書誌事項

全訳男色大鑑

[井原西鶴作] ; 染谷智幸, 畑中千晶編 ; 河合眞澄 [ほか] 執筆

文学通信, 2019.10

  • 歌舞伎若衆編

タイトル別名

男色大鑑 : 全訳

タイトル読み

ゼンヤク ナンショク オオカガミ

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注記

そのほかの執筆者: 佐藤智子, 杉本紀子, 染谷智幸 [ほか]

内容説明・目次

内容説明

若衆(江戸のジャ○ーズJr.)推しの尊みが過ぎる。さまざまな愛の形をお楽しみ下さい。

目次

  • 涙の種は紙見世—ラブストーリーは突然に
  • 命乞ひは三津寺の八幡—白梅の蕾のような若衆が、命と引き換えに示した真の情けとは
  • 思ひの焼付は火打石売り—どんな客でも手玉に取る最強若衆、創作に打ち込むファンを葬り去る
  • 江戸から尋ねて俄坊主—恋も情けも葬り去る美僧
  • 面影は乗掛の絵馬—姿は変われど変わらぬ思い
  • 情の大盃潰胆丸—今生の別れに一度だけでもあなたの情けの淵に溺れたい
  • 姿は連理の小桜—猛きもののふも迷う若衆美、時間よ止まれ
  • 言葉とがめは耳にかかる人様—俺の好きな役者をなじった無礼者は、一刀両断だ!
  • 忍びは男女の床違ひ—都随一の女方も驚く、寝殿造りの秘め事
  • 京へ見せいで残り多いもの—高家の美姫、死霊となって人気役者をとり殺す
  • 蛍も夜は勤めの尻—蛍のように身を焦がす…秘めた恋の行方は
  • 女方もすなる土佐日記—半弥はなぜ脇差を客に渡したのか 『歌舞伎若衆編』最大のミステリー
  • 袖も通さぬ形見の衣—衣装をすべて借金のかたに取られたら役者は死ぬしかない
  • 恨みの数を打つたり年竹—どんな乱暴者でもメロメロにする役者の媚態
  • 素人絵に悪や金釘—太夫の櫛より若衆の楊枝
  • 声に色ある化物の一ふし—京の涼み床は若・女こもごも悲喜こもごも
  • 別れにつらき沙室の鶏—とにかく目立ちたい! 愛情表現も派手な天狗若衆
  • 執念は箱入の男—色気づいた人形が愛する役者の名を呼んだ
  • 小山の関守—誰が何と言おうと、辰弥は最高だ!
  • 心を染めし香の図は誰—たとえ美女でも女は女 うっかり見たら目を洗え それが男の生きる道

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC05523911
  • ISBN
    • 9784909658043
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    245p, 図版 [7] p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
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