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  • 津島佑子『逢魔物語』の「こわさ」とはなにか -「三ツ目」を中心に -

    佐々木 さよ 日本橋学館大学紀要 13 (0), 108-96, 2014

    津島佑子の「三ツ目」は、人間関係が作る心理的距離と身体的空間的距離という観点から読むことができる。それによって明らかにできるのは、親密な空間と距離で結ばれた人間関係の中に潜む恐怖である。「みる」という言葉がもつ多義性を用いて、人や出来事が見えない・わからないという恐怖と、見たい・わかりたいという願望を描いている。その恐怖から絶対的に逃れたいという願望が人ではない存在を作り出し、やがてその存在自体…

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