書誌事項

ドストエフスキー黒い言葉

亀山郁夫著

(集英社新書, 1075F)

集英社, 2021.7

タイトル別名

ドストエフスキー : 黒い言葉

タイトル読み

ドストエフスキー クロイ コトバ

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注記

主要参考・引用文献一覧: p359-365

内容説明・目次

内容説明

ドストエフスキー生誕から二〇〇年目の二〇二一年、世界は新型コロナウイルスの感染拡大という誰も予想しなかったかたちで転換期を迎えている。激動の時代を生き、コレラ蔓延というパンデミックも経験した作家が鋭い直感と深い洞察から生み出した言葉には、今を生き抜くためのヒントが含まれているのではないか。資本主義の行方、暴力、信仰などについて残された言葉の数々は、予言のようにも響く。ドストエフスキー初心者にも、熟読者にも衝撃的な現代への提言。

目次

  • 金、または鋳造された自由
  • サディズム、または支配の欲求
  • 苦痛を愛する、または「二二が四は死のはじまり」
  • 他者の死を願望する
  • 疚しさ
  • 美が世界を救う
  • intermission 「神がなければ、すべては許される」
  • 「全世界が疫病の生贄となる運命にあった」
  • 夢想家、または「永遠のコキュ」
  • 不吉な道化たち
  • 神がかりと分身
  • 破壊者たち
  • 父殺し、または「平安だけがあらゆる偉大な力の…」

「BOOKデータベース」 より

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