身体の社会学のブレークスルー : 差異の政治から普遍性の政治へ
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身体の社会学のブレークスルー : 差異の政治から普遍性の政治へ
生活書院, 2007.7
- タイトル読み
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シンタイ ノ シャカイガク ノ ブレークスルー : サイ ノ セイジ カラ フヘンセイ ノ セイジ エ
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注記
博士論文 (神戸大学, 2006年) に修正を加え, 完成させたもの
文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
身体=人間の普遍性を発見し、語るために。身によって人間が区別され、それにより引き起こされる社会関係とはどのような事象か。フーコー、ドゥルーズ、ターナーらの思考やフェミニズム、障害学・障害者運動を手がかりに、現実の社会に影響を与えうる“身体の社会学”の構築を志向し、現実にある課題を打ち開く(ブレークスルー)ことを目指す。“身体の社会学”を基軸にした、差異と排除を超えるあらたな社会理論の試行へ。
目次
- 第1部 身体と社会(身体の社会学—身体の被制約性と能動性をめぐる問い)
- 第2部 人間を分ける身体(障害者/健常者カテゴリーの不安定化にむけて—「生物学的基盤主義」とアイデンティティ・ポリティックスへの問い;障害者とポスト近代社会のバイオ・ポリティックス;障害者の自立生活にみる「生存の技法」)
- 第3部 人間をつなぐ身体(「境界侵犯する身体」—身体のエージェンシーについての試論;普遍性の構築—身体の「傷つきやすさ」を起点として)
「BOOKデータベース」 より