平家物語転読 : 何を語り継ごうとしたのか
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書誌事項
平家物語転読 : 何を語り継ごうとしたのか
(古典ルネッサンス)
笠間書院, 2006.4
- タイトル読み
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ヘイケ モノガタリ テンドク : ナニ オ カタリツゴウ ト シタ ノカ
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注記
「国文学研究資料館・連続講演」(2004年9月-2005年1月までの月1回講演) をまとめたもの
『平家物語』関連歴史年表: p281-284
参考文献: p288
内容説明・目次
内容説明
全12巻のエッセンスを本書一冊で読む。それが、転読!女性の祈りとともに、いくさの物語が閉じられる平家物語は、何を語り継ごうとしたのか。巻一から巻十二まで、ポイントを丁寧に読みながら、面白さを語り伝える。
目次
- 第1章 乱世を生み出す心—鹿の谷事件(盛者必衰—物語の冒頭;物語の隠蔽—清盛出家の虚構性 ほか)
- 第2章 人間の描出—以仁王事件(発端—以仁王の本心;武勇の誉れ—物語の最初の合戦場面 ほか)
- 第3章 それぞれの生—都落ちのドラマ(落ち行く者と残る者;夫婦の別れ—維盛の都落ち ほか)
- 第4章 戦いの現実—一の谷合戦の酷(東国武士の功名心—開戦の端緒;奇襲・だまし討ち—坂落とし ほか)
- 第5章 終局と残映—語りつがれたもの(伝わった言葉—今わの時のたわぶれごと;生への執着—生き残った宗盛 ほか)
「BOOKデータベース」 より