新映画論 : ポストシネマ On post‐cinema
著者
書誌事項
新映画論 : ポストシネマ = On post‐cinema
(ゲンロン叢書, 010)
ゲンロン, 2022.2
- タイトル別名
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映画論 : 新 : ポストシネマ
- タイトル読み
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シンエイガロン : ポスト シネマ
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注記
電子批評誌「ゲンロン観光通信#8」(2016年1月)から「ゲンロンβ27」(2018年7月)に連載された「ポスト・シネマ・クリティーク」をもとに、大幅な加筆を施したもの
索引あり
内容説明・目次
内容説明
Netflix、TikTok、YouTube、Zoom…プラットフォームが林立し、あらゆる動画がフラットに流通する2020年代。実写とアニメ、現実とVR、リアルとフェイク、ヒトとモノ、視覚と触覚が混ざりあい、映画=シネマの歴史が書き換えられつつあるこの時代において、映像について語るとは何を意味するのだろうか?サイレント映画から「応援上映」まで1世紀を超えるシネマ史を渉猟し、映画以後の映画=ポストシネマの美学を大胆に切り拓く、まったく新しい映画論。作品分析多数。
目次
- はじめに—新たな映画の旅にむけて
- 第1部 変容する映画—カメラアイ・リアリティ・受容(カメラアイの変容—多視点的転回;リアリティの変容—ドキュメンタリー的なもののゆくえ;受容の変容—平面・クローズアップ・リズム)
- 第2部 絶滅に向かう映画—映画のポストヒューマン的転回(オブジェクト指向のイメージ文化—ヒト=観客なき世界;映画の多自然主義—ヒト=観客とモノ;「映画以後」の慣習と信仰—ポストシネフィリーの可能性)
- 第3部 新たな平面へ—幽霊化するイメージ環境(アニメーション的平面—「空洞化」するリアリティ;インターフェイス的平面—「表象」から遠く離れて;準‐客体たちの平面—インターフェイスとイメージの幽霊性)
- おわりに—ポストシネマのアナクロニズム
「BOOKデータベース」 より