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再考ロシア・フォルマリズム : 言語・メディア・知覚

貝澤哉, 野中進, 中村唯史編著

せりか書房, 2012.9

タイトル別名

Возвращаясь к русскому формализму : язык, медиа, познание

再考ロシアフォルマリズム : 言語メディア知覚

ロシア・フォルマリズム : 再考 : 言語・メディア・知覚

タイトル読み

サイコウ ロシア・フォルマリズム : ゲンゴ・メディア・チカク

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注記

ロシア・フォルマリズム関連読書ガイド: 巻末pi-iv

内容説明・目次

内容説明

ロシア・フォルマリズムとは何だったのか?「構造主義の先駆」という通説から遠く離れ、新たなパースペクティブでこの画期的な運動の意義を書き換える。「文学理論の端緒」を歴史化する野心的な試み。

目次

  • 序 文学理論の世紀のあとで—ロシア・フォルマリズムを新たな視点から読み直すために
  • 第1部 甦る詩的言語論(詩的言語の現象学、あるいは、声と記号のあわいで—ユーリイ・トィニャーノフ『詩の言語の問題』をめぐって;声への想像力—ボリス・エイヘンバウムの詩論;ヤヌスの顔の詩的機能—ロマン・ヤコブソンの構造詩学の中のフォルマリズム)
  • 第2部 描き直される思想地図(超克、あるいは畏怖—歴史の中のフォルマリストたち;回帰する周縁—ロシア・フォルマリズムと「ドミナント」の変容;言語と世界構成—ロシア宗教ルネサンスの言語論とフォルマリズム)
  • 第3部 文学を越えるフォルマリズム(スターリン期映画のフォルマリスト的瞬間;幾何学的フォルムの可能性—ヴィクトル・シクロフスキイの場合;トィニャーノフと「歴史の危機」;詩とプロパガンダの意味論—トィニャーノフがいちばんやりたかったこと)

「BOOKデータベース」 より

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