予言文学の語る中世 : 聖徳太子未来記と野馬台詩
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予言文学の語る中世 : 聖徳太子未来記と野馬台詩
吉川弘文館, 2019.6
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ヨゲン ブンガク ノ カタル チュウセイ : ショウトク タイシ ミライキ ト ヤバダイシ
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内容説明・目次
内容説明
『聖徳太子未来記』『野馬台詩』など、古代から続く中世の予言書の一群は、太子信仰の展開とともに国家の命運を占うものとなっていく。アジア各地の事例にも触れ、時代ごとに姿を変える予言文学、未来記の真髄を語る。
目次
- 1 “聖徳太子未来記”の生成(“聖徳太子未来記”の世界—もうひとつの歴史叙述;中世の未来記と注釈;中世日本紀をめぐって—言説としての日本紀から未来記まで;“聖徳太子未来記”と聖徳太子伝研究;“聖徳太子未来記”とは何か)
- 2 『野馬台詩』をめぐる(未来記の射程;『野馬台詩』注釈・拾穂;『野馬台詩』とその物語を読む;未来記の変貌と再生—その後の『野馬台詩』;予言者・宝誌の変成—東アジアを括る)
- 3 “予言文学”の世界(「御記文」という名の未来記;“予言文学”の視界—過去と未来をつなぐ;災害と“予言文学”;占いと予言をめぐる断章;“予言文学”の世界、世界の“予言文学”)
- 『野馬台詩』注釈資料集
「BOOKデータベース」 より