自由を耐え忍ぶ
著者
書誌事項
自由を耐え忍ぶ
岩波書店, 2004.10
- タイトル別名
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Enduring freedom
自由を耐え忍ぶ
- タイトル読み
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ジユウ オ タエシノブ
大学図書館所蔵 件 / 全168件
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注記
参考文献: 巻末p1-6
「世界」(2004年1月号-8月号, 岩波書店刊)での連載をまとめたもの
内容説明・目次
内容説明
9・11事件後、アフガニスタン戦争は「不朽の自由作戦」と名づけられ発動された。アフガンで、イラクで、自由を付与するとの美名の下に、数多の民間人が殺され、傷ついた。彼ら彼女らにとっての「自由」とは頭上から降り注ぐ爆弾のように、耐え忍ぶものなのだろうか?軍産複合体が肥大化し、市場が国家と融合した。人々の生活のあらゆる局面に産業化・市場化が浸透し、自由までもが規律化された。戦争や強制収容所が民営化されていく。知的財産は企業によって囲い込まれ、平等に享受しうる情報や自由が収奪される。グローバリゼーションに関わる最新の文献を踏まえ、9・11事件後に世界各地で進行する事態をおさえながら、新たな社会運動へ向けて批判的想像力を羽ばたかせ、市場の社会的深化に抵抗するオールタナティブを探る。
目次
- 第1章 劣化する民主主義
- 第2章 暴走する市場
- 第3章 自由とパノプティコン
- 第4章 知の囲い込み
- 第5章 風変わりな資産
- 第6章 戦争の民営化
- 第7章 自由の再生
- 第8章 民主主義の再考
「BOOKデータベース」 より