生老病死
著者
書誌事項
生老病死
KADOKAWA, 2021.5
- タイトル別名
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Living aging suffering dying
- タイトル読み
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ショウロウ ビョウシ
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内容説明・目次
内容説明
超少子高齢化がすすみ、新奇なモラルや価値観がひろがるデジタル社会。そんな文明の十字路に、突如として得体の知れない新型コロナの禍が襲ってきた。私たちはどこへ向かうのか。いま見直すべき「日本」とは何なのか。谷崎潤一郎、正岡子規、柳田國男、西田幾多郎、鈴木大拙からハイデガー、レヴィ=ストロース、カズオ・イシグロ等まで、先達の思想と足跡に解決の糸口をさぐる。生き恥をさらすか、晩節を汚すか—日本を代表する宗教研究者が、みずからの心身に向き合いつつ、「その時」へと向かう日々のなかで綴る、円熟のエッセイ。
目次
- 1(息をのむ 日野原さんの天晴れ;二つの散り際 私の中の違和感 ほか)
- 2(先祖への敬愛が生んだリズム;死んで葬られる地上のカミガミ ほか)
- 3(ハートでもスピリットでもなく;「こころ」と「心」二つの大河の流れ ほか)
- 4(水の流れと化す 美しい動き;羽生選手 マイケル そして能 ほか)
- 5(妥協を許さない二つの美意識;信仰に映る国際性と自己凝視 ほか)
- 6(「安楽死」による最期に思う;先祖たちがつみあげてきたこと ほか)
「BOOKデータベース」 より