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検索結果 57,502 件

  • ナッジを適用したチケット予約システムによる経済的なインセンティブに頼らない時間的混雑平準化の実現可能性の検証

    間邊 哲也, 鵜沼 亘 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (5), 359-368, 2024-05-01

    本論文では,経済的インセンティブに頼らずに時間的な混雑平準化を実現するために,ナッジを適用した映画館チケット予約システムの上映回選択画面を複数設計し,それらによる混雑平準化の可能性を検証している.ここでは,(i)人が少ない上映回を目立たせる,(ii)人が多い上映回を選択した人に対して人が少ない上映回を提案する,(iii)社会規範を提示するという,ナッジを適用した上映回選択画面を3種類設計している…

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  • 若年女性における隠れ肥満と身体機能との関係

    花村 衣咲, 吉田 恵理子, 永峯 卓哉, 飛奈 卓郎, 世羅 至子 保健医療学雑誌 15 (1), 53-61, 2024-04-01

    <p>【緒言】隠れ肥満(Normal weight obesity: NWO)は,BMIが正常範囲(18.5‐25.0kg/m2)であるが高体脂肪率(≥30%)を呈する状態であり,特に若年女性ではNWOの該当者が多い.しかし,どのような生活習慣因子が若年女性のNWOに関連しているのか,NWOが運動機能にもたらす影響についても明らかでない.本研究では,若年女性におけるNWOの生活習慣および運動機能…

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  • 心理即興劇プレイバックシアターを用いたいじめ防止授業─子どもたちが気づき,変わっていくために─

    宗像 佳代 小児の精神と神経 64 (1), 29-35, 2024-04-01

    第130回日本小児精神神経学会の教育セミナーにおいて,2011年から実施されているプレイバックシアターを用いた「演劇によるいじめ防止授業」を紹介した.本授業は劇団プレイバッカーズにより小学校4年生を中心に実施されている.所要時間は90分で,いじめに関する体験を思い出す時間,児童が語った実体験を即興劇で再現し学級全体で共有する時間,いじめを止める行動を練習する時間から構成されている.児童が友人の体…

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  • Why the Controversy over Displacement Currents never Ends?

    KITANO Masao IEICE Transactions on Electronics E107.C (4), 82-90, 2024-04-01

    ...In this paper, mainly with the help of Helmholtz decomposition, we would like to clarify the confusion surrounding displacement currents and provide an opportunity to end the long standing controversy....

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  • 子どもの直立位における踵骨の傾きの特徴

    小山 浩司, 一場 友実, 古島 弘三, 菅野 好規, 新津 あずさ, 小太刀 友夏, 新納 宗輔, 上野 真由美, 足立 和隆 体力科学 73 (2), 85-93, 2024-04-01

    ...Overall, 21.9% (88/402) of the elementary school children had calcaneal inclination in a standing posture....

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  • 生きがい感の違いがシルバーリハビリ体操事業参加1年後の高齢者の心身機能に与える影響

    佐藤 勇太, 田中 聡, 飯田 忠行, 積山 和加子, 古西 恭子, 瀬尾 優奈 地域理学療法学 3 (0), 17-25, 2024-03-31

    <p>【目的】本研究の目的は,生きがい感の違いがシルバーリハビリ体操事業参加1年後の高齢者の心身機能に与える影響について明らかにすることとした.【方法】対象はシルバーリハビリ体操事業への参加者とし,初年度の高齢者向け生きがい感スケールの調査票(K-Ⅰ式)の得点を用いてK-Ⅰ式高得点群とK-Ⅰ式低得点群に分けた.評価項目は,初年度および次年度の握力,開眼片脚立位保持時間,うつや不安障害に対するスク…

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  • 通所型短期集中予防サービス利用者の新たな社会参加獲得に関する検討

    安藤 達也, 袴田 真幸, 三宅 英司 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 245-245, 2024-03-31

    ...評価は、身体機能評価 (握力、5m最大歩行時間 (5m歩行)、Timed Up and Go (TUG)、 Chair stand 30 (CS30))と質問紙評価 (Geriatric depression scale 、老研式活動能力指標、EQ-5D、幸福度、社会的自立支援アウトカム尺度)で、開始時と終了時に実施した。...

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  • 整形外科クリニック外来患者へのホームエクササイズが身体活動量及び身体機能に与える影響

    小沢 勇貴, 大古 拓史, 菅谷 真帆, 川崎 慎二 地域理学療法学 3 (0), 9-16, 2024-03-31

    <p>【目的】簡易的な身体機能評価に準じたホームエクササイズを6ヶ月間実施し,身体機能変化と自宅での運動実施率を明らかにすることを目的とした.【方法】身体機能評価は,片脚立位,タンデム立位,4 m歩行速度,2 stepテスト,40 cm立ち上がり,5回立ち上がりテストとした.評価結果を元に個別のホームエクササイズを指導した.評価は介入前,1ヶ月後,3ヶ月後,6ヶ月後に実施した.【結果】1ヶ月後に…

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  • 訪問リハビリテーション利用者における転倒リスク評価指標の検討

    荒巻 吏志, 野上 裕子, 服部 寛士, 泉 清徳, 古賀 さとみ, 堤 千代 地域理学療法学 3 (0), 60-68, 2024-03-31

    <p>【目的】訪問リハビリテーション利用者に対する転倒リスク評価の一助とするために,居宅で行える身体機能評価と転倒との関連を明らかにすることを目的とした.【方法】訪問リハビリテーション利用者88名を横断的に調査した.過去1年間における転倒歴の有無で2群に分け,カルテ情報および身体機能評価(握力,SS-5,開眼片脚立位),FRI-21を群間で比較し,関連を分析した.身体機能評価は,転倒歴を判別する…

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  • 通いの場参加者における語流暢性テスト低下者の身体的・社会的特徴

    徐 盛元, 山上 徹也, 齊藤 道子, 氏家 里絵, 田中 繁弥 地域理学療法学 3 (0), 96-103, 2024-03-31

    <p>【目的】介護予防事業において,語流暢性テスト(verbal fluency test; VFT)が認知症・フレイル予防の評価として活用可能か検討した.【方法】通いの場参加者77人を対象にVFT,身体機能(身体的フレイル,握力,5 m歩行,開眼片足立ち時間,5回立ち上がりテスト,functional reach …

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  • 理学療法ハンドブックを用いた転倒予防教室の効果

    山村 哲仁 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 237-237, 2024-03-31

    ...また、初回と最終回に握力、片脚立位、 Timed Up & Go Test (以下 TUG)、Chair-Standing test 30 (以下CS-30)の計測とアンケートを実施した。そこで今回、教室参加者の計測結果を基に運動内容の妥当性を検証することとした。 </p><p>【方法】</p><p> 対象は65歳以上の市内在住高齢者とし、定員15名で実施時間は1時間とした。...

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  • 小学校理科における全体的協働による説明活動が考察の記述力に及ぼす効果

    林 康成, 島田 英昭 理科教育学研究 64 (3), 287-299, 2024-03-31

    <p>本研究は,小学校理科第5学年「ふりこの運動」を事例に,考察の説明活動における全体的協働が小規模協働と比較して考察の記述力の向上に寄与することを明らかにすることを目的とした。各クラス30人からなる2クラスを対象に,1クラスは考察の説明活動時に自由に立ち歩きクラス内全体での協働を許された全体的協働条件,別の1クラスは説明の範囲をグループ内に限定された小規模協働条件に割り当て,同一教師により7単…

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  • 二つの対照的な集団人間関係についてのフォーカシングの検討

    伊藤 義美 人間と環境 20 (0), 1-16, 2024-03-31

    本稿では、対照的な集団人間関係についてのフォーカシング・プロセスを報告し、そのプロセスの進展とそこで行われたガイディングの方法について検討した。フォーカサーが対照的な集団人間関係について感じたフェルトセンスは、最初はそれぞれ否定的なものと肯定的なものであったが、フォーカシングが進展する中で、最後は二つのものが一つに融合し、一つにつながっているがそれぞれが自由に動いているというものになった。ガイデ…

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  • 座り過ぎ生活を問い直す―「立って読み書く」実践と思索をふまえて―

    十名 直喜 名古屋学院大学論集 社会科学篇 60 (4), 173-192, 2024-03-31

    仕事や生活のスタイルが「立つ」から「座る」へとシフトするなか,「座り過ぎ」生活の弊害が顕在化している。「座り過ぎ」をめぐっては,国際的な関心が高まり,各種調査・研究を通して,警鐘や提言もみられる。「立つ」と「座る」のバランス,あり方が深く問われるに至っている。「座り過ぎ」への自らの反省をふまえ,定年退職を機に,立ち机を自宅の書斎に入れた。本格的に利用し始めて5年になる。小論は,「立って読み書く」…

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  • いきいき百歳体操簡易版の効果検証

    天久 拓哉, 山内 裕樹, 比嘉 清志郎, 島川 朋享, 磯部 雄貴, 立津 統 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 271-271, 2024-03-31

    ...初日と終了時 (開始から3か月後)に、Body Mass Index (以下BMI)、血圧、握力、坐位ステッピング、片脚立位、Timed Up and Go test (以下TUG)、 30-second chair-stand test(以下CS-30)の項目を測定した。各項目に対して対応のあるt検定とWilcoxon検定を行い、有意水準を5%未満とした。...

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  • 転倒骨折予防としての健康教室の取り組み

    小林 凌, 加藤 啓祐, 小野田 知夏, 岩本 潤 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 5-5, 2024-03-31

    ...身体機能評価項目は、Skeletal Muscle Mass Index(SMI)値、握力、片脚立位時間、最大歩行速度、Timed Up & Go Test(TUG)、30-Second Chair Stand Test (CS-30)、 Five-Times-Sit-to-Stand Test(FTSS)とした。...

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  • 地域在住高齢者の転倒予防セルフケア行動の実態・因子構造・関連要因

    内山 昌代, 鈴木 みずえ, 金盛 琢也 日本転倒予防学会誌 10 (1), 61-73, 2024-03-29

    <p><b>【目的】</b>本研究の目的は,地域高齢者の転倒予防行動を促進させるために,地域在住高齢者の転倒予防セルフケア行 動の実施状況を明らかにし,転倒予防セルフケア行動を分類し関連する要因を分析することである。</p><p><b>【方法】</b>2022 年4 月~7 月の期間にA 市内のシニアクラブに所属する高齢者を対象に自記式質問紙調査と身体能力 …

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  • 燃料チップ生産のための巻き枯らしによるスギ樹幹の天然乾燥

    寺岡 行雄, 加治佐 剛, 東 大介, 園田 高士, 前田 清水, 畑 邦彦 森林計画学会誌 57 (2), 37-44, 2024-03-29

    <p>寺岡行雄・加治佐剛・東大介・園田高士・前田清水・畑邦彦:燃料チップ生産のための巻き枯らしによるスギ樹幹の天然乾燥,森林計画誌57:37~44,2024 巻き枯らし処理によりスギ立木の樹幹含水率を低下させ,乾燥チップ用ボイラーに利用できる含水率の燃料チップを生産することが可能か,実験的に明らかにした。鹿児島県垂水市のスギ48年生の10本で巻き枯らし処理を行い,16ヵ月間の乾燥試験を行った。巻…

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  • 小児期における片脚立位保持中の姿勢制御戦略の発達 ─Stabilogram diffusion analysisを用いた検討─

    福本 幹太, 萬井 太規, 宮城島 沙織, 佐藤 優衣, 小塚 直樹 小児理学療法学 2 (1), 3-15, 2024-03-29

    <p><b>目的</b>:Stabilogram diffusion analysis(SDA)を用いて片脚立位における姿勢制御戦略の発達の特徴を明らかにすることを目的とした。</p><p><b>方法</b>:対象は小児26名(5〜7歳群13名,8〜10歳群13名)と18〜29歳の若年成人(Adult群)14名とした。測定項目は,30秒間の片脚立位保持中の体重心(COM)変数(COM_area,…

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  • 熊本県で生育したスギ品種リュウノヒゲの木材の性質

    ジョーンズ トレバー G., 山下 香菜, 平川 泰彦, 池田 元吉, 荒木 博章 森林総合研究所研究報告 23 (1), 13-28, 2024-03-28

    <p>リュウノヒゲは、熊本県と大分県に植栽されているスギ在来品種で、成長は中生型で通直性と耐風性に優れるが、その木材の性質はほとんど知られていない。本研究では、熊本県菊池地方の同一林分に生育した30個体の地上高0.6~8.0 mから丸太と円板を採取して、木材性質の個体間と個体内の変動を調べた。他のスギ品種に比べて、木材密度、ヤング率及び晩材率は高く、ミクロフィブリル傾角は小さかった。また、他のス…

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  • スタンディングマシーンの 新しい使用法による生産性向上効果 A介護老人福祉施設の取組事例から

    森田 裕之, 大野 倫由 日本社会福祉マネジメント学会誌 4 (0), 32-40, 2024-03-25

    日本の介護産業の労働力不足は, 今後ますます深刻化することが予想されており, 介護分野における生産性の向上が最重要課題となっている. この課題に対しスタンディングマシーンを使用した研究において, 複数台を同時に使用することで, 量的な効率化を行えることが明らかとなっている. しかし, 先行研究では前述の研究以外に, スタンディングマシーンの使用が生産性向上につながるという研究は見られない. …

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  • 開胸食道切除術後患者に対する早期離床プロトコルの導入が,術後離床,呼吸器合併症および退院時身体機能に及ぼす影響

    尾池 健児, 石橋 修, 濱野 一平, 村野 勇, 海藤 章郎 呼吸理学療法学 3 (1), 21-29, 2024-03-22

    <p>目的:食道癌に対する開胸食道切除術は高侵襲であり術後の離床遅延が報告されている。当院では2019年4月より早期離床プロトコルを導入した。本研究では開胸食道切除術後患者における早期離床プロトコル導入が術後離床,術後呼吸器合併症と退院時身体機能に及ぼす影響を検討することを目的とした。</p><p>方法:開胸食道切除術を受けた39例を対象とし,早期離床プロトコル導入後を早期離床群,導入前を従来群…

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  • 北海道東部のミズナラ造林地における稚樹育成段階での施業法が樹高成長に及ぼす影響

    南木 大祐, 村田 秀介, 久保田 勝義, 中村 琢磨, 壁村 勇二, 鍜治 清弘, 山内 康平, 井上 幸子, 榎木 勉, 内海 泰弘 九州大学農学部演習林報告 105 13-15, 2024-03-22

    九州大学北海道演習林で実施されているミズナラ造林施業において,稚樹育成段階での施業法が樹高成長に与える影響を評価した.従来行われてきた今田(1972)が提唱した構造材林作業法に従い林地に採取種子を播種した2 年後に未播種部分の刈払い(筋刈り)を行い,3 年後に播種部分をミズナラ実生も含めて刈払う試験区(台切区),台切区より3 …

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  • 骨格筋電気刺激を併用した呼吸リハビリテーションにより日常生活動作が改善した間質性肺炎増悪患者の1症例

    鈴木 翔太, 宇賀 大祐, 笛木 直人, 土橋 邦生 呼吸理学療法学 3 (1), 69-74, 2024-03-22

    <p>はじめに:間質性肺炎増悪後,低酸素血症が著明であった患者に対して骨格筋電気刺激を使用し,日常生活動作が改善した症例を経験したので報告する。</p><p>症例紹介:間質性肺炎増悪により入院となった70歳代男性,入院15日目より理学療法開始。移乗動作は軽介助で可能であったが歩行は困難であった。食事は自立,排泄は尿器,差し込み便器を使用していた。酸素6L/分吸入下の座位や起立動作で経皮的動脈血酸…

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  • 分散アンテナシステムへの電力供給と制御に関する研究

    唐 琼顔, 山田 博仁 電子情報通信学会論文誌B 通信 J107-B (3), 91-98, 2024-03-01

    本研究では,分散アンテナシステムのリモートアンテナへの電力供給と制御について検討した.リモートアンテナへの電力供給では,収容局からの送電を可能にする複合フロントホールと,系統電力網からの送電が途絶えた場合でも,リモートアンテナへの給電を可能にする自立電源システムを提案する.シミュレーションにより自立電源システムの規模を試算し,その実現可能性について検討した.更に,リモートアンテナの消費電力を節約…

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  • 【研究ノート】 How did Ancient Israelites Perceive Time?: A Theoretical Proposal from Language Study

    佐藤 潤 キリストと世界 (34) 69-79, 2024-03

    本稿の主な目的は、聖書ヘブライ語研究において、古代の世界観や時間認識研究の必要性を提言することである。過去数世紀にわたり、聖書ヘブライ語動詞が時制(テンス)を指し示しているのか、それとも文法的アスペクトを指し示しているのかという議論が続いてきた。しかし、過去の議論において、古代イスラエルにおける人々の世界観、とりわけ古代の時間認識についての考察が加味されてきたことは稀である。そこで本稿は、言語学…

    DOI 機関リポジトリ

  • [論文] 肥前千葉氏の本拠形成と領主支配 (第三部 西遷武家領主論)

    田中, 大喜 国立歴史民俗博物館研究報告 245 181-202, 2024-02-29

    本稿は、肥前千葉氏を事例に、西遷・北遷東国武士が在来勢力との連携・競合のもと、いかにして領主支配を展開させたのかという問題について、現地調査を駆使しつつ追究した。 まず第一章では、小城郡における鎌倉期千葉氏の本拠について、明治期地籍図・中世史料・立地環境・聞き取り調査にもとづいて考察した。その結果、それは円通寺一帯に比定され、その空間構成を復元した。 …

    機関リポジトリ

  • 高齢男性2型糖尿病における30秒椅子立ち上がりテストの運動耐容能評価法としての有用性

    岩﨑 孝俊, 小林 琢, 倉田 裕子, 二階堂 暁, 幡 芳樹, 廣瀬 昇 糖尿病 67 (2), 50-56, 2024-02-29

    <p>高齢男性2型糖尿病患者166例を対象として,30秒椅子立ち上がりテスト(CS-30)がPeak VO<sub>2</sub>による運動強度が5 METs有無の評価に応用できるかを調査した.患者背景,併存疾患の有無,運動耐容能,運動機能(CS-30,握力)のそれぞれについて調査し,Peak VO<sub>2</sub>が5 METsを基準として2群間比較を実施した.Peak …

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  • 膝関節伸展位固定を用いた運動連鎖の遮断による慢性足関節不安定症の新たな評価手法の開発

    菊元 孝則, 高林 知也, 久保 雅義 デサントスポーツ科学 45 (0), 94-102, 2024-02-22

    <p>本研究は,膝関節の伸展位固定における片脚立位の姿勢制御戦略を観察し,股関節からコントロールされる姿勢制御にマスクされている,足関節に特化した慢性足関節不安定症 (CAI) の病態を明らかにすることを目的とした.対象は男性バスケットボール選手で,足関節捻挫の既往歴を有さない健常群15名,CAIを発症した15名とした.対象者は両脚立位姿勢保持を10秒間,その後片脚立位姿勢保持を20秒間行い,健…

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  • 日本における女性の政治参加の現状と課題

    芳賀 朝子 THINK Lobbyジャーナル 2 (0), 103-110, 2024-02-22

    ...However, while the global average of female parliamentarians stands in the mid-26% range, the proportion of female members in the Japanese House of Representatives is only 10.3%, the lowest among the G7...

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  • Foot wear 装着下での足部運動解析手法の確立

    工藤 慎太郎, 山口 功, 堤 真大 デサントスポーツ科学 45 (0), 66-72, 2024-02-22

    <p>靴の中での距舟関節の運動はスポーツ障害の発生機序の解明に重要であるが,通常の靴の強度を保った状態での解析手法がない.そこで靴を装着下で計測可能な伸縮性ひずみセンサー (STR) を用いて,距舟関節の運動解析を試みた.健常成人男性14名14足を対象に,X線による距舟関節被覆角 (TNCA) を坐位と立位で計測し,同様の姿勢でSTRを用いてアーチに加わるひずみをアーチストレイン (AS) …

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  • Isolation and identification of allelochemicals and their activities and functions

    Kato-Noguchi Hisashi 日本農薬学会誌(Journal of Pesticide Science) 49 (1), 1-14, 2024-02-20

    ...According to a great number of publications, allelopathy may be involved in several ecological aspects such as the formation of monospecific stands and sparse understory vegetation for certain plant species...

    DOI Web Site 参考文献122件

  • Dense Text Retrieval Based on Pretrained Language Models: A Survey

    Wayne Xin Zhao, Jing Liu, Ruiyang Ren, Ji-Rong Wen ACM Transactions on Information Systems 42 (4), 1-60, 2024-02-09

    ...<jats:p> Text retrieval is a long-standing research topic on information seeking, where a system is required to return relevant information resources to user’s queries in natural language....

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 特定単語の打鍵タイミングと打鍵音を用いた継続的な本人認証手法の検討

    齊藤 仁, 納富 一宏 バイオメディカル・ファジィ・システム学会誌 25 (2), 73-82, 2024-02-08

      本稿ではID とパスワードを用いた本人認証後にストレスを与えずにバイオメトリクス認証を用いて継続的に本人認証を行い,なりすましの検出を行う手法の検討を行った.なりすましによる不正の発生を防止する手法として,文書作成時の打鍵情報に基づくキーストロークと打鍵音を用いた本人認証手法について検討した.<br>  …

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  • Proteomic Analysis of <i>Staphylococcus aureus</i> Treated with ShangKeHuangShui

    Liu Lichu, Zhao Na, Yang Kuangyang, Liao Honghong, Liu Xiaofang, Wu Ying, Wang Yan, Peng Xiao, Wu Yuanyan Biological & Pharmaceutical Bulletin 47 (1), 292-302, 2024-01-26

    ...<p><i>Staphylococcus aureus</i> (SAU) stands as the prevailing pathogen in post-traumatic infections, with the emergence of antibiotic resistance presenting formidable treatment hurdles....

    DOI Web Site PubMed 参考文献38件

  • Age‐related change in gait efficacy and predictors of its decline: A 3‐year longitudinal study

    佐藤, 湧, 谷口, 匡史, 福元, 喜啓, 岡田, 笙吾, 王, 紫敏, 仲里, 楓, 新谷, 菜々美, Yamada, Yosuke, Kimura, Misaka, 市橋, 則明 Geriatrics & Gerontology International 24 (1), 90-94, 2024-01

    ...The mGES, fall history and physical function (chair stand frequency, open-eyes one-leg stand, open-close stepping test, walking speed, walking endurance [shuttle stamina walk test] and physical activity...

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  • 片脚スクワット動作と片脚着地動作の運動学,運動力学特性の関係

    月田 隼貴, 山田 孝禎, 月田 理江, 野口 雄慶 スポーツ理学療法学 2 (1), 16-21, 2024

    <p>【目的】片脚スクワット(SLS)動作と片脚着地(SLL)動作における膝外反角度,膝外反モーメント,体幹側方傾斜角度の関係を明らかにすることを目的とした。</p><p>【方法】健常な青年男性15名が,20 cm高の台上からのSLL動作および片脚立位から膝関節を60°まで屈曲するSLS動作の2課題を行った。SLL動作開始から完了までの膝外反角度,膝外反モーメント,体幹側方傾斜角度の最高値,SL…

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  • 対話型アクティブ・ラーニングを導入した高齢者模擬体験が薬学生の介助能力の養成に及ぼす影響

    岡部 文武, 長久保 大樹, 今野 亮 薬学教育 8 (0), n/a-, 2024

    <p>本研究の目的は,MP大学薬学部で実践した対話型アクティブ・ラーニング(以下,「AL」と略す)を導入した高齢者模擬体験の学習内容を分析し,薬学生の介助能力の向上に資する知見を得ることであった.対象者は,高齢者模擬体験を受講した学生のうち,有効データは374名であった.学習内容は,学生が体験者,介助者,観察者の役割を設定した高齢者模擬体験の後,対話型ALを通じて,高齢者模擬体験における怖い・大…

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  • 地域在住女性高齢者における最大一歩幅の予測値の測定意義

    坂野 裕也, 村田 伸, 森 耕平, 安彦 鉄平, 堀江 淳, 白岩 加代子, 菊地 雄貴, 中野 英樹 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 13 (3), 123-129, 2024

    本研究では,最大一歩幅の予測と実測を併せて行い,筋力やバランス能力,歩行能力との関連から,最大一歩幅の予測値の測定意義を検討した。地域在住女性高齢者100名を対象に,最大一歩幅の予測値および実測値,30秒椅子立ちあがりテスト,膝伸展筋力,片脚立位時間,通常歩行速度を測定し,最大一歩幅とその他の測定項目の相関分析を行った。さらに,最大一歩幅の予測値を従属変数とした重回帰分析を行った。その結果,最大…

    DOI Web Site 参考文献15件

  • アクアス株式会社

    紙パ技協誌 78 (3), 225-230, 2024

    ...<br>We stand on the foundation of honesty, integrity and sensitivity, and act based on the AQUAS Values:‘great humanity’,‘a high-level of expertise and professionalism’,‘passion and courage to fearlessly...

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  • 途上国の湿地管理に及ぼす国際的条約の影響

    MAI Thi Khanh Van, 金 枓哲 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 240-, 2024

    ...Despite the long-standing recognition of local communities’ role in wetland conservation due to international schemes and national policies, the execution of wetland management in the TCNP has remained...

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  • 1976年における鬼怒川源流域に成立する針広混交林の林分構造

    長田 強志, 森島 済 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 305-, 2024

    <p><b> はじめに </b>近年,北海道の汎針広混交林において,気候変動を要因とする林内構造の変化が報告されており,飯島ほか(2020)や小川ほか(2021)などによって,林内の針葉樹が減少し,広葉樹が増加するという傾向が示されている。このような林内構造の時間的変化に関する報告は本州の原生針広混交林では少なく,北海道と同様の現象が確認できるかは不明である。本州に成立する針広混交林の変化を捉え…

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  • 柔道における「内股」の指導法に関する一考察:

    濵口 和人, 古川 巧, 出口 達也 スポーツパフォーマンス研究 16 (0), 10-17, 2024

    本研究は,熟練度が異なる大学柔道選手を対象に内股を試技として関節角度の比較を実施し,それぞれの特徴から技術指導に対する実践的な示唆を得ることを目的とした.実験参加者は,大学男子柔道選手(Skilled10 名,Unskilled10 名)を対象に,柔道の内股を行い,その動作は光学式3 次元動作分析システムMac3D(250Hz)を用いて記録した.動作中の足に作用する地面反力は,フォースプレート(…

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  • 2圧力/2システム法を用いたブレーキシステムの圧力脈動1Dモデル開発

    矢野 眞大, 吉岡 信彦, 小池 洋平, 駒田 匡史 自動車技術会論文集 55 (1), 166-171, 2024

    ブレーキ作動音は,制御ブレーキアクチュエータの圧力脈動がブレーキ配管内の定在波によって増幅されて配管が振動することで発生する.諸元から計算することが難しいアクチュエータ特性を2圧力/2システム法を用いて実験同定し,ブレーキ配管内定在波を予測できる 1D モデルを構築した.

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  • 山間部と平野部に在住する女性高齢者の運動機能および生活状況の比較

    白岩 加代子, 村田 伸, 合田 明生, 中野 英樹, 菊地 雄貴, 堀江 淳 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 13 (3), 143-147, 2024

    本研究では,山間部と平野部で生活する女性高齢者を対象とし,運動機能および生活状況の調査を行った。測定項目は,握力,CS-30,大腿四頭筋筋力,長座体前屈,開眼片脚立位時間,歩行時間,TUG である。その他,閉じこもりや運動習慣の有無について聞き取り調査を行った。その結果,山間部の女性高齢者は,平野部の女性高齢者と比べて,握力,開眼片脚立位時間は有意に高値を示し,大腿四頭筋筋力は,有意に低値を示し…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 佐渡博物館蔵1791年製Cary's pocket globeケース内面に表示された地理情報について

    宇都宮 陽二朗 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 237-, 2024

    <p><b>1.はじめに: </b>佐渡博蔵の1791年製Cary’s Pocket Globeのケースは半球の片方にD’Anvilleの古代の世界図が他方には球儀に不記載の80地点の緯経度が中央の表題を囲み南東北西の反時計回りの四角枠にアルファベット順で表示されている。ここでは80地点,地域,国や諸侯領等とSLSA蔵,同型球儀球面の地理情報の吟味結果を報告したい。<b>2.地球儀ケースの地点…

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  • 高齢者の人工膝関節全置換術後患者における歩行能力と下肢・体幹機能の関連性

    上野 勝也, 東 利紀, 渡邉 陽祐, 多和田 絵里奈, 山田 康貴, 橋本 恵, 後藤 伸介, 髙橋 祐樹, 黒田 一成, 淺 亮輔, 羽場 俊広 理学療法科学 39 (1), 53-59, 2024

    <p>〔目的〕高齢の人工膝関節全置換術(TKA)患者の歩行能力と体幹,下肢機能の関連性を調査すること.〔対象と方法〕対象は,TKAを施行した前期高齢者22名と後期高齢者36名.歩行能力は,10 m歩行時間,8の字歩行時間を,体幹機能は,Trunk Righting Test(TRT),端座位側方リーチテストで,下肢機能は,片脚立位保持時間,疼痛,筋力(膝伸展,股外転),関節可動域(膝屈伸,股内転…

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 礼文島のリシリコンブ<i>Saccharina japonica</i> var. <i>ochotensis</i>における水温と現存量の関係

    川井 唯史, 秋野 秀樹, 品田 晃良 利尻研究 43 (0), 1-7, 2024

    1993~2018年に礼文島津軽地区の海岸で2年目のリシリコンブ<i>Saccharina japonica</i> var. <i>ochotensis</i>の現存量を調査した.気象庁による北海道宗谷地方日本海沿岸の海面水温と2年目藻体の現存量の関係を解析したところ,調査前年4月,5月,6月の各月平均水温と現存量には有意な負の相関関係があった.調査した現存量と礼文島におけるリシリコンブ漁獲量…

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  • 地域在住女性高齢者における歩幅と身体機能との関連

    森 耕平, 村田 伸, 合田 明生, 菊地 雄貴, 満丸 望, 中野 英樹 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 13 (3), 111-116, 2024

    高齢者の通常歩行時の歩幅は「身長-100 cm」の簡易算出式に適合するとされる。本研究の目的は歩幅の簡易算出式の臨床的意義を検証することである。女性高齢者133名を対象に,簡易算出式から算出された歩幅を基準歩幅として,通常歩行時の実測歩幅が基準歩幅未満の歩幅低下群(19名),基準歩幅+10 cm 未満の歩幅微増群(53名),基準歩幅+10 cm 以上の歩幅増加群(61名)の3 群に分類し, 3 …

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 看護師の身体的負担の低減を目指した高齢者のポータブルトイレ排泄における下衣の脱着介助方法

    木村 恵美子, 城丸 瑞恵, 中島 そのみ 看護理工学会誌 11 (0), 135-146, 2024

    目的:研究目的は看護師の身体的負担の低減を目指した高齢者のポータブルトイレでの排泄における下衣の脱着介助方法を明らかにすることである.方法:修正デルファイ法を活用し,ポータブルトイレ排泄時の下衣の脱着介助方法に対する専門家の意見集約を行った.専門家は臨床経験が10年以上でポータブルトイレ排泄介助の指導が可能な看護師5 …

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  • 小児神経と生命倫理学 生命倫理学と小児神経学のトランスレーション

    笹月 桃子, トカン ヴラッド, 酒井 康成, 吉良 龍太郎, 大賀 正一 脳と発達 56 (1), 5-8, 2024

    <p> 近年,神経・筋疾患,小児がん,造血器疾患に対する新しい遺伝学的解析法と治療薬が次々に開発され,これらは難治疾患を抱える子どもと家族に大きな希望を与えた.一方,小児科医が判断すべき治療法とその選択過程は複雑・多様化した.小児科医が子どもの代弁者として決断すべき選択肢は,法的・倫理的妥当性が許容される範囲内で,今後さらに多様化すると予測される.患児の利益をどのように擁護し,何を守るべきかに関…

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  • 人体-流動連成数値解析による高所からの落水事故の傷害リスク評価

    篠原 裕幸, 中村 恭志 土木学会論文集 80 (16), n/a-, 2024

    <p> 高所から水面への落水事故について人体と流動の連成数値解析による傷害リスク評価を行った.上方10mから静水面への転落を想定し落水時の人体姿勢と水深が異なる複数の解析を実施した.自動車事故の傷害リスク評価指標を援用し,人体に加わる流体抗力と水底面への衝突による衝撃力から傷害の種類と生存率を算出した.足先や頭から垂直に着水する立位姿勢と倒立姿勢では,水面への着水時の傷害リスクは小さいこと,一方…

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  • Spinopelvic Parameters In The Elderly: Does Inadequate Correction Portend Worse Outcomes?

    Takami Masanari, Tsutsui Shunji, Nagata Keiji, Iwasaki Hiroshi, Minamide Akihito, Yukawa Yasutsugu, Okada Motohiro, Taiji Ryo, Murata Shizumasa, Kozaki Takuhei, Hashizume Hiroshi, Yamada Hiroshi Spine Surgery and Related Research advpub (0), 2024

    ...After excluding patients with PI-LL ≤ −10° on postoperative standing radiographs, the remaining patients were divided into two groups: 31 patients with 10° ≤ PI-LL ≤ 20° (U group) and 63 patients with...

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  • 「ファイナルファンタジー」ゲームシリーズにおける連載要素の分析

    バグバンモシリ ホメイラ 日本デジタルゲーム学会 年次大会 予稿集 14 (0), 20-24, 2024

    現在では、連載化はあらゆるメディア、特にデジタルフォーマットに存在するため、連載されたマスメディアの中で繰り返されるパターンが、その消費にどのような影響を与えるかを理解することは重要です。『ファイナルファンタジー(FF)』は、大規模な連載された数多くのロールプレイングゲームの一つであり、そのため、本研究では、『FF』ゲームシリーズにおける連載要素を理解することを目的とする。研究者は、Denso…

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  • 地域在住女性高齢者に対する転倒予防のための足趾屈伸運動の介入効果

    河相 てる美, 金森 昌彦, 鷲塚 寛子, 吉井 美穂, 寺西 敬子 Toyama Medical Journal 34 (1), 27-36, 2024

    本研究の目的は,足趾の屈伸運動が,足趾の機能(TF)とロコモティブシンドロームの程度を改善させ得るか否かについて検討することである。調査項目として,転倒リスク簡易評価指標,足趾の機能として,足趾握力,足趾挟力,足趾10秒テスト,またロコモの評価として開眼片脚起立時間および2ステップテスト,立ち上がりテスト,ロコモ25を測定した。対象は地域在住の女性高齢者209人である。椅子座位にて足趾の屈曲と伸…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE

  • ブナ林土壌の保水機能の定量的評価

    大貫 靖浩, 小野 賢二, 森下 智陽, 野口 麻穂子, 延廣 竜彦, 山下 尚之, 星崎 和彦, 新田 響平, 和田 覚 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 42-, 2024

    <p>東北地域に広く分布するブナ林土壌の保水機能について、演者らは前回、岩手県北部の安比高原、同南部の胆沢川上流部、秋田県北部の森吉山麓高原での調査結果を報告した。その際に、土壌の保水機能の2つの能力(通常時に使える土壌中の水の「貯金(保水力)」と、もしも(大雨)の時に水を容れることのできる「保険(貯水能)」)を量的に評価したが、今回はそれぞれを「渇水緩和機能」、「洪水調節機能」として、土層厚お…

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  • 幼保の所管・施設面での一体化が保育料軽減率に及ぼす影響

    山中 拓真 保育学研究 61 (2), 19-30, 2023-12-31

    幼保一元化論は保育学の伝統的な論点である。先行研究は,幼保一元化に対する親の混合的な態度と,より手頃な保育料への選好を示してきた。本稿の目的は,幼保の所管・施設面での一体化が保育料軽減率に及ぼす影響を検証することである。自治体保育担当課への質問紙調査と統計サイトを通して,データを収集した。重回帰分析の結果,幼保の所管を一体化している自治体や,公営認定こども園を設置している自治体ほど,保育料軽減率…

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  • ユーザビリティデザインとインストラクショナルデザイン評価によるOCWのデザイン原則提案

    王 宛奕, 田中 佐代子 芸術学論集 4 (0), 1-10, 2023-12-31

    <p>OCW(Open Course Ware)<tt>を中心としたオンライン学習サイトの利用状況と利用した印象を明らかにし、これから到来する新時代にも適用できる、汎用性のあるデザイン原則を提案することが本研究の目的である。研究方法としては、ユーザビリティデザインとインストラクショナルデザインの</tt>2<tt>側面から調査した。はじめに</tt>OCW<tt>を中心としたオンライン学習サイト…

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  • 消費者の特性がポイントの知覚価値に与える影響

    尾室 拓史 社会情報学 12 (2), 1-16, 2023-12-31

    <p>効果的なポイント還元による購買促進をねらい,様々な企業がポイントカードを発行している。また,Tポイントやpontaポイント等,複数の企業がポイントの利用で提携を行い,独自の経済圏を築いていく動きも広がっている。一方,ポイントの運用に対してネガティブな感覚をもつ人も見られる。例えば,ポイントカードを持っているかどうかを毎回確認されることに苛立ちを覚えるという文句や,ポイントを得ようとすること…

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  • Occult Germinoma of the Intramedullary Spinal Cord: A Case Report

    HOSHIMARU Takumi, TAKAGI Fugen, TSUJI Yuichiro, YAGI Ryokichi, HIRAMATSU Ryo, KAMEDA Masahiro, NONOGUCHI Naosuke, FURUSE Motomasa, KAWABATA Shinji, TAKAMI Toshihiro, WANIBUCHI Masahiko NMC Case Report Journal 10 (0), 27-32, 2023-12-31

    ...The initial symptom was an abnormal sensation in the left plantar region that gradually worsened, resulting in severe sensory disturbance, difficulty in standing, and even bladder rectal disturbance....

    DOI Web Site 参考文献18件

  • 9. めまいに関連する脳梗塞 ・ 脳出血

    工藤 洋祐, 城倉 健 Equilibrium Research 82 (6), 509-518, 2023-12-31

    ...Even if no neurological symptoms are noticeable in the patients presenting with vertigo and dizziness, presence of impaired standing and walking, namely truncal ataxia, should lead to the suspicion of...

    DOI Web Site 参考文献28件

  • 円滑な広域医療連携を実施・受容するための岩手県の現状と課題

    小守林 靖一, 奥田 伸育, 藤原 俊朗, 眞瀬 智彦 日本航空医療学会雑誌 24 (3), 3-10, 2023-12-30

    <p> 都道府県境に住む住民のため、距離を指標とした生活圏を優先したドクターヘリ要請について検討が促されている。しかしながら距離を指標とした出動要請を行った恩恵を受けるためには、それぞれの地域が抱えている問題について十分に検討し、対策を行う必要がある。岩手県が青森県や秋田県と境を接する二戸地域および久慈地域への岩手県ドクターヘリ(IDH)の出動実態について後ろ向きに検討を行った結果、基地病院から…

    DOI Web Site 医中誌

  • 介護保険における保険者機能強化の推進に求められる自治体職員の体制や取り組み

    大夛賀 政昭, 森山 葉子, 柿沼 倫弘, 山口 佳小里, 岩本 哲哉, 此村 恵子, 小林 健一 保健医療科学 72 (5), 444-453, 2023-12-28

    <p>地域包括ケアシステムの構築に向けて,市町村では介護保険の保険者機能を発揮して,地域の実情を踏まえた体制づくりを行う必要がある.そのためには,都道府県が市町村に対し適切に支援を行う必要がある.</p><p>国立保健医療科学院では,2017年度より都道府県職員を対象とする介護保険における保険者機能強化をテーマとした研修を企画・運営してきており,2018年度より指定都市職員,そして2022年度研…

    DOI

  • Comparative Queer Southeast Asian Studies

    Keeler Ward Southeast Asian Studies 12 (3), 529-554, 2023-12-26

    ...Appreciating the way hierarchical assumptions inflect all social relations in the region helps make sense both of Southeast Asia’s long-standing gender binarism and of the ability of people of nonnormative...

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  • アントレプレナーのストーリーテリング

    軸屋 泰隆, 山田 仁一郎 赤門マネジメント・レビュー 22 (6), 209-230, 2023-12-25

    <p>「アントレプレナーのストーリーテリング」の研究は、今世紀に入ってから注目され始めた比較的新しい研究分野である。「アントレプレナーのストーリーテリング」の研究は、テーマや手法、研究が実施された地域に多様性があり、それ故、研究者が立脚している研究パラダイムも多様である。本稿は、「アントレプレナーのストーリーテリング」の先行研究をシステマティックレビューの方法論的アプローチによって概観し、これま…

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  • 視神経炎のOCT

    坂本 麻里 神経眼科 40 (4), 314-319, 2023-12-25

    <p> 視神経炎は視神経の炎症性脱髄疾患の総称であり,炎症が視神経乳頭に波及して乳頭腫脹をきたす視神経乳頭炎と,初期には眼底に異常を認めない球後視神経炎がある.視神経は網膜神経節細胞 (retinal ganglion cell: RGC)の軸索から構成され,視神経炎によるRGCの軸索や細胞体の障害は,網膜光干渉計(OCT)の乳頭部解析や黄斑部解析において網膜厚の変化として捉えることができる.視…

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  • スギ人工林主伐直後の土砂移動の空間不均一性とその要因

    溝口 拓朗, 伊藤 哲, 光田 靖, 平田 令子, 山岸 極 森林立地 65 (2), 81-89, 2023-12-25

    <p>スギ人工林主伐後における土砂移動の空間不均一性とその要因を定量的に把握する目的で,100年生スギ人工林において,伐採区と対照区を設定して伐採実験を行い,その後約6か月間の土砂移動レートの変動係数(CV)を比較した。伐採区の土砂移動レートのCVは対照区よりも大きく,土砂移動レートの極端に高い地点が観察された。これは,伐採木の搬出の地表撹乱によって表面流の集中する箇所(いわゆる「水みち」)が形…

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  • アーリーキャリアの事務局第2・3世代から見た言語文化教育研究学会

    小島 卓也, 内山 喜代成, 本間 祥子, 柳井 優哉, 尹 惠彦 言語文化教育研究 21 (0), 303-321, 2023-12-23

    <p>本稿は,言語文化教育研究学会(ALCE)の事務局メンバーであり,アーリーキャリア研究者である5名が,ALCEの「これまで」「今」「これから」について調べ,考えたことを共有するものです。ALCE設立世代から学会運営を引き継ぎつつあるALCE第2・3世代の筆者らは,ALCEのこれまでの歩みと現状をより良く理解し,今後どのようなALCEをつくっていきたいのかをじっくり語り合う場を設けることにしま…

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  • ロコモティブシンドロームとプレゼンティーズムとの関連

    岸本 俊樹, 北畠 義典, 石橋 英明 理学療法学 50 (6), 239-245, 2023-12-20

    <p>【目的】病院職員におけるロコモティブシンドローム(以下,ロコモ)とプレゼンティーズムとの関連を検証する。【方法】病院職員329名(平均年齢39.4歳)を対象とした。評価項目をロコモは立ち上がりテスト,2ステップテスト,ロコモ25, プレゼンティーズムはWork Functioning Impairment …

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  • 外陰部犬咬傷により両側精巣欠損をきたした1例

    坂本 佳奈, 伊方 敏勝, 茅嶋 理絵, 水谷 望, 西村 祐紀, 増口 信一 日本形成外科学会会誌 43 (12), 739-744, 2023-12-20

    ...Five years postoperatively, the patient was able to urinate in a standing position without complications. When treating dog bites to the external genitalia, infection control is paramount....

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  • 肢体不自由児への自立活動の視点を踏まえた動作による学習活動

    本吉 大介 リハビリテイション心理学研究 49 (1), 53-65, 2023-12-20

    <p>特別支援教育の自立活動において,臨床動作法の理論や技法の応用は選択肢のひとつである。臨床動作法は身体運動の改善だけではなく,心理的側面を視野に入れた指導も可能なアプローチであり,本研究はその一端を示すことを目的とした。本研究では,知的障害がない肢体不自由児1名(小学校5年生,特別支援学級在籍以下,A児)に対して自立活動の視点から指導計画を作成し,動作による学習指導・支援を行った。A児は動作…

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  • 化粧品事業

    ホソカワミクロン化粧品株式会社 粉砕 67 (0), 122-123, 2023-12-15

    ...Additionally, we launched the new “NanoCrysphere powdery moist<sup>®</sup>” in May 2023, a long-standing bestseller since 2008, featuring updated formulas with innovative ingredients for comprehensive...

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  • デジタル時代に対応した中国の流通政策について―電子商取引法を中心に―

    柳, 偉達 近畿大学短大論集 56 (1), 55-67, 2023-12

    「中華人民共和国電子商取引法」が第13期全国人民代表大会常務委員会第5回会議で採択され、2019年1月1日に施行された。同法は電子商取引プラットフォーム事業者、プラットフォームを利用する消費者と電子商取引事業者の正当な権利と利益を保護し、市場の公正な競争秩序の維持を図り、電子商取引の健全な発展を促進する法体系を構成している。本稿は同法の内容について、競争政策としての側面、調整政策としての側面、振…

    機関リポジトリ Web Site

  • 空中強力定在波音場による濡れた試料の乾燥中の温度

    伊藤 美桜, 大和田 知花, 淺見 拓哉, 三浦 光 日本音響学会誌 79 (12), 595-603, 2023-12-01

    <p>近年,濡れた布に含有する水分を乾燥させるために,超音波振動子に直接接触させて乾燥を行う研究がされている。しかし,この方法では超音波振動によって生地等の劣化が考えられる。筆者らは空中強力超音波源を用いて空中に強力な定在波音場を形成し,音場内に濡れた布を設置して,非接触での乾燥の促進について検討している。本論文では,空中強力定在波音場内にて濡れた布の乾燥を行い,これまでほとんど検討されていなか…

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  • スギ同齢単純林における林木の直径成長パターンと空間分布との関係

    小澤 瑞樹, 井上 昭夫 森林計画学会誌 57 (1), 3-13, 2023-12-01

    <p>小澤瑞樹・井上昭夫:スギ同齢単純林における林木の直径成長パターンと空間分布との関係,森林計画誌57:3~13,2023 林木の直径成長パターンと空間分布との関係を定量的に解析した。約50年生のスギの同齢単純林において,立木位置が記録された後,196本のスギが伐採され,胸高位置での年輪が計測された。各個体の直径成長に12種類の成長関数をあてはめたところ,Richards関数がもっとも良く適合…

    DOI Web Site Web Site 参考文献31件

  • 年輪解析によるササを欠くヒノキ天然更新施業林の更新過程の復元

    杉田 久志, 九島 宏道, 楯 直顕, 酒井 武, 今村 正之, 早川 幸治, 齋藤 智之, 三村 晴彦, 西村 尚之, 星野 大介 日本森林学会誌 105 (12), 357-364, 2023-12-01

    <p>1984~1986年に抜き伐りが行われた木曽の赤沢施業実験林のササを欠くヒノキ天然林において,ヒノキのサイズ構造や年輪の解析により更新過程の復元を図り,攪乱履歴が更新に及ぼした影響について考察した。抜き伐り約30年後のヒノキ稚幼樹の樹高分布では,2~3 m以上とそれ以下の二つの集団が認識でき,発生年は前者が1934~1970年,後者が1987~2011年で,抜き伐りからみてそれぞれ前生稚樹…

    DOI Web Site Web Site 研究データあり 参考文献18件

  • 令和元年東日本台風による世田谷区・大田区の浸水被害に関する分析

    伊藤 和也, 三上 貴仁, 田中 剛, 末政 直晃 自然災害科学 42 (3), 213-224, 2023-11-30

    令和元年東日本台風による浸水で筆者らの大学の多くの施設が浸水し被災した。この浸水被害は排水樋管の運用ルール等は内水氾濫の被害を受けた多摩川周辺地域と同じであるが,それに加えて操作不能となった樋管の存在によって複雑化した。筆者らは被災直後に浸水調査を行っており周辺地域の内水氾濫による浸水被害は把握できた。しかし浸水過程については断片的な情報しか得られていなかった。そこで本研究では,当該地域に設置さ…

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  • 自動車部品オントロジー構築のための専門知識抽出手法の開発

    森川 祐介, 福田 悠貴, 仁禮 和男, 藤井 直希, 関根 聡, 松本 裕治, 古崎 晃司 人工知能学会第二種研究会資料 2023 (SWO-061), 05-, 2023-11-25

    <p>自動車業界ではEVに代表される電動化領域での競争が激化している.その中から抜きんでるために,弊社は開発期間の短縮と製品品質向上を両立した開発プロセスの確立を目指し,社内の多種多様な製品開発知識をオントロジーで解釈し,設計支援に活かす仕組みを構築している.本論文では,設計支援システムの概要と社内知識を定義し複数製品で効率的に共有するオントロジー構造について述べたうえで,オントロジー構築の効率…

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  • ユーザ主権型デジタル共助社会のアーキテクチャ

    國領 二郎 情報通信政策研究 7 (1), 53-67, 2023-11-20

    <p>ネット経済の黎明期にはユーザ情報探索力の強化によってユーザ主導型のビジネスモデルが勃興することが予想された。しかし、現実にはその後のクラウドコンピューティングを活用したターゲットマーケティングの登場などによって逆に供給者主導の経済圏へと発展していった。利便性高い社会が生まれた一方でスポンサー利益のためにユーザの権利を侵害することへの懸念が広がっている。この状況を改善すべく、Web3.0や自…

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  • 子どものオンラインサービス利用に関する米国プライバシー保護法制度—カリフォルニア州を例に—

    河井 理穂子 情報ネットワーク・ローレビュー 22 (0), 90-103, 2023-11-17

    <p>米国の子どものオンラインサービス利用に関するプライバシー保護法制度は、古くから学校教育における子どもの教育記録の保護を目的としたFERPA、消費者保護の立場から主に学校教育ではない場面での子どものオンラインサービス利用におけるプライバシー保護を目的としたCOPPAという、成立の経緯が異なる2つの連邦法を中心として成り立っている。そして2つの連邦法を、各州が州法によってそれぞれ補完している。…

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