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検索結果 249 件

  • 吸引式低侵襲経皮的腎砕石術の有効性に関する検討

    筒井 健司, 角田 洋一, 井之口 舜亮, 三木 愛梨, 脇田 哲平, 堀部 祐輝, 谷 優, 蔦原 宏一, 高尾 徹也 Japanese Journal of Endourology and Robotics 36 (2), 240-244, 2023

    <p> 今回我々は吸引式の低侵襲経皮的腎砕石術 (mini-PCNL) の有効性を後方視的に検討した. 大阪急性期・総合医療センター泌尿器科にて腎結石に対してmini-PCNLを施行した60例を対象とし, 吸引式シースを使用した32例 : PCNL va (+) 群と, 吸引式シースを使用しなかった28例 : PCNL va (-) 群に分け比較検討を行った. PCNL va (+) …

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  • ECIRSの標準術式

    松崎 純一, 福田 哲央, 石川 達郎, 田尻下 紘直 Japanese Journal of Endourology and Robotics 36 (2), 194-199, 2023

    ...<p> ECIRS (Endoscopic Combined IntraRenal Surgery) は, PNLとTULを同時に行う方法であり, 単回の治療でstone freeを目指すことが重要である.</p><p> PNL+TULのメリットは, PNLの高い結石の除去率と短い手術時間とTULの広い操作範囲, 低い侵襲性である....

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  • ESWL単独療法の適応と治療回数の検討

    松田 健二, 池田 英夫, 栗栖 弘明, 山口 優香子, 清水 宏輔, 江口 賢, 高井 公雄, 白瀧 敬 Japanese Journal of Endourology and Robotics 36 (1), 107-112, 2023

    <p>【目的】ESWL単独療法の適応と治療回数を検討した.</p><p>【方法】ESWLを施行した1,739例を対象に完全排石の効果不良予測因子を同定した. また, ESWLが尿管に与える影響をTULの術中所見で検討した.</p><p>【結果】ESWL単独療法の完全排石率は単回で44.4%, 2回で62.9%, 3回で75.0%, …

    DOI 医中誌

  • 当センターにおけるTUL施行症例の臨床的検討

    岡 利樹, 井之口 舜亮, 谷 優, 朝倉 寿久, 川村 憲彦, 中川 勝弘, 蔦原 宏一, 高尾 徹也, 山口 誓司 Japanese Journal of Endourology and Robotics 35 (1), 97-101, 2022

    <p>【目的】当センターでの過去5年間の経尿道的尿管砕石術 (TUL) の治療成績について検討した.</p><p>【対象と方法】2014年4月から2019年3月までに当センターでTULを施行した208例を対象とし, 完全砕石率や合併症発症率などを含め治療成績を検討した.</p><p>【結果】年齢は33-90 (中央値 : 66) 歳で, 男性が104例で女性が104例, 患側は右 : 99例, …

    DOI 医中誌

  • 回腸新膀胱造設術後の修正Valdivia体位での経皮的腎砕石術の経験

    水野 稜也, 鄭 則秀, 松川 敦紀, 秋山 舞, 上田 倫央, 佐藤 元孝, 三宅 修 Japanese Journal of Endourology and Robotics 35 (2), 326-329, 2022

    ...問題なく手術を終了し, stone freeとすることができた. 新膀胱造設術後に上部尿路結石に対して手術を行った報告は少なく, 治療方針として定まったものはないが, 修正Valdivia体位でのPNL単独も有効であった.</p>...

    DOI 医中誌

  • 尿路結石症に対する経皮・経尿道同時内視鏡手術 (ECIRS) でのClearPetra治療成績

    苅部 樹里衣, 横井 勇毅, 山下 大輔, 米山 脩子, 滝沢 明利 Japanese Journal of Endourology and Robotics 35 (2), 256-260, 2022

    <p>(背景)</p><p> 大きな腎結石に対する手術として経皮・経尿道同時内視鏡手術 (ECIRS) が知られている. 近年, 腎盂を持続灌流して視野を保ちながら破砕と抽石を一連に行うことが可能な腎用アクセスシースであるClearPetraが登場したため, 有用性について当院における使用例を後方視的に検討した.</p><p>(対象と方法)</p><p> …

    DOI 医中誌

  • TULを施行した尿管結石に対する最大CT値の意義

    辻本 裕一, 石井 信, 堀部 祐輝, 辻村 剛, 中田 渡, 任 幹夫, 辻畑 正雄 Japanese Journal of Endourology 34 (2), 261-267, 2021

    <p>【目的】尿管結石に対する最大CT値の意義の検討. 【対象と方法】2012年-2019年の192例. Stone free (SF) は4 mm以下と定義. 【結果】年齢は19-88歳 (男性123例, 女性69例). 合併症は25例, 追加治療は16例に行われた. 最終的に154例 (80.2%) でSFとなった. 残石の有無で比較すると, 多変量解析では最大径 (中央値 13.0 vs …

    DOI 医中誌

  • TULの標準化

    麦谷 荘一 Japanese Journal of Endourology 33 (1), 52-54, 2020

    ...TULのゴールは結石を完全に除去 (Stone-free) することである. そのためには適切な医療機器を選択したうえで, 個々の症例で適切な砕石方法 (Dusting & Fragmentation) を実施し, 抽石を併用することが必須となる. 患者, 結石 (大きさ・部位・硬度) に合わせた効率の良い安全な治療を行うことが, 肝要である.</p>...

    DOI 医中誌

  • 治療評価の標準化

    荒川 孝, 奴田原 紀久雄, 宮澤 克人, 東 義人, 麦谷 荘一, 山口 秋人 Japanese Journal of Endourology 33 (1), 46-51, 2020

    ...また, 尿路結石の外科的治療はstone freeがendpointとなる前提であるが, 結石を破砕する術式においては砕いた結石のかけらが尿路に取り残される残石と言う副産物が常に問題となる. Stone free以外は一切失敗として扱うのか? それとも成功例として扱う破砕片の残石をある程度まで許容するのか? 許容するならばどの程度まで? ...

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  • 大阪労災病院における腎結石に対するf-TULの治療成績

    辻本 裕一, 吉村 明洋, 山道 岳, 辻村 剛, 中田 渡, 任 幹夫, 辻畑 正雄 Japanese Journal of Endourology 33 (2), 263-268, 2020

    <p> 【目的】腎結石に対するf-TULの治療成績を検討した. 【対象と方法】2012年-2019年までの54例. Stone free (SF) は4 mm以下と定義した. 【結果】年齢は36-94歳 (男性31例, 女性23例). 合併症は10例, 追加治療は19例に行われた. 最終的に30例 (55.6%) でSFとなった. 残石の有無で比較すると, 多変量解析ではCT値 …

    DOI 医中誌

  • 細径トラクトを用いたECIRS合併症軽減の取り組み

    一美 貴弘, 有村 博史, 常盤 光弘 Japanese Journal of Endourology 33 (2), 231-237, 2020

    <p> サンゴ状結石59例に対し1人の術者が腎瘻造設下に経尿道的砕石術を行うone surgeon mini-ECIRS (minimally invasive Endoscopic combined intrarenal surgery) を施行し, その有用性, 安全性およびmini-ECIRSとの相違について検討した. f-TULは多くの施設でおこなわれている術式であり, …

    DOI 医中誌

  • 結石性腎盂腎炎後の結石治療についての検討

    佐野 優太, 伊藤 康雄, 湯口 友梨, 村木 厚紀, 鶴田 勝久, 小松 智徳, 木村 亨, 辻 克和, 後藤 百万, 絹川 常郎 Japanese Journal of Endourology 33 (2), 278-283, 2020

    ...Stone free rate (SFR) はESWLで66.6%, TULで95.1%であった. 【考察】TUL後に発熱する割合が高かったが, 1回でほぼstone freeを達成でき, 重篤な合併症は生じず安全に施行できていた.</p>...

    DOI 医中誌

  • The Impact of Glycosylation of Osteopontin on Urinary Stone Formation

    Go Anan, Tohru Yoneyama, Daisuke Noro, Yuki Tobisawa, Shingo Hatakeyama, Mihoko Sutoh Yoneyama, Hayato Yamamoto, Atsushi Imai, Hiromichi Iwamura, Yuki Kohada, Jotaro Mikami, Jun Ito, Yasuhiro Kaiho, Takahiro Yoneyama, Yasuhiro Hashimoto, Makoto Sato, Chikara Ohyama International Journal of Molecular Sciences 21 (1), 93-, 2019-12-21

    ...In the prospective longitudinal follow-up study, 92.8% of the stone-free urolithiasis group had Gal3C-S-OPN/full-length-OPN levels below the cutoff value after ureteroscopic lithotripsy (URS), whereas...

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献38件

  • TULにおける砕石困難 ─その予測因子の検討─

    木村 元彦, 志村 尚宣 Japanese Journal of Endourology 32 (1), 98-105, 2019

    <p> 【目的】上部尿路結石に尿管鏡手術を行う際, 初回はアクセス不良で砕石できない例 (TUL trial) が時に認められる. この場合ステント留置のみで終了し改めてTULを行う. Trialとなる率, その要因について検討した.</p><p> 【対象と方法】2010年2月から2018年4月の間, ステント等の前治療のない腎・尿管結石845例に対してTULを試みた. …

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  • 高齢者の上部尿路結石症に対する経尿道的結石破砕術の臨床的検討

    谷口 友規, 髙橋 義人, 竹内 康通, 小鷹 博人, 秋田 和利, 土屋 邦洋, 石田 健一郎, 仲野 正博, 谷口 光宏, 古家 琢也 Japanese Journal of Endourology 32 (2), 190-193, 2019

    <p> 【目的】当院で行った経尿道的結石破砕術 (TUL) の治療成績を高齢者と若年者の2群に分け比較検討を行った.</p><p> 【対象と方法】2007年1月から2017年12月まで, 岐阜県総合医療センターにてTULを行った955件を対象とした. 本検討では, 75歳以上を高齢者と定義した.</p><p> 【結果】高齢者群は145件, 若年者群は810件であった. …

    DOI 医中誌

  • 大阪労災病院における結石性腎盂腎炎の臨床的検討

    辻本 裕一, 谷 優, 山道 岳, 辻村 剛, 中田 渡, 任 幹夫, 辻畑 正雄 Japanese Journal of Endourology 32 (1), 116-119, 2019

    ...全身状態が悪い4例はステント交換のみ, 残り69例は自然排石14例, ESWL32例 (5例がTUL追加), TULのみ22例, 腎摘1例であった. 73例中61例 (84%) がstone free, 69例 (95%) がstent freeとなった.</p><p> 【結論】従来からの治療方針は有用であると思われた.</p>...

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  • 困難な腎結石をECIRSで克服する

    浅井 拓雄, 小高 久和, 浅野 潤, 古目谷 暢, 松崎 純一 Japanese Journal of Endourology 32 (2), 178-180, 2019

    ...当院ではstone free rateの向上および合併症率の低減を目的として2009年4月よりECIRSを第一選択として施行している. 今回, 実際の手術手順を提示し, 注意すべき点などに言及していきたい.</p>...

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  • 経皮的・経尿道的手術の併用により単回で治療し得た巨大膀胱結石の一例

    篠木 理沙, 田部井 正, 福田 哲央, 滝澤 弘樹, 三留 拓, 佐野 太, 岡島 和登, 小林 一樹 日本泌尿器科学会雑誌 109 (4), 225-228, 2018-10-20

    <p>症例は82歳男性.下腹部痛と全身倦怠感を主訴に当科を受診した.腹部単純CTで前立腺肥大と80mm大の巨大な膀胱結石ならびに両側水腎水尿管症を認めた.血液検査所見では,炎症反応高値,高度の腎機能障害とそれによる高カリウム血症を認め,尿閉に伴う急性腎後性腎不全の診断となった.尿道カテーテル留置の上,緊急血液透析を施行し腎機能の改善を得た.巨大膀胱結石に対しては,単回の手術で結石を完全に摘除する…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献4件

  • Ureteral stent encrustationにより,カテーテル抜去困難となった鏡視下腎盂形成術後の小児の1例

    藤本 幸太, 松山 聡子, 松井 太, 矢澤 浩治, 松本 富美 日本泌尿器科学会雑誌 109 (3), 169-172, 2018-07-20

    <p>鏡視下腎盂形成術においては,術後管理に技術的な理由からダブルJステント(DJステント)が用いられることが多い.しかしながら,DJステントに特有の合併症があり,治療に難渋することもある.今回われわれは,鏡視下腎盂形成術後に留置したDJステントが結石形成により抜去困難となった小児の1例を経験したので報告する.</p><p>症例は11歳,女児.以前より繰り返す腹痛にて近医を受診.左水腎症を指摘さ…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献7件

  • Systematic review of ureteral access sheaths: facts and myths

    Vincent De Coninck, Etienne Xavier Keller, María Rodríguez‐Monsalve, Marie Audouin, Steeve Doizi, Olivier Traxer BJU International 122 (6), 959-969, 2018-06-22

    ...Data were controversial and sparse on the impact of UASs on multiple reinsertions and withdrawals of a ureteroscope, stonefree rates, ureteroscope protection or damage, postoperative pain, risk of ureteral...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件

  • 後期高齢者の上部尿路結石に対する経尿道的破砕術 (URS) の検討

    米田 慧, 矢野 仁, 岡 了, 李 芳菁, 遠藤 匠, 上島 修一, 神谷 直人, 鈴木 啓悦 Japanese Journal of Endourology 31 (1), 126-129, 2018

    <p> 【目的】当院で腎尿管結石に対してURSを施行した症例を検討し, 高齢者のURSについて考察する.</p><p> 【対象・方法】2010年4月から2016年3月まで, 当院でURSを行った336例を, 高齢者群 (≧75歳), 非高齢者群 (<75歳) の2群に分け比較検討した. 心血管疾患, 糖尿病, 抗凝固薬内服, 肥満 (BMI≧30) を手術のリスク因子とした.</p><p> …

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 上部尿路結石症に対する治療の変遷

    林 睦雄, 岡 清貴, 井上 勝己 Japanese Journal of Endourology 31 (1), 113-118, 2018

    <p> 上部尿路結石治療の変遷を見ると共に, ESWL機器 (EDAP LT-02x, i-Move) 2台体制による治療成績を検討した. 対象は2014年から3年間の2台併用群1564例 (総治療回数3731回, LT-02x 2,388回, i-Move 1,343回) と, それ以前3年間の LT-02x 単独治療 (対照群) を比較した. 治療後3ヵ月の消失率, 有効率 …

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • TULの治療成績と結石長径の検討

    松田 健二, 小林 圭太, 高井 公雄, 山本 光孝 Japanese Journal of Endourology 31 (2), 223-227, 2018

    <p> 【目的】Holmium-YAGレーザーを用いたTULの治療成績を結石長径で比較し, TULの適応を検討した.</p><p> 【方法】2008年4月から2017年10月までに山口県立総合医療センターと済生会下関総合病院で尿路結石918例に, 計1037回のTULを施行した. これらの治療成績を結石長径で比較した.</p><p> 【結果】年齢の中央値は62歳, …

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  • 尿管結石に対するSWL治療効果予測因子の検討

    山本 顕生, 中田 渡, 辻村 剛, 山道 岳, 辻本 裕一, 任 幹夫, 辻畑 正雄 Japanese Journal of Endourology 31 (2), 239-243, 2018

    <p> 尿管結石に対しSWL (extracorporeal shock wave lithotripsy) 単独で治療できた群と, TUL (transurethral lithotripsy) 追加治療が必要であった群とを比較することで, SWL治療効果予測因子を検討した. 2012年1月から2017年12月までの期間に, 尿管結石に対して初回治療としてSWLを選択しstone free …

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  • 高度肥満尿管結石患者へ意識下挿管下にfTULを施行した1例

    小澤 迪喜, 黒本 暁人, 諸角 謙人, 佐藤 真彦, 星 宣次, 沼畑 健司 Japanese Journal of Endourology 30 (1), 111-114, 2017

    ...<p> 43歳男性,高血圧と糖尿病で当院内科通院中.肉眼的血尿と左水腎症の精査目的に当科紹介となりCTで左上部尿管結石15×8mmを認めた.身長185cm,体重156kg(BMI 45.6)の高度肥満体型であり当院のESWL機器での治療は困難と考えられたためfTULの方針とした.麻酔科と相談し意識下挿管で気道確保した上で全身麻酔下fTULを施行した.大きな合併症なく安全に手術しstone freeを...

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  • 立体モデルを用いたPNLの術前シミュレーション

    高沢 亮治, 北山 沙知, 内田 裕將, 吉田 賢, 辻井 俊彦 Japanese Journal of Endourology 30 (2), 196-201, 2017

    <p> 経皮的腎砕石術 (PNL) を行う患者を対象に, 腎盂腎杯と腎結石を実物大に再現した立体モデルを作製して術前シミュレーションを行った. 合計14症例の立体モデルを作製し, その有用性を検証した. 全14症例において, シミュレーションで予定した第一候補の腎杯へトラクトを作製できた. 9症例は初回PNLのみでstone-freeを獲得できた. 残りの5症例は追加治療 (PNL 4例, …

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  • 小児尿路結石に対するPCNLの実際

    木村 亨, 湯口 友梨, 石川 智啓, 加藤 隆, 佐野 優太, 鶴田 勝久, 小松 智徳, 辻 克和, 絹川 常郎 Japanese Journal of Endourology 30 (2), 155-158, 2017

    ...そのうち砕石時間の中央値は69分 (40-148) で, stone free rate (以下SFR) は73%であった. 術翌日のHb値変化の中央値 は−1.9g/dLで輸血例は無かった. シースの太さに関わらず重篤な出血や輸血例は無かったが, 合併症として発熱 (9例, 64%) と腎盂損傷 (2例, 14%) を認めた....

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  • 体外衝撃波結石破砕術(ESWL)における衝撃波照射速度120/minと60/minの比較

    嘉島 相輝, 堀川 洋平, 小原 崇, 武藤 弓奈, 小泉 淳, 本間 直子, 秋濱 晋, 下田 直威 日本泌尿器科学会雑誌 107 (2), 93-99, 2016

    <p> (目的) 尿路結石症に対する体外衝撃波結石破砕術(ESWL)の衝撃波照射速度は,低パルス数が有効であるという報告が多い.パルス数120/minと60/minについて,Sonolith<sup>Ⓡ</sup> Praktisを用いた単回ESWLの治療成績を後方視的に比較検討する.</p><p> (対象と方法) 227例の初発尿路結石症に対して,Sonolith<sup>Ⓡ</sup> …

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献21件

  • 20-40mmの腎結石に対して,PNLまたはf-TULを施行した症例の検討

    内田 耕介, 中嶋 久雄, 新田 俊一, 赤樫 圭吾, 佐藤 嘉一, 戸邉 武蔵, 芳賀 一徳, 本間 一也, 丹田 均 Japanese Journal of Endourology 29 (2), 233-237, 2016

    <p> 20-40mmの腎結石に対するPNLと,軟性鏡を用いたTUL(f-TUL)の治療成績をretrospectiveに比較検討した.2008年1月から2015年2月の期間で,20-40mmの腎結石に対してPNL(35例)またはf-TUL(48例)を行った症例を対象とした.治療後の画像診断で,4mm以下の残石を有効(stone-free)とした.治療成績に関して,手術翌日の有効率は,PNL群3…

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  • 序文

    奴田原 紀久雄, 荒川 孝 Japanese Journal of Endourology 29 (1), 28-28, 2016

    ...“stone free”,“完全砕石”,“ステント留置”と三段階の治療目標を立て,それぞれの症例においてどこまで一期的に完遂可能か術前術中に思考する重要性を指摘された.これは尿管鏡手術を行う際に先ず考慮すべき重要なポイントである.またアクセスシースの固定法など,経験に裏打ちされたコツの紹介も読者にとってはうれしいものである....

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  • 当院における近年の上部尿路結石症治療の変遷

    水野, 孝祐, 加藤, 隆一, 宮尾, 則臣 市立室蘭総合病院医誌 = Journal of Muroran City General Hospital 40 (1), 27-29, 2015-09-30

    ...TUL の初回治療による完全排石率(stone free rate:SFR)はf-TUL 導入前には70.3%であったのに対し、導入後には90.6%と有意に上昇していた。ESWL、TUL を合わせた全体的なSFR も43.8%から68.9%と有意に上昇しており、f-TUL の有用性が示唆された。...

    機関リポジトリ 医中誌

  • Tubeless PNL 症例の臨床的検討

    寺尾, 秀行, 伊藤, 悠城, 河原, 崇司, 加藤, 喜健, 松崎, 純一 泌尿器科紀要 61 (8), 313-316, 2015-08-31

    ...The incidence of complications, hospital stay duration, analgesic requirements, visual analog scale score, decrease in hemoglobin levels, and stone-free rates were compared between the two groups....

    HANDLE Web Site 医中誌

  • 序文

    荒川 孝, 奴田原 紀久雄 Japanese Journal of Endourology 28 (1), 1-1, 2015

    ...freeのみが治療成功の評価なのであろうか?...

    DOI

  • 市立吹田市民病院におけるTULの治療成績

    松田 淳, 長谷 太郎, 西浦 彰洋, 西出 峻治, 佐竹 伸, 熊田 憲彦 Japanese Journal of Endourology 28 (1), 111-114, 2015

    2007年4月から2013年3月までに当院で経尿道的尿路結石破砕術(TUL)を施行した症例について成績を検討した.対象は上記期間に当科でTULを施行した133人,男性84人,女性49人,平均年齢は59.5歳(27-90)であった.結石の総数は165個であり,結石の部位はR2:24個 R3:2個 U1:44個 U2:16個 …

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  • 上部尿管結石に対するESWLとTULの治療成績

    池端 良紀, 高橋 敦, 福多 史昌, 新海 信雄, 橋本 次朗, 高木 良雄 Japanese Journal of Endourology 28 (1), 128-131, 2015

    上部尿管結石に対するESWL(extracorporeal shock wave lithotripsy)と,軟性鏡を用いたTUL(transurethral lithotripsy)の治療成績を比較検討した.2008年4月から2012年10月までの期間に,初回治療として上部尿管結石に対しESWLまたはTULを施行した212例を対象とした.治療後3か月以内の完全排石または残石径4mm以下をSto…

    DOI Web Site 医中誌

  • 胆石の危険因子の検討

    沼田 義弘, 大屋 敏秀, 田妻 進, 山崎 美保, 菅野 啓司, 岸川 暢介, 山本 隆一 胆道 29 (2), 219-225, 2015

    古くより胆石の危険因子として5F(Forty,Female,Fatty,Fair,Fertile)が知られており,特にFattyの基礎的原因として糖尿病や脂質代謝異常が関与することが報告されている.肥満,糖尿病,脂質代謝異常の急激な増加が指摘されている我が国において,胆石保有者の特徴,胆石形成の背景や危険因子の変化について評価検討されるべきと考えられる.我々は205例の胆石症例を土屋分類に従って…

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  • 腎結石に対するECIRS:砕石効果予測因子の検討

    黒田 晋之介, 伊藤 悠城, 田部井 正, 藤川 敦, 松崎 純一 Japanese Journal of Endourology 28 (2), 294-300, 2015

    ...<br> 【対象と方法】大口東総合病院にて腎結石に対して施行されたECIRS 267例を対象とした.術後1か月のCTにて残石を認めない,または5mm未満の場合はStone free(SF群),5mm以上の残石を認める場合はNon-stone free(Non-SF群)と定義し,二群間で患者背景および結石因子を比較し,砕石効果予測因子を多変量ロジスティック回帰分析を用いて検討した....

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  • f-TULにおいてsafety guide wireは全例に必要か

    藤田 雅一郎, 伊波 恵, 加藤 祐司, 工藤 大輔, 三浦 浩康 Japanese Journal of Endourology 28 (1), 100-104, 2015

    ...<br> 【対象と方法】2012年4月から2013年5月までにSGWを留置せずf-TULを施行した腎尿管結石症例100例と,同時期にSGWを留置した24例を対象とし,平均長径,尿管屈曲,介在部所見,術前水腎症,手術時間,stone free rate(以下SFR),合併症等について検討した....

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  • 尿管結石に対するDornie社製DeltaⅡFar Sight導入1年経過後以降の治療成績

    宇野 雅博, 飯沼 光司, 加藤 成一, 増栄 孝子, 増栄 成泰, 藤本 佳則 Japanese Journal of Endourology 28 (1), 132-136, 2015

    【目的】Dornier社製Delta II Far Sight導入1年経過以降の尿管結石の治療成績を報告する. <br> 【対象と方法】2011年7月より2013年12月までに尿管結石に対してESWLを施行した292例を対象とした.平均年齢56歳(18-88歳),性別は男性240例,女性52例,患側は右118例,左174例,上部尿管結石150例,…

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  • f-TULにおけるX線透視:術者被ばく低減についての検討

    工藤 大輔, 岡田 真介, 藤田 雅一郎, 伊波 恵, 本宿 基一, 三浦 浩康 Japanese Journal of Endourology 27 (1), 193-199, 2014

    【目的】f-TUL における術者の被ばく量をX線透視時間ならびにフィルムバッジ計測値から測定し,内視鏡の保持方法を変えて被ばく量低減が可能か検討する.<br> 【対象と方法】2010年8月から2013年6月に施行された全TUL838例中,アクセスシース挿入ならびに術後尿管ステント留置を行ったf-TUL564例を対象とし,2群に分け(A群:2012年3月まで,B群:2012年4月以降)後ろ向きに検…

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  • ESWL衝撃波照射レート 90/minと60/minの比較

    木村 元彦, 志村 尚宣 Japanese Journal of Endourology 27 (2), 382-387, 2014

    【目的】ESWLによる上部尿路結石治療において,衝撃波照射レート90/minと60/minを治療効果や手術時間などについて比較検討した.<br> 【患者と方法】Siemens Lithostar Multilineを用い,2008年9月-2011年4月は90/min(381結石)で,2011年5月-2013年9月は60/min(236結石)にて尿路結石の治療を行った.<br> …

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  • PrestentingによるTUL成績の向上

    木村 元彦, 志村 尚宣 Japanese Journal of Endourology 27 (1), 186-192, 2014

    TULの術前に予めステントを留置(prestenting,以下pS)することが,治療成績の向上につながるか検討した.<br> 2010年から2012年にかけて171名(pSなし133例とpSあり38例)にTULを行った.結石長径の中央値はそれぞれ8mm,9mmであった.pSあり38名がステント留置となった理由は感染26例,前回TUL失敗例10例,より末梢側の結石のTUL後が2例であった.<br…

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  • 結石性腎盂腎炎に対する緊急TULの試み

    木村 元彦, 志村 尚宣 Japanese Journal of Endourology 26 (1), 121-125, 2013

    結石性腎盂腎炎の患者にはまず抗生剤投与ならびにドレナージを行い,全身状態が回復してから結石を治療するのが原則であるが,今回一期的に緊急TULを14例に行った.収縮期血圧100mmHg以上で安定している,頻呼吸がない,DICが重度でない,結石長径が8mm以下,部位がU2かU3,これらを満たす症例を緊急TULの選択基準とした.全例,砕石および抽石から尿管ステント留置までを行うことができ,術後の全身状…

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  • 2cm以上の腎結石に対するSingle-session Flexible Ureteroscopy and Holmium Laser Lithotripsy

    井上 貴昭, 室田 卓之, 木下 秀文, 松田 公志 Japanese Journal of Endourology 26 (2), 305-309, 2013

      今回,我々は当院における2cm以上の腎結石に対して施行したsingle-session flexible ureteroscopy and Holmium laser lithotripsy(以下,f-URSL)の効果と安全性について検討した.対象は2010年9月から2012年5月までに当院においてf-URSLを施行された2cm以上の腎結石患者35例(37腎)で,術後のstone …

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  • 経尿道的尿管砕石術症例の成績および術後急性腎盂腎炎についての臨床的検討

    八木澤 隆史, 橋本 恭伸, 小内 友紀子, 前田 佳子, 清水 朋一, 田邉 一成 Japanese Journal of Endourology 26 (2), 300-304, 2013

      当院では2011年4月に軟性腎盂尿管鏡,Holmium:YAG laserによる経尿道的尿管砕石術(TUL)を導入した.尿路結石治療にTULは有効だが,術後急性腎盂腎炎を発症し,時に重症化することがある.今回,2011年4月から2012年10月に当院でTULを施行した全104例の治療成績,及び術後急性腎盂腎炎発症後,全身性炎症性反応症候群(SIRS)に至った症例に対する臨床的検討を行った.<…

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  • 経尿道的尿管結石砕石術における圧縮空気破砕システムとHolmium YAG laserの治療成績における比較検討

    北野 弘之, 神明 俊輔, 郷力 昭宏, 岩本 秀雄, 林 哲太郎, 牟田口 和昭 日本泌尿器科学会雑誌 104 (3), 513-520, 2013

    (目的)尿管結石に対して圧縮空気破砕システム(Lithoclast<sup>®</sup>:L群)とHo-YAG laser(H群)を用いて施行した経尿道的尿管結石砕石術(TUL)の治療成績を検討した.(方法と対象)L群388例とH群368例のTULの手術時間,尿管ステント留置期間,周術期合併症と排石率を検討した.(結果)結石部位の内訳(L群/H群)はU1:141/181例,U2:69/57例,…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献27件

  • Preoperative stenting for ureteroscopic lithotripsy for a large renal stone

    Takashi Kawahara, Hiroki Ito, Hideyuki Terao, Hanako Ishigaki, Takehiko Ogawa, Hiroji Uemura, Yoshinobu Kubota, Junichi Matsuzaki International Journal of Urology 19 (9), 881-885, 2012-05-14

    ...Pre‐ureteroscopy stenting significantly improved the stonefree rate, defined as stones <2 mm and <4 mm (<jats:italic>P</jats:italic> < 0.05), whereas it did not significantly improve the stonefree rate...

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  • 当院における小児尿路結石症の臨床的検討

    武信 康弘, 大日方 大亮, 五十嵐 智博, 松井 強, 咲間 隆裕, 持田 淳一, 五十嵐 匠, 浜野 公成, 小林 堅一郎, 小野 昌哉, 多田 実, 山口 健哉, 平方 仁, 川田 望, 賀屋 仁, 高橋 悟 Japanese Journal of Endourology 25 (1), 165-172, 2012

    【目的】成人の尿路結石症に対する治療方針と治療成績に関する情報は,ガイドラインも定着し豊富である.一方,小児期における尿路結石症の罹患率は青壮年期と比較して低く,その治療報告も少ない.そこで,当院で小児尿路結石症に対し,体外衝撃波結石破砕術Extracorporeal Shock Wave Lithotripsy,以下ESWL)または経皮的腎砕石術(Percutaneous …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献14件

  • 腎・尿管結石に対するr&f-TUL100件の治療成績

    高沢, 亮治, 北山, 沙知, 小林, 秀一郎, 荒木, 沙織, 早稲田, 悠馬, 兵地, 信彦, 辻井, 俊彦 泌尿器科紀要 57 (8), 411-416, 2011-08

    ...TUL gave a high stone-free rate with low complication rates. In Japan, where shock wave lithotripters are widely used, trend of treatment for urolithiasis will shift from SWL to TUL....

    HANDLE Web Site 医中誌 被引用文献2件

  • PNLを施行した小児腎結石症の1例

    田岡, 利宜也, 水野, 桂, 松岡, 崇志, 北, 悠希, 仲西, 昌太郎, 宗田, 武, 井上, 幸治, 武縄, 淳, 寺井, 章人 泌尿器科紀要 57 (2), 77-79, 2011-02

    ...This patient achieved a stone-free status. The stone analysis revealed a mixture of calcium oxalate and ammonium acid urate....

    HANDLE Web Site 医中誌

  • Holmium:YAG laserを用いた経尿道的膀胱砕石術

    本田 正史, 岩本 秀人, 松本 真由子, 八尾 昭久, 磯山 忠広, 瀬島 健裕, 宮川 征男, 武中 篤 日本レーザー医学会誌 32 (2), 116-119, 2011

    膀胱結石は尿路結石症の5%を占め,通常,膀胱出口部閉塞,神経因性膀胱,尿路感染症,膀胱内異物が原因となる.成人例では,鉗子,超音波砕石装置,空気圧砕石装置,Holmium:yttrium-aluminum-garnet(Ho:YAG)laser を用いて経尿道的膀胱砕石術が行われる.最近は,他の砕石装置と比較した上でのHo:YAG …

    DOI 医中誌 参考文献12件

  • 当院における上部尿路結石に対するTULの臨床的検討

    田路 澄代, 門脇 浩幸, 渡部 信之 Japanese Journal of Endourology 24 (2), 311-314, 2011

    【目的】当院においてTULにて治療した上部尿路結石について臨床的検討を行った.<br> 【対象と方法】2002年4月から2010年3月までの8年間にTULを施行した229例(男性156例,女性73例).平均年齢は57.2歳(21-88)であった.尿管結石の砕石には硬性尿管鏡を用いLithoclast<sup>Ⓡ</sup>による砕石を,腎結石には軟性尿管鏡を用いホルミウムYAG(Ho-YAG)レ…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • 長径2cm以上の腎結石に対するTULの治療成績:SWL,PNLとの比較

    松田 健二, 毛利 淳, 高井 公雄, 福永 康二, 山本 光孝 Japanese Journal of Endourology 24 (2), 330-334, 2011

    【目的】長径2cm以上の腎結石に対する軟性尿管鏡とHo-YAGレーザーを用いたTULの有用性を検討した.<br> 【方法】2005年1月から2011年7月までに長径2cm以上の腎結石に対してTUL,SWL,PNLのいずれかで治療を行った症例を対象に治療成績と合併症を検討した.<br> 【結果】TULを25例,SWLを42例,PNLを11例に施行した.TULの平均治療回数は1.5回,結石消失率が8…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • 尿路結石内視鏡手術における併用療法:修正Valdivia体位によるTAP(TUL-assisted PNL)

    石戸 則孝, 佐古 智子, 郷原 真輔, 塩塚 洋一, 山本 康雄, 高本 均, 中田 哲也 Japanese Journal of Endourology 24 (2), 315-329, 2011

    【目的】当科における,TUL-assisted PNL(以下TAP)の術式および治療成績を紹介する.<br> 【対象と方法】2007年11月より2011年3月までに59例に対して修正Valdivia体位によるTAPを行った.腎盂内腔および良好な視野を確保し,結石破砕片の排出を促進するために,持続灌流を双方向から行った.<br> …

    DOI Web Site 医中誌

  • 過去8年間のTULの臨床的検討

    木村 元彦, 志村 尚宣, 笹川 亨 Japanese Journal of Endourology 24 (1), 124-130, 2011

      【目的】腎・尿管結石患者に対する経尿道的砕石術(transurethral lithotripsy;TUL)の治療成績を検討する.<br>  【対象と方法】2002-2009年の間に延べ256例(男性158例,女性98例)にパルス波色素レーザーを用いてTULを行った.部位(平均長径)は腎(8.2mm)13例,上部尿管(U1, 8.3mm)104例,中部尿管(U2, …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献15件

  • 愛知県豊川における瀬の物理特性と底生動物現存量

    小林 草平, 中西 哲, 尾嶋 百合香, 天野 邦彦 陸水学雑誌 71 (2), 147-164, 2010

    河川における瀬の物理特性と底生動物現存量の関係を理解するため,愛知県豊川において流程間(下流から平野部,峡谷部,山間部,山地部)で瀬の物理特性と底生動物群集の比較を行った。河床礫は山間部や山地部の地点で大きかったが,年最大流量で動きうる礫径に対する実際の河床礫径の比は平野部の地点で大きかった。一方,平水時の平均流速は峡谷部と山間部の地点で大きい傾向にあった。年間平均の全底生動物現存量は平野部で最…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献5件 参考文献78件

  • 衝撃波発射速度の低速化によるESWL治療成績の改善について

    木村 元彦, 志村 尚宣, 笹川 亨 日本泌尿器科学会雑誌 100 (6), 625-631, 2009

    (目的)ESWLの治療成績が, 衝撃波発射速度を下げることで改善するかどうか検討する.<br> (対象と方法)Siemens Lithostar Multilineを用い, 2003年10月~2006年 8 月は120/min(Fast(F)群:腎229・尿管614, 計843結石)で, 2006年 9 月~2008年 8 月は90/min(Slow(S)群:腎139・尿管309, …

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献2件 参考文献25件

  • 当院での慢性膵炎・膵石症225例に対する治療の現状と予後の検討

    辻 忠男, 白鳥 敬子, 加藤 まゆみ, 山藤 和夫, 岡本 信彦 膵臓 24 (1), 62-73, 2009

    ESWL+内視鏡は膵石治療の第一選択として定着し,高い除痛率を中心に良好な成績が報告されている.この18年間に当院で経験した膵石症は237例で,有症状225例に治療を行なった.その内の214例に内科的治療(ESWL and/or内視鏡治療)を行ない,排石率は72%,除痛率は97%,結石再発率10%,内外分泌能改善はそれぞれ32%,33%であった.体部狭窄膵管の尾側に結石を有した有症状例9例は外科…

    DOI 参考文献7件

  • 腹腔鏡下尿管切石術を施行した3例

    田上, 隆一, 井崎, 博文, 布川, 朋也, 小泉, 貴裕, 中西, 良一, 山口, 邦久, 山本, 恭代, 中逵, 弘能, 岸本, 大輝, 岡, 夏生, 福森, 知治, 高橋, 正幸, 金山, 博臣 泌尿器科紀要 54 (10), 661-664, 2008-10

    腹腔鏡下尿管切石術を施行した3症例を報告した。症例1は73歳男, 症例2は34歳男, 症例3は34歳男で, 全例extracorporeal shock wave lithotripsy(ESWL), TUL等を施行されたが難治性であり, 切石術を希望していた。3例とも腹腔鏡下尿管切石術の適応とされるlarge stone, impacted stone, stone situated in …

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  • Laparoscopic anatrophic nephrolithotomy for managing large staghorn calculi

    Nasser Simforoosh, Alireza Aminsharifi, Ali Tabibi, Akbar Noor‐Alizadeh, Saeed Zand, Mohammad‐Hadi Radfar, Ahmad Javaherforooshzadeh BJU International 101 (10), 1293-1296, 2008-02-18

    ...</jats:sec><jats:sec><jats:title>CONCLUSION</jats:title><jats:p>Laparoscopic anatrophic nephrolithotomy is a promising alternative for patients who are candidates for open surgery, with an acceptable stonefree...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件

  • 総胆管結石症における胆汁中細菌感染と結石再発の関連性についての考察

    大屋 敏秀, 村上 英介, 高亀 亜希, 沼田 義弘, 平岡 政隆 胆道 22 (5), 617-623, 2008

    近年, 総胆管結石症の治療は, 多くの場合, 内視鏡的なアプローチによって結石除去が行われている. 結石除去の効率, 早期合併症の頻度の観点から, EST (endoscopic sphincterotomy) あるいはEPBD (endoscopic papillary balloon dilatation) について, 両者の優位性が論議され, また, …

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献14件

  • ESWL治療予後に及ぼす年齢の影響

    木村 元彦, 笹川 亨 日本泌尿器科学会雑誌 99 (4), 571-577, 2008

    (目的) ESWLによる尿路結石治療において, 患者の年齢が完全排石率に与える影響を解析する.<br>(対象と方法) Siemens Lithostar Multiline で治療を行った腎結石138例と尿管結石463例を対象とした. 患者の年齢とその他 (部位, 長径, 左右, 性, 水腎症の程度, 診断時の疼痛の有無, 結石の既往) が, …

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献2件 参考文献21件

  • 3年間放置された両側尿管ステントに発生した多発結石に対し内視鏡的に治療を行った1例

    寺田, 直樹, 新垣, 隆一郎, 岡田, 能幸, 北原, 光輝, 金子, 嘉志, 大森, 孝平, 西村, 一男 泌尿器科紀要 51 (3), 187-190, 2005-03

    52歳男.3年前, 腎尿管結石に対して体外衝撃波砕石術(ESWL)目的で両側尿管ステントを留置されたが, そのまま放置していた.今回, 血尿, ふらつきを認め受診となった.入院時検査にて炎症反応, 腎機能障害, 貧血をいずれも軽度であるが認め, 尿所見ではリン酸アンモニウムマグネシウム結晶(+), 尿培養にてE.coliを認めた.KUBでは, 残存した尿管ステントに左腎サンゴ状結石, …

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  • Laparoscopic pyeloplasty: current status

    Takeshi Inagaki, Koon H. Rha, Albert M. Ong, Louis R. Kavoussi, Thomas W. Jarrett BJU International 95 (s2), 102-105, 2005-02-17

    ...Twenty‐one patients (22 renal units) had simultaneous laparoscopic pyeloplasty and lithotomy; they were treated successfully and all have an intact PUJ, and 20 renal units (90%) were stonefree....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献8件

  • 長径10mm以上の下部尿管結石に対する体外衝撃波砕石術(ESWL)の治療成績の検討

    石井, 信行, 吉永, 敦史, 大野, 玲奈, 千葉, 浩司, 林, 哲夫, 鎌田, 成芳, 渡邊, 徹, 山田, 拓己 泌尿器科紀要 50 (6), 385-388, 2004-06

    過去10年間に体外衝撃波砕石術(ESWL)を施行した10mm以上の下部尿管結石101症例(103結石)の治療成績を検討した.治療装置はSiemens社製Lithostarを使用した.103結石のうち101結石が1回~12回のESWL単独治療で完全排石できた.排石率は98%であり, 治療開始から3ヵ月時のstone-free rateは95.1%であった.砕石不成功は2例で, …

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  • クエン酸製剤内服による尿酸結石溶解療法についての検討

    本多, 正人, 山本, 圭介, 桃原, 実大, 小森, 和彦, 高田, 剛, 藤岡, 秀樹 泌尿器科紀要 49 (6), 307-310, 2003-06

    尿酸が主成分の上部尿路結石に対してクエン酸製剤を用いて外来溶解療法を施行した21例を, 溶解療法単独群15例と溶解療法+ESWL併用群6例に分類し, 臨床成績を検討した.21例中高尿酸血症例にはアロプリノールを併用投与した.溶解療法単独群では11例(73.3%), ESWL併用群では4例(66.7%)で結石が消失し, 有効率は71.4%であった.結石消失までの期間は, …

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  • 尿管結石を契機に発症したUrosepsisによる敗血症性ショック症例の検討

    天野, 俊康, 松井, 太, 高島, 博, 竹前, 克朗 泌尿器科紀要 49 (1), 1-4, 2003-01

    対象は, 尿管結石を契機にurosepsisと診断され, 敗血症性ショックに進行した6例(全例女性, 平均年齢63.8歳)であった.全例血中および尿中から同一の菌が検出され, E.coli 4例, K.pneumoniae 1例, P.mirabilis 1例であった.治療は昇圧剤, 輸液, 抗菌剤投与を行い, 尿路管理では経皮的腎瘻造設4例(うち2例は自然排石), 尿管ステント挿入1例で, …

    HANDLE 医中誌 被引用文献1件

  • Management and Follow-Up of Impacted Ureteral Stones

    C. Deliveliotis, M. Chrisofos, S. Albanis, E. Serafetinides, J. Varkarakis, V. Protogerou Urologia Internationalis 70 (4), 269-272, 2003

    ...<i>Results:</i> Thirty-six of the 42 patients (85.7%) were stone-free without the need of an open procedure....

    DOI Web Site 被引用文献2件

  • 体外衝撃波結石破砕術における下腎杯結石の排石予測因子としての下腎杯縦横径比の有用性

    住野 泰弘, 三股 浩光, 田崎 義久, 佐藤 文憲, 江本 昭雄, 野村 芳雄, 酒本 貞昭, 岩下 光一 日本泌尿器科学会雑誌 94 (6), 608-613, 2003

    (目的) 下腎杯結石に対する体外衝撃波結石破砕術 (ESWL) 後の排石には下腎杯の解剖が重要な因子であるとされている. 今回われわれは下腎杯結石症例に対するESWL後の排石率におよぼす下腎杯の解剖学的特徴について2つの異なる機種を用いて, その有用性,普遍性について検討した<br>(対象) ESWLを施行した結石径2cm以下の下腎杯結石症例93例を対象とし, 64例は Piezolith …

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献1件 参考文献7件

  • 圧電式体外衝撃波結石破砕装置による上部尿路結石の治療成績

    牛田, 博, 前川, 正信, 前川, 信也, 井上, 幸治, 金子, 嘉志, 大森, 孝平, 西村, 一男 泌尿器科紀要 47 (10), 709-713, 2001-10

    1年間に体外衝撃砕石術(ESWL)を行った尿路結石患者175例を対象に, 機能的改良を行った圧電式体外衝撃波結石粉砕装置(New Piezolith 2500)の治療成績を検討した.腎結石の部位ではR2が, 大きさではDS-3が最も多かった.尿管結石の部位ではU3が, 大きさではDS-3が最も多かった.又, 結石が大きくなるにつれ治療回数も増加する傾向が見られた.治療後3ヵ月目の有効破砕率は, …

    HANDLE 医中誌 被引用文献2件

  • 水腎症を契機に多量に自然排石した腎杯憩室小結石の1例

    池田 大助 日本泌尿器科学会雑誌 92 (3), 484-487, 2001

    水腎症が腎杯憩室結石の自然排石をもたらしたと推測される興味深い症例を経験したので報告する. 症例は50歳の女性, 右下腹部痛を訴え, 右尿管結石, 右水腎症, および右腎杯憩室結石 (小さな多数の結石) と診断された. 翌日には, 腎杯憩室結石が尿管へと移動し, 最終的にほとんどの結石が1ヵ月以内に自然排石した. 腎杯憩室腎杯間の狭い交通路が水腎症により拡張され, …

    DOI PubMed 医中誌 参考文献8件

  • ドルニエリソトリプターコンパクトを用いた上部尿路結石症に対する体外衝撃波による結石破砕術の経験

    河野, 学, 安本, 亮二, 田中, 智章, 長沼, 俊秀, 西阪, 誠泰, 岸本, 武利 泌尿器科紀要 46 (10), 701-704, 2000-10

    1997年5月~1998年2月の間に腎結石40例, 尿管結石40例(男性60例, 女性20例)についてドルニエリソトリプターコンパクトを用いた治療を行った.結石のサイズは5~80mmであった.大多数の症例は無麻酔で行ったが, 3例に硬膜外麻酔を必要とした.また4例に尿管ステント留置後に治療を行った.全ての症例において結石砕石は認められた.1ヵ月後の評価では砕石効果と完全排石率は91%と54%, …

    HANDLE 医中誌

  • 膀胱砕石術 : Holmium:YAG laserとLithoclastの治療成績の比較

    海野, 智之, 永田, 仁夫, 高山, 達也, 麦谷, 荘一, 鈴木, 和雄, 藤田, 公生 泌尿器科紀要 46 (5), 307-309, 2000-05

    膀胱結石33例の治療においてHolmium:YAG laser(H群)とLithoclast(L群)を使用した膀胱砕石術を行い, その治療成績を比較した.その結果H群, L群とも1回の治療で完全に結石は消失したが, L群1例においては砕石片が大きく, 結石除去の際Ho.laserを併用したため単独完全排石率が90%となった.平均手術時間はH群よりL群の方が短く済む傾向にあったが有意差は認めなかっ…

    HANDLE 医中誌

  • Sonolithσを用いたESWLの臨床経験

    金水, 英俊, 野村, 博之, 及川, 剛宏, 浜野, 聡, 鈴木, 規之, 田中, 方士, 村上, 信乃, 伊藤, 晴夫 泌尿器科紀要 45 (9), 601-604, 1999-09

    本装置はX線と超音波の組み合わせにより腎から尿管迄のあらゆる上部尿路の結石を破砕可能であり, 高い治療効果を示した

    HANDLE 医中誌

  • 高齢者の上部尿路結石に対するESWLの臨床的検討

    松浦, 浩, 桜井, 正樹, 有馬, 公伸 泌尿器科紀要 45 (6), 393-396, 1999-06

    1991年以降, 上部尿路結石に対し, ESWLで結石治療を行った70歳以上の高齢者の上部尿路結石患者61症例67結石に対するESWLの治療成績・合併症について臨床的に検討した.重篤な合併症も少なく, 若年者と同程度の治療効果が期待でき, 高齢者の尿路結石に対しても, ESWL治療を積極的に行うことは可能と思われた

    HANDLE 医中誌 被引用文献1件

  • 腎サンゴ状結石に対するESWL単独療法の長期成績についての臨床的検討

    蘆田, 真吾, 山本, 晶弘, 岡, 夏生, 増田, 秀作, 湯浅, 健司, 寺尾, 尚民 泌尿器科紀要 44 (8), 541-546, 1998-08

    腎サンゴ状結石に対しESWL単独療法を施行し, 1年以上経過観察できた45例, 47腎の長期成績を検討した.3ヵ月後判定でstone freeとなった症例は17例, 18腎, 残石のある症例は28例, 29腎で, それぞれ非再発率, 非増大率を算出し, 結石再発, 残石増大の危険因子について検討した.また長期合併症として腎機能障害, 高血圧, 腎萎縮の有無について検討した. …

    HANDLE 医中誌 被引用文献1件

  • 小児シスチン尿症の臨床的検討

    浅沼 宏, 中井 秀郎, 竹田 雅司, 宍戸 清一郎, 川村 猛, 長倉 和彦, 山藤 政夫 日本泌尿器科学会雑誌 89 (9), 758-765, 1998

    (背景と目的) 小児シスチン尿症の成人期へ至る長期臨床経過についての報告はこれまでにほとんどみられていない.<br>今回, 我々は都立清瀬小児病院で経験した小児シスチン尿症症例をもとに結石治療とその長期再発予防の問題点について検討したので報告する.<br>(対象と方法) 1970年より1996年までに当施設で診断治療したシスチン尿症による結石症例15例を対象とした. …

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献1件 参考文献21件

  • 経皮的腎尿管砕石術の臨床成績と結石再発率

    中嶋, 久雄, 丹田, 均, 加藤, 修爾, 大西, 茂樹, 氏家, 徹, 南部, 明民, 安藤, 俊夫 泌尿器科紀要 43 (8), 549-553, 1997-08

    PNL開始後11年間の173例178腎の治療成績をまとめた.完全排石は61.8%, 4mm以下の残石は34.3%であった.PNL後半年以上経過し, 完全排石が確認された症例は105例であった.これらの累積再発率は1年4.2%, 3年16.6%, 5年29.2%, 7年34.4%, 10年55.4%であった.Risk factorで統計学的に有意なものはみられなかった

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  • ESWL後の再発の検討

    田代 和也, 岩室 紳也, 中條 洋, 波多野 孝史, 古田 昭, 野田 賢治郎, 川島 淳 日本泌尿器科学会雑誌 88 (3), 434-438, 1997

    (目的と背景) ESWL後に残石なしとなった症例の上部尿路結石の再発率を知るため検討を行った.<br>(対象と方法) 対象は1989年7月から1994年12月までにESWLを施行し, 残石なしとなった単一部位結石で6ヵ月以上経過観察しえた395例であった. 再発確認は原則KUB, 時に超音波断層で行った. 検討項目は全体の再発率および性別, 患側, 結石の数, 部位, 大きさ, …

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献3件 参考文献13件

  • 新ESWL機種エダップLT-02を用いた上部尿路結石の治療経験

    林, 睦雄, 井上, 勝己, 繁田, 正信 泌尿器科紀要 41 (1), 15-19, 1995-01

    1993年7月より1994年3月までの9ヵ月間に, 新ESWL機器エダップLT-02(R)を用いて上部尿路結石症246例(277腎単位)に対しESWLを行い, 良好な成績がえられたので, 3ヵ月経過観察可能な224腎単位のESWL単独療法の治療成績を報告した

    HANDLE 医中誌 被引用文献3件

  • Dornier MFL5000を用いた上部尿路結石に対する体外衝撃波結石破砕術単独療法

    藤本, 宜正, 京, 昌弘, 市川, 靖二, 永野, 俊介 泌尿器科紀要 40 (12), 1069-1075, 1994-12

    上部尿路結石345例(腎結石188例, 尿管結石157例)にESWL単独療法を施行した。治療終了から3ヵ月後の完全排石率は腎結石60.5%, 尿管結石89.4%で, 完全排石と4mm以下の残石を合わせた有効率は腎結石86.4%, 尿管結石93.6%であった。全体では, 完全排石率74.7%, 有効率89.9%となった。サンゴ状結石では, 治療回数, 総衝撃波数ともに多くなり, …

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  • 体外衝撃波結石破砕装置(MPL 9000)オプション可動型C-アーム装置(Electrode X155)の尿路結石に対する有用性について

    斉藤, 豊彦, 船橋, 健二郎, 笠原, 敏男, 小橋川, 啓, 益山, 恒夫, 片岡, 肇一, 簡, 亦淇, 石田, 肇, 吉田, 英機 泌尿器科紀要 40 (5), 443-448, 1994-05

    1) 1ヵ月後の治療効果判定で, 腎結石, 尿管結石に対する有効率はそれぞれの54.5%, 76.9%であり, 3ヵ月後では有効率はそれぞれ83.3%, 95.5%とかなり満足できる高値を示した。2)術前術後の血液生化学検査でも臨床的に問題となるような変化はみられず, 副作用および合併症にも重篤なものはなかった。3)従って, 従来の超音波方式にかわる可動型X線Cアームシステムを用いた場合でも, …

    HANDLE 医中誌

  • 尿路結石に対するESWLの治療成績

    和田 誠次, 西阪 誠泰, 吉村 力勇, 堀井 明範, 伊藤 聡, 河野 学, 吉原 秀高, 仲谷 達也, 杉村 一誠, 山本 啓介, 岸本 武利, 山口 武津雄 日本泌尿器科学会雑誌 85 (7), 1084-1088, 1994

    ...治療3ヵ月後の検査で stone free および4mm以下の残石症例を成功とすると, 腎結石ではHM-3で58% (591/1,016例) であるのに比し, MPL-9000では35% (41/117例) と成績不良であった. 一方, 尿管結石では61% (245/401例), 70% (96/138例) とほぼ同程度の成功率であった....

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献2件

  • 体外衝撃波砕石術による尿路結石治療の現況

    横山 正夫 日本泌尿器科学会雑誌 85 (12), 1693-1708, 1994

    本邦におけるESWL設置台数は500台に達し, 上部尿路結石の90%がESWLにより治療されている. 機種により性能に差があり, 適応に差がある. ESWL治療に当たる医師は, 自分の使用する機種の性能と特徴を良く理解した上で治療戦略をもつことが必要である. 治療の流れは, 無麻酔外来治療へと向かっているので, これに沿って最近の報告を概観した. easy stone は無麻酔, …

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献13件

  • 体外衝撃波胆石破砕療法(ESWL)適応基準の再検討

    三浦 誠司, 堀口 祐爾, 今井 英夫, 世古口 凡, 小川 弘恒, 鈴木 智博, 伴 雅彦, 竹内 文康, 伊藤 圓 Tando 8 (3), 256-263, 1994

    ...Respect to the stone number, the group of 2 or less in number showed satisfactory stone-free rate, although the stone size did not affect the stone-free rate, Ultrasonical types of the stones were the...

    DOI

  • サンゴ樹状結石に対する治療

    羽田野, 幸夫, 瀬川, 昭夫 泌尿器科紀要 39 (11), 1087-1091, 1993-11

    '89年5月から'91年11月までの19例のサンゴ樹状結石をDorner MFL 5000or Northgate SD-3による体外衝撃波砕石術(ESWL)で治療したが, 単独治療8例では平均1.6回, 平均6.585発で結石は消失した。経皮腎砕石術(PNL)を併用したもの9例では4腎に結石の消失をみ, …

    HANDLE 医中誌 被引用文献2件

  • サンゴ状結石の治療 : Combined therapyと結石再発について

    田中, 達朗, 鈴木, 孝治, 津川, 龍三, 白岩, 紀久男, 長谷川, 真常 泌尿器科紀要 39 (11), 1097-1101, 1993-11

    '86年4月より'92年9月までに29の広範なサンゴ状結石を24例の患者に治療したが, 体外衝撃波砕石術(ESWL)が11例, ESWL先行経皮腎砕石術(PNL)が7例, PNL先行ESWLが11例であった。その結果ESWL単独では腎杯の拡張のない場合でも1年後の完全排石率は22.4%と低率で, PNL先行療法では4mm以下の自力排出可能のものを含むと19/11例に排出に成功し, …

    HANDLE 医中誌 被引用文献1件

  • サンゴ状腎結石の治療経験 : ESWL単独治療の成績とその問題点について

    安本, 亮二, 阪倉, 民浩, 山本, 啓介, 杉本, 俊門, 和田, 誠次, 岸本, 武利 泌尿器科紀要 39 (11), 1093-1095, 1993-11

    珊瑚状結石107例をESWL単独で治療したが, 4mm未満の結石サイズにまでした成功例は73例(68%)で, 不成功例は34例(37%)であった。結石別ではcalcium phsophate, calcium oxalate, magnesium ammonium phosphate, cytine, uric acidでそれぞれ34, 29, 38, 60, …

    HANDLE 医中誌 被引用文献2件

  • 第三世代ESWL装置Therasonicによる尿路結石の治療経験

    佐和田, 浩二, 中川, 泰始, 近藤, 兼安, 岡田, 弘, 守殿, 貞夫 泌尿器科紀要 39 (5), 487-490, 1993-05

    1)1992年7月までの14ヵ月間に, 115例の上部尿路結石に対しTherasonicによる破砕治療を行った。2)術後1ヵ月目の観察で, 腎盂腎杯内54結石中48結石, 腎盂尿管移行部8結石中7結石, 上部尿管30結石中27結石, 下部尿管結石23例全例で完全排石をえた。3)2例に腎周囲血腫を認めたが, 保存的療法で軽快した。他の症例には重篤な合併症は見られなかった

    HANDLE 医中誌

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