引き裂かれた祝祭

書誌事項

引き裂かれた祝祭

貝澤哉著

論創社, 2008.10

タイトル別名

引き裂かれた祝祭 : バフチン・ナボコフ・ロシア文化

引き裂かれた祝祭 : バフチンナボコフロシア文化

タイトル読み

ヒキサカレタ シュクサイ

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内容説明・目次

内容説明

バフチンの「ポリフォニー」、「カーニヴァル」といった概念、スターリン体制によって切断されたロシア・アヴァンギャルドと「銀の時代」の歴史的な連続性、ナボコフと「亡命」という見取り図。文学と芸術という文化の背景に潜む思想をあざやかに暴き出す。

目次

  • 第1部 身体・声・笑い—ロシア文化のなかのバフチン(引き裂かれた祝祭—バフチンのカーニヴァルにおける無意識、時間、存在;現代ロシアにおけるバフチン—ポストモダニズムと文化研究のなかで;身体、声、笑い—ロシア宗教思想とバフチンの否定神学的人格論 ほか)
  • 第2部 複数性の帝国—近現代ロシア文化史を読み直す(ロシア文化史の新しい見方—A・エトキント、B・グロイスの文化史研究を中心に;消去された自然—ロシア文化のディスクールにおける欲望と権力;「何もない空虚のなかで…」—近代ロシアにおける「音」の支配 ほか)
  • 第3部 暗闇と視覚イメージ—ナボコフについて(ナボコフのロシア;ナボコフあるいは物語られた「亡命」;虚構の共同体—ナボコフ『ロシア美人』 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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