新流域論 : 愛媛発・新資源形成型循環空間の創造
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新流域論 : 愛媛発・新資源形成型循環空間の創造
農林統計協会, 1999.2
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シン リュウイキロン : エヒメハツ シン シゲン ケイセイガタ ジュンカン クウカン ノ ソウゾウ
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内容説明・目次
内容説明
日本社会を成り立たせたのは森林(林業)と農地とくに水田(農業)であり、水を供給するに十分な美林なしには農業(食料)は成立しない。さらに、アジアモンスーンの気候特性が、「風」と「雨(水)」と「土」という、日本社会を脚色するキーワーズを形成することになった。日本は、「風」と「土」が社会を形成する砂漠地帯、「風」と「雨(水)」の熱帯雨林地帯などと異なり、「風・水・土」の社会なのである。愛媛県は、まさにこのような日本社会の典型であり、日本の21世紀的発展のあり方を問うにふさわしい地域特性にある。そこで、この愛媛県における新たな地域形成を探ることによって、日本社会の新たな形成論を「愛媛発」で論じた。
目次
- 第1部 愛媛瀬戸内海型流域の形成(愛媛の風土環境の地域特性;愛媛の河川の成り立ちと自然・水文特性;山を拓いた愛媛—段畑と棚田の中山間 ほか)
- 第2部 新しい流域資源管理システムの構築(地域資源の新たな流域論的管理システム;水資源の新たな管理システム;土地‐水資源の空間的管理 ほか)
- 第3部 資源・空間管理の流域論的展開(新流域圏としての新しい居住圏域の構想—都市と農村の共生・連携を目指して;域内流通システムの構築と産業間連携;流域未来型農業と管理システム—中山間地内子農業の歩み ほか)
「BOOKデータベース」 より