書誌事項

存在と無 : 現象学的存在論の試み

ジャン=ポール・サルトル著 ; 松浪信三郎訳

(ちくま学芸文庫, [サ-11-2]-[サ-11-4])

筑摩書房, 2007.11-2008.1

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タイトル別名

L'être et le néant : essai d'ontologie phénoménologique

タイトル読み

ソンザイ ト ム : ゲンショウガクテキ ソンザイロン ノ ココロミ

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注記

1999年 人文書院刊「存在と無」を底本とし、「サルトル全集」版「存在と無」を適宜参照したもの

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784480091062

内容説明

人間の意識の在り方(実存)を精緻に分析し、存在と無の弁証法を問い究めた、サルトルの哲学的主著。根源的な選択を見出すための実存的精神分析、人間の絶対的自由の提唱など、世界に与えた影響は計り知れない。フッサールの現象学的方法とハイデッガーの現存在分析のアプローチに依りながら、ヘーゲルの「即自」と「対自」を、事物の存在と意識の存在と解釈し、実存を捉える。20世紀フランス哲学の古典として、また、さまざまな現代思想の源流とも位置づけられる不朽の名著。1巻は、「即自」と「対自」が峻別される緒論から、「対自」としての意識の基本的在り方が論じられる第二部までを収録。

目次

  • 緒論 存在の探求
  • 第1部 無の問題(否定の起源;自己欺瞞)
  • 第2部 対自存在(対自の直接的構造;時間性;超越)
巻冊次

2 ISBN 9784480091079

内容説明

人間の意識の在り方(実存)を精緻に分析し、存在と無の弁証法を問い究めた、サルトルの哲学的主著。フッサールの現象学的方法とハイデッガーの現存在分析のアプローチに依りながら、ヘーゲルの「即自」と「対自」を、事物の存在と意識の存在と解釈し、実存を捉える。20世紀フランス哲学の古典として、また、さまざまな現代思想の源流とも位置づけられる不朽の名著。2巻は、第三部「対他存在」を収録。他者の存在をめぐって、私と他者との相剋関係を論じた「まなざし」論をはじめ、愛、言語、無関心、欲望、憎悪、マゾヒズム、サディズムなど、他者との具体的な諸問題を論じる。

目次

第3部 対他存在(他者の存在;身体;他者との具体的な諸関係)
巻冊次

3 ISBN 9784480091086

内容説明

人間の意識の在り方(実存)を精緻に分析し、存在と無の弁証法を問い究めた、サルトルの哲学的主著。フッサールの現象学的方法とハイデッガーの現存在分析のアプローチに依りながら、ヘーゲルの「即自」と「対自」を、事物の存在と意識の存在と解釈し、実存を捉える。20世紀フランス哲学の古典として、また、さまざまな現代思想の源流とも位置づけられる不朽の名著。3巻は、第四部「持つ」「為す」「ある」を収録。この三つの基本的カテゴリーとの関連で人間の行動を分析。人間の絶対的自由を提唱する「自由と状況」論や、独自の実存的精神分析の構想などが展開される。

目次

第4部 「持つ」「為す」「ある」(「ある」と「為す」—自由;「為す」と「持つ」)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA83719191
  • ISBN
    • 9784480091062
    • 9784480091079
    • 9784480091086
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    fre
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    3冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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