中世の覚醒 : アリストテレス再発見から知の革命へ

書誌事項

中世の覚醒 : アリストテレス再発見から知の革命へ

リチャード・E.ルーベンスタイン著 ; 小沢千重子訳

紀伊國屋書店, 2008.3

タイトル別名

Aristotle's children : how Christians, Muslims, and Jews rediscovered ancient wisdom and illuminated the Dark Ages

タイトル読み

チュウセイ ノ カクセイ : アリストテレス サイハッケン カラ チ ノ カクメイ エ

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注記

参考文献: p485-496

内容説明・目次

内容説明

12世紀、イスラーム世界で受け継がれてきたアリストテレスの著作がキリスト教徒に再発見される—合理的な思考様式を備え従来の世界観を覆すその思想は、キリスト教世界に大きな衝撃を与え、信仰と理性、正統と異端をめぐって、教会と大学を論争の嵐に巻き込んでゆく。神は理性で説明できるのか?宗教と科学の調和はどこまで可能なのか?「アリストテレス革命」とも呼ぶべき、中世ヨーロッパの知の覚醒を鮮やかに描く西欧精神史。

目次

  • 序章 中世のスター・ゲート—西ヨーロッパの覚醒
  • 第1章 「知恵者たちの師」—アリストテレスの再発見
  • 第2章 「レディ・フィロソフィー」の殺人—古代の知恵はいかにして失われ、ふたたび見出されたか
  • 第3章 「彼の本には翼が生えている」—ピエール・アベラールと理性の復権
  • 第4章 「そなたを打ち殺す者は祝福されるだろう」—アリストテレスと異端
  • 第5章 「ほら、ほら、犬が吠えている」—アリストテレスとパリ大学の教師たち
  • 第6章 「この人物が知解する」—パリ大学における大論争
  • 第7章 「オッカムの剃刀」—信仰と理性の分離
  • 第8章 「もはや神が天球を動かす必要はない」—アリストテレスと現代の世界

「BOOKデータベース」 より

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