源氏物語の舞台装置 : 平安朝文学と後宮
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源氏物語の舞台装置 : 平安朝文学と後宮
(歴史文化ライブラリー, 596)
[吉川弘文館], 2024.6
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ゲンジ モノガタリ ノ ブタイ ソウチ : ヘイアンチョウ ブンガク ト コウキュウ
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参考文献: p195-198
内容説明・目次
内容説明
弘徽殿・藤壺・梅壺など『源氏物語』で后妃たちが暮らす場所には、それぞれ意味があった。平安京内裏の「後宮殿舎」に着目し、多様な平安朝物語の記述と比較しながら、素材となった史実や物語に込めた作者の意図を探る。
目次
- 紫式部と内裏―プロローグ
- 平安時代の後宮(天皇と后妃の住まい;天皇と后妃の夫婦生活)
- 「殿」と呼ばれる建物(弘徽殿と常寧殿―悪役の住まい;承香殿―後宮第二位のキサキの住まい;麗景殿―転落するキサキの住まい;その他の殿―后妃の使用頻度の低い殿)
- 「舎」(壺)と呼ばれる建物(淑景舎(桐壺)―『源氏物語』主人公一族の拠点;飛香舎(藤壺)―ヒロインの住まい;凝華舎(梅壺)―劣勢に立つキサキの住まい;その他の舎―東宮に使用される空間)
- 後宮殿舎の役割―エピローグ
「BOOKデータベース」 より