書誌事項

箱型 (ボックス) カメラ

ギュンター・グラス著 ; 藤川芳朗訳

集英社, 2009.11

タイトル別名

Die Box : Dunkelkammer-geschichten

箱型カメラ

タイトル読み

ボックス カメラ

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内容説明・目次

内容説明

前作、衝撃の自伝『玉ねぎの皮をむきながら』でナチスの武装親衛隊員だった過去を打ち明けたグラス。今度は自らの素顔—離婚劇と私生活—を赤裸々に告白した。終戦、冷戦、東西分裂、ベルリンの壁崩壊、再統一という第二次大戦後の時代の荒波の中、作家として旺盛に執筆、また真摯に政治的発言をしていたグラスは、一方、家庭では、一人の男として、夫、父親として、のっぴきならない多くの問題を抱えながら生きてきた。二人の妻、二人の愛人、八人の子ども…。箱型カメラのレンズを通して、作家グラスの凄絶な後半生と封印されてきた真実の姿が明らかになる。前作に続く、驚愕の告白を内包した、自伝第二弾。ヨーロッパを再び騒然とさせた、ノーベル文学賞作家の問題作、待望の刊行。

目次

  • 取り残されて
  • フラッシュは使わずに
  • 奇跡によって
  • しっちゃかめっちゃか
  • 願い事を唱えてごらん
  • 後ろ向きに
  • スナップショット
  • 非行
  • 高い空の上から

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB00375955
  • ISBN
    • 9784087734690
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    ger
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    269p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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