育委員会のデータ提供により,運動器検診の結果とモアレ法による側弯症検診の結果を比較した.</p><p><b>対象と方法:</b>2017~2020年度に運動器検診で脊柱に所見ありとされ二次検診を受診した1,442例と,モアレ検診で所見ありとして二次検診を受診した4…

    DOI

  • Effective medium modeling method for gridded square loop FSS

    Liu Ning, Ding Haoyong, Sheng Xianjun, Liu Xiangyan, Wang Hongwei IEICE Electronics Express 20 (21), 20230398-20230398, 2023-11-10

    ...The proposed method only retrieves the electromagnetic parameters of the effective medium once, then the reflection/transmission coefficients under arbitrary incidence can be calculated....

    DOI Web Site 参考文献30件

  • 10ヶ月間の「ちくだいKIP体操プログラム」がコロナ禍の児童の身体形態と体力に及ぼす影響 : 第2期

    村田 浩一郎, 川口 亜佑子, 鍬崎 亮太, 髙橋 克麿, 田中 義朗 帯広畜産大学学術研究報告 44 340-345, 2023-11

    本研究は一般社団法人ちくだいKIPによる10ヶ月間の体操教室が上士幌町在住の小学1年生から3年生の身体形態と体力に及ぼす影響について調査することを目的とした。6歳から9歳までの26名中24名がプロジェクトの参加を達成した。介入前後で身体形態データとして身長、体重、大腿長、大腿周囲径、大腿前部筋厚の測定、体力データとして新体力テストを実施した。プログラムは前年を踏襲した体操教室にスプリントトレーニ…

    DOI 機関リポジトリ

  • 動画像シミュレータを介した強化学習による細胞追跡手法

    長村, 徹, 瀬尾, 茂人, 藤本, 健二, 繁田, 浩功, 松田, 秀雄 情報処理学会論文誌数理モデル化と応用(TOM) 16 (2), 11-22, 2023-10-31

    近年の光学顕微鏡や蛍光タンパクの技術発展により,細胞を生かしたまま経時観察して動画像として記録可能となってきた.これらの動画像中から細胞動態を抽出し解析するためには細胞追跡が必要である.従来の細胞追跡では,主に教師あり深層学習に基づくtracking-by-detectionの手法が広く用いられる.しかし観測対象や撮影技術に依存して様々な性質を示す動画像に対して,個別に追跡アルゴリズムを調整する…

    情報処理学会

  • 新型コロナウイルス感染症流行下における大学生支援実践の展開―2020年度後半の実践報告―

    山内 星子, 鈴木 健一, 杉岡 正典, 松本 寿弥, 織田 万美子, 松本 真理子 学校心理学研究 23 (1), 67-77, 2023-10-31

    <p>新型コロナウイルス感染症流行下において,大学の学生支援組織では様々な支援が行われている。本稿では,2020年度前半に大学で行われた支援を報告した山内・松本・織田・松本・杉岡・鈴木(2020)が指摘した3つの課題を踏まえて2020年度後半に行われた学生支援実践を報告する。3つの課題とはすなわち,オンラインツール活用の促進,チーム援助の強化,学生のメンタルヘルスの長期的なモニタリングであった。…

    DOI

  • 特別養護老人ホームにおける施設職員への口腔衛生管理指導の回数による清掃効果についての定量分析

    進藤 彩花, 草野 緑, 岡澤 仁志, 上田 智也, 矢尾 喜三郎, 内野 隆生, 岡庭 玲, 大岡 貴史 日本障害者歯科学会雑誌 44 (3), 234-242, 2023-10-31

    <p>本研究は施設職員に対する口腔衛生管理指導の頻度と施設入所高齢者の口腔内環境の変化の関連を定量的に評価検討することを目的とした.</p><p>対象者は,特別養護老人ホームに入所している含嗽可能な者とした.居住階により2群に分け,クロスオーバー法にて研究を行った.施設職員への口腔衛生管理指導は週に1回(週1回群)と月に1回(月1回群)それぞれを居住階により分け,約2カ月間介入を行った.その後約…

    DOI 医中誌

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