グローバル・ジハードのパラダイム : パリを襲ったテロの起源

書誌事項

グローバル・ジハードのパラダイム : パリを襲ったテロの起源

ジル・ケペル, アントワーヌ・ジャルダン著 ; 義江真木子訳

新評論, 2017.9

タイトル別名

Terreur dans l'Hexagone : genèse du djihad français

グローバルジハードのパラダイム

タイトル読み

グローバル ジハード ノ パラダイム : パリ オ オソッタ テロ ノ キゲン

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注記

(Gallimard, c2015)の日本語訳

内容説明・目次

内容説明

本書は、イスラム主義の過激な派生現象としてのジハーディズムと、移民とその子孫が構成する「フランスのイスラム教」とに焦点をあて、パリを襲ったテロの「起源」を描き出す。ヨーロッパ市民として育った若いイスラム教徒や改宗者が、家族環境、社会・経済・政治状況に方向づけられつつ、「アルカイダ後のジハード」の遂行者に変貌するプロセスのケーススタディである。ウェブ時代にあってイデオロギーの拡散に国境はない。日本人犠牲者も出た。本書を通じて浮かび上がるグローバル・ジハードのパラダイムは、ジハーディズムの今後の変転と世界の根本課題を再点検する上で、重要な示唆となろう。エマニュエル・トッド『シャルリとは誰か?』への批判的論考を含む注目作。

目次

  • プロローグ 「ブールの行進」から「『シャルリー・エブド』襲撃」と「バタクラン襲撃」へ
  • 1 潜伏期—クリシーの暴動からサルコジ時代へ(二〇〇五年〜一二年)(二〇〇五年、転換期の始まり;「イスラム教徒の票」から「イスラム教徒票」へ;メラ事件とコンテクスト)
  • 2 噴出期—オランド大統領誕生から「『シャルリー・エブド』襲撃」「バタクラン襲撃」へ(二〇一二〜一五年)(フランスのジハード、シリアのジハード;イスラム教徒票の逆転;#シャルリークリバリ(#CharlieCoulibaly))
  • エピローグ 「カラシニコフ」と「カール・マルテル」の間に

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB24370129
  • ISBN
    • 9784794810731
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    fre
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    438p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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