アンネ・フランクはひとりじゃなかった : アムステルダムの小さな広場1933-1945

書誌事項

アンネ・フランクはひとりじゃなかった : アムステルダムの小さな広場1933-1945

リアン・フェルフーフェン [著] ; 水島治郎, 佐藤弘幸訳

みすず書房, 2022.6

タイトル別名

Anne Frank was niet alleen : het Merwedeplein, 1933-1945

アンネフランクはひとりじゃなかった : アムステルダムの小さな広場1933-1945

タイトル読み

アンネ・フランク ワ ヒトリ ジャ ナカッタ : アムステルダム ノ チイサナ ヒロバ 1933-1945

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注記

索引: 巻末pi-viii

参考文献・写真出典: 巻末pix-xvii

内容説明・目次

内容説明

ヒトラーが政権を掌握した1933年、アンネの母親エーディトは、母国ドイツからアムステルダムに家探しにやってきた。物語はここから始まる。ドイツは1940年にオランダを占領、そしてフランク一家が隠れ家に消えるのはその2年後だ。しかし潜伏までの約8年間、アンネは家の前のメルウェーデ広場を親友たちと「少女ギャング」よろしく闊歩し、小さな子供たちの世話をやき、隣人たちと豊かな時間を過ごしていた。一方、アンネの親友たちとその家族はどうなったか。外国に脱出する一家もあったが、大半は拘束され、収容所へ送られた。著者は、この広場でかつてくり広げられたユダヤ人住民の日常、祭り、迫害、密告、抵抗の一部始終を、元住民へのインタビューや史料の渉猟から再現する。大きな歴史を反映した、小さなコミュニティの物語だ。

目次

  • 1933 最初のドイツ系ユダヤ人住民
  • 1934 新しい生活
  • 1935 明暗こもごも
  • 1936 新たな隣人たち
  • 1937 休息のオアシス
  • 1938 募りゆく不安
  • 1939 迫りくる戦争
  • 1940 開戦の年
  • 1941 一斉検挙のはじまり
  • 1942 東方への移送
  • ユダヤ人住民狩り
  • 不安、飢餓、極寒
  • 「解放」

「BOOKデータベース」 より

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