スコットランド啓蒙における商業社会の理念
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書誌事項
スコットランド啓蒙における商業社会の理念
(Minerva人文・社会科学叢書, 220)
ミネルヴァ書房, 2017.9
- タイトル別名
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The idea of commercial society in the Scottish enlightenment
- タイトル読み
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スコットランド ケイモウ ニオケル ショウギョウ シャカイ ノ リネン
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注記
監訳: 田中秀夫
参照文献: p267-304
内容説明・目次
内容説明
本書は、アダム・スミス『国富論』が描写した「商業社会」の理念が、スコットランド啓蒙思想家に共通の理念であったことを詳細に描き出すものである。啓蒙と商業が不可分の関係にあり、富と自由をもたらすとしても、繁栄の陰に生じる貧困をいかに解決するか、政治と徳の次元における腐敗の可能性にいかに対処すべきかといった問題に対する、スコットランド啓蒙思想家の根源的な取り組みを浮かび上がらせている。それは市場社会に生きる我々現代人が顧みるべき遺産である。
目次
- 第1章 スコットランド・改良・啓蒙
- 第2章 商業・段階・社会の自然史
- 第3章 繁栄と貧困
- 第4章 市場、法、および政治
- 第5章 自由と商業の徳
- 第6章 商業の危険
- 第7章 商業社会の理念
「BOOKデータベース」 より