イスタンブール : 思い出とこの町
著者
書誌事項
イスタンブール : 思い出とこの町
藤原書店, 2007.7
- タイトル別名
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İstanbul : hatıralar ve șehir
- タイトル読み
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イスタンブール : オモイデ ト コノ マチ
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注記
トルコ関連年表: p474-481
原著(Yapı Kredi Kültür Sanat Yayıncılık Ticaret ve Sanayi , c2003)の翻訳
内容説明・目次
内容説明
「わたしは一九五二年の六月七日、真夜中少し過ぎに、イスタンブールのモーダにある小さな個人病院で生まれた」—画家を目指していた二十二歳までの“自伝”を経糸に、フロベール、ネルヴァル、ゴーチエら西洋の文豪とトルコの四人の作家が描いたこの町の姿を自在に引用しながら、喪われたオスマン・トルコの栄華と自らの過去を織り合わせつつ、胸苦しくも懐かしい「憂愁」そのものとしてのこの町を見事に描く。町を撮らせたら右に出る者のない、トルコを代表する写真家アラ・ギュレルの作品を中心に写真二〇九枚を収録。
目次
- もう一人のオルハン
- 暗い博物館風の家の写真
- “わたし”
- 崩壊したパシャの屋敷の悲哀—通りを吟味する
- モノクローム
- ボスフォラス海峡の発見
- メリングのボスフォラス海峡の光景
- 母と父とがいなくなったこと
- もうひとつの家—ジハンギル
- ヒュズン、メランコリ、悲しみ〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より