巨大ウイルスと第4のドメイン : 生命進化論のパラダイムシフト
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巨大ウイルスと第4のドメイン : 生命進化論のパラダイムシフト
(ブルーバックス, B-1902)
講談社, 2015.2
- タイトル読み
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キョダイ ウイルス ト ダイ 4 ノ ドメイン : セイメイ シンカ ロン ノ パラダイム シフト
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参考文献: p209-215
内容説明・目次
内容説明
次々と発見される巨大ウイルスは、サイズが大きいだけでなく、多彩な遺伝子を持ち、細胞性生物に近い機能を備えているものもいる。これらの新発見により、「ウイルスは生物ではない」という定義が揺らぎ、巨大ウイルスは未知の生物グループ(ドメイン)ではないかという議論が湧き上がってきた。最先端のウイルス研究が「生物とは何か」をあらためて問い直す。
目次
- 第1章 超巨大ウイルスの発見(ミミウイルスの発見;そもそもウイルスとは何か;続々と発見される巨大ウイルス;パンドラウイルスとは何か;眠りから覚めた超巨大ウイルス)
- 第2章 第4のドメインとは何か(核細胞質性巨大DNAウイルス;生物の分類とrRNA遺伝子;3ドメイン説;第4のドメインと新たな提案;迷走する議論—ウイルスは生きている?生きていない?)
- 第3章 「生きている」とはどういうことか(生物とは何か、細胞とは何か;ウイルスが先か、細胞が先か;ウイルス工場とヴァイロセル;細胞核は生きている?;ミトコンドリアと葉緑体)
- 第4章 新しい初期生命進化論へ(細胞核と巨大DNAウイルスとの関係とは;巨大DNAウイルスと生物の進化;アンフォラ(壷)型ウイルスの進化・私案;巨大DNAウイルスが語りかけるもの)
「BOOKデータベース」 より