ランケと近代歴史学の成立
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ランケと近代歴史学の成立
知泉書館, 2022.10
- タイトル読み
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ランケ ト キンダイ レキシガク ノ セイリツ
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注記
人名索引: 巻末p1-6
事項索引: 巻末p7-11
参考文献: 巻末p12-21
内容説明・目次
内容説明
ランケは神学と自然科学の狭間でどのような新しい歴史学を目指したのか。近代国家の形成に向かう歴史過程で、フランス革命や三月革命など押し寄せる自由の運動と向き合いながら、実践的な国家統治の可能性を求めて、彼は葛藤した。そこには現代の歴史家がグローバル化の中で担うべき課題に通じるものがある。今や経験ではなく、歴史に学ぶべき時代になった。歴史学の原点に立ち戻り、歴史する心、歴史叙述とは何かを考えるための格好の書である。
目次
- 序 研究の現状と本書のねらい
- 第1部 歴史家ランケの形成
- 第2部 史料収集と史料批判
- 第3部 近代歴史学と救済史観との区別
- 第4部 新しい歴史感覚—「個性」と「発展」
- 第5部 現実政治とランケ
- 第6部 ランケと歴史学研究の組織化
- 結語 ランケと近代歴史学
「BOOKデータベース」 より