アメリカ人宣教師と朝鮮の近代 : ミッションスクールの生成と植民地下の葛藤

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アメリカ人宣教師と朝鮮の近代 : ミッションスクールの生成と植民地下の葛藤

李省展著

社会評論社, 2006.1

タイトル読み

アメリカジン センキョウシ ト チョウセン ノ キンダイ : ミッション スクール ノ セイセイ ト ショクミンチカ ノ カットウ

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内容説明・目次

内容説明

十九世紀から二〇世紀初頭は、アメリカの海外宣教師熱が顕著な時期であった。神学生はキリスト教とアメリカ文化を扶植するエージェントとして東アジア諸国へと赴いた。朝鮮近代史におけるアメリカ型近代の扶植・受容・発展に焦点をあて、近代朝鮮の多様性を解明する。

目次

  • 第1章 帝国主義とミッション—二〇世紀初頭から「文化政治」期まで
  • 第2章 扶植—ウィリアム・ベアードとピョンヤンのキリスト教教育
  • 第3章 拮抗—「改正私立学校規則」と宗教教育の自由
  • 第4章 葛藤—ピョンヤン対ソウル:朝鮮に一つの超教派高等教育機関の設立をめぐって
  • 第5章 抵抗—独立運動をめぐる政治不介入の原則とその政治性
  • 第6章 相克—植民地権力とミッションスクール
  • 第7章 融合—北長老派ミッションスクールの指定学校化をめぐって
  • 第8章 離反—神社参拝の強要とミッションスクール
  • 結章 瓦解—「帝国の中の帝国」の崩壊とアメリカ型近代の挫折

「BOOKデータベース」 より

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