パスカルの宗教哲学 : 『パンセ』における合理的信仰の分析
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書誌事項
パスカルの宗教哲学 : 『パンセ』における合理的信仰の分析
知泉書館, 2012.9
- タイトル別名
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Philosophie religieuse de Pascal
パスカルの宗教哲学 : パンセにおける合理的信仰の分析
- タイトル読み
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パスカル ノ シュウキョウ テツガク : 『パンセ』 ニオケル ゴウリテキ シンコウ ノ ブンセキ
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注記
欧文タイトルは欧文要旨による
内容説明・目次
内容説明
ブレーズ・パスカル(1623‐62)は、キリスト教の真実性を示すため、人間の複雑な現実に対する精密な観察と分析に基づく人間学研究から出発して、哲学者の諸説や教説などを吟味した結果、キリスト教の教えに唯一の合理性があることを証明した。「人間の偉大と悲惨」という人間を覆う背反性を、キリスト教の創造論と原罪説が見事に説明しているのを発見する。本書は長年にわたる徹底的な『パンセ』の哲学的解読により、科学者パスカルの精神の軌跡を多面的に明らかにして、パスカルの実存に迫る貴重な研究成果である。
目次
- 第1章 パスカルと哲学
- 第2章 神の存在証明
- 第3章 賭けの論証
- 第4章 人間存在と思惟
- 第5章 真の哲学と真の宗教
- 第6章 人間学の基礎としての原罪論—人間と自由意志(1)
- 第7章 「隠れたる神」と人間の認識—人間と自由意志(2)
「BOOKデータベース」 より