近松再発見 : 華やぎと哀しみ
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近松再発見 : 華やぎと哀しみ
和泉書院, 2010.11
- タイトル読み
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チカマツ サイハッケン : ハナヤギ ト カナシミ
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内容説明・目次
内容説明
「金子一高日記」を初めとする近年相次いだ重要資料の出現に伴い、作者近松のイメージは遥かに豊かなものになりつつある。本書はこうした研究状況を踏まえ、日本演劇に画期的な豊饒をもたらし、世界の古典といわれる近松の人となりと作品の魅力を、『浄瑠璃御前物語』から今日の文楽・歌舞伎までを視座に収めて、今一度、問い直そうとするものである。神戸女子大学古典芸能研究センターによる特別連続講座と公開シンポジウム「華やぎと哀しみ—近松再発見」の成果を中心に据え、関連論考を新たに求めて編纂した。
目次
- 近松はわれらの同時代人か—安田雅弘の「傾城反魂香」について
- パネルディスカッション「近松・その創造空間」
- 近世道頓堀芝居事情—近松・義太夫・出雲
- 近松と万太夫
- 近松の人となりと作品
- 近松と浄瑠璃—正根なき木偶のわざ
- 近松と歌舞伎
- 近松と謡文化
- 近松と文楽
- 近松と絵画〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より