美女とは何か : 日中美人の文化史

書誌事項

美女とは何か : 日中美人の文化史

張競 [著]

(角川文庫, 14818 . 角川ソフィア文庫||カドカワ ソフィア ブンコ ; 355)

角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2007.8

タイトル別名

美女とは何か : 日中美人の文化史

タイトル読み

ビジョ トワ ナニカ : ニッチュウ ビジン ノ ブンカシ

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注記

参考文献: p398-399

2001年に晶文社から刊行されたものを一部編集して文庫化したもの

内容説明・目次

内容説明

楊貴妃は豊満が美しいとされた唐代の美女の典型だった。剃り落とした眉にお歯黒が江戸の美女なら、同時代の清王朝では纏足が美人の条件だった。なにを美しいと感じ、醜いとするか、美人という基準は時代や文化によって違い、多くの謎を含んでいる。文学や絵画に描かれた美女のイメージ、化けて出る美女という異文化に共通する要素の不思議など、比較文化の視点から日中美人像の移り変わりを追い、「美女という幻想」に迫る。

目次

  • プロローグ 美女とは何か
  • 第1章 好まれた美貌
  • 第2章 恐れられた美女
  • 第3章 図像の修辞法
  • 第4章 作り出された美貌
  • 第5章 漢詩文のなかの美人、和文のなかの美人
  • 第6章 審美観の交響
  • 第7章 江戸文化のフィルター
  • 第8章 ナオミが誕生するまで
  • エピローグ 美貌のゆくえ

「BOOKデータベース」 より

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