金属錯体の現代物性化学
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金属錯体の現代物性化学
(錯体化学会選書, 3)
三共出版, 2008.10
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キンゾク サクタイ ノ ゲンダイ ブッセイ カガク
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金属錯体の現代物性化学
2008.10.
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金属錯体の現代物性化学
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注記
引用文献: 各章末
その他の著者: 網代芳民, 有馬孝尚, 井上克也, 大越慎一, 大塩寛紀, 大場正昭, 岡本博, 加藤礼三, 菊池彦光, 北川宏, 小林昭子, 小林厚志, 小林速男, 志賀拓也, 高石慎也, 竹谷純一, 坪山明, 中村貴義, 長谷川美貴, 速水真也, 宮坂等, 守友浩, 山田鉄兵
内容説明・目次
内容説明
金属錯体は磁性や光物性、伝導性など固体物性の宝庫である。本書は最初に配位子場理論と金属錯体の光学的性質を紹介し、2章ではこれらの磁気的性質を具体的な例を豊富に紹介しながら解説。3章では伝導性の金属錯体について歴史も含めて詳しく解説し、4章では金属錯体の特徴でもある多重機能性に関して具体的な例を挙げながら解説。終わりにつけた付録では、SI単位系とCGS単位系について解説した後、これらの単位系の間の換算についてまとめている。
目次
- 1章 配位子場理論と金属錯体の光学的性質(配位子場理論;金属イオン間磁気相互作用と光学遷移;ランタニド化合物の構造制御と光機能特性)
- 2章 遷移金属錯体の磁気的性質(遷移金属錯体における磁性の基礎;低次元磁性体;単分子磁石の化学;単一次元鎖磁石と単分子磁石ネットワーク;スピンクロスオーバー錯体)
- 3章 遷移金属錯体の伝導物性(部分酸化型一次元白金錯体;電子軌道の多様性と金属錯体分子性導体;単一分子種からなる金属結晶)
- 4章 多重機能性の最前線(強相関一次元遷移金属化合物の巨大非線形光学応答と超高速光誘起相転移;遷移金属錯体の光誘起相転移;光磁性現象と非線形磁気工学現象;キラル磁性錯体;電気磁気光学;電界効果トランジスタ;有機ELデバイスとリン光性偏移金属錯体;逆Psierls相転移を示すナノワイヤー金属錯体;白金混合原子価錯体のクロスオーバー領域に現れる特異な電荷整列;プロトン伝導性金属錯体;電子−イオン(プロトン)混合伝導性錯体;磁気におけるSI単位系とCGs単位系)
「BOOKデータベース」 より