哲学入門
著者
書誌事項
哲学入門
(ちくま学芸文庫, [ラ-4-1])
筑摩書房, 2005.3
- タイトル別名
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The problems of philosophy
- タイトル読み
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テツガク ニュウモン
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注記
原著 (Home University Library, 1912) の全訳
底本: オックスフォード大学出版局ペーパーバック版 (2001)
参考文献: p200
内容説明・目次
内容説明
「理性的な人なら誰にも疑えない、それほど確実な知識などあるのだろうか」。この書き出しで始まる本書は、近代哲学が繰りかえし取り組んできた諸問題を、これ以上なく明確に論じたものである。ここでは、分析的な態度を徹底しつつ、人間が直接認識しうる知識からそれを敷衍する手段を検討し、さらには哲学の限界やその価値までが語られていく。それはまさしく、20世紀哲学の主流をなす分析哲学の出発点でもあり、かつ、その将来を予見するものであったともいえよう。今日も読みつがれる哲学入門書の最高傑作。待望の新訳。
目次
- 現象と実在
- 物質は存在するか
- 物質の本性
- 観念論
- 面識による知識と記述による知識
- 帰納について
- 一般的原理の知識について
- アプリオリな知識はいかにして可能か
- 普遍の世界
- 普遍に関する私たちの知識
- 直観的知識について
- 真と偽
- 知識、誤謬、蓋然的な見解
- 哲学的知識の限界
- 哲学の価値
「BOOKデータベース」 より