霊的近代の興隆 : 霊術・民間精神療法
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書誌事項
霊的近代の興隆 : 霊術・民間精神療法
(吉永進一セレクション, 第1巻)
国書刊行会, 2024.12
- タイトル別名
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霊的近代の興隆 : 霊術民間精神療法
- タイトル読み
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レイテキ キンダイ ノ コウリュウ : レイジュツ ミンカン セイシン リョウホウ
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注記
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
内容説明・目次
内容説明
近代化された呪術とカルト的場。日本の精神療法の流行は、グローバル化の一端であった。欧米の思想界に渦巻く“精妙な流体”が太平洋を渡って日本に流れ込み、呪術の近代化が始まる。第4部には、知職人が集うカルト的場に関する論考を収める。宗教学の“余白”を彩る、斯界のニッチ産業!
目次
- 1 魅する電磁気流体と近代日本(「電気的」身体―精妙な流体概念について;動物磁気からサブリミナルへ―メスメリズムの思想史;呼吸法とオーラ―オカルト心身論の行方)
- 2 民間精神療法の諸相(霊と熱狂―日本スピリチュアリズム史序説;原坦山の心理学的禅―その思想と歴史的影響;精神の力―民間精神療法の思想;民間精神療法の心身=宇宙観)
- 3 田中守平と太霊道の時代(太霊と国家―太霊道における国家観の意味;太霊道と精神療法の変容―田中守平から桑田欣児へ)
- 4 大正期のカルト的場(大川周明、ポール・リシャール、ミラ・リシャール―ある邂逅;大正期大本教の宗教的場―出口王仁三郎、浅野和三郎、宗教的遍歴者たち)
「BOOKデータベース」 より