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検索結果 93 件

  • 1 / 1

  • 日本の越冬期の鳥類の分布の変化と気候変動の影響

    植田 睦之, 河村 和洋, 奴賀 俊光, 山﨑 優佑, 山浦 悠一 Bird Research 20 (0), A21-A32, 2024

    <p>日本における越冬期の鳥類相の変化とそれに影響する要因について,長期広域データを利用して検討した.また,繁殖期のデータと比較することで,越冬期と繁殖期の違いについても検討した.その結果,1980年代から2010年代にかけて,越冬期の鳥類は繁殖期の鳥類と比べてより分布を北側へと拡げていることが明らかになった.低温や積雪が分布の制限要因になると考えられる非森林性の地上採食の鳥類や,浅水域で採食す…

    DOI 研究データあり 参考文献1件

  • 果実生産および階層構造が異なる林分間の越冬期の鳥類種多様性の比較

    西 鈴音, 平田 令子, 伊藤 哲 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 612-, 2023-05-30

    <p>鳥類の種多様性は階層構造が複雑な林分で高いことが知られる。一方、鳥類の越冬期には林内の果実が餌資源となり、鳥類の生息状況に影響を与える可能性がある。そこで本研究では階層構造および広葉樹の生育状況が異なる林分間で果実生産量と鳥類の種多様性を比較した。調査は宮崎大学田野演習林のヒノキ複層林1林分とヒノキ単層林4林分、および常緑広葉樹林1林分で行った。2022年10月~2023年2月に各林分の亜…

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  • 日本の各種鳥類の越冬期の分布位置を示す指標値

    植田 睦之, 奴賀 俊光, 山﨑 優佑 Bird Research 19 (0), R5-R8, 2023

    <p>鳥類への気候変動等の影響を明らかにするために,鳥類種の分布域の平均気温「種の気温指数」が計算され,鳥類の分布の気候変動に対する反応が評価されている.日本でも全国鳥類繁殖分布調査の結果をもとに,繁殖期の種の気温指数が示されている.気候変動の影響は越冬期により顕著に表れるので,越冬期の同様の値を示すことは重要である.2016年1月から2022年2月までのあいだの越冬期の鳥類の分布を明らかにした…

    DOI 研究データあり 参考文献1件

  • 全国鳥類越冬分布調査で収集された40kmメッシュの鳥類の分布データ

    植田 睦之, 奴賀 俊光, 山﨑 優佑, 葉山 政治 Bird Research 19 (0), R1-R3, 2023

    <p>全国鳥類越冬分布調査は2016年1月から2022年2月までのあいだの越冬期の鳥類の分布を明らかにした調査である(植田ほか 2023)。396人の調査参加者の協力の元,全国から105,660件のアンケート情報を収集し,788,148件のデータベース等からの情報とあわせて,標準地域メッシュ第2次地域区画(以下 2次メッシュ)16個を結合した約40km四方のメッシュ(以下 …

    DOI 研究データあり 参考文献1件

  • 名護市内及び沖縄島における希少な鳥類の観察記録及び希少な繁殖記録等について : 2019年春季から2020年夏季まで

    タケハラ, ケンジ, ミヤギ, クニタロウ, タカラ, ジュンジ, トグチ, ユタカ, ムラタ, ナオフミ, オクマ, クニアキ, コタカ, ノブヒコ, アラカキ, ユウジ, Takehara, Kenji, Miyagi, Kunitarou, Takara, Junji, Toguchi, Yutaka, Murata, Naofumi, Okuma, Kuniaki, Kotaka, Nobuhiko, Arakaki, Yuji 名桜大学紀要 (26) 89-101, 2021-03

    本報告は,2019年4月から2020年8月までの名護市内を含む沖縄島一円における留鳥の希少な繁殖記録や確認記録の他,渡り鳥の希少な繁殖記録と確認記録などを中心にして,過去に確認された鳥類記録の亜種の再検討など加えてとりまとめたものである。今回,これまで宮古諸島が北限とされているズグロミゾゴイやオオクイナの沖縄島における確認記録と,冬鳥とされているセイタカシギの営巣確認,渡り鳥では沖縄島で初めての…

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  • 吉野川のミサゴ~繁殖と採餌生態~

    江崎 保男, 田悟 和巳 山階鳥類学雑誌 52 (2), 83-97, 2020-12-15

    ...Ospreys, including wintering birds, were resident throughout the year and numbered 10 to 20 birds. In the breeding season of 2000, six pairs nested and at least eight chicks fledged successfully....

    DOI Web Site Web Site 参考文献16件

  • 中海・宍道湖で越冬する潜水性カモ類の羽数の長期変化

    江角 敏明, 加藤 季晋, 松尾 豊, 神谷 宏, 石飛 裕 陸水学雑誌 81 (3), 233-242, 2020-09-25

    <p> 山陰地方の中海と宍道湖には晩秋に多数の渡り鳥が飛来し早春まで滞在する。大多数を占める潜水性カモ類ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモの,中海本湖,干拓堤防で分離された中海本庄水域,宍道湖における1999~2015年16越冬季の観測羽数を集計した。10月から3月までの月毎の羽数変動より12月と1月の平均羽数を越冬数とし,それぞれの水域における3種の潜水性カモ類の16季の越冬数を求めた。この…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献16件

  • 日本国内で生まれた翌年に出生地に帰還して繁殖したジョウビタキの報告

    續 ユキ子 The Bulletin of the Japanese Bird Banding Association 30 (2), 107-111, 2018-12-31

    <p>2017年5月23日,山梨県北杜市でジョウビタキの巣を発見した.この巣の雌親には環境省標識調査用足環が付いており,写真撮影を行って足環番号を読み取ったところ,この個体は2016年に,繁殖場所から約220m離れた地点で,巣内雛で放鳥された個体と判明した.ジョウビタキは冬鳥だが,近年日本各地から繁殖報告が相次ぎ,繁殖分布の拡大が示唆されている.しかし,国内繁殖個体の越冬地や渡り経路,幼鳥の分散…

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • Winter Bird Assemblages in Rural and Urban Environments: A National Survey

    Piotr Tryjanowski, Tim H. Sparks, Waldemar Biaduń, Tomasz Brauze, Tomasz Hetmański, Rafał Martyka, Piotr Skórka, Piotr Indykiewicz, Łukasz Myczko, Przemysław Kunysz, Piotr Kawa, Stanisław Czyż, Paweł Czechowski, Michał Polakowski, Piotr Zduniak, Leszek Jerzak, Tomasz Janiszewski, Artur Goławski, Leszek Duduś, Jacek J. Nowakowski, Andrzej Wuczyński, Dariusz Wysocki PLOS ONE 10 (6), e0130299-, 2015-06-18

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • Effects of management intensity and orchard features on bird communities in winter

    Łukasz Myczko, Zuzanna M. Rosin, Piotr Skórka, Przemysław Wylegała, Marcin Tobolka, Monika Fliszkiewicz, Tadeusz Mizera, Piotr Tryjanowski Ecological Research 28 (3), 503-512, 2013-03-21

    ...Thus, abandoned, as well as traditionally managed orchards seems to be especially important habitats that offer food source and refuge for wintering birds and should be protected....

    DOI Web Site 被引用文献3件

  • 多雪地域低山帯の越冬鳥類群集

    金子 与止男 森林野生動物研究会誌 37 (0), 7-15, 2012

    冬季に多量の降雪のある新潟県の低山帯で越冬鳥類の個体数調査を実施した.得られたデータを用い,食性・採食場所にもとつくニッチ占有タイプ,群れで生活するか単独で生活するかといった社会構造との関連を分析した.3冬季間に47種の鳥類が観察された.1977/78年の冬季は出現鳥類の個体数が少なかったが,1978/79年と1979/80年は個体数が多かった.個体数の多かった種は,シジュウカラ,カシラダカ,エ…

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  • トカラ列島の鳥類相

    関, 伸一, 所崎, 聡, 溝口, 文男, 高木, 慎介, 仲村, 昇, Crystal, F. 森林総合研究所研究報告 10 (4), 183-229, 2011-12

    琉球列島北部のトカラ列島は、屋久島と奄美大島の間に位置する地域であり、火山活動に由来する12の島とそれに付属する岩礁が約160km にわたって連なっている。トカラ列島における鳥類記録を、1997 ~ 2010年の現地調査、1892 ~ 2011年の観察記録についての既存の文献とデータベースの調査および聞き取り調査から集約し、種および島ごとに記録頻度の季節的変化を明らかにした。トカラ列島における記…

    日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件

  • 水田利用鳥類とその保全に関する取組と課題(Ⅰ. 水田の中の“自然”)

    大畑 孝二 国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History 162 33-47, 2011-01-31

    著者は自然科学の分野における鳥類学及び保全鳥類学の立場で共同研究者として参加した。水田は様々な鳥類が生息,繁殖の場として利用するとともに環境保全の立場からもどのような水田環境が望ましいのかという研究がされ,その保全活動が各地で実践されている。本編では,水田環境に依存する鳥類を概括し,筆者が携わってきた石川県加賀市にある片野鴨池および愛知県豊田市で行なわれている事例を含め,水田鳥類についての保全活…

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 都市緑地における越冬鳥による種子散布及び口角幅と果実の大きさの関係

    濱尾 章二, 宮下 友美, 萩原 信介, 森 貴久 日本鳥学会誌 59 (2), 139-147, 2010

    東京都心の隔離された緑地である国立科学博物館附属自然教育園において,冬季に捕獲した鳥の糞に含まれる種子を分析した.また,種子を排泄した鳥種の口角幅と採食されていた果実の直径を計測し,比較した.8種の鳥の糞から9種の植物種子が見出された.特に,ヒヨドリ<i>Hypsipetes amaurotis</i>,ツグミ<i>Turdus naumanni</i>,メジロ<i>Zosterops …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献4件 参考文献33件

  • 水田の冬期湛水がもたらす鳥類への影響

    前田 琢, 吉田 保志子 日本鳥学会誌 58 (1), 55-64, 2009

    茨城県霞ヶ浦沿岸の水田地帯において,冬期(12~2月)に約0.4 haの水田2か所を湛水管理し,日中および夜間の鳥類の利用およびその潜在的な餌となる小動物の現存量を調査した.また,自然に水の溜まった水田,年間を通して湛水されている蓮田,対照区としての非湛水田においても比較調査を行ない,冬期湛水による鳥類や餌動物への効果について明らかにした.乾燥した田には水鳥の生息は全く見られなかったが,湛水田に…

    DOI 被引用文献3件 参考文献4件

  • 復元型ビオトープにおける鳥類相の初期遷移

    橋本 啓史, 中村 進, 長谷川 美奈子, 夏原 由博, 森本 幸裕 ランドスケープ研究 68 (5), 559-562, 2005

    ...Almost all wintering birds that might be expected to have high mobility were recorded by the fifth year after park construction....

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献7件

  • 復元型ビオトープにおける鳥類相の初期遷移

    橋本 啓史, 中村 進, 長谷川 美奈子, 夏原 由博, 森本 幸裕 日本造園学会 全国大会 研究発表論文集 抄録 2005 (0), 117-117, 2005

    京都市街地に開設された面積0.6 ha の復元型ビオトープにおける8年間の鳥類相の記録を整理し,樹林造成後の鳥類の種数および種組成の初期遷移,自然的な孤立林との種数および種組成の違いを明らかにした。8年間で計52種の鳥類が記録された。年間記録種数は開設3年目以降30種強で安定した。冬鳥は5年間という比較的短期間に主な種は飛来するが,孤立した緑地では飛翔力の弱い留鳥の小鳥類の飛来が難しいこと,繁殖…

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  • Population limitation in migrants

    Ian Newton Ibis 146 (2), 197-226, 2004-03-29

    ...Although in the last 30–40 years the numbers of some tropical wintering birds have declined in western Europe and others in eastern North America, the causes seem to differ....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件

  • ラインセンサスを通してみた京阪奈丘陵の鳥類と里地・里山の景観構造との関係

    中津 弘, 前中 久行, 夏原 由博 日本造園学会 全国大会 研究発表論文集 抄録 2004 (0), 28-28, 2004

    京阪奈丘陵の4つのルートで鳥類を対象にラインセンサス法による調査と、これらのルートぞいの相観植生調査を行った。鳥類調査の結果、74種10069羽が観察された。種ごとの観察個体数に基づいてヒストグラムを作成すると、繁殖期・越冬期とも個体数の少ない階級で最も種数が多かった。観察個体数が20羽以下の種のうち、レッドデータブック類で指定された希少種の種数が76.9_%_を占め、この中に含まれなかった希少…

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  • 播磨ため池地帯初冬の鳥類群集-10 年間の変遷一

    人と自然 14 (0), 63-67, 2003

    1993年から2002年にかけて, 兵庫県播磨地方で初冬の鳥類群集調査を毎年1 回行った. 調査地はため池と 耕作地のいりまじった地域で, 市街地がその中に点在している.1 回の調査で30 種以上が記録されるのが常 であり,10 年問では59 種が記録された. このうち,16種の水鳥と14 種の陸鳥がほぼ毎年出現したのに対 し,21 種は3 回以下記録されただけだった. …

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  • 都市域の小規模樹林地と都市公園における越冬期の鳥類の分布に影響する要因

    一ノ瀬 友博, 加藤 和弘 日本造園学会 全国大会 研究発表論文集 抄録 66 (0), 85-85, 2003

    埼玉県所沢市の住宅地内に位置する都市公園と孤立樹林地において、鳥類の分布に影響を及ぼす要因を明らかにするために、1994年の越冬期に鳥類分布調査を行った。その結果、鳥類の出現種数は、公園と樹林地の面積との間に有意な正の相関が見られた。鳥類の種組成をTWINSPAN (Two Way INdicator SPecies ANalysis) …

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  • 冬季における欝陵島の鳥類

    蔡 煕永 日本鳥学会誌 45 (1), 41-44, 1996

    ...Winter bird survey was conducted along the climbing path and the road along the coast of the Ullung Island, from 12 to 19 January, 1995....

    DOI

  • 越冬期の狭山丘陵における鳥類標識調査

    一ノ瀬 友博, 永石 文明 The Bulletin of the Japanese Bird Banding Association 10 (2), 76-87, 1995

    1995年11月から1996年4月にかけて,狭山丘陵の比較的面積の大きな樹林地と2つの孤立樹林地(鳩峰公園・八国山緑地)において,鳥類標識調査を行った.その結果,合計376羽を捕獲し,環境庁の番号入り金属足環と捕獲地点を示す色足環1個を装着した.コゲラ,ヒヨドリ,ルリビタキ,シロハラ,ウグイス,ヤマガラ,シジュウカラ,メジロ,アオジは15個体以上捕獲された.比較的大規模な樹林地では,シロハラ,ヤ…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献8件

  • セイタカシギの行動社会学的研究

    北川 珠樹 日本鳥学会誌 37 (2), 45-62, 1988

    ...During territorial life in winter, birds frequently form a flock at the communal resting place or at Gyotoku Sanctuary....

    DOI 被引用文献1件

  • 森林性鳥類の群集構造解析

    由井 正敏 山階鳥類研究所研究報告 9 (2), 159-175, 1977

    ...The similarities of the winter bird communities among eleven types showed the same trend as in the breeding season....

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  • ツシマヤマネコの糞内容物から見た食性

    井上 朋子 哺乳動物学雑誌: The Journal of the Mammalogical Society of Japan 5 (5), 155-169, 1972

    ...Most of bird remains were recorded in cold seasons when winter birds arrive and on the other hand, occurence of insects in the scats decreased in this season....

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 対馬の鳥類(そのI)

    山口, 鉄男, 鴨川, 誠 長崎大学教養部紀要. 自然科学 12 25-47, 1971-12-25

    ...The features of the avifauna can be summarized as follows. (1) Some of the winter birds stay through the summer season in the islands, (2) the Ord....

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  • 早池峯山の鳥類

    黒田 長久 山階鳥類研究所研究報告 5 (3), 214-240, 1968

    ...Kuzu's unpublished bird list which includes winter birds. These make an total of 85 species recorded from this mountain....

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  • 金華山の鳥類について

    佐藤 和夫, 水野 仲彦, 竹丸 勝朗, 松本 勝彦 鳥 18 (85), 356-378, 1968

    During last seven years we made fourteen times visit to Kinkasan Island, in Miyagi Prefecture and observed birds on and around the Island. The Island locates the top of Ojika peninsula, Miyagi …

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  • 北海道の鳥類調査

    黒田 長久 山階鳥類研究所研究報告 4 (3-4), 224-268_3, 1965

    ...On the island some passerines on migration (both leaving winter bird such as <i>Turdus naumanni</i> and arriving summer birds such as <i>Muscicapa narcissina</i> were found)....

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  • コノハズクの越冬

    岡 董高 鳥 17 (79-80), 222-225, 1962

    ...Stomachs contained grasshoppers, moths, etc. and it is suggestive that some wintering birds were found in places where shrike's larders were plentiful....

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  • コノハズクは留鳥か漂鳥か夏鳥か

    石沢 慈鳥 鳥 15 (71), 45-46, 1958

    ...But, the author rather believes, as mentioned by Yamashina (1931), that it is a summer migrant, because La Touche reports it as winter bird from central and southern parts of E. China....

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