書誌事項

天皇と芸能

渡部泰明 [ほか著]

(講談社学術文庫, [2490] . 天皇の歴史||テンノウ ノ レキシ ; 10)

講談社, 2018.9

タイトル読み

テンノウ ト ゲイノウ

大学図書館所蔵 件 / 164

この図書・雑誌をさがす

注記

2011年11月講談社より刊行された単行本の文庫化

シリーズ番号はブックジャケットによる

その他の著者: 阿部泰郎, 鈴木健一, 松澤克行

参考文献: p335-350

年表: p351-368

内容説明・目次

内容説明

天皇の権威は、“芸能”によって確立した。『古今和歌集』などの勅撰和歌集は、なぜ二十一代も編纂され、和歌の伝統は戦乱の世をいかに乗り越えたのか。琵琶の後鳥羽天皇、今様の後白河天皇など、「声わざ」と管絃に生きた「芸能王」の系譜とは。立花の後水尾天皇や、茶の湯の後西天皇など、諸芸を愛好し学問に励んだ天皇の姿に、日本文化史の深層を探る。

目次

  • 第1部 天皇と和歌—勅撰和歌集の時代(王朝和歌の成立;中世和歌の展開)
  • 第2部 芸能王の系譜(芸能王の登場—声わざの帝王・後白河院;芸能王の確立—琵琶の帝王・後鳥羽院;両統迭立のなかの芸能—後深草院と後醍醐天皇)
  • 第3部 近世の天皇と和歌(宮廷歌壇の充実;後水尾院をとりまく人々;歌壇の存続)
  • 第4部 近世の天皇と芸能(天皇と学問・和歌;天皇の茶の湯)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ