道徳形而上学の基礎づけ
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書誌事項
道徳形而上学の基礎づけ
人文書院, 2022.12
- タイトル別名
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Grundlegung zur Metaphysik der Sitten
- タイトル読み
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ドウトク ケイジジョウガク ノ キソズケ
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注記
原著 (1785) の全訳
訳出の底本: Immanuel Kant, Grundlegung zur Metaphysik der Sitten, Mit einer Einleitung, herausgegeben von Bernd Kraft und Dieter Schönecker, Philosophische Bibliothek 519, Felix Meiner Verlag, Hamburg 1999
『基礎づけ』の研究文献: p220-221
内容説明・目次
内容説明
一見では納得しがたい命題と、印象的なフレーズ、数々の具体例で読む者を魅了する、いまなお倫理学の最重要書にして、カントによるカント入門。最新の研究を織り込み、未来の読解へと開かれた訳語を採用した、精緻な新訳がここに誕生。丁寧な訳注、詳細な索引を付す。関連する重要文書「啓蒙とは何か」も収録。
目次
- 第1章 ふつうの道徳的理性認識から哲学的な道徳的理性認識への移行
- 第2章 通俗的な道徳哲学から道徳の形而上学への移行(道徳性の最上原理としての意志の自律;道徳性の真正ならざる一切の原理の源泉としての意志の他律;他律が根本概念であると想定することに基づいて可能になる、道徳性のすべての諸原理の区分)
- 第3章 道徳の形而上学から純粋実践理性の批判への移行(自由の概念が意志の自律を解明するための鍵である;自由がすべての理性的存在のもっている意志の特性として前提されねばならない;道徳性の諸理念に結びついている関心について;なんらかの定言的命法がどのようにして可能なのか;すべての実践的哲学の極限的な限界について)
「BOOKデータベース」 より