在日台湾人の戦後史 : 呉修竹回想録
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在日台湾人の戦後史 : 呉修竹回想録
彩流社, 2018.9
- タイトル読み
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ザイニチ タイワンジン ノ センゴシ : ゴ シュウチク カイソウロク
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内容説明・目次
内容説明
在日華僑社会の戦後政治運動の核心を証言!戦後、在日華僑は日本、中国、台湾の揺れる国際関係のなかで、板挟みの困難な立場に立たされてきた。大陸、台湾の出身わ問わず、北京か台湾かのいずれかの支持を求められる状態は、イデオロギーだけでなく、様々なファクターで華僑社会の“分断”を働きかけた。それにも拘わらず、未来への可能性を求めて活動し、ナショナル・アイデンティティを求めた在日台湾人にとって、国民党も中国共産党も“儚い夢”と化してしまった…。戦後の日・中・台の歴史的関係を映す貴重な手がかり。
目次
- 第1部 呉修竹回想録(出自と学校生活;台湾学生連盟から華僑総会へ(一九四五〜一九四七);「波瀾の歳月」に向けて(一九四七〜一九五一) ほか)
- 第2部 呉修竹著作集(執筆年順)(呉修竹「“学び方”の問題—文科の学生に與ふ(一)(二)」;呉修竹「べら棒な華僑への税金」;呉修竹「対日講和と中国の立場」 ほか)
- 第3部 呉修竹翻訳集(呉修竹訳「中国共産党中央委員劉少奇の『国際主義と民族主義を論ず』—毛澤東はチトー化するか」;姚立民作 宏文訳「ある鼎談の記録」(原題「炉辺夜話『蒋総統秘録』」);魯冰山作 宏文訳「諷刺小説 孝子」 ほか)
「BOOKデータベース」 より