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中国の都市の歴史的記憶 : 一九世紀後半〜二〇世紀前半の日本語表象

和田博文, 王志松, 高潔編

勉誠出版 (発売), 2022.9

タイトル別名

Historical memory of Chinese cities

中国の都市の歴史的記憶 : 一九世紀後半〜二〇世紀前半の日本語表象

中国の都市の歴史的記憶 : 一九世紀後半-二〇世紀前半の日本語表象

タイトル読み

チュウゴク ノ トシ ノ レキシテキ キオク : ジュウキュウセイキ コウハン ニジュッセイキ ゼンハン ノ ニホンゴ ヒョウショウ

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注記

主要参考文献: p341-345

日本人の中国都市体験関連年表 (1894-1945): p346-357

内容説明・目次

内容説明

近代日本の中国体験の研究はこれまで、戦争(上海事変・日中戦争)や事件、特定の都市(上海・大連)などを切り口として行われてきた。しかし中国の主要都市には、日本人が継続的に存在し、また仕事や観光で訪れている。それらの人々が執筆した、書籍や雑誌掲載記事は数多く存在する。一九世紀後半から二〇世紀前半にかけて、日本人は中国の都市やエリアでどのような異文化体験を積み重ね、自己や他者と向き合ってきたのか。日中共同研究により、日本語表象に映し出された中国の都市を多角的に検討し、近代日本の中国体験の全体像を浮き彫りにする。

目次

  • 1 日本近代の中国イメージの形成(日本の中国都市体験1894‐1945;座談会 中国の都市の記憶)
  • 2 日本語のレンズが捉えた中国北部(日本語表象と「北支」の地政学;旅順—帝国の“聖地” ほか)
  • 3 日本語のレンズが捉えた中国中部(日本語表象と「中支」の地政学;上海—俳句に謳われた異文化 ほか)
  • 4 日本語のレンズが捉えた中国南部(日本語表象と「南支」の地政学;厦門—はてしない路地の町 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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