倒産法における一般実体法の規制原理
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書誌事項
倒産法における一般実体法の規制原理
有斐閣, 2002.2
- タイトル別名
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The principles of insolvency law
倒産法における一般実体法の規制原理
- タイトル読み
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トウサン ホウ ニオケル イッパン ジッタイ ホウ ノ キセイ ゲンリ
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内容説明・目次
内容説明
平時一般に妥当していた民事実体法は、債務者の倒産を契機に一定の修整が施される。倒産実体法とは、このように倒産を契機に修整された一般実体法のことであり、この意味における倒産実体法は、一般実体法の特別法として位置づけられる。問題は、その倒産実体法がいかなる限度で特別法であるべきなのか、ということである。これが本書の主題である。つまり、およそ倒産法においては債務者の倒産を契機に債権者の個別的な権利行使が規制されなければならないが、それを越えて倒産法は一般実体法を正当に変更できるのか、できるとしたらその範囲はどこまでか、という問題が本書で検討される。
目次
- 第1章 私法的破産請求権論
- 第2章 市場適合的倒産理論
- 第3章 財産価値最大化理論
- 第4章 再分配論
- 第5章 止揚論
- 第6章 作業仮説
- 第7章 倒産管財人の解除権
- 第8章 相殺権の拡張
「BOOKデータベース」 より