マイクロ波電子回路 : 設計の基礎
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マイクロ波電子回路 : 設計の基礎
共立出版, 2004.3
- タイトル読み
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マイクロハ デンシ カイロ : セッケイ ノ キソ
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注記
参考文献: p[271]-272
内容説明・目次
内容説明
半導体能動素子の高性能化に伴い1GHz付近から上のマイクロ波帯(3GHz‐300GHz)に至る周波数が携帯電話や無線LANなどの通信に使用されるようになった。このような周波数帯の通信・電子機器の回路には受動素子として分布定数線路が用いられている。マイクロ波帯の回路の特性は、電力により表された入射波と反射波の比により定義されるSパラメータによって記述される。Sパラメータを用いた回路設計は電圧と電流により記述された従来の集中定数回路の場合と異なる。このため通信・電子機器の設計技術者を目指す学生やこれから回路設計に従事しようとする企業の技術者はSパラメータを使用した回路・システムの設計法に習熟する必要がある。著者は、電気・電子・情報関係の学生に対して長年にわたり電子回路の講義を行ってきた。その経験を生かしてまとめたのが本書である。回路・システムの設計は通常CADツールを用いて行われるが、本書はその予備知識を得るための学習書となる。
目次
- 1章 無線通信システムと高周波(マイクロ波)電子回路
- 2章 高周波伝送線の特性
- 3章 2端子対回路による伝送線の特性計算
- 4章 整合回路の計算
- 5章 結合伝送線
- 6章 マイクロ波フィルタ
- 7章 マイクロ波増幅回路
- 8章 マイクロ波発振回路
- 9章 混合(周波数変換)回路
- 10章 マイクロ波増幅回路の設計
「BOOKデータベース」 より