探偵小説あるいはモデルニテ
著者
書誌事項
探偵小説あるいはモデルニテ
(叢書・ウニベルシタス, 605)
法政大学出版局, 1998.5
- タイトル別名
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Le roman policier, ou la modernité
- タイトル読み
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タンテイ ショウセツ アルイワ モデルニテ
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注記
原著 (Nathan, 1992) の全訳
読まれるべき、あるいは再読されるべき作品: p335-337
参考文献: p338-341
内容説明・目次
内容説明
メグレやポアロのユートピアへ—探偵小説の社会学。文学かゲームか、多義的な世界を解読。ポー以来1世紀半の歴史を有する探偵小説は、近代人の「存在の不確定性」を土壌とするモダンの文化である。謎と疑い、手がかりと捜査のエクリチュールの問題性と可能性、またその深層に潜む現代的な「オイディプス神話」を透視する、注目の文化記号論的・文学制度論的考察。
目次
- 第1部 歴史の統一性(ジャンルの誕生;裁判小説対芸術小説;近代的なるもの(ル・モデルヌ)の出現 ほか)
- 第2部 形式の二面性(登場人物のシステム;コードとの戯れ;疑いのエクリチュール ほか)
- 第3部 三つのユートピアと一つのコンプレックス(ルールタビーユのユートピア;メグレのユートピア;ジャプリゾにおけるユートピア ほか)
「BOOKデータベース」 より