世界遺産熊野古道と紀伊山地の霊場 : 神々が宿る聖地
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世界遺産熊野古道と紀伊山地の霊場 : 神々が宿る聖地
ブックエンド, 2016.12
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セカイ イサン クマノ コドウ ト キイ サンチ ノ レイジョウ : カミガミ ガ ヤドル セイチ
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注記
その他の編著者: 岩槻邦男, 西村幸夫, 松浦晃一郎
内容説明・目次
内容説明
紀伊山地には、自然信仰、仏教、修験道を背景に形成された、吉野・大峯、高野山、熊野三山の三つの霊場があり、千年以上にわたって日本人の精神的・文化的発展に重要な役割を果たしてきました。この三霊場とそこへ至る参詣道は、「信仰の山」の伝統を良好に残す比類のない事例として、二〇〇四年に世界遺産に登録されました。以来、国内外から多くの人々が訪れるようになり、二〇一六年には、熊野参詣道の中辺路と大辺路、高野参詣道において追加登録が認められました。本書は、追加登録を記念して、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の歴史と概要、登録までの経緯、海外にも人気の高い熊野古道の魅力と、その景観や自然を守る地元の取り組みなどを紹介します。
目次
- 第1章 紀伊山地の歴史と世界遺産の概要(信仰の山、紀伊山地の歴史;世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産)
- 第2章 座談会—世界遺産熊野古道と紀伊山地の霊場 日本古来の自然観から世界平和へ
- 第3章 紀伊山地の自然と信仰(紀伊山地の自然と熊野古道;高野参詣の作法;吉野・大峯と熊野三山の結びつき;人はなぜ歩くのか)
- 第4章 熊野古道を守るために(熊野古道を取り巻く森林—文化的景観と森林管理;世界遺産の保全と地域の取り組み;熊野古道をめぐる議論—「顕著で普遍的な価値」と今後の論点)
「BOOKデータベース」 より