イシスのヴェール : 自然概念の歴史をめぐるエッセー
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書誌事項
イシスのヴェール : 自然概念の歴史をめぐるエッセー
(叢書・ウニベルシタス, 1109)
法政大学出版局, 2020.1
- タイトル別名
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Le voile d'Isis : essai sur l'histoire de l'idée de nature
- タイトル読み
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イシス ノ ヴェール : シゼン ガイネン ノ レキシ オ メグル エッセー
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注記
参考文献について: 巻末p1-4
内容説明・目次
内容説明
「自然は隠れることを好む」。ヘラクレイトスの謎の箴言から、25世紀にわたる西洋世界の自然探究が始まる。慎しみ深く身を隠す女神の真の相貌をめぐって、古代哲学から中世の神秘主義、ルネサンス以降の機械論的世界観からゲーテ、ニーチェやハイデガー、そして現代科学にいたるまでの人間の知が繰り広げてきた思索の営みの物語。フーコーの信頼厚かったフランスの古典学者アド、初の邦訳。
目次
- 1 死のヴェール
- 2 自然のヴェール
- 3 「“自然”は隠れることを好む」
- 4 自然の秘密のヴェールを外す
- 5 プロメテウス的態度—技術による秘密の発見
- 6 オルフェウス的態度—言論、詩、芸術による秘密の発見
- 7 イシスのヴェール
- 8 自然の秘密から実存の神秘へ—畏怖と感嘆
「BOOKデータベース」 より