真宮 靖治, 小林 一三, 星崎 和彦, 吉田 麻美, 太田 和誠
日本線虫学会誌
48
(2),
63-70,
2018-12-20
<p>日本各地で今なお被害が大きいマツ材線虫病は、近年寒冷地での被害拡大が顕著となっている。東北地方での被害量は全国のそれの30%ほどにも達している。年平均気温が12℃以下の各地では、7 ~ 8 月にマツノザイセンチュウに感染したアカマツ、クロマツは多くが翌年の春以降に枯死にいたる(年越し枯れ)。このような年越し枯れ木について、マツノザイセンチュウの材内個体数の動態を調査した。試験地を秋田県立大…
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