万葉集の発明 : 国民国家と文化装置としての古典
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万葉集の発明 : 国民国家と文化装置としての古典
新曜社, 2019.5
- : 新装版
- タイトル別名
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The invention of Man'yōshū
- タイトル読み
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マンヨウシュウ ノ ハツメイ : コクミン コッカ ト ブンカ ソウチ トシテノ コテン
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注記
再刊のあとがき: p350-351
内容説明・目次
内容説明
『万葉集』はいかにして「国書」の王座についたか?“天皇から庶民まで”が参加し、“日本民族の原郷”といわれる『万葉集』。しかしこの歌集が「古典」となったのは、国民国家の成立を補強するためであった。新元号で脚光をあびる「万葉集」について画期的事実を解明した書。緊急重版。
目次
- 第1章 天皇から庶民まで—『万葉集』の国民歌集化をめぐる問題系(国民歌集の構造;子規の再発見という通念;金属活字版『万葉集』の出現;一八九〇年という画期;国民の全一性の表象)
- 第2章 千年と百年—和歌の詩歌化と国民化(国民歌集の前史;『新体詩抄』と和歌改良論;国文学と国民文学;子規のスタンス;国民歌集と国民教育)
- 第3章 民族の原郷—国民歌集の刷新と普及(民謡の発明;万葉びとの創成;異端者伊藤左千夫;教育者の聖典—島木赤彦の万葉集1;伝統の発達—島木赤彦の万葉集2)
「BOOKデータベース」 より