検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 1,273 件

  • 就学前の子どもを育てる35歳以上の母親の心身の不調に影響する要因

    野井 恵加, 坂梨 薫, 勝川 由美 日本母性看護学会誌 24 (2), 17-23, 2024-03-15

    <p>本研究の目的は、就学前の子どもを育てる35歳以上の母親の心身の不調に影響する要因を明らかにし、健康支援の示唆を得ることである。<br>女性の30代後半は卵巣機能が低下し始める性成熟期後期にあたり、乳幼児の育児時期が重なることで、育児ストレスが心身の不調を強くする可能性がある。<br>関東A県の保育園・こども園で就学前の子どもを育てる母親を対象に無記名自記式質問紙調査を行い、35歳以上の34…

    DOI

  • A Critical Discourse Analysis of Feminism in Katherine Mansfield's <i>Bliss</i>

    Israa Burhanuddin Abdurrahman, Reem Adnan Hamad, Ruqaiya Burhanuddin Abdurrahman, Ali Hussein Hazem Asian Journal of Human Services 24 (0), 1-20, 2023-04-30

    ...Choosing Katherine Mansfield’s Bliss, the present study hypothesizes that man is portrayed as being superior, controller and dominant as opposed to the woman who is inferior, disadvantaged and devalued...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献11件

  • [論文] 昔話「三枚のお札」と謡曲「黒塚」「山姥」 : 山と里の対比から

    津金, 澪乃 国立歴史民俗博物館研究報告 240 55-76, 2023-03-31

    「三枚のお札」は、寺の小僧が山へ出かけ鬼婆や山姥の家に泊まり、便所へ行きお札を投げて山や川を出して逃げるという昔話である。まず、類話を整理してその構成から、(1)鬼婆タイプ[寺-小僧-山-花採り-鬼婆-便所-逃走(お札)]、(2)山姥タイプ[寺-小僧-山-栗拾い-山姥-便所-逃走(お札)]、(3)ヤマハハタイプ[娘-山-ヤマハハ-逃走]の三つを設定した。鬼婆タイプは盆や彼岸に登場し子をとって食う…

    機関リポジトリ

  • 「口に出せない」敵:

    王 立瑩 比較文学 65 (0), 224-206, 2023-03-31

    <p> マキシーン・ホン・キングストンは、『女武者』(1976)において、ムーランを女性の復讐者として新たに想像することを通して、チャイナタウンの中国系アメリカ人の女性であることの意味について書いている。先行研究は『女武者』のジャンル、中国系アメリカ人のアイデンティティ、そして女性の主体性を考察したとはいえ、この回想録の翻訳はまだ研究されていない。『女勇士』(1998)という中国大陸最初の著作権…

    DOI

  • 助産師の実践するリモート立会い出産のケアの提供方法とその課題

    遠山 房絵, 森 恵美, 岩田 裕子, 前原 邦江, 木村 佳代子, 桟 あさな 日本母性看護学会誌 23 (2), 24-31, 2023-03-30

    <p>本研究は、リモート立会い出産のケアの提供方法とその課題を明らかにすることを目的とした。リモート立会い出産に関わっている助産師に対して半構成的面接によりデータを収集し、質的帰納的に分析した結果、8テーマに集約された。【産婦が望むリモート立会い出産に向けた準備の促し】、【リモートで立会う夫の出産・誕生への巻き込み】を含む6テーマは助産師が工夫しているケアの提供方法であり、【立会者と離れているこ…

    DOI 医中誌

  • 2度の妊娠中に高度水腎症を反復した膀胱尿管逆流症術後の1例

    前田 万里紗, 下地 彩, 水津 愛, 岩見 州一郎, 岡田 能幸, 野々垣 多加史 産婦人科の進歩 75 (1), 85-92, 2023-02-01

    <p>妊娠中に水腎症をきたすことは古くから知られている.今回われわれは,小児期に膀胱尿管逆流症(vesicoureteral reflux;以下VUR)手術を受けた妊婦が高度水腎症を繰り返し,治療に難渋したので報告する.症例は36歳,3妊1産.5歳時にVURに対する逆流防止術の既往があった.第1子妊娠中,妊娠17週で左腰痛が出現し左水腎症が判明し,妊娠26週には高度左水腎症と腎盂内の血腫を認める…

    DOI Web Site 医中誌

  • 酸蝕症による咀嚼障害と審美障害に対して補綴治療を行った一症例

    瀬戸 宗嗣 日本補綴歯科学会誌 15 (3), 341-344, 2023

    <p><b>症例の概要</b>:54歳の女性.咀嚼困難と審美不良を主訴に来院した.酸蝕症による前歯部咬合接触の喪失および天然歯の変色を認めた.検査の結果,酸蝕症による咀嚼障害,テトラサイクリン歯による審美障害と診断した.プロビジョナルレストレーションによりアンテリアガイダンスの確立後,オールセラミッククラウンとポーセレンラミネートベニアによる補綴歯科治療を行った.</p><p><b>考察</b>…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 開業助産師が捉えている分娩期におけるWomen-centered careとその実践

    石引 かずみ, 家吉 望み, 加納 尚美 日本看護科学会誌 43 (0), 831-841, 2023

    <p><b>目的:</b>開業助産師が捉えている分娩期におけるWomen-centered careとその実践を明らかにすること.</p><p><b>方法:</b>分娩取扱のある有床助産所に3年以上勤務する助産師12名を対象に,半構造化面接にてデータを収集し質的記述的に分析した.</p><p><b>結果:</b>次のコアカテゴリが生成された.【女性の生涯を見据えて分娩期を理解する】,【女性と子ど…

    DOI Web Site 参考文献17件

  • 女性生活保護受給者に対して福祉事務所の保健師が行う支援

    藤本 尚子, 小林 真朝 日本公衆衛生看護学会誌 12 (1), 2-9, 2023

    <p>目的:女性の生活保護受給者に対して福祉事務所の保健師が行う支援について記述する.</p><p>方法:4名の福祉事務所の保健師にインタビューを行い,質的記述的に分析した.</p><p>結果:『世帯の生活の安定を目指して伴走する』がコアカテゴリーとして,【味方であると認識してもらうような態度で接する】【世帯の貧困が子どもに及ぼすリスクを見越して見守る】【複数の問題への支援をコーディネートする中…

    DOI 医中誌

  • 婦人雑誌掲載記事からみた住居管理の変遷

    藤平 眞紀子 日本家政学会誌 74 (7), 378-393, 2023

    <p> 本研究では, 婦人雑誌『婦人之友』を資料として, 第二次世界大戦後の1946年から2021年における, 住まいや住生活, 住まいに係わる家計や家事に関する記事を抽出して, その中で住居管理に関する記事に着目し, 記事内容から住居管理の変遷を検討した. その結果, 住まいに関わる記事のうち, 住居管理に関することは時代を問わずコンスタントに掲載されていた. 具体的には, 掃除・清掃, …

    DOI

  • 創造性から逃れる

    田村 美由紀 日本近代文学 107 (0), 64-79, 2022-11-15

    <p>本稿は、多和田葉子「無精卵」の分析を通して、書くことをめぐる異性愛規範について再考することを試みた。本作はそのタイトルが示すように、言葉を生み出す創造的な営みに生殖のメタファーを重ねることの抑圧性や排他性を問題化したテクストである。自らが創造の起源となることを志向しない「女」や、「女」の書き物を筆写する「少女」の姿に、単為生殖としての書く行為の具現を見てとると同時に、彼女たちの行為が、身体…

    DOI

  • On the Body

    Kathryn M. Tanaka M/C Journal 25 (4), 2022-10-05

    ...Ishikawa Kō (1906-1930), a poet who lived in Kyūshū Sanatorium, hints at the futility of makeup to hide the signs of the illness: In the waiting room in the morningWith sadness, seeing the woman patient...

    DOI

  • [論文] 近代における風俗史研究と美人画の着物

    澤田, 和人 国立歴史民俗博物館研究報告 235 431-461, 2022-09-30

    明治21年(1888)の月岡芳年画「風俗三十二相」を嚆矢として,明治24年(1891)から26年(1893)の水野年方画「三十六佳撰」,明治29年(1896)の小林清親画「花模様」,明治29年から30年(1897)の楊洲周延画「時代かがみ」というように,明治20年代には,歴史的に各時代の風俗を振り返って捉えた,いわゆる「時代風俗」の視点で女性を描く錦絵のシリーズ物の版行が相次いだ。それだけ人気の…

    機関リポジトリ

  • [論文] 古代の政治空間のなかの女性 : 国家意志形成との関わりについて

    伊集院, 葉子 国立歴史民俗博物館研究報告 235 87-115, 2022-09-30

    政治空間という概念は幅広いが、本稿では、国家意志の決定・執行及び、国家意志が形成される「場」を政治空間と定義し、そのなかでも朝儀に焦点をしぼって国家意志形成過程への女性の参画を考察したい。 八世紀に女性が朝儀に参列したことは既に指摘されてきた。それは、男女ともの王権への仕奉を前提にした、朝儀への参会が仕奉の一形態だという観念に起因する。 …

    機関リポジトリ

  • 溝口健二のリメイク映画を観る――『噂の女』再考

    森 年恵 映像学 108 (0), 206-225, 2022-08-25

    <p>本論は、溝口健二作品の中でまだ十分に考察されていない『噂の女』(1954年、大映)を、『ジェニイの家』(マルセル・カルネ監督、1936年)のリメイク作品として検討する。本映画は、舞台をパリのナイトクラブから京都島原の廓、井筒屋に移し、母娘と男性の三角関係などの基本プロットを受け継ぐ。ただし、三角関係に娘も恋人も気づかないまま母の元を去る原作と異なり、『噂の女』はそれに気づいた上での三者の激…

    DOI

  • Dystonic Tremor in Adult-onset DYT-<i>KMT2B</i>

    Shimazaki Rui, Ikezawa Jun, Okiyama Ryoichi, Azuma Kenko, Akagawa Hiroyuki, Takahashi Kazushi Internal Medicine 61 (15), 2357-2360, 2022-08-01

    ...Although the disease generally develops during childhood, we diagnosed the woman with DYT28, as genetic testing revealed a mutation in <i>KMT2B</i>....

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献10件

  • モダニズムと「女性」芸術家——ロメイン・ブルックスのサフィック・モダニズム

    天野 知香 ジェンダー研究 : お茶の水女子大学ジェンダー研究所年報 (25) 43-63, 2022-07-31

    20世紀前半のフランスにおいては、これまでになく多くの女性芸術家が登場し、批評家たちもこうした状況に言及していたが、モダニズム美術史観が普及するとともに彼女たちの存在は美術の歴史から排除されていったことが指摘されている。フォーマリズムを中心としたモダニズムの価値観を差異化する、両大戦間を中心とした彼女たちの芸術生産は、どのような視点から捉えることが可能だろうか。本論考ではそのケーススタディとして…

    DOI HANDLE Web Site

  • 家族を規制する ——オーストラリア・ヴィクトリア州の生殖補助医療法をめぐる議論の事例研究——

    藤田 智子 保健医療社会学論集 33 (1), 77-87, 2022-07-31

    <p>2020年7月、オーストラリア・ヴィクトリア州の生殖医療を規制する法律、2008年生殖補助医療法が改正され、治療にあたり犯歴や児童保護命令の記録の照会を義務付けていた規定が削除された。このような条件を課していたのは世界でもヴィクトリア州のみとされ、生殖補助医療の関係者等の強い批判を受けていたにもかかわらず、法改正が行われるまでの約10年間、子どもを望む者はこれによって生殖補助医療へのアクセ…

    DOI Web Site 医中誌

  • 顔面神経主幹直上に存在する良性耳下腺腫瘍―神経同定の工夫―

    河田 了 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 125 (3), 296-300, 2022-03-20

    <p> 耳下腺多形腺腫と診断された女性例. 良性耳下腺腫瘍に対する基本術式である葉部分切除術は, 顔面神経主幹次いで必要な分枝を同定して腫瘍を摘出する. しかし, 腫瘍が主幹直上に存在する場合, 主幹同定が困難なことがある. そこで, 乳様突起とポインター軟骨先端を確認したあと, 顔面神経に注意しながら, まず腫瘍周囲の頭側と前方を腫瘍被膜外に切離した. それによって腫瘍の可動性がよくなり, …

    DOI Web Site 参考文献9件

  • Aplastic Anemia Treated with Eltrombopag during Pregnancy

    Yuri Suminaga, Yoshitsugu Chigusa, Tadakazu Kondo, Haruko Okamoto, Yosuke Kawamura, Mana Taki, Masaki Mandai, Haruta Mogami Case Reports in Obstetrics and Gynecology 2022 1-4, 2022-02-25

    ...Throughout pregnancy, the woman’s pancytopenia did not progress, and she delivered a 2336 g baby vaginally at 38 weeks of gestation....

    DOI PDF XML 参考文献20件

  • 腹腔鏡下手術既往のある肝臓子宮内膜症の1例

    飯藤 宰士, 藤田 太輔, 古形 祐平, 寺田 信一, 田中 良道, 田中 智人, 恒遠 啓示, 山田 隆司, 大道 正英 産婦人科の進歩 74 (3), 351-359, 2022

    <p>今回われわれは,手術を機会に腹腔内に播種したと考えられた肝臓子宮内膜症の1例を経験したので報告する.症例は42歳,未妊,前医で39歳時に両側卵巣子宮内膜症性囊胞に対して腹腔鏡下左付属摘出+右卵巣内膜症性囊胞摘出術を実施された後に経過観察されていた.また,手術に至るまでに上腹部の症状は認めず,手術時に腹腔内を観察されたが上腹部に異常所見は認めなかった.2年後,月経困難症の増悪とともに月経時の…

    DOI Web Site 医中誌

  • 極度の低体重で受診した35年間のひきこもりを背景にもつ女性への生物心理社会的アプローチ

    塚野 佳世子, 山﨑 千佳, 津久井 要, 佐貫 一成 心身医学 62 (2), 167-175, 2022

    <p>長期間社会との関係をもたない「ひきこもり」は,現在大きな問題となっている.医療におけるその支援過程に関する報告はいくつかあるが,親と死別している症例で,生物心理社会的アプローチを統合的に論じた報告は,われわれの知る限りない.今回,35年間自宅にひきこもっていた49歳女性が,母親の死後,極度の低体重をきたし心療内科を受診し,入院治療の後,地域生活につながった症例を経験した.背景には自閉スペク…

    DOI Web Site 医中誌

  • 「後朝の歌」 : 中世宮廷社会における文芸ジャンルの事実と虚構

    寺田 龍男 北海道大学大学院教育学研究院紀要 139 145-158, 2021-12-24

    男が女を訪れて一夜を共に過ごし,翌朝別れの辛さを歌うdawn songsは,世界中の多くの文化圏で見られる文芸である。ドイツ語圏でも古くから好まれたジャンルであるが,最も古い12世紀から15世紀頃の場合,作品自体は残されているものの,現実世界との接点を見出すのは困難である。いつ誰がどこでいかなる機会に歌われたかなど,不明な点は多い。これに対して日本の宮廷社会では,「後朝の歌」が現実の習慣に根ざす…

    DOI HANDLE Web Site

  • メールによる友人との交流の再開が主体的な生活をもたらした高齢女性に関する事例

    髙木 初代, 篠原 和也, 鹿田 将隆, 野藤 弘幸 作業療法 40 (5), 658-664, 2021-10-15

    上腕骨頸部骨折と心不全により入院していた中途失聴の高齢女性に対し,機能改善を目的とした介入を約3ヵ月間行った.日常生活活動は向上したが,何事にも「自信がない」と語り,自己効力感は低下していた.そこで,人間作業モデルによるリーズニングにより,友人とのメールによる交流の再開に着目し,携帯電話のメール送受信が可能となるよう段階的に支援した.その結果,女性はメールの送受信が自立し,友人との関わりを再開さ…

    DOI Web Site 医中誌

  • Clubbed Digits Presumably Caused by Lubiprostone

    Kawamoto Ryuichi, Kikuchi Asuka, Ninomiya Daisuke, Kumagi Teru Internal Medicine 60 (15), 2499-2502, 2021-08-01

    ...Thus, we instructed the woman to stop taking lubiprostone and monitored this lab value. However, the value continued to rise over 2 months to 41.9 μg/g Cr....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献16件

  • 病理組織学的所見と治療経過から確定診断に至ったセリアック病の1例

    林田 翔, 村上 敬, 津山 翔, 竹田 努, 上山 浩也, 松本 健史, 澁谷 智義, 北條 麻理子, 八尾 隆史, 永原 章仁 日本消化器病学会雑誌 118 (7), 661-670, 2021-07-10

    <p>60歳代の女性.1日20行以上の水様性下痢が数週間持続し当科紹介となった.上部消化管内視鏡で十二指腸球部に発赤をともなう粗造な粘膜を認め生検を施行し,組織学的に絨毛の萎縮および著明なリンパ球浸潤を認め,セリアック病が疑われた.グルテン除去食を開始し,下痢症状の改善を認めた.血清抗体およびHLA検査は陰性であったが,病理所見とグルテン除去食で臨床症状の改善を認めた経過から,最終的にセリアック…

    DOI PubMed 医中誌

  • The Female Vaginal Microbiome in Health and Bacterial Vaginosis

    Xiaodi Chen, Yune Lu, Tao Chen, Rongguo Li Frontiers in Cellular and Infection Microbiology 11 2021-04-07

    ...<jats:p>The vaginal microbiome is an intricate and dynamic microecosystem that constantly undergoes fluctuations during the female menstrual cycle and the woman’s entire life....

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 韓国の男女関係における魅力と満足度

    川名, 好裕 立正大学心理学研究年報 12 35-43, 2021-03-31

    韓国の大学生に対して、付き合っている異性との男女関係についてのアンケート調査を実施した。男性42 人、女性31人のデータが取得できた。アンケート内容は、相手の魅力、自分の魅力、交流内容、相手への愛、 相手からの愛、関係満足度、関係幸福度などである。相手の魅力項目の因子分析から外見的魅力、性格的魅 力、実利的魅力(地位・富・有能性)の3つの魅力因子が抽出された。 …

    機関リポジトリ HANDLE

  • 主語接触関係節について

    熊本 千明 佐賀大学全学教育機構紀要 / 佐賀大学全学教育機構 [編] 9 1-19, 2021-03-31

    ...I liked the woman you invited Ø for dinner last night. / *?I liked the woman Ø came for dinner last night(. Lambrecht 1988:320))。...

    DOI 機関リポジトリ

  • 児童スポーツ教育学部への思いと実践

    久保, 健 日本体育大学大学院教育学研究科紀要 4 (2), 311-321, 2021-03-30

    2013年4月に,それまで体育学部1つしかなかった日本体育大学に,2つ目の学部(児童スポーツ教育学部)が誕生した。この新学部は,従来の日本体育大学女子短期大学部を4年生の学部に改組したものであった。  この小論では,その新学部の教育課程を作成する際に参考とした2つの考え方,および新学部における私の教育実践について述べる。 …

    機関リポジトリ

  • 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)病棟に陽性家族と共に入院した認知症を有する高齢COVID-19濃厚接触者の1例

    久我 貴之, 重田 匡利, 矢野 由香, 坂本 龍之介, 松野 多希子, 下田 智美, 渡邉 恵代, 松田 純一, 久保江 律子, 花島 まり 日本農村医学会雑誌 70 (4), 395-401, 2021

    症例は80歳代後半女性。4世代8人家族で居住し,認知症で加療および介護サービスを受けていた。症例の孫が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者として近医に入院した。残り家族7人は濃厚接触者となった。3日後症例を除く6人の濃厚接触者がCOVID-19患者となり,入院・入所・自宅待機が必要となった。症例のみ陰性であったが,独り暮らしは困難で,かつ同じ医療圏の病院や宿泊施設への入院および入居も…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件

  • シングルマザーに対する妊娠期の助産実践

    佐々木 美果, 小林 康江 日本助産学会誌 35 (2), 155-165, 2021

    <p><b>目 的</b></p><p>本研究は,シングルマザーに対する妊娠期の助産実践を明らかにすることを目的とした。</p><p><b>対象と方法</b></p><p>研究デザインは質的記述的研究である。A県内の産科医療機関に勤務する,助産師としての経験が4年目以上の助産師5名を対象に,シングルマザーの支援に関する視点や保健師との連携に焦点をあて半構成的インタビューを実施した。継続比較分析を…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献11件

  • 子どもを「産む」と決めること

    妹尾 麻美, 三品 拓人, 安田 裕子 質的心理学研究 20 (Special), S140-S147, 2021

    本研究では,予期せぬ妊娠を経験した女性が子どもを「産む」と決めた事例を,キャロル・ギリガンの議論から示唆を受けたケアの倫理を用いて,分析・考察する。これまでの研究は女性の「産まない」決定に焦点を当ててきたが,「産む」決定について十分には論じてこなかった。そこで,いばらきコホート調査による妊娠女性 48人への聞き取り調査のうち,「産む」決定について語られた 1 …

    DOI

  • 楊洲周延作「貴顕舞踏の略図」に関する一考察

    山村 明子 日本家政学会誌 72 (9), 609-616, 2021

    <p> 楊洲周延が明治21年に制作した錦絵「貴顕舞踏の略図」に描かれた服飾について, 鹿鳴館に関する情報, 当時の服装規定等をもとに検討し, 鹿鳴館での舞踏会の場面であるとは言えないと結論付けた. そこでこの錦絵については二つの可能性が示唆された. 一点目はこの錦絵は舞踏の練習会の場面であるという点だ. 練習であれば女性がデイ・ドレスを着用していることは不自然ではない. 二点目は, …

    DOI Web Site

  • 検査キットにより検査値の差が大きかったトキソプラズマIgM抗体持続陽性の妊婦症例

    上田 菜月, 多田 克彦, 野呂瀬 一美, 中村 信, 熊澤 一真 日本周産期・新生児医学会雑誌 57 (3), 511-515, 2021

    <p> 妊娠中のトキソプラズマ感染における胎児感染率およびその臨床症状出現リスクは,母体の感染時期によって異なり,妊娠初期では感染率は低いが症状は重度となるため,感染時期の予測は重要である.今回,感染時期の推定に苦慮した妊婦症例を経験した.患者は26歳の初産婦.妊娠初期のトキソプラズマ特異的IgG・IgM抗体価が高値であり,トキソプラズマ初感染が疑われ紹介された.施設間で用いた検査キットが異なり…

    DOI 医中誌

  • Systematic analysis of gut microbiota in pregnant women and its correlations with individual heterogeneity

    Hongling Yang, Ruochun Guo, Shaochuan Li, Fang Liang, Cheng Tian, Xueqin Zhao, Yan Long, Fei Liu, Min Jiang, Yu Zhang, Jun Ma, Mengni Peng, Siyi Zhang, Weitao Ye, Qiangsheng Gan, Fangling Zeng, Shanliang Mao, Qihua Liang, Xiaodong Ma, Mengru Han, Fei Gao, Rentao Yang, Cheng Zhang, Lulu Xiao, Junjie Qin, Shenghui Li, Chunyan Zhu npj Biofilms and Microbiomes 6 (1), 2020-09-11

    ...<jats:title>Abstract</jats:title><jats:p>The woman’s gut microbiota during pregnancy may support nutrient acquisition, is associated with diseases, and has been linked to infant health....

    DOI PDF Web Site 被引用文献1件

  • Lessons learned from 40 novel <i>PIGA</i> patients and a review of the literature

    Allan Bayat, Alexej Knaus, Manuela Pendziwiat, Alexandra Afenjar, Tahsin Stefan Barakat, Friedrich Bosch, Bert Callewaert, Patrick Calvas, Berten Ceulemans, Nicolas Chassaing, Christel Depienne, Milda Endziniene, Carlos R. Ferreira, Carolina Fischinger Moura de Souza, Cécile Freihuber, Shiva Ganesan, Svetlana Gataullina, Renzo Guerrini, Anne‐Marie Guerrot, Lars Hansen, Aleksandra Jezela‐Stanek, Caroline Karsenty, Anneke Kievit, Frank R. Kooy, Christian M. Korff, Johanne Kragh Hansen, Martin Larsen, Valérie Layet, Gaetan Lesca, Kim L. McBride, Marije Meuwissen, Cyril Mignot, Martino Montomoli, Hannah Moore, Sophie Naudion, Caroline Nava, Marie‐Christine Nougues, Elena Parrini, Matthew Pastore, Jurgen H. Schelhaas, Steven Skinner, Krzysztoł Szczałuba, Ashley Thomas, Mads Thomassen, Lisbeth Tranebjærg, Marjon van Slegtenhorst, Lynne A. Wolfe, Dennis Lal, Elena Gardella, Lilian Bomme Ousager, Tobias Brünger, Ingo Helbig, Peter Krawitz, Rikke S. Møller Epilepsia 61 (6), 1142-1155, 2020-05-26

    <jats:title>Abstract</jats:title><jats:sec><jats:title>Objective</jats:title><jats:p>To define the phenotypic spectrum of phosphatidylinositol glycan class A protein …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件

  • メタクリルレジンアレルギーの1例

    鎌田 友香, 山中 美佳, 加藤 敦子 日本皮膚免疫アレルギー学会雑誌 3 (2), 330-336, 2020-04-20

    <p> 59歳,女性。歯科で左奥歯に仮歯を装着した約1時間半後に左頬粘膜の腫脹が出現した。数時間後に除去したが,同日夜から37.5℃の発熱と口蓋に水疱,咽頭の腫脹,それに伴う呼吸困難感も出現した。パッチテストで仮歯,仮歯レジンの液剤,重合したレジン,2-hydroxyethyl methacrylate(2-HEMA),ethyleneglycol …

    DOI Web Site 医中誌

  • Humanisation in pregnancy and childbirth: A concept analysis

    Mary Curtin, Eileen Savage, Patricia Leahy‐Warren Journal of Clinical Nursing 29 (9-10), 1744-1757, 2020-01-23

    ...Failure to support and protect the emotional health of the woman in pregnancy and childbirth can have effects on the long‐term mental health of the mother and the long‐term physical and mental health of...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件

  • 女子薬学専門学校の設立目的に関する研究--東京府下に着目して--

    木村 友香 薬史学雑誌 55 (2), 128-135, 2020

    緒言:本研究の目的は,戦前の数少ない理系の女子教育機関であった女子薬学専門学校の設立目的について検討することにある. 方法:本稿では,東京府下の女子薬学専門学校の学則を手がかりに,男子対象の私立薬学専門学校との比較,考察を行った.資料は東京都公文書館所蔵の,東京府下の女子薬学専門学校設置時の申請文書を使用し,同じく同館所蔵の男子を対象とした私立薬学専門学校の設置認可書類および学則変更書類と比較し…

    DOI Web Site 医中誌

  • 産炭地における中間集団としての炭鉱主婦会

    西城戸 誠 現代社会学研究 33 (0), 43-62, 2020

    炭鉱が多い北海道においては,炭鉱が地域社会の成立条件になっていた場所も多い。産炭地における地域活動の中でもっとも活動的な組織が炭鉱労働者の妻や母など女性によって組織された炭鉱主婦会であった。炭鉱主婦会や,その上部組織の日本炭鉱主婦協議会(炭婦協)の活動については,活動が活発であった1960 年代までの記録がなされているものの,その後の動向については十分に議論されていない。北海道における炭鉱主婦会…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献6件

  • 周縁化された男性の生活体験の臨床社会学的探求

    西井 開 現代の社会病理 35 (0), 97-113, 2020

    <p>本稿は、周縁化された男性の生活体験を臨床社会学的に考察するために、性的な不満を意味する「非モテ」に苦悩する男性に焦点を当てる。語り合いグループで語られた内容を分析し、以下のことが明らかになった。</p><p>まず「非モテ」男性は劣等感や疎外感を抱いており、周囲からいじめやパワハラを受けている。そのような状況下で、彼らは自分に関わってくれる女性を神聖視し始め、彼女と交際することで不遇な状況を…

    DOI Web Site

  • 妊娠初期より吃逆を呈した脊髄腫瘍合併妊娠の1例

    福井 陽介, 大井 豪一, 辻 あゆみ, 野口 武俊, 梶原 宏貴, 川口 龍二, 堀江 清繁 産婦人科の進歩 73 (1), 62-67, 2020

    <p>脊髄腫瘍は非常にまれな腫瘍で,脊髄腫瘍合併妊娠の報告例は少ない.症例は25歳,2妊1産であり,妊娠初期より吃逆を呈し,妊娠後期における切迫早産の管理入院中には嘔気,嘔吐,手指のしびれが出現した.そのため,頭蓋内病変を疑い妊娠31週0日の頭部単純MRI検査を実施した.頸髄に境界明瞭な多房性嚢胞性病変を認め,脊髄腫瘍合併妊娠と診断した.神経症状を呈する脊髄腫瘍のため,高次医療施設に母体搬送した…

    DOI

  • 初めての出産,育児をしている女性の生きられた体験

    鄭 香苗, 谷口 初美 日本助産学会誌 34 (1), 38-49, 2020

    <p><b>目 的</b></p><p>女性にとってのはじめての育児体験をありのままに記述し,はじめての育児体験が女性自身の人生へもたらす意味について探求すること。</p><p><b>対象と方法</b></p><p>出産後8か月を経過した初産婦10名を対象に非構造化インタビューを実施した。得られたデータは,Colaizziの方法による記述的現象学的アプローチによって,質的分析ソフトNVivo11…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • 妊娠早期の胎児診断と胎児医療

    市田 知之, 菱川 賢志, 大沼 一也, 福田 貴則, 日下 剛, 木幡 豊, 井上 裕美 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), S1-3-, 2020

    <p> 日本では出生数の減少が指摘されるようになり久しいが、2016年には出生数が100万人を割り、2019年の出生数は86万4千人と減少傾向が継続している。また、平均初産年齢も2011年から30歳を越えており上昇傾向にある。このような状況の中で、妊婦からの胎児の健康に対する関心は非常に高いものとなっており、実際の臨床に於いて妊婦から出生前検査についての質問を受けることも多い。</p><p> …

    DOI

  • 宇宙との一体感がもたらした心の全体性の回復への道

    杉山 由利子 箱庭療法学研究 33 (2), 3-13, 2020

    <p>本論文では,個人的無意識と集合的無意識が渦巻く闇を生きてきた女性(60代主婦)の事例を報告する。彼女はそうした闇を「黒」と呼び,「黒」を忌み嫌っていたが,多量の夢とヴィジョンに導かれて心の全体性の回復へのプロセスを歩んでいった。「白」くあることに囚われていた彼女は,まず「黒」を認識しはじめ,女性性と男性性の獲得を経て,白い光の中に入り,宇宙と一体化するという神秘的な体験をする。その結果とし…

    DOI

  • 膵頭部前面に発生したパラガングリオーマの1例

    飯田 優理香, 福島 亘, 金本 斐子, 宮永 章平, 堀川 直樹, 薮下 和久 日本臨床外科学会雑誌 81 (12), 2519-2524, 2020

    <p>症例は50歳,女性.左乳癌の精査中に胆嚢近傍の腫瘍性病変を指摘された.CT・MRIでは膵頭部の腹側に位置しており,膵臓との境界は明瞭であった.動脈相で濃染することから結腸間膜由来のGISTや神経原性腫瘍が疑われた.左乳癌はリンパ節転移を伴っており,術前化学療法の方針となったため,腹腔内腫瘍については慎重な画像的フォローを行った.半年間,腫瘍径に変化は認めなかった.腫瘍摘出術を施行し,パラガ…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 心理社会的ハイリスク妊産婦に訪問指導員としてメンタルヘルス支援を行う看護職が感じる困難

    大谷 利恵, 高橋 秋絵, 植田 奈津実, 玉木 敦子 日本精神保健看護学会誌 28 (2), 69-78, 2019-11-30

    <p>本研究の目的は,心理社会的ハイリスク妊産婦に訪問指導員としてメンタルヘルス支援を行う看護職が感じる困難を明らかにすることである.6名の訪問指導員に行った半構成的インタビューの内容を質的記述的に分析した.</p><p>その結果,訪問指導員が感じる困難は,【最初の関わりには緊張が伴う】,【連絡がつかないため支援ができない】,【支援を受け入れてもらうのが難しい】,【継続支援を受け入れてもらうのが…

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 民俗宗教研究におけるジェンダー視点の必要性

    小林 奈央子 宗教研究 93 (2), 57-78, 2019-09-30

    <p>日本の社会において、女性が行者の道を選ぶということは、さまざまな困難や苦労が伴う。五障や血の穢れといった女性を聖なる領域から遠ざける教えや慣習に伴う問題はもちろんのこと、その女性に家庭があれば、直ちに家庭生活、そしてそれに伴う女性に課されてきた性役割との両立の問題を生じ、修行生活の大きな障壁となる。その一方で、男性行者の場合は、同様に家庭があっても、その限りではない。つまり、そこには性別に…

    DOI Web Site

  • 内観中に見た夢とその解釈

    橋本 章子 内観研究 25 (1), 41-45, 2019-09-01

    <p> 内観は自身の人生で深い関わりをもった人々、特に母について内観三項目に添い回想する精神修養法である。静かな日常から離れた環境で内観に専念し1週間明けた時、多くの人が感謝や爽快感を語る。この精神的充実感は内観三項目を丁寧に厳しく振り返り得られる心境である。当事例の内観者は、仕事の転機、親の看取りなどに疲労困憊し、日常の喧騒から逃れるように20年ぶりの集中内観に臨んだ。静寂な内観研修所に身を置…

    DOI Web Site

  • 治療抵抗性妊娠合併特発性血小板減少性紫斑病の2例

    大崎 洋平, 小川 孔幸, 森田 晶人, 日下田 大輔, 清水 啓明, 柳沢 邦雄, 石埼 卓馬, 齋藤 貴之, 塚本 憲史, 亀田 高志, 半田 寛 北関東医学 69 (3), 227-232, 2019-08-01

    <p><b>【症例1】</b> 30歳代女性.20XX年2月に特発性血小板減少性紫斑病(ITP)と診断され同年3月に妊娠が判明した.妊娠22週から副腎皮質ステロイド療法を開始したが治療抵抗性であった.血小板数維持のためおよそ2週間毎の免疫グロブリン大量療法(IVIG)を要した.妊娠34週1日に前期破水し血小板輸血を行い経腟分娩となった.<b>【症例2】</b> …

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか3件 参考文献10件

  • Imaginary agents exist perceptually for children but not for adults

    Moriguchi, Yusuke, Kanakogi, Yasuhiro, Okumura, Yuko, Shinohara, Ikuko, Itakura, Shoji, Shimojo, Shinsuke Palgrave Communications 5 2019

    ...Participants’ gazes were less predictive of the woman’s actions in ‘Face’ versus ‘No-Face’ videos, indirectly indicating the perceptual presence of agents....

    DOI HANDLE PDF ほか1件 参考文献37件

  • 妊娠後期に感染性心内膜炎となり帝王切開術後に僧帽弁形成術を施行した1例

    田路 明彦, 藤田 太輔, 布出 実紗, 村山 結美, 永昜 洋子, 佐野 匠, 寺井 義人, 大道 正英 産婦人科の進歩 71 (2), 135-141, 2019

    <p>妊娠中の感染性心内膜炎(infective endocarditis;IE)はきわめてまれであり,疣贅による塞栓症のため周産期予後が悪化する.今回,妊娠後期にIEを発症したが母児ともに良好な経過を得た症例を経験したので報告する.症例は28歳,G1P0.妊娠36週に38℃の発熱と嘔吐が出現し,抗菌薬内服を開始したが発熱は改善しなかった.妊娠37週に聴診で心尖部に汎収縮期雑音を認めたため,心エ…

    DOI Web Site

  • ひきこもり続けた摂食障害の女性の箱庭療法過程

    渋谷 恵子 箱庭療法学研究 31 (3), 39-51, 2019

    <p>ひきこもり続けた摂食障害の女性の箱庭療法過程を経験した。箱庭表現の中で,主人公の少年は諸国を放浪して目撃するのみで,世界に参入するのが困難だった。ついに,少年が活躍して封印された女性が壺から登場した後,彼女はひきこもりから抜け出し社会に参入しようとした。しかし,過食が再燃して,再びひきこもりから抜けられなくなった。最終的に『魔女の宅急便』など思春期をテーマとする宮崎アニメの物語を置くことが…

    DOI

  • 女性週刊誌は福島第一原子力発電所事故をどう報じたか―読み手と書き手の共感を醸成する言説構造―

    矢内 真理子 災害情報 17 (2), 145-155, 2019

    <p>本研究は女性週刊誌を対象に、福島第一原子力発電所事故報道の言説構造を解明することを目的とする。女性週刊誌が語る他の媒体の報道はどのように評価され、表象されているのか、原発事故報道の言説の成り立ちを分析した。本研究は総合週刊誌3誌の言説分析を行った矢内(2017)と接続し、総合週刊誌と女性週刊誌の比較を通して、さらなる知見を生み出すことを目的に行った。分析対象は2011年3月に発行された『女…

    DOI Web Site

  • アセトアミノフェンの添加剤が原因と推察されたアレルギーの1例

    原口 哲子, 髙橋 佳子, 大久保 晃樹, 西小野 美咲, 榊 美紀, 原口 優清 Palliative Care Research 14 (3), 197-201, 2019

    <p>【緒言】解熱鎮痛剤であるアセトアミノフェンはWHO(世界保健機関)方式がん疼痛治療法では代表的な薬剤の一つとして位置づけられている.【症例】75歳,女性. 左上葉肺がん術後再発.多発骨転移によるがん疼痛に対しアセトアミノフェンを使用していたが,同薬剤の商品を変更しアレルギー症状が出現したため中止し,症状は消失した.同薬剤の別の商品へ変更し継続した.【考察】アレルギー症状はアセトアミノフェン…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • 御髪のたしなみに見られる意匠

    水井 遥夏, 禹 在勇, 石川 義宗 日本デザイン学会研究発表大会概要集 66 (0), 448-, 2019

    <p>日本で、女性の髪形は時代がかわっていくことと共に大きく変遷を遂げてきた。その中でも明治時代は文明開化と共に西洋文化が大きな広がりを見せた時代であり、それまで主流であった髪型である「日本髪」のあり方にも変化が見られる。それに伴って「洋髪」や「束髪」と言った新しい髪形が誕生する。<br/>本報告では髪型の意匠が変わっていく背景と、人々の髪型に対する意識の変遷を、日本の伝統的な世界観である「ハレ…

    DOI

  • Biomarkers in abnormal uterine bleeding†

    Rohan Chodankar, Hilary O D Critchley Biology of Reproduction 101 (6), 1155-1166, 2018-11-01

    ...</jats:p> <jats:p>Heavy menstrual bleeding, a subset of AUB, is a subjective diagnosis and should be managed in the context of improving the woman's quality of life....

    DOI PDF 被引用文献1件

  • 「福井モデル」の中での生活と労働

    金井 郁 社会政策 10 (2), 8-22, 2018-10-30

    <p> 本稿では,同居する親が本人の親か配偶者の親か,核家族世帯なのかといった世帯類型に着目しながら,福井県において未就学児を育てる男女の労働と生活の実態を考察することで「福井モデル」をジェンダー視角から検討し直すことを目的とする。 分析の結果,以下の点が明らかになった。福井県では三世代同居が一様に女性の就業確率を高めるのではなく,女性本人の親と同居することが就業確率を高め,家事の頻度は男女とも…

    DOI

  • 在宅認知症高齢者の世代間交流プログラムへの継続参加によるうつ症状等の変化

    目黒 斉実, 亀井 智子 日本世代間交流学会誌 8 (1), 51-59, 2018-09-30

    都市部世代間交流プログラムに週1回30ヵ月間継続的に参加した中等度認知症高齢者 Z氏(90歳代・女性)の初回参加時から施設入所に至る休会までのうつ症状等 (量的データ) の変化と世代間交流の観察(質的データ)を混合研究法による収斂法を用いて統合し、うつ症状の変化が生じる理由を本人の視点に立って本人の立場から状況を捉え解釈し記述した。その結果、 観察期間中に身体・認知機能は低下したが …

    DOI

  • 女性博士のキャリア構築と家族形成

    小林 淑恵 研究 技術 計画 33 (2), 159-169, 2018-08-10

    ...Having investigated the influence of the family formation on the rate of getting the degree, it was estimated that the rate of getting the degree fell down in the case of the woman who has a child....

    DOI Web Site

  • 妊娠知識が出産に対する主観的期待に与える影響

    臼井 恵美子, 小林 美樹 経済研究 69 (3), 227-241, 2018-07-25

    女性の妊孕性は,年齢が高くなるほど低下する.米国では養子縁組が広く普及しているため,子どもをもうけることができない夫婦でも子どもを持つことができるが,日本では米国のような状況ではないため,女性の加齢とともに,夫婦が子どもを持つ可能性は確実に低下する.本論文では,加齢とともに女性の妊孕性が低くなるという知識(特に,女性は30代と比べて40代の受胎率は低くなるという知識)の有無によって,子どもを持つ…

    DOI HANDLE Web Site

  • Estimation of Local Movement of Ovarian Follicle for Infertility Treatment

    Koya Yoshiharu, Ishikawa Tomomoto, Matsubayashi Hidehiko, Hata Yutaka Proceedings of the ISCIE International Symposium on Stochastic Systems Theory and its Applications 2018 (0), 158-165, 2018-06-15

    ...One such treatment is in-vitro fertilization, wherein a follicle is directly absorbed from the ovary of the woman and impregnated with a sperm cell under a microscope....

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 鏡のドラマトゥルギー

    李 珠姫 日本近代文学 98 (0), 178-193, 2018-05-15

    <p>村山知義の転向小説の第一作として知られている「白夜」は、転向したプロレタリア作家の英治と妻のり子の関係を描いた短編である。このテクストには、女性登場人物ののり子が、非転向を貫いている彼らの同志木村との恋愛を告白する一人称語りの物語が挿入されている。英治は、その話の聴き手となることによって、理想的同志との妻をめぐる想像的なライバル関係に入ることになる。このように「白夜」は、主人公が弾圧によっ…

    DOI Web Site

  • ACOG Committee Opinion No. 736: Optimizing Postpartum Care

    Obstetrics & Gynecology 131 (5), e140-e150, 2018-05

    ...During the postpartum period, the woman and her obstetrician–gynecologist or other obstetric care provider should identify the health care provider who will assume primary responsibility for her ongoing...

    DOI Web Site 被引用文献2件

  • So not mothers: responsibility for surrogate orphans

    Jennifer A Parks, Timothy F Murphy Journal of Medical Ethics 44 (8), 551-554, 2018-04-12

    ...<jats:p>The law ordinarily recognises the woman who gives birth as the mother of a child, but in certain jurisdictions, it will recognise the commissioning couple as the legal parents of a child born to...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 昭和の女子野球 : その興亡の要因

    八木, 久仁子 人間健康研究科論集 1 29-49, 2018-03-30

    昭和20年代、終戦後の日本に数年間「女子プロ野球」なるものが存在した。敗戦の虚無感と貧困にあえぐ混迷の中、人々は憂さを晴らし安直に快感を味わえる新しい娯楽を求め、スポーツに希望を見出した。なかでもGHQ の民主化政策により後押しされた野球はいち早く復興を果たし、人々は野球に熱狂した。この戦後の新しい娯楽を求める世相に野球熱が高まり誕生したのが「女子プロ野球」である。女性解放の波に乗り社会に進出し…

    機関リポジトリ HANDLE

  • EAMブレーキを用いた上肢サポート装具の開発に関する基礎的研究

    中條 龍一, 佐藤 明美, 黒柳 亮太, 長妻 明美, 安齊 秀伸, 三井 和幸 生体医工学 Annual56 (Abstract), S193-S193, 2018

    <p>近年高齢化や女性の社会進出の増加が進み、肉体的に負担が掛かる作業への対策が求められている。医療や福祉の現場でもその傾向は同様でありサポート器具の開発への関心が高い。肉体的負担が掛かる作業には力を使う作業と同じ姿勢を維持する作業があり、前者に対してはパワーアシスト機器などの開発が進んでいるが、後者は前者に比べ対応する機器の開発は遅れているのが現状である。そこで本研究では、後者の姿勢維持作業、…

    DOI

  • 大豆食品と健康

    難波 文男 日本食生活学会誌 28 (4), 225-229, 2018

    ...Because in the women in particular, the sudden decrease in bone mass happens for postmenopausal 5-10 years, and there is knowledge such as there being fewer losses of the bone mass than the woman who is...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 日本語母語話者の英語学習者による目的語脱落:母語転移説へのさらなる反論

    大滝 宏一 第二言語 17 (0), 31-48, 2018

    <p>本研究は、日本語を母語とする初級レベル英語学習者の間で観察される「目的語脱落」と呼ばれる文法的な誤りの原因を探ることを目的とする。これまでの研究(例えば、Wakabayashi & Negishi, 2003)では、英語学習者の間で義務的な目的語が頻繁に脱落することが報告されているものの、その誤りの原因については、未だ明確な科学的な検証がなされていないのが現状である。本研究では、強制選択課…

    DOI Web Site

  • クリニック診療の女性外科医:内分泌・甲状腺外科専門医を持つ女性外科医としてのつよみ

    川真田 明子, 鈴木 留美, 飯原 雅季 日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 35 (2), 116-119, 2018

    <p>私は卒業後に長く外科医を続けたいという思いから大学病院の内分泌外科に入局し,その後13年間内分泌外科の経験を積み,現在のクリニックに勤務している。</p><p>内分泌・甲状腺外科専門医を持つ女性外科医としてのクリニック診療での強みを述べる。クリニックの受診者は,大学病院と比べて自身の症状により受診することが多くその症状は女性特有の症状である場合がある。また不妊治療に関連した受診者もおり,同…

    DOI Web Site 医中誌

  • 生理用品の受容によるケガレ観の変容

    新本 万里子 文化人類学 83 (1), 025-045, 2018

    <p>本稿は、モノの受容を要因とするケガレ観の変容を、女性の月経経験に対する意識とその世代間の違いに着目して明らかにすることを目的とする。パプアニューギニア、アベラム社会における月経処置の道具の変遷にしたがって、月経期間の女性たちがどのような身体感覚を経験し、月経期間をどのように過ごしているのかについて民族誌的な資料を提示する。その上で、月経を処置する道具を身体と外部の社会的環境を媒介するものと…

    DOI Web Site

  • 破裂により緊急手術を要した成人肝未分化肉腫(径30cm)の1例

    雫 真人, 鹿野 敏雄, 丸山 浩高, 蜂須賀 丈博 日本臨床外科学会雑誌 79 (12), 2481-2489, 2018

    症例は69歳の女性で,上腹部痛を主訴に来院,上腹部に新生児頭大の腫瘤を触知し精査となった.血液生化学検査では,CA125の軽度上昇のみであった.腹部造影CTでは,肝左葉外側区域から突出し部分的に強く造影される長径15cm腫瘍を認めた.肝血管腫と診断し待機的手術を予定していたが,突然の腹部膨満感で救急外来を受診した.腹部造影CTで腫瘍の著明な増大と腹水の出現を認め,腫瘍破裂の診断で緊急手術を行った…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献13件

  • 手術加療を要した妊婦の鼻出血の2例

    洲崎 勲夫, 平野 康次郎, 内山 美緒, 古川 傑, 田中 義人, 石橋 淳, 渡邊 荘, 比野平 恭之, 小林 一女 耳鼻咽喉科臨床 111 (7), 463-468, 2018

    ...The epistaxis was successfully controlled by this surgery, and the woman went on to deliver a healthy baby....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 人工妊娠中絶における看護のエスノグラフィー

    勝又 里織 日本看護科学会誌 38 (0), 37-45, 2018

    <p><b>目的:</b>本研究は,人工妊娠中絶の看護において共通する行動パターンやルールを記述することを目的とした.</p><p><b>方法:</b>エスノグラフィーを用いた.一産婦人科診療所での約1年間の参加観察によるフィールドノーツと,15名の看護師へのインタビューからデータを収集し,初期中絶時の看護に共通する行動パターンとルールを分析し,記述した.</p><p><b>結果:</b>〈女性…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件

  • 前庭障害を来した Bow hunter 症候群の1例

    平林 源希, 武富 弘敬, 安藤 裕史 耳鼻咽喉科展望 60 (6), 281-285, 2017-12-15

    <p> Bow hunter 症候群は頸部回旋により椎骨動脈が狭窄し, 一過性の虚血症状を来す病態である。</p><p></p><p> 今回われわれは前庭障害を来した Bow hunter 症候群の1例を経験したので報告する。 症例は50歳女性で, 回転性めまい, 歩行障害を主訴に受診した。 右向きの定方向性眼振を認めていたため左前庭神経炎の疑いで入院加療を行った。 入院時の頭部 MRI …

    DOI 医中誌

ページトップへ