グローバル・ヒストリーとしての独仏戦争 : ビスマルク外交を海から捉えなおす
著者
書誌事項
グローバル・ヒストリーとしての独仏戦争 : ビスマルク外交を海から捉えなおす
(NHKブックス, 1267)
NHK出版, 2021.1
- タイトル別名
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グローバルヒストリーとしての独仏戦争 : ビスマルク外交を海から捉えなおす
- タイトル読み
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グローバル・ヒストリー トシテノ ドクフツ センソウ : ビスマルク ガイコウ オ ウミ カラ トラエナオス
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注記
参考文献一覧: p270-280
人名索引: p282-286
内容説明・目次
内容説明
一八七三年、ベルリンを訪れた岩倉具視らに対してビスマルクは「国際法などあてにならぬ、大国は無視できるのだから」と悔しさを吐露した。その背景には何があったのか—本書は、その直前、プロイセンが圧勝したと記憶されている“普仏戦争”の裏で、ビスマルクが遠く離れた米国に対し海軍力の不足を補うための交渉を仕掛け続けていたことを、史料をつないで読み解きながら明らかにしていく。明治政府を巻き込む地球規模の戦いとなった「独仏戦争」の知られざる一面を明らかにした、新発見の近代史!
目次
- 第1章 普仏対立へ—ルクセンブルクをめぐる戦争の危機
- 第2章 米国への打診
- 第3章 独仏開戦とフランス海軍への対応
- 第4章 北ドイツ沿岸の戦況
- 第5章 極東への影響
- 第6章 パリ宣言への幻滅とフランスへの反撃
- 終章 海からみたビスマルク外交
「BOOKデータベース」 より