EUは国家を超えられるか : 政治統合のゆくえ

書誌事項

EUは国家を超えられるか : 政治統合のゆくえ

平島健司著

(新世界事情)

岩波書店, 2004.7

タイトル別名

EUは国家を超えられるか

タイトル読み

EU ワ コッカ オ コエラレルカ : セイジ トウゴウ ノ ユクエ

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注記

参考文献: 巻末p1-7

内容説明・目次

内容説明

東方拡大、さらに憲法条約の採択を成し遂げたEU。その先にあるのはいかなる共同体の姿か。果たしてEUは国家をも超えるのだろうか。この問いに答えるために、そもそもEUはどのような組織から構成される政体であり、また統合の起点となった1950年代から現在に至るまで、各国がどのような交渉をつみ重ねながら深化・発展させていったのかを明らかにしながら、その将来像を考察する。

目次

  • 第1章 EUの政体とその構成要素(EU、国家、国際組織;EUの主な機関 ほか)
  • 第2章 統合の起点—一九五〇年代(ドイツ問題への対応;アメリカと国際組織の輻輳 ほか)
  • 第3章 政体の形成(初期の欧州共同体(EC)と課題の累積;単一欧州議定書(SEA)と域内市場白書 ほか)
  • 第4章 多面的に広がる政体(冷戦の終焉とマーストリヒト条約の締結;欧州共同体における政策ガヴァナンスの多様化 ほか)
  • 終章 多様性の中の統一を求めて(民主的正統性の問題;東方拡大後のEU)

「BOOKデータベース」 より

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